2002年07月13日
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テーマ: 京都。(6330)
カテゴリ: カテゴリ未分類
嵐山の船着場は渡月橋の少し上流にあった。川沿いを歩いていくと和服を着たお嬢さんがパンフレットを配っていた。一枚もらうと、食事のご案内だった。時間はもう午後1時を回っている。しかし、パンフレットの食事の値段の高いのにはビックリした。湯豆腐セットが何と2500円なのだ。渡月橋までには広い豪華な庭のある落ち着いた食事の店が並んでいる。入り口には写真入りのメニューが置かれてあったが、どれも高かった。もっとお手ごろ価格はないものかと歩いているうちに橋の袂まで来てしまった。ちょうど角に食堂があって、値段も安かったのでそこで昼食をとることにした。食べたのは湯豆腐ではなく「本日のランチメニュー」だった。

腹ごしらえが終わったところで、嵐山の散策を開始することにした。食堂を出ると、すぐ前は渡月橋だ。ここにも沢山の観光人力車がいた。橋の袂は観光客でごった返していたので、反対方向へ向かった。道路の両側はかなり広い歩道になっていて、土産物屋が並んでいる。アイスクリームを売っている店、漬物を売っている店、八つ橋、陶器、竹製の篭を置いてある店もある。さすが京都の観光スポット嵐山、大勢の人が歩いている。tetywestは田舎者なので、平日にこれだけの人出があるのが珍しかった。修学旅行の自由行動なのだろう、制服を着た5~6人のグループを何組も見かけた。

天龍寺と彫られた大きな石の柱の前を通ってもう少し歩いていくと、shilfy1さんお薦めの「野宮(ののみや)神社」への看板があった。どんな所かは全く知らないのだが、話のネタにでも行っておかなければとそちらへ曲がった。路地のように狭い道を歩いていくと100mも進まないうちに鬱蒼とした竹林の中に入る。気温が3度くらい下がったように涼しい。道路と竹林の境は竹の枝を束ねた竹垣が続いている。表通りの賑わいが嘘のように落ち着いた京都らしさが漂う。人通りも急に少なくなっている。まるで「火曜サスペンス劇場・京都殺人事件」のワンシーンの中にいるみたいだった。もちろん、本当にそんな番組があるかどうかはtetywestは知らないのだが・・・。

野宮(ののみや)神社は思ったより小さな神社だった。源氏物語にも登場するそうだが、tetywestは読んだことがない。入り口には「えんむすび、進学祈願」とかかれた看板があった。この神社の特徴は「黒木の鳥居」で、皮を剥かないクヌギの木を使うのだそうだが、その下には葦で作った大きな輪が置かれている。参拝の人はこの輪をくぐって境内に入ることになるのだが、こんなものを見たのは初めてだった。しばらくして、そうか「円(縁)結び」の語呂合わせなのかと思い当たって、ちょっと可笑しかった。二人とも、もう直接のご利益を期待する神社ではなかったので、お賽銭は入れたものの参拝はおざなりだった。

野宮

野宮のすぐ向こうには朝乗ったトロッコ列車の線路が見える。嵯峨野散策にはそちらへ向かうのだろうが、tetywestはもう一ヶ所行ってみたい場所があったので、さらに竹林の中を亀山公園のほうへ歩いていった。それにしても見事な竹林だ。竹は毎年新しく伸びるので、管理しないとすぐに過密状態になる。また、風で折れたり斜めに倒れた古い竹があるのが普通なのだが、ここの竹林には一本も見当たらなかった。これだけきれいに竹林を管理するのは大変だろうと思いながら歩いていると、ちょうど野宮側の竹林の中で、下草を整理している人たちを見かけた。その人達の人件費を払っているのは誰だろうという疑問が湧いてきたのだが、わざわざ確かめるほどのことでもないと思い直してそのまま通り過ぎた。気がつくと周りには誰もいなくて、はるか前方のアベックとtetywestたち二人だけだった。ロマンチックな気分に浸るなら断然お薦めの散歩コースだろう。






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最終更新日  2002年07月15日 00時00分49秒
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