≪修正分≫ -6/12- 多くは望まずでも望みは捨てず | 老犬すま～ふの部屋＆間借りメジロとメダカ達

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

000000

HOME | DIARY | PROFILE

【フォローする】【ログイン】

☆

< 新しい記事

新着記事一覧(全1069件)

過去の記事 >

2004/06/12

ぎんワンはスマーフより半年若い17歳半。
1ヶ月ほど前から、あの、抑揚の少ない老犬特有の鳴き声で、夜も昼も鳴くようになった。
胸がきゅっと締め付けられる。。。

スマーフは1ヵ月ちょっと前から鳴かなくなった。
ほぼ1年の間、毎日鳴いてたけど、何故か急に鳴かなくなった。
鳴く元気がなくなった、という風ではなく、もう鳴くのはや～めた　とでも言うように。。。

鳴き続けるスマーフを前に、何度聞いたことだろう。
『どこが痛いの？　しんどい？　何して欲しい？』　と。

痴呆になると理由もなく鳴く　と言われるが、とてもそうは思えなかった。
現に、スマーフの訴えと飼い主の手当てが合った時は鳴きやんでくれていた。
それに
必死で訴える声を聞きながら　
《理由は無いんだから》　と知らん振りするなんて出来なかった。
1日中スマーフの身体を撫でていた日もあった。。。

思えば大変だったけど、不思議に　《鳴かなくなって欲しい》　とは思わなかった。
夢中だったし
まさか鳴かなくなる日が来るなんて想像もしなかったから。。。

今、思う。
老犬だからって諦めてばかりいなくてもいいんだ　と。
夜鳴きは家族にとって辛いし大変だけど
また鳴かない日が来るかもしれない。
鳴かない日、早く来て！　と思うとかえって辛くなるけど
望みを捨てないで　!

ここに、夜鳴きをやめたスマーフがいます。
今では　日に1～2回、 クヮン！クヮン！！ 　と飼い主を呼び
願いがかなうと鳴きやみます。

そうは言っても、3ヶ月前、半年前を思い返すと
老いの時間は確実に流れているのも事実。
受け入れないわけにはいかない。。。

介護は大変だけれど、うれしい事もたくさんあって