提言では、
「コレステロール値を上限未満に保とうとする医療には根拠がなく、コレステロールを下げるための投薬こそ、心不全など多くの副作用を引き起こす」
と主張していて、コレステロールの上限値などを定めている、日本動脈硬化学会に対して、ガイドラインを改めるように緊急提言しています。
僕はかねてより、この意見に沿った主張をしていますので、全く賛成です。
http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201305110000/
http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201305170000/
コレステロールは”栄養”です。
細胞膜を作ります。
性ホルモン、副腎皮質ホルモン、胆汁、ビタミンD の材料になります。
だから、コレステロールが不足すると、細胞が弱くなり、血管がもろくなります。
心疾患、脳疾患、ガン、感染症が起きやすくなります。
コレステロールは8割が肝臓で作られるものです。
必要だから作るのです。
それを阻害したら、不具合が出るのは当然です。
何かの病気で、コレステロールが異常に多くなったら、まず原因となった病気を治療すべきです。
何も調べないで、数値を下げる薬を飲むだけでは治療になりません。
むしろ悪くしているでしょう。
今年5月には「日本人間ドック学会」と「健康保険組合連合会」が、健康診断結果に新基準値を設け、議論に上がりましたが、根っこのところは同じ、製薬会社と医療界の癒着による設定数値の見直しということです。
http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201405060000/
問題は、基準値が高いのか低いのかではなくて、基準値を超えると自動的に薬が出されるシステムの常態化がよろしくないということです。
健康診断の数値に異変があれば、何故変化があったのかを探るのが医療の仕事であって、投薬で数値を変えて済ますものではありません。
闇雲な投薬は、せっかくあらわれた信号を消してしまい、本来の原因を不明にしているだけです。
それも、一般的には病気の可能性が低い数値に対しても、投薬対象の範囲にくくり込んで投薬するのは、製薬会社の売り上げに寄与する目的のものです。
見返りの研究費をたかろうとするのでは、人の命で金儲けをしているのと同じです。
毒にも薬にもならないものならまだしも、数値を変えるだけの効果がある薬剤は、必ず副作用もあります。
本来健康だった人が、薬害によって病人にされてしまうことも発生します。
さらに体が必要として作用をしたものを薬で阻害したために、目的の免疫作用が働かず病気になる可能性も高くなります。
基準値を低くして、病気予備軍を大幅に増やし、意味のない以上に副作用のある薬剤を投与することは、非常に危険な選択なのです。
一方、薬をもらいたがる患者のほうにも責任の一端があることも事実です。
国民の「薬信仰」も改める必要があります。
なぜか病気に憧れている風でもあり、心配は過信の裏返しだったりもします。
健康は、心と体の協調で守られるものです。
病気のことを気にしすぎると、それが呼び水になってしまうこともあります。
バランスの良い食事、適度な有酸素運動、感謝の心で、何も恐れない平穏な毎日を過ごしましょう。
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