☆五芒星☆六連星☆『音速の祈祷師』の御祓所

May 15, 2006
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国立科学博物館の記者会見でフタバスズキリュウの正式な学名が発表された。
発見から38年後の新種認定で、19日付の英国古生物学会誌に論文掲載予定。


Futabasaurus Suzukii(フタバサウルス スズキィ)
爬虫類・長頸竜目・プレシオサウルス上科・エラスモサウルス科
白亜紀後期サントン階(約8500万年前) 現福島県近海
全長約7m 日本国内で始めて発見された首長竜



1968年、福島県いわき市大久町入間沢の大久川河岸に露出していた、
双葉層群玉山層から、当時高校生だった鈴木直氏によって発見された。
同氏は現在、いわき市アンモナイトセンター主任研究員だとか。

この発見で、日本で大型爬虫類の化石の発見は無いとされていた定説が覆され、
一大恐竜ブームが起こることとなった。

発掘の際、付近から大量のサメの歯が発見され、一部は骨に刺さっていたため、
サメに襲われたか、あるいは死体にサメが群がったものと考えられている。

大型化石発掘の専門家がおらず、地元の石屋に発掘を依頼したそうである。

結果、全身の約7割の骨が発掘され、日本出土の恐竜で最も状態が良かった。
但し、首から後頭部にかけてや、尾の骨などが失われており、
分類研究も世界的に進んでおらず、既知の首長竜かどうかの判断が難しかった。
そのため、種を特定した正式な論文は、今まで書かれていなかった。

『フタバスズキリュウ(双葉鈴木竜)』の名は、発見者の苗字『鈴木』と、
発見された地層群の『双葉』から名付けられている。
発見直後に調査のために来日したサミュエル・ウェルズの名にちなんで、
当初『ウェルジオサウルス・スズキィ』という学名が提案されていた。
(祈祷師は『ウェルシオサウルス・スズキィ』って記憶してた)


祈祷師は、この発見自体は、小学生の頃、『化石のひみつ』で読んだ。
学研の『まんが ひみつシリーズ』の1冊である(笑)
『ウェルシオ・・・』って名もその記憶やったりする。
一時期、古生物学者に憧れた時期もあった(自爆)



目立った研究結果が得られぬまま、月日は流れ、38年経った今月、
国立科学博物館や群馬県立自然史博物館の研究チームによって新種と判明、
『フタバサウルス・スズキィ』(Futabasaurus suzukii)の学名が正式に与えられた。

研究チームは、顎の先から目・鼻までの位置関係を十数種類の首長竜と比較、
フタバスズキリュウは、目鼻が前後に離れているという特徴を見つけ出した。
更に、鎖骨や鰭の形状なども、エラスモサウルス類の新属新種と判断した。

これで、北太平洋発見で種が特定された最古のエラスモサウルス類になる。




考古学も同じやけど、古生物学も化石を発見した段階では、
まだスタート位置にもついていないような状況かも知れへん。
発掘が完了し、復元が完成して、漸く研究が始まる。
論文の執筆と学会での発表があり、議論が交わされ、
それが正式に認められ、そこまで来て漸く『発見者』の肩書きが名乗れる。


短気な祈祷師は、その道に進まなくて正解やったかも(自爆)





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Last updated  May 24, 2006 10:27:33 PM
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