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2007.04.02
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カテゴリ: 教育相談だより
窓拭き.gif
 ADHDの子どもたちに対してどう対応していったらいいのか、
 いろいろなマニュアル本などに紹介されているのですが、今一度おさらいの意味でまとめてみたいと思います。

●刺激をおさえてあげましょう
 ADHDの子どもたちは、次々に新しい刺激か来る状況に極端に弱いのです。ですから、授業中など、気が散らないような条件を整えてあげることで、ずいぶん変わつて<るといわれています。
 たとえば、座席は、友だらの動さや窓の外の景色か目に入らない廊下側前の方に取ってやると、落ち着きやすいでしょう。また、図工の作業など、周りに気か散って集中できない場合は、全体におしゃべりをしないよう注意したり、場合によっては別室で取り組ませるというのもありかもしれません。

●指示の出し方、メモの取らせ方を工夫してみましょう
「これとあれとそれをやりなさい」という指示の出し方はADHDの子どもたちにとってはたいへんわかりづらいものです。(これはアスペルガー症候群でも言えることです)
指示を出す時に、できるなら黒板に、
   (1)これをする
   (2)それをする
   (3)あれをする
という風に書いてあげると、黒板を見て、思い出じて確認することができます。
また、メモを取らせる時にも、同様に順番をつけてあげると行動しやすいでしょう。

● 友だらに腹を立てたりしてパニックに陥った時など、友だらから引き離して、相談室など離れた場所で落ち書かせると効果的です。

 まだまだこれで終わるわけではないのですが、これ以上知りたい方は書店で、「ADHDの子どもの接し方・・・」とかいったたぐいの本を立ち読みして頂ければすむと思いますので以下省略といたします。

 ここで大事なこと(見方によってはよけいなこと)を押さえたいと思います。
 ADHDなど発達障害の子への対応について考えていくと、「みんな同じ」「努力すればだれでもできるんだ」という学校教育の基本になっていた考え方が見事にひっくり返ったんだなあと感じます。
 「どの子にも平等に同じ対応をしていく」のでなく、「どの子にもちがう対応を」という発想なわけです。

 でも、そうしたら、当然子どもたちはいいます。
「先生、ひいきだ!」
「先生はずるい。」と。
 やっかいですよ。神経使います。
 でも、そこのところをいかにうまくやるかが、これからの教師の力量ではないでしょうか。

普通の学級の特別支援教育では、個別支援計画をまじめに詳細に書いて書庫にしまうことよりも、ずるい、ひいきだという不満を出さずに、その子のハンディに合わせた「不平等な待遇」をしてあげる、そんな力量を問われるのではないでしょうか。





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Last updated  2007.04.10 22:55:33
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はじめまして。  
しっかかもっかか さん
私は、長男小3、ジャイアン型。。。次男年長、のびた型の二人の子どもをもつ母です。
分かり易い説明をしていただいて、ありがとうございます。
学校の中で、いろいろな手助けをしていただいて、先生方には本当に感謝しております。
フィルターのお話も、うなずいて読みました。

長男は、新学期の疲れが出てきて、ここのところ不調気味です。昨日はジグソーパズルを授業中にすることで、なんとか席についていられたとのこと。
クラス替えがあり、新しいお友達から見ると、奇妙に見えたかな。。。

『ずるい、ひいきだという不満を出さずに、その子のハンディに合わせた「不平等な待遇」をしてあげる、』この辺を、もう少しくわしく教えて頂く機会があったら嬉しいです。
これからも立ち寄らせていただきますね。
よろしくお願いします。

(2007.04.12 13:02:27)

疲れますよね  
tot23  さん
しっかかもっかかさん
コメントありがとうございます。

説明、わかりやすかったですか?うれしいです。
内容はたいしたことなくても、「わかりやすく」だけをモットーとしているので、ありがたいお言葉です。

ハンディを持っている子は、普通の学級で、まわりの子とペースを合わせてやっていくということは、それだけでもとっても疲れることなんですよね。それを理解してあげることは非常に大事なことだと思います。

(2007.04.12 23:41:12)

不平等な待遇  
tot23  さん
>『ずるい、ひいきだという不満を出さずに、その子のハンディに合わせた「不平等な待遇」をしてあげる、』この辺を、もう少しくわしく教えて頂く機会があったら嬉しいです。

簡単に補足させて頂きます。
教室の中では、「どの子にも平等に」が大原則です。不平等があると、子どもたちはすぐに不満を持ち、時には教師に抗議します。
例えばある子どもが友だちに暴言を吐いたり暴力をふるったとき、まわりの子どもたちは断固たる罰を求めます。
「この子の場合は許してあげて」
というのは子どもたちは納得できません。
「先生はひいき」と、親まで巻き込んでの大ブーイングになることでしょう。
こうならないために、考えられることは・・・
(1)まわりの子にたいしても、ふだんから罰する(叱る)ことを基本としない指導をしていく
口で言うのは簡単ですが、これはなかなかむずかしいことなんです。悪い→叱るをパターンとしておけば単純でわかりやすいのですが、叱るのではなく、じっくりと話を聞く、責めるのでなく自分の心の内を探り考えさせる・・・とか、こういうことができるかどうか、これって本当に教師の力量を問われることだと思うのです。
(2)子どもたちが不満を持つ以上に「満足感」を与えていく
教室の子どもたちは、先生が自分をよく見てくれているな、いつも気にかけてくれているなと感じると、ちょっとぐらいの特別扱いでも、許せる気になるものです。
ただ、これも言うは易しで、子どもの気持ちを感じ取る敏感な感性と労を惜しまない努力が求められます。
これはほんの一例ですが、教師のやり方、工夫次第では、ハンディを持った子への特別な配慮をまわりの子どもたちは不満に感じないということもあり得ると思うのです。(うまく説明できないな・・・冷や汗)

こんど、そのことをじっくりと書きましょうね。
(2007.04.12 23:41:52)

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