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ユウ161

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2005.08.19
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冷静な男と情熱的な男のストーリを書いたユウ161です、皆様こんばんはm(__)m











冷静な彼は車を運転していた。




その日彼は、妹の誕生日という事もあり彼女とその下の弟を習い事先へと車で送って行った。


普段は彼も忙しくあまりそのような機会はないのだが、その日は妹弟2人を乗せ天神にある合気道の道場へと向かった。


夕方の7時前だったので彼は車のライトをつけて走行していた。


前の車の車体に反射するライトの光。


しかし、よく見ると左側のライトが点灯してないようだ。


彼はハンドルを右に切り、左のライトの光が反射するようにして、もぅ一度よく見てみた。


やはりライトはついていない。


彼は翌々日遠出の予定があったので今日・明日中にでも修理に行かなければと思いつつ2人を送っていった。






帰り道、彼は交差点で信号待ちをしていた。


しかし、2台ほど前の車が左折したいのであろうが、中々流れる車の列に入れずにいた。


彼は2度も信号が変わったのに位置は変わらないままに停車していた。


彼の後ろの車は我慢の限界にきたのか、けたたましくクラクションを数回鳴らした。


彼の前を左右に流れる車の列にも、『早く入れ』とクラクションを鳴らされながらやっとの事でその車は左折した。


白のコンパクトカーだった。若葉マークは無かったが明らかに初心者の運転といった感じだった。


しかし、その車が左折したところでまたしても信号が変わった。


彼はやれやれ、といった感じでため息をつき諦めきった表情で信号を待った。







信号は変わり青にはなったのだが、交差点は渋滞しており前の車はウインカーを出して道の左側に寄った。


彼は前の車をよけるようにして右側により右折をしようとした。


一車線の道路だったので彼はそろそろと徐行しながら右に寄った。


しかし、前方から情熱的な男がマウンテンバイクを片手押ししながら歩いて来たので彼はブレーキを踏み停車した。


情熱的な男は横断歩道まで行くのが面倒だったのだろう、横断歩道からはだいぶ外れて直進して来ていた。


なので、横断歩道から離れ彼の車の側まで来た。


ぎりぎり接触しない距離だったが進めばぶつかるので彼はブレーキを踏んだまま情熱的な男が通り過ぎるのを待った。


しかしその時、男は 情熱的な行動 に出た。





なんと、マウンテンバイクの前輪を急に右側に首振りしたのだ。


そして彼の車にマウンテンバイクの前輪をぶつけたのだ。




彼は情熱的な男とぶつからないように男の方を見ていたので、男が情熱的に自転車を首振りさせてた瞬間を見た。


そして 『やられた!』 と思った。








彼が故意に当てられ文句を言う前に男は彼に向かって情熱的な言葉を吐いた。


『貴様ぁ、何ぶつけようとかぁ!? あぁ、コラァ?』


彼は思った。 『当たり屋だ・・・。』 彼は以外に冷静だった。








情熱的な男は続けた。 『出て来んかぁ!』『警察呼ばんかぁ!』『何てくれとんのかぁ!』


情熱的なセリフは続いた。




が、彼は冷静に言った。 『ちょっと待って下さいよ、今出ますから。』


そう言って彼は後続車が自分の車を避けながら通れるだけのスペースがなんとかある事と、右側に信号待ちしてる車列が同じように避ければ通れる事を確認して車を降りた。




降りると情熱的な男はさらに情熱的に訴えた。


『チャリが パンク したやんけぇ!!』


この情熱的なセリフには彼もいささか冷静さを欠き驚いた。






(°д°;)ハァ!?

『チョット待テ!!』

『パ、パ、パ、パンクですと!?』

(°д°;)!?





この音もしないような接触で?

こっちは停車してて、そっちは徒歩なのに??

徒歩スピードでの接触でマウンテンバイクのタイヤが パンク??


ハァ!?(°д°;)!?








それまで冷静だった彼は、そう思って吹き出しそうになるのを必死にこらえた。


彼は自分に言い聞かせた。





Be Cool !!





しかし、彼はつっ込まずにはいられなかった。


『あの、方向転換されたのはそっちじゃないんですか?

仮にこっちが進んでたとしても、今のスピードでの接触でパンクなんてどうやったらなるんですか?』







一瞬、情熱的な男の情熱オーラが消えた。


が、何といっても情熱的な男である。


すぐさま情熱的なセリフを返してきた。


『な、何かぁ貴様!こっちは歩行者ぞ!謝らんかぁ!』

しかし、彼は明らかに情熱的な男がたかりにきてるとしかみなしてなかったし、彼にはピンッ!と来るものがあた。


『絶対に謝ってはいけない。』






なので彼はとりあえず警察を呼ぼうと車内に戻り携帯を片手に取った。


すると情熱的な男は気の利いたセリフも吐いた。


『おぃ、後ろの車が邪魔なっとるけんこっちに寄せて降りてこんかぁ!』


確かに、避けて通れるとはいえ、交通の妨げにはなってる位置に停車している。


しかし、彼は直感的に思った。


もし、車を動かして接触場所が曖昧になれば男は絶対に情熱的に語るはずだ。


『横断歩道を歩いていたらぶつけられた!!』





なので、彼は車を動かさなかった。


警察の指示があれば動かすつもりだったが、その際はかならず目印を道路に印すつもりだった。








男は情熱的に運転席の窓を叩きながら情熱的なセリフを尚も吐いていた。


しかし、彼はあくまで冷静に110番通報をしていた。


交差点名と角の目印になる建物名を挙げ、名前をつげていた。


が、男があまりにも情熱的に窓を叩くので彼は窓を開いて警察を呼んでる旨を伝えた。


すると、情熱的な男は先ほどとは全く矛盾した事を言い出した。








『本当に警察を呼んでいいとかぁ?面倒になるとぞぉ!今パンクした分の修理代を払っとけば済むとぞぉ!』


やはり、『たかり』だと彼は再確信した。


なので、彼は冷静に言い返した。


『今警察を呼んでるんですよ、あなたが先ほど呼ぶようにおっしゃったんで!』


そして、彼はしきりに修理代で勘弁してやると言う情熱的なセリフをよそに警察に状況を伝え続けた。


そして、一旦電話を切り、男に待機するようにとの警察の指示を伝えようと外に出ると、時はすでに遅かった。








情熱的な男は、情熱的に逃亡していた。


車を交差点に置いたまま追うわけにもいかず、わずか視界に入る情熱的な背中を見ながら彼は考えた。





『やれやれ、逃げられてしまったか・・・。』







とりあえず彼はもぅ一度110番し、相手が逃げた事を伝え指示を仰いだ。


そして一応現場へ向かってる警官がいるので待機という指示を受け、逃走方向と人相を聞かれたので伝えた。


待機してる間にちょうど友人からの電話がかかってきたので彼は今おきたばかりの出来事を話しながら警官を待った。


そして警官が来たので、とりあえず車を移動させてから簡単な事情聴取を受けた。








結局、警官達は情熱的な男の逃走方面から探しながら来たらしいが、『らしき人物』を見ただけで終わったとの事。


彼も、そんなに情熱的に追いかける気もなかったので、事故ではなく、もめごとという事で終わらせる事にした。


彼はその後帰宅し、先ほど警官が来たために途中で電話を切った友人に電話をかけてみた。


電話は繋がらなかったがすぐに折TELが来たのでその後の出来事を話した。


電話先の友人は言った。







『結構冷静やったねー。』






はその時初めて自分が『冷静な男』だった事に気づいた。

はその時初めて自分が『冷静な男』だった事に気づいた。









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Last updated  2005.08.20 01:32:28
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