オースター作品との出会いや啓示的出来事についてはもう忘れたということでそれくらいにして、俺はあることがきっかけで、オースター作品は原書でいくつか読んでいるのだが、そのなかの一つに『The Red Notebook』という、その名にもかかわらず緑のペーパーバックの作品があったのだけれど、今アマゾンで調べてみると、それは違う表紙になっていて、なんだか不思議な気がしながら、しかし、それもまた一興と、予定通り、その中に所収されていた「サルマン・ラシュディのための祈り」を、俺の恐らく誤りだらけで半分は当時の気持ちが反映されてしまっている拙訳にて紹介することにする(この点、批判の類は受け付けない笑)。