2002年03月02日
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テーマ: 中国旅行記(62)
カテゴリ: カテゴリ未分類
バスで連れて行かれたのは駅から15分くらい走ったところにある一泊一部屋130元の「采荷賓館」というホテルだった。劉さんから「安いホテルでは日本人だとわかると泊まれない場合があるので、フロントでは黙っていてください」と指示があったので、そのとおりにした。フロントには「政府指定安全旅館」という看板がかかっていた。こういうのがかえって怪しいのかもしれない。部屋の鍵はやはり階段を上がったところに立っている小姐(ショージエ)から渡してもらうシステムだった。シャワーを浴びて旅の疲れを流したら、シャンとした気分になった。

9時半から中国人専用の観光ツアーに参加する。これも初めての経験なので、中国の人はどういう観光をするのだろうと興味津々だ。ホテルまで送ってくれたのとは違うバスに乗り込み、再び杭州東駅に向かう。ガイドさんは若くて背が高い張さんという女性だった。バスが走り出すと早速ツアー代金1人100元を集めはじめる。受け取った100元札はいちいち指でパチンとはじいて透かして見る。偽札かどうかをチェックしているのだろう。

杭州東駅で列車から降りてきた「お上りさん」を乗せると、バスはほぼ満席になった。ガイドの張さんはツアーの注意をハンドスピーカーで説明する。「集合時間は厳守してください。皆さんのご迷惑になります。5分までは待ちますが、それ以上は置き去りにして行きます」だそうだ。

杭州観光と言えば中国人でも西湖めぐりが定番だそうだ。しばらく市内を走って西湖が見えたと思うと、バスは山の中へ入って行く。最初の観光は黄龍洞だった。駐車場で出発時間を告げられ、張さんが旗を持って先導する。一番奥まで緩やかな坂を登ると小さな池がある。池の周りには珍しい形をした太湖石が配置されてあり、いろいろな木が植わっている。いわゆる中国庭園なのだが、奥深い山の中という雰囲気が漂う庭だった。正面には二段になった滝があり、その滝は岩から飛び出した黄色い龍の口から流れ落ちている。なるほどそれで黄龍洞というのか。

ここからは自由行動。この庭で珍しい竹を見つけた。看板に「方竹」と書かれたその竹は、幹が1センチくらいの正方形だった。思わずその一角に植わっている竹を全部チェックしたが同じ形をしていた。まさか、タケノコの時に四角い筒で囲って育てたのではないだろう。ちゃんと葉が出ていて、先端まで四角だった。中国には想像を絶するようなものがある。

参道を下っていくとちょっとした広場があって土産物屋が並んでいる。奥には舞台もあり越劇を上演していた。何人かの中国の人が野外ベンチに座って観賞していた。女性2人の出演だったが、劉さんも何の劇なのかわからなかったそうだ。黄龍洞の入り口まで戻ってくると、朱色の「縁」の字が彫られた大きな岩があった。劉さんがこれをバックにして二人で写真を撮ろうというので、ちょうど居合わせたガイドの張さんにシャッターを押してもらった。






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最終更新日  2002年03月02日 21時00分14秒
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