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2007/02/15
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カテゴリ: ニコニコ介護生活


スマーフを介護して
たくさんの失敗をしてきた。
命に関わる事故も。

でも
後悔はない。

最善を尽くしている中で起こる事故や失敗はしようがないもの。

避けられない事は、あって当たり前。
起こったときに、最善を尽くせばいい、と
そう言い聞かせていた。

たったひとつを除いては。

そう・・・
後悔は・・・

ほんとはひとつある。


事前に調べられたのにしなかった事。

それは、お別れの儀式。お葬式。
端的に言えば、火葬。
立ち会いたいと思っていた。。。



介護が始まるまでは
まるで考えもしなかったし

介護が始まると
現実過ぎて、避けてしまった。

でも
後悔した。なんできちんと調べておかなかったのか、って。


今になっても
日記に書く事を躊躇してしまう私が居るけれど

このサイトを訪れて下さる方は
高齢犬と暮らす方も多いはず。

だったら
経験した者として
やっぱり伝えないといけない気がする。





みなさんは、愛犬を荼毘に付すとき
付き添いたいと思われますか?

もし
そう思われる方は
どうか事前によく調べてくださいね。

私は漠然と
人間のような所を思い浮かべていました。(私が甘いのかな?)

そこまででなくても
立ち会える施設なら、それ相応の雰囲気だと思っていました。

でも
現実は・・・ちょっと違っていました。

具体的には省きますが
最期のお別れをするには、少し辛かったです。

時間が経ってから
もう少しいい雰囲気のところはなかったのかと探しましたが
近辺には見つかりませんでした。


ペット葬儀は
”ピンからキリまで” というのがぴったりな状況です。



だから
探せばきっとあると思います。
納得できるところが。

たとえば
多摩川ドグウッドクラブ  こんな所が。

そして
出来れば事前に見学される事をお奨めします。

決して華美にはしる事がいいとは思っていませんが
ここまで来たかと思わせるペット産業隆盛の中で
別れの部分はあまりにも遅れていて

愛護センターから送られてくるコ達を空に還すのと
共通のところも多く(ほとんど、といっていいのかもしれません)
立会いには不向きな施設が多いです。

どうか
少しでも心が救われる施設と対応(対応はよかったですよ)を兼ね備えた所を
探しておいてくださいね。





思い出して
一番涙が出るのは
あの日、2006年1月14日、午後3時
スマーフを空に還したとき。

他の事とは違う
後悔の混じった涙。

元気なときに
あっちこっち見学して
現在のペット葬儀事情を知っておけばよかった。

そして
出来たなら
少し遠くても納得できるところを探しておけばよかった。

もし
無いなら無いで
それなりの覚悟をしたのだし。


冬の雨にしては
あまりにも豪雨で
でも暖かかったあの日。

小さな川のほとりの
人目に付かない一角で
屋根を叩く雨音にもかき消えないごう音を
1時間以上聞いて

泣かないで送ってやろうと
妹と大声で笑いあって

自分でも
頑張れたと思うけれど・・・



準備不足だったかぁさんを
すま~ふ
どうか 許してね。

一周忌が過ぎて
ふたまわり目の月命日が過ぎて・・・

そろそろ
書かないと、と思ってね。。。




かぁさん 書けたね。 イ~コイ~コ
ワンたくし すごぉく元気だからワン!!!









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Last updated  2007/02/15 03:43:43 PM
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