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2010.06.02
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カテゴリ: その他
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 ぼくは小さいころ、歌謡曲や演歌がどうも好きになれませんでした。父は、そんなぼくに、「年をとれば良さがわかるようになるさ」と言いました。
 そんなもんかなあと思っていましたが、大人になって、いいおじさんにとっくになってもいまだに良さはわかりません。要するに、これは、年齢になるとどうのというものではなく、体質的にあわないんだなあと思います。
 ぼくは音楽ではロック、フォーク、カントリー、それにケルト音楽っぽいのが好きです。特に70年代のウエストコーストロック(死語ですね)が、やっぱり一番好きです。
 ところで、ぼくは、はっきり言って、クラシック音楽というのがあまり好きではありません。音楽の授業とか、テレビの番組とかで、クラシックに触れる機会はたくさんありました。
 「自分には良さがまだよくわからないんだな」とずっと思ってきました。「とっつきにくいものだから、最初は良さがわからないもんなんだよな」と思ってきました。
 自分の中で、いつかは良さがわかるはずだと思ってきました。いや、ぼくの中ではもっと強迫的なものでした。
 「クラシックこそ本物の音楽なんだから、その良さがわからなければ本物じゃない。早く良さがわかるようになりたい。」なんていう思いが心の底にありました。たまにクラシックのCDも買いました。部分的にはいいと思うことがあっても、聴いているうちに、自分の中で違和感がこみ上げてくるのはどうしようもありませんでした。あえてクラシックを聴き続けるのは、ちょっとかったるくなってきました。
 ずいぶん後になってから、自分の中で気づきました。

「ぼくはクラシックがわからないんじゃない!ぼくにはクラシックがあわないんだ!」

 どうということのない、当たり前のようですが、ぼくの中では、「クラシックこそが本物の音楽なんだ」という信仰のようなものがあったので、それを覆すのはたいへんなことだったのです。
 クラシック音楽は、歴史があります。また、今の音楽教育はクラシック音楽をベースにしているのでクラシックがすべての音楽の元であるかのように思われがちですが、考えてみると、ヨーロッパ中部の、中世から近世にかけて愛好された音楽です。そう考えてみると、沖縄民謡やアメリカのカントリーミュージックと同じように、ある地域のある時代の音楽のひとつに過ぎないのです。
 そう考えると楽になりました。

 クラシックを「あたりまえ」だと思わないで聴いてみると、全体としてリズムの抑制が特長になっていることに気づきます。アフリカのリズムを強調した音楽などと聴き較べてみるとはっきりとわかります。
 リズムは人間の鼓動から来ているものだと思います。あるいは、2足歩行で歩く人間のテンポの表現から始まったのかもしれません。このリズムは「ビート」と言ってもいいと思います。クラシックでの打楽器は、同じテンポを刻んでいくというよりは、抑え気味から、いきなりティンパニーがドーンとすごい音を鳴らしたり、人間の鼓動や動きとは異質なもののように思います。クラシックが人間的なリズムを抑制しているのは、人間でなく、「神」を意識したものだからではないでしょうか。クラシックは禁欲的なキリスト教の空気を根底に持った、けっこう特殊な音楽なのではないか・・・これがぼくの結論です。

 ちなみに、ぼくはバイオリンの音があまり好きではありません。あのキリキリ言わせて弾くソロは特に苦手です。でも、カントリーでのバイオリンは好きです!
 「大草原の小さな家」では、あのお父さんは、たまにバイオリン弾いて、それにあわせて子ども達がフォークダンス踊ってました。ああいう雰囲気好きです。
 おっと、だいぶ昔の話になりました。







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Last updated  2010.06.02 22:26:07
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深いですね~  
花散里 さん
神の音楽といえば、雅楽や民謡もそんな感じですよね。
ビートを刻まないですもの。。。
私はどちらかといえば、昔ジャズが苦手でした。
拍子を微妙に崩すのが理解出来ませんでした。
あと、民謡の尺八!わざと唄の後についてくる感じ。。。

大人になったら、なぜか『何でもアリ』になりました。

私にとって音楽は、子どもの鼻歌←結構、好き勝手に歌ってますよね…から、偉大なる作曲家やオーケストラ、CMソングなど様々で、どれもアリです。 (2010.06.04 14:16:42)

何でもアリ  
いろんな音楽、いろいろ聞いて楽しんでる人っていますね。
花散里さんはそういうタイプなのかな?
ちなみにぼくは、だめなんです。自分が好きじゃない音楽はぜんぜん聴けない方です。ロックでも嫌いなのはまったく聴く気が起きません。
食べ物の好みでもそうかな? (2010.06.05 23:36:24)

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