《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2014年12月19日
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カテゴリ: 世の中の話

【5月】

13)南シナ海で中国が勢力拡大。ベトナム、フィリピンと対立

南シナ海には小さな島が無数に存在し、その島々の所有権の有無で大きな領海を得ることができます。

南シナ海を囲む国々は、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、インドネシア、台湾、そして中国です。

この七か国が、それぞれ南シナ海の領有権を主張しているのですが(200海里の排他的経済水域を主張すると重なってしまう)、中国はこれを丸ごととってしまう「九段線」なるものを主張し、各国と衝突しているというのが現実です。

昔、中国の春秋戦国時代に「合従連衡」という故事が生まれました。

「戦国七雄」と呼ばれる群雄割拠時代、徐々に”秦”が勢力を強め、周辺の国を圧迫するようになると、他の六国は協定を結び、連合して秦に対抗しようとしました。

これが”合従”です。

同じ状況が現代の南シナ海で演じられ、2010年東南アジア諸国連合 (ASEAN) は、南シナ海問題を重要な議題の一つとして、2002年の「南シナ海行動宣言(東南アジア諸国連合と中国との間で合意した東シナ海の領有権争いを抑止するための枠組み)」を、法的拘束力のある「南シナ海行動規範」へと発展させることを確認しました。

それぞれの国に多少の対立はあるものの、無作法な大国・中国と対抗するために力を合わせようということです。

ここに日本も参加を呼びかけられて、安倍首相はホイホイ出かけて行き、「集団的自衛権」などと言い出したわけです。

中国に対抗するために、ASEAN諸国と協調するのはいいのですが、「合従連衡」の話の結末は、合従したはずの六国が仲間割れからそれぞれ秦と結ぶようになり(連衡)、最後は秦に統一されてしまったのでした。

国家間の権謀術数は暗闇です。

14)インドで10年ぶり政権交代

「政権交代」があったと聞いても、それまでがどんな政権で、新しい政権がどんなものかよくわかりません。

そう思うと日本の政権交代も、他国にとってはきっと関心はなかったでしょうね。

首相に任命されたナレンドラ・モディ氏と安倍首相は仲良しだそうなので、よかったです(仲が悪いより)。

インドと言えば、マハトマ・ガンジー。

そこでガンジーの名言を少し

・明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。人間は、その人の思考の産物にすぎない。人は思っている通りになる。

・あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい。

・暴力によって得た勝利というものは敗北に等しい。それはいつだってつかの間のものだからだ。

・重要なのは行為そのものであって、結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、自分の力でどうなるものではなく、生きているうちにわかるとも限らない。だが、正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ。

・満足は努力の中にあって、結果にあるものではない。

・罪を憎みなさい、罪人を愛しなさい。

・世界の運命を暴力によって蹂躙させない唯一の方法は、私たち一人ひとりがあらゆる暴力を肯定しないことにある。

・幸福とは、考えていることと、発言していること、行動していることが調和している状態である。

・本当の富とは、健康のことであり、金や銀のことではない。

・私には人に命を捧げる覚悟がある。しかし、人の命を奪う覚悟をさせる大義はどこにもない。

・弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。

・神は信仰など持っていない。

・世界の不幸や誤解の4分の3は、敵の懐に入り、彼らの立場を理解したら消え去るであろう。


世界中の人がガンジーになったら、争い事はなくなるのに。

15)タイでクーデター

タイ王国国軍がクーデターを起こしたのですが、これが1932年の立憲革命以来、なんと19回目のクーデターなんだそうです。

クーデターとは、軍隊が武力で政権を奪取することで、日本人にはもう一つピンときません。

日本でも5.15事件や2.26事件のような未遂事件はあったのですが、天皇がそれを許さなかったことで勢力は拡大せず、クーデターを仕掛けた青年将校は反逆者として罰せられました。

立憲君主制のもと、天皇への尊敬が国民に浸透していたということです。

しかし、タイでは国王がクーデターを許してしまうので、政権奪取の一つの形として認められてしまいます。

選挙制民主主義にとってはあってはならないことなのですが、選挙と言うのは所詮”多数決”。

多数を得た片方の勢力が、自分たちばかりの有利にふるまえば、反対勢力は暴力にすがっていくことになりがちです。

今回のタイのクーデターも、選挙で勝ったタクシン派が利権拡大を目論んだため、反タクシン派が抗議デモ活動を続け、国王軍がそれを制圧して権力を握ったという構図です。

タクシン派も反タクシン派も考えているのは自分の利害ばかりで、国民としては軍事政権の方がまだましなのです。

最後にことを収める手はずの国王、ラーマ9世(プミポン国王)も89歳、公務も遠ざかって指導することが困難です。

王位継承権を持つワチラーロンコーン王子(62歳)が変人で国民に人気がないため、国王裁定による結論が出にくい状態でもあります。

タイは歴史的にも日本とかかわりが深く、16世紀には日本人町があったほど、500年来の友好国です。

現在も、日本企業も3000社以上が進出していて、2011年の豪雨による洪水の時は、自動車部品をはじめ様々な製品が日本に入らず、依存度の高さに驚きました。

クーデターにより、タイ在留邦人33000人の安全は?、と心配されましたが、特に何もなかったようです。

穏やかなクーデターだったらしいです。

16)中国新疆ウイグル自治区でテロ

ウイグル人はイスラムで、これもまたイスラム過激派のテロだと中国当局は広報していますが、ウイグル(東トルキスタン)に侵略してきたのは中国の方で、世界は独立運動だと理解しています。

ウイグルもチベットも、もともと中国とは違う民族の違う文化の国でしたから、漢民族に支配されることをよしとするわけがありません。

資源が欲しいのだったら、貿易しなさい。

17)ウクライナ大統領選でポロシェンコ氏が当選

親ロシア派と親欧州派の戦いの選挙で親欧州派のポロシェンコが当選しました。

ソ連崩壊後も、ウクライナは独立しても大国ロシアの顔色を見て、距離感をコントロールしていました。

それが自由主義の恩恵を受けた一部の富豪が誕生することで、価値観の変化が生まれます。

これまではロシアの支援で生活していたのが、自活の道を歩きだしたのです。

ウクライナの人口比は、ウクライナ人8割、ロシア人2割なので、もう選挙で争ってもロシア人は勝てません。

さらにロシア人に差別的政策を施すようになると、ロシアから武器を調達し暴力による抵抗をするようになるのはある程度読める展開です。

お互い判り切ったことで、申し合せたように非難し合う。

そして、出口の見えない内乱がはじまる。

圧政に押しつぶされていたころは、逆に平和だったのに。 

18)欧州議会選で反EU政党が議席を伸ばす

未だにEU(欧州連合)と言うものが、感覚としてなじめないのですが、何のための連合なのでしょうか。

理想と実態にかなりの隔たりがあって、どこまで信じていいのやらと、各国とも疑心暗鬼になっているのでは?

国がまとまって大きくなろうとする一方では、ユーゴスラビアやチェコスロバキアのように、民族問題から分裂を選ぶ国もあります。

スコットランドやスペインのカタルーニャのように独立を国民投票する地方もあります。

政治体系は大きくなるべきか、小さくするべきか、はたまた両方の良いところを利用して、新しい形態を模索すべきか。

21世紀はその試行錯誤の世紀になるのでしょうか。

日本の「道州制」なども共通する課題なのかもしれません。






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最終更新日  2014年12月22日 21時25分28秒
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