【なっとうツアー～古今東西スロ編～】（続編） | リコのスロット日記＋α

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2005年10月19日

リコ逮捕劇の後アパートにやってきた一行。（逮捕じゃないだろ）
今回旅に行くのにあたってＳちゃんの愛車を使うため、
とりあえずＰくんたちを部屋に通しておいて、リコたちだけＳちゃんの実家にその車を取りに行くコトになった。
普通ならここで「待っててもらう間どうしよう？」と悩むところだけど、この２人ならまず問題ナシ！
「うわ～、猛獣王あるよ～！」
「大花火だよ、懐かしィィ！」
言わずともリコたちの部屋に入るなり、スロ台に食いついてくれた。　(･∀･)ﾃﾍ
「じゃあ、ちょっとそれ打って待っててや！」
「全然いいよ、むしろ出すぎて旅行行けなくなったらゴメンよ！！」
「ゆっくり行って来て！うわぁ、どれから打とう！？」
目を輝かせるＰくんとＩ氏。（笑）
そんなワケで２人を部屋に残し、リコたちは急いでＳちゃんの実家へ。
ところが…ここでまた予想もしてなかった新たなる問題が勃発した！
「アンタの車の鍵、どこ探してもナイわよ」
「ウソだろ！？絶対あるって！」
今日車を取りに行くコトは実家に前持って言っておいたのだけれど、
実家に着くなりそこにはパジャマ姿のお母さんがＳちゃんの部屋で車の鍵を探しまくっていた。
「アンタどこ置いたの？」
「ここに置いたけど…なんでナイんだ！？」
Ｓちゃんの車を使ったのは、恐らく先月ダムに行った日が最後。（その話はまたいつか）（笑）
確かにその時Ｓちゃんが言った通りの場所に鍵を置いて、
リコの車でおうちに一緒に帰ったはずなんだけど…
「てか、俺の車どう見てもその後誰か動かしてるだろ！？斜めになってるに、あんな止め方俺しんに」
「それは邪魔だったからちょっと動かしたのよ」
「誰が？」
「お母さんが！」
「だったら…」
「ホントにアンタ、車の鍵どこ置いたのよ！？」
「エッ、だって最後に母ちゃんが動かしたって今言わなかった！？」
「お母さん、鍵知らんよ」
「じゃあ、どうやって動かしたんだよ！」　"ヽ( ﾟ∀ﾟ)ﾉ"
こんな非常事態だってのに、そのやり取りがおもしろくてリコちょっと笑っちゃったよ。
必死で探すＳちゃん、リコはどうしてイイかわからず玄関でオロオロ。
決してお母さんを責めたりはしないＳちゃんだけど、わぁわぁ言いながら部屋で鍵を探してる。
「盗まれたんじゃないのかー！？」
リコと一緒に玄関に立ってたお母さんが、その声を聞き…
「鍵だけ盗んでどうするよ」とＳちゃんに聞こえないような声でツッコミ。（笑）
「ですよね！」とリコもとりあえずここは相槌。
「お父さんにも聞いたんだけどね、お前の管理が悪いんだろって怒られちゃって。
　たぶんあたしがどっかやっちゃったと思うの、全然覚えてないのよー」
そうリコにだけ言って、Ｓちゃんのいる方を指差し、両手の人差し指で鬼のツノのポーズを取るお母さん。
なんかカワイイ。　(´∀`)
…って、和んでる場合じゃないわ！
「どうしよう、連れが待ってるだよ～俺の車で行く予定だったからサ」
散々探した結果見つからず、スペアキーもないため途方にくれる３人。
「じゃあお母さんの車貸してあげるから！」
「あんなちいこい軽で行ってどうするんだよぅ～」
「じゃあレンタカー借りてけば！？」
そのお母さんの案にリコも大賛成で、「そうだよ、レンタカー借りてけば！？」と後押し！
ちなみに時刻は夜の11時過ぎ。
「こんな時間にやってるワケねぇだろ～！」
「あ、そうなの？」「あ、やってないの？」
ボケてる女性陣にＳちゃん、大笑いでツッコんだ。

結局Ｓちゃんの愛車は諦め、重い足取りでアパートへと戻るコトとなった。
こうなったらもう謝って中止するか、Ｐくんの車で行ってくれないかと頼むしかないよ…
気が重いまま部屋のドアを開けた。
そこには、いまだボーナスを何も引けずどこか暗いムードの２人が。（爆）
よし、このまま２人を置いて逃げよう。（オイ）
渋々とＳちゃんが事情を話してみると…
「いいよ、じゃあ俺の車でも！だけどすげー燃費悪いから申し訳ナイけど」
今回の旅行はガス代含め交通費はみんなで折半。
Ｐくんの車はデカイ外車なため、燃費が超悪いんだとか。
「イイのか！？マジで、ゴメン！とりあえずお詫びにこの金でガソリンでも入れてくれ！」
予想もしない問題発生だったものの、Ｐくんのご好意により何とか行けるコトに！
Ｓちゃんの車で行く予定だったのに…申し訳ない。
「あ～良かった～、これで車ん中で寝て行ける～」
「オイ！！そういう作戦か！？」
そうと決まれば、支度を済ませて早く出よう！
「てか話変わるケド、ホントにこれ設定６？何も引かないケド？」
そんな２人の嘆きにリコとＳちゃんは声を揃えて…
「ここの６、全く出んだよ！！」
そう、リコんちのスロ台は全部リコ菌に侵されてるから６にすると出んだよ。（爆）
それでもリコたちが支度をしている間、
何とか猛獣王のオバケからサバチャンを引いたり、大花火でＢＩＧを引いたりして、
ある程度楽しんでくれた様子だった。
やっぱり旅の前だからみんなハイテンションだね！
途中何度か埼玉にいる友達ＡくんからＰくんの携帯に電話がかかって来たんだけど…
「お前ら今どこら辺？御殿場過ぎた？」
「ううん」
「日本平は？」
「いや」
「静岡市は…？」
「ま、まだかな」
「てか、どこにいんだよ！？」
沈黙の合間に、静かに響くバクチョウのウエイトタイマーの音。（爆）
「な…何やってんだよーぅ！？」
「こ、こ、これから出るよ！」
「早く出ろよぉ！！」　

そして…
なんだかんだで出発したのは、夜中の１時半。
運転席にはＰくん、助手席にＩ氏、後部座席にリコとＳちゃん。
一同が乗り込んだ車内は…
「眠いね…」
最初の頃のあの元気はどこへ行ったか！？、車内は…テンション激低。（汗）
もうリコたちも若くナイね。
夜更かしとかできない体になってきたよ。
「ほら、車ん中でスロ台のしりとりやるってはりきってただろ、Ｉ氏？」
「Ｉ氏…？」
シーーーン。
「もしもし？」
「ねっ、寝てない寝てない！俺起きてるよ！」　ヽ(`Д´)ノ
いやッ絶対寝てた、間違いなく寝てたぞ！！
眠気覚ましにと、Ｉ氏が前もって車の中でやろうと計画していたらしいスロットしりとりをするコトになった。
Ｉ氏「花火」
Ｐくん「ビーマックス」
リコ「スーパービンゴ」
Ｓちゃん「ゴ…ゴォォォ！？」
初っ端から行き詰ってるよ、オイ。（笑）
「ゴなんてつく台ないに」
「あるよ～！」
「ゴ、ゴ、ゴ…あぁッ、ＧＯＧＯジャグラー」
Ｓちゃんのその答えに…
「ラ？ラァーーーッ！？」
このしりとりが、なかなか難しい。

最初は割とスムーズに進んだんだけど、
だんだん知ってる機種が少なくなってきて、範囲が狭まってきた。
「イ」で始まるってのが何度もあったんだけど、
イレグイ・イーカップ・インターコンチ・インディジョーズ…が出た後、何も思い浮かばなくなったり、
「ツ」なんて、ツイストとツーペアーが出たっきり、思い浮かぶ台が見つからない！！
そんなせいか途中からしりとりと言うより…
「またツーー！？もうさすがにツないだろ！？」
「ツーー？？なんかあったっけかなぁ…」
「ツア、ツイ、ツエ…」
「まさかお前そうやってずっと探す気か！？」
みんなで考えましょうコーナーになっちゃってたよ。（汗）
「ツ」で行き詰まり、みんなで話し合った結果「もうナイだろう」というコトになり、
「調べてみる？」と、
リコが携帯のお気に入りサイト HAZUSE で、ツから始まる機種を探し出す始末。（爆）
カンニング竹山行為。（「竹山」はいらんだろ！）
「あ、まだあるよ！」
「何！？」
「う～ん、ヒント…魚」
「魚ぁ！？」
(･∀･(･∀･｀)？？
「わかんねぇ」
「なんかね、ある機能が搭載されてるんだけど…何も増えないの！かったるいヤツ、でもリコ結構好きだった」
「何ソレ、ＡＴ？ＣＴ！？」
「あぁ、俺わかった！魚ね、あったあった！」
「俺もわかった！」
「エェ、俺わかんねー！」
リコからの大したヒントもないものの、ＰくんとＩ氏は何かを思い出したよう。
「なんか…少年のヤツだに」
「俺エイりやん出したや」
「リコ、2000引いたコトあるに」
「はぁ～～！？」
みんなはわかるかのう？　ヽ(･∀･)/
ようやく思い出したＳちゃん。
「わかったぁ！わかったんだけど、名前が思い出せねぇ！そいつ、麦わら帽子かぶってるだろ！」
「そうそう！」
正解は…釣りキチ三平でした！
サンペイチャンスがＡＲだからすごいかったるいんだけど、
結構おもしろかったよね、リコ好きだったなぁ～
しりとりで出たいろんな台、言われてみれば思い出す台ばかりで、
思い出話に花が咲いた。
…が、しかし。
途中から進行に妨げが出始める。
みんな寝ていないせいか、考えてると必然的に眠くなってしまい、
おまけに他の人の番を待っている間もうたた寝してしまうのだ。　(´･ω･`)
このしりとりのためにひとりでシュミレーションまでしたと言い張ってたＩ氏が１番重症。
ちょっと放置しとおくと、まぶたが閉じる。
話しかけると、ものすごい勢いで「起きてるよ！」と過剰な主張をする。（爆）
だいぶ力が抜けてきた頃、一行は海老名のサービスエリアに到着した。
運転手のＰくんのコトも気がかりだし、ここで休憩しよう！
この時すでに時刻は明け方の４時。
この時間って、サービスエリアにいる人もみんな寝ぼけたような顔してるね。
リコなんか…「目ぇ開かんよぅ」、半分寝ぇってるよ。
車を降りる時脱いでいたブーツを履く元気がなく、
車にあったＰくんのサンダルを履かされ、眠い目をこすぎながらトイレに行ったら…
「プスゥー　プスゥー　プスゥー」
ヤダ、ちょっと何の音！？
立ち止まった瞬間、その音が聞こえなくなり、
気のせいかと手を洗いに歩いたら…
「プスゥー　プスゥー　プスゥー」
またトイレに響く変な音。
…ん？もしかしてリコォッ！？
なんと！！
Ｐくんに借りたサンダルがエアーの入ったヤツで、左足だけ踏むと空気がプスプス漏れるらしいコト発覚！
「プスゥー　プスゥー　プスゥー」
ちょっと何だよぅ、コレ超恥ずかしいじゃん！　(ﾉ∀`*)
案の定トイレから出てきた後みんなに笑われた。
「お前～歩きながら屁すんなよ～！」
「アハハハ」
「違うよ、コレ壊れてるだに！」
なんだかんだ言ったものの、旅行の間ずっと車をちょっと降りた時にこのサンダル愛用しまくってたよ。（笑）

パジャマを着た人までいた明け方のサービスエリアを出た後（さすがにパジャマはナイだろ！？）、
再び車に乗り込み、埼玉県へと走ったのだけど…
リコの記憶はこの辺りで止まっている。

＜つづく＞

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