日記はこれから書かれるところです。

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2005.11.27
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カテゴリ: 回り道雑談
■アリジャン訴訟の控訴――なぜ国民には権利が認められるのか。

A (1:01:35): アリジャンの訴訟、控訴されちゃったね

B (1:01:49): えええ そうなのか!!
B (1:01:53): ちょっと、見てみる
B (1:03:36): どこ見ればいいの

A (1:03:45): http://www.alijane.org/
B (1:04:11): 見たはずがあわてててわかんなかった。
B (1:04:41): 悔しい

A (1:05:16): 控訴しそうだったけど
A (1:05:22): しょうがないね
A (1:05:44): この訴訟をもっといろんな人間が知ることが必要なように思う

B (1:06:19): うん

A (1:06:29): 見守らないとね

B (1:06:41): うん

A (1:06:46): いろんな人が注目してるんだっていう圧力が必要なはず

B (1:06:56): うん

A (1:06:59): しかし、控訴理由を知りたい
A (1:07:20): 法務省がどんな利益を求めて、控訴したのか
A (1:07:32): アリジャンが訴える利益は十分ある
A (1:07:40): 法務省が拒否する理由がしりたい

B (1:08:00): 難民がどっと来たら困る、ってことでしょうかね

A (1:08:14): それはそうだろうけど
A (1:08:28): まさか、控訴理由にそうは書かないでしょ

B (1:08:49): ああ、そういう公式文書にどう書かれたかってことね
B (1:08:56): どうすればわかるのかね

A (1:09:02): ちょっと探してるんだけど
A (1:09:14): まあ、あるとしても、まだネットには見つからないかも
A (1:10:11): ちゃんとそれは調べないとね

B (1:12:16): 入国管理局のホームページの枕詞が
B (1:12:40): 「「ルールを守って国際化」を合言葉に出入国管理行政を通じて
B (1:13:02): 日本と世界を結び、人々の国際的な交流の円滑化を図るとともに、
B (1:13:23): 我が国にとっては好ましくない外国人を強制的に国外に退去させる
B (1:13:36): ことにより、健全な日本社会の発展に寄与しています。」
B (1:13:41): だと

A (1:14:01): 好ましくないという判断は誰がするんだろう

B (1:14:28): それは書いてないねえ

A (1:14:44): まあ、日本の行政らしい

B (1:14:52): 非常に

A (1:15:45): 弱者を酷いめにあわせる入管が「健全」なんて言葉を使うのが愚かしいよ
A (1:16:17): 弱者を排除した発展を健全と呼ぶような国は立憲国家と言えない

B (1:17:48): 国民以外の弱者はどうでもいい 
B (1:17:59): そういう国だね

A (1:18:21): そういう原理が論理整合的に成り立つと信じてるんだろうか
A (1:18:43): 国籍一つがそんなに大切なのか
A (1:19:06): 恐らく、なんで国籍が大切になるのかって問いに答えられないんじゃないか

B (1:19:57): 国が庇護する範囲をできるだけ絞り込みたいからそこで区切ってる、くらいの理由しかないのでは

A (1:20:14): いや、
A (1:20:26): なんで、国籍がある人間を大切にするべきかって問いに
A (1:20:30): 答えられるのかね
A (1:20:48): たぶん、考えてもいないんだと思う

B (1:24:17): 国籍如何にかかわらず人間を大切にするべきだとは、考えていないんだろうね

A (1:24:44): 国籍で範囲を区切ることの合理的理由は俺も認めるのにやぶさかじゃないよ
A (1:25:08): でも、ではなぜ国籍で区切って、その中の人間を庇護するべきなのか
A (1:25:14): これを考えたら、
A (1:25:32): 理由は、天皇の赤子であるから、とか
A (1:25:35): 個人主義だから
A (1:25:41): のどちらかにしかならんのじゃないかね

B (1:26:09): どうしてそういう選択肢になるのか、ちょっとよくわかんない

A (1:26:41): つまり、
A (1:26:51): なんで国民には人権を認めるのかってこと
A (1:27:04): その理由だよ
A (1:28:37): 恐らく、現代の民主主義社会においては
A (1:29:03): 国家枠ではなく、個人として尊重される
A (1:29:08): という原理に基いて
A (1:29:22): コンセンサスが成り立ってるんだと思う

B (1:29:31): うん

A (1:29:34): それをどのように実効化するかってところで
A (1:29:39): 政治権力が用いられる
A (1:29:44): これが民主主義のはずだ

B (1:29:44): うん
B (1:29:49): うん。

A (1:29:53): だから
A (1:29:55): 今回の場合、
A (1:30:11): アリジャンが存在することが
A (1:30:18): どのような不利益をもたらすのか
A (1:30:27): はっきりさせてくれないと
A (1:30:30): 控訴理由にならない
A (1:30:43): ただ、国民じゃないからってのは
A (1:30:46): 頭がおかしすぎる
A (1:30:54): その考えでいったら
A (1:31:13): われわれの人権が守られてる理由が恣意に流される口実になる

B (1:31:51): 恣意に流される口実になるって言うのは?

A (1:32:08): つまり、
A (1:32:16): 人権が守られるべきなのはなぜか
A (1:32:28): それは、個人が最初で、国家が後だから
A (1:32:32): なわけでしょ
A (1:32:53): それ以外に、すっきりした理論はできない

B (1:32:57): うん

A (1:33:19): もちろん、人権は、他者の人権による制約は受ける
A (1:33:44): だから、すべてのビザの無い外国人を受け入れろなんてことは俺もいわない

B (1:34:13): うん

A (1:34:24): しかし、アリジャンの件に限って言えば、理由が難しいんじゃないかって思う
A (1:35:00): これを認めたら他にも影響するってのは、人権の考え方の原理と最も相容れない考え方だといえる

B (1:35:36): だから、公文書として控訴理由がなんだったか、知りたいってことなのか

A (1:35:46): そう
A (1:35:48): そして
A (1:36:05): それを衆目に晒すことが大切
A (1:36:10): それはアリジャンのためでもあるし
A (1:36:21): 民主政体なら当然のことだ

B (1:36:34): うん。
B (1:36:36): 当然だ

A (1:37:11): 法務省がどんな論理を組み立てるのかも
A (1:37:14): 純粋に知りたい
A (1:37:38): 人権の考え方に立たざるを得ない地点から考えたら
A (1:37:50): アリジャンの件の控訴理由は難しいんじゃないかと思う

B (1:38:08): そうか

A (1:38:12): だって、アフガニスタンへ帰れってことでしょ

B (1:38:17): そうです


つづく





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Last updated  2005.11.28 01:44:47
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