ノーテンキ娘と母の日々 - 勉強を通して

ノーテンキ娘と母の日々 - 勉強を通して

教育とか躾って



 教育っていうと、みんな連想するのは、英語のCDとか公文とからしい。
もう少し大きくなると、塾や家庭教師ね。
 躾っていうと、みんな連想するのは、わがままを叱るとか、箸の持ち方とか、そんなことらしい。
とにかくもかくにも、イヤなもの。 仕方ないもの。 でも、やらなきゃならないもの。
切ないなあ。 そんなもので満たされているのか。。娘の年代の日々は。。。

 そして、色々なブログを見ていて感じるのは、
       子供の教育にかかわっていると、みんな「ガマン」していること。

    親もガマン       子供もガマン

 つらいだろうなあ。って思う。
鬱が多いのも、不登校が増えるのも、そういう原因もあるかな。って思っちゃう。

 いやいや。そもそも。

    教育って そういうもの?
    躾って そういうもの?



 たとえば、
 まだ判断力の乏しい幼稚園の子に、

    「そんな道の端を歩いたら、車が危ないでしょっ!」

というのは、単に叱りとばしているだけ。

 こう言われると、子供って、
「お母さんは怒っているので、謝る。」としか考えない

 でもね、
「こういう、狭い道を歩くときは、
  道の真ん中を通るように気をつけると安全なんだよ。」
って言ってあげるじゃない?
 そうすると、子供は、
「狭い道は真ん中」ってルールを理解できる わけね。


 こういうのって教育論とかいうらしいけど、
     まあ難しいことはおいといて。

 基本はね。

   否定形で言わないこと。
   誘導するような、肯定形で教えてあげること。



 それから、ガマンするのはよくないと思うのよ。お母さんもね。
難しいことだけど、できるだけ楽しんじゃいましょう?

 働いているお母さんあたりだと、特に

    早く帰って、ご飯の用意 とか
    食べさせたら、早くお風呂 とか
    早く寝かせなきゃ   

なんて考えるでしょ?
かくいうワタシもそのクチでした。

 でもさ。子供って、結構たくましいんだよね。

 毎日じゃ、かなりまずいけど、

   一日くらい、一時間遅く寝ても、
   一日くらい、汗で寝ても、
   一日くらい、お味噌汁抜かしても、全然大丈夫。

 子供のわがまま。
ゆーーーーーっくり、付き合ってしまいましょう。


 娘が保育園のときのことだけど、 保育園の目の前の目の毒。。。コンビニ。。

 ある日のこと、その毒に娘がひっかかりました。
「ポケモンの××がほしーの。」
「買ってくれるまで、動かないっっ!」
娘のわがままが始まりました。

 その時点で、時間はちょっと遅目。
少し急いで御夕飯を始めたかったんだけど。。。まっっ、いーや。今日は付き合おう。

 娘に付き合っちゃいました。
「うん。じゃあ、すわろうか。」と、コンビニ前の石段にぺたん。

 「?!」 びっくりしたのは、娘の方でした。
  でも、自分で言い出した以上、仕方なく座る娘。

 そして目の前には、子供達を叱りとばしながら、過ぎ去っていくお母さん達の姿。。。
    ワタシも、ああだったんだな。と思わされました。。(失礼な言い方だけど)


 ゆっくり暮れていく夕日。 30分以上、ゆっくり過ごしてしまいました。

「そろそろ行こうか。」 とても穏やかな声で、娘から言い出しました。
「うん。行こうか。」とワタシ。

 娘のわがまま。。。本当はさみしかったんだろうな。

 わがままをぴしゃっと、遮るのは簡単なんだけど、
躾って、そういうことじゃないんだろうなあ。って、身にしみました。

 家事をするのは、子供や家族のためだけど、
   その場に応じて、何が本当に必要なのかを考えること。
     重要なのかもしれない。って、考えさせられました。

 子供の気持ちや、子供との時間を大事にするのも必要だと思うんです。

 いいや。今日は楽しんじゃえ!って子供と一緒に過ごすこと。
それが、一番のストレス解消だと思いますよ?





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