【9月】
32)中国が「抗日戦争勝利70年」記念式典
抗日戦争勝利70年と言うが、中華人民共和国の誕生は1949年で、毛沢東グループは70年前の終戦時は地方の過激集団でしかなかった。
そもそも日本に勝ったのはアメリカで、中国軍は日本軍に一度も勝っていない。
だから抗日も嘘だし、勝利も嘘だ。
この嘘つき中華人民共和国にゲストで招かれた韓国も、日本と戦ってはいない。
それどころか日本と韓国は国際条約で同一国となっていて、日本と共に中華民国と戦っていたのだから、嘘をつくにもほどがある。
実際、南京攻略にも朝鮮兵は参戦し、南京虐殺をしでかした。
もちろん中国が言う30万人大虐殺などではなく、小規模なものだが、日本の軍令に違反して中国人にひどいことをしたのは朝鮮兵だった。
中国人自体が証言しているから間違いない。
とにかく、平気でうそをつく両国とは、なるべく接触しない方がいい。
33)独フォルクスワーゲンが排ガス規制不正
ドイツ製品に抱いていた世界的信用が一気に崩れた事件。
100年かけて信用を築いても、崩れるときは一瞬だ。
日本の企業も、海外で勝負をするなら、日の丸を背負っていることを肝に銘じてほしい。
国内ならいいということでなないが。
34)欧州でシリアなどから難民が急増
現代の国際紛争で一番手強い武器は”難民”だ。
日本でも、朝鮮半島で有事が発生し、難民が海を越えて押し寄せてきたらと思うとぞっとする。
人道的には受け入れなければならないが、あの民族がこれ以上国内に増えたら、治安の悪化は免れない(在日朝鮮人の犯罪率は日本人の10倍)。
本音では欧州諸国も同じ思いなのだろうが、受け入れを表明しているのは立派である。
それでも限界だろう。
これからは、各国で難民バッシングが始まるだろう。
やはりプーチンが言うように、アサド政権でも何でもいいからとにかく安定させて、難民を国外に出さないようにする方策を講じるべきだ。
35)ローマ法王フランシスコが訪米
読売はローマ法王と表記しているが、日本のカトリック教会の中央団体であるカトリック中央協議会は「ローマ教皇」の表記を推奨している。
教皇はキリスト教カトリック教会の最高権威者。
その教皇のアメリカを訪問に、全米が熱狂的歓迎をしたのだが、アメリカってプロテスタントの国だよね。
イギリスを追われた清教徒(ピューリタン)が作った国なのだから。
現代のアメリカのカトリックは23.9%、プロテスタントは51.3%。
しかし、カトリックのほとんどは中南米の移民で、アメリカ人の母体はプロテスタントなのだ。
それでも、キューバとアメリカの国交正常化は裏で教皇が動いていたそうで、教皇の威光は強大であった。
このローマ教皇訪米の時期にかぶって割を食ったのが、中国の習近平。
ボーイング機300機の瀑買いをして見せ、日本のメディアは騒いでいたが、アメリカはこのような金満外交を冷ややかに見ていた。
オバマ大統領との会談では南シナ海問題や人権問題などに関する米中間の対立を浮き彫りにされ、サイバー攻撃についてはやめることを約束させられた(やっていないと言い張っていたくせに)。
挙句は教皇の訪米の陰に、自分の存在が全く消えてしまったことに、裸の王様を実感しただろうか。
36)サウジアラビアで巡礼者が多数圧死
サウジアラビアのイスラム教の聖地・メッカで巡礼者が折り重なって倒れ、2110人が死亡した(AP通信)。
「○○のメッカ」などという使われ方をするが、メッカは「聖地」。
「大巡礼(ハッジ)」という行事のさなかの事故で、イスラム教徒は一生に一度は必ず巡礼を義務付けられている。
全世界からイスラム教徒が集まれば、ものすごい数になるだろう(イスラム教徒以外は入れないので、詳しいことは不明)。
将棋倒し事故は初めてではなく、割としょっちゅう何百人と死んでいる。
イスラム教徒は何をするにも命がけだ。
37)ロシア軍がシリアで空爆開始
シリアの正式の国家元首は大統領のバッシャール・アル=アサドだ(国民の支持率55%)。
そのアサドがIS掃討のために国外に介入を求めたのは、今回のロシアが初めてである。
アメリカやイギリス・フランスはアサドの承認なしに勝手にシリアを空爆しているのだ。
将来この地域がどんな形に収まるか不明だが、後世の歴史家により、アメリカとその仲間たちは、シリアに侵略・テロ活動をしたことになるかもしれない。
こちら側の情報だけで、国際紛争を判断してはいけない。
【10月】
38)ロッテ内紛。創業者が会社提訴
ロッテと言えば日本ではお菓子のメーカー、せいぜいロッテリアの親会社ぐらいの認識だが、韓国では韓国第5位の大手財閥であり、百貨店やホテル、建設、石油科学、金融などを展開している。
韓国ロッテは日本ロッテの10倍の売り上げだそうだ。
その韓国と日本のロッテが、主導権を兄弟で争っている。
大塚家具の親子喧嘩も笑いものだったが、こちらは規模も格段に違う大企業グループ。
上手く兄弟で分け合えばよさそうだが、韓国人の感覚は独り占めを目指すのらしい。
韓国10大財閥のうち、6財閥がお家騒動を起こしている。
39)ノーベル平和賞にチュニジア4組織
チュニジアの民主化に貢献したとして、民間四団体「国民対話カルテット」がノーベル平和賞を受賞した。
中東や北アフリカの「アラブの春」が各地で頓挫し、過激派によるテロが続く中、受賞は「武器は解決の手段にならないというメッセージだ」と訴えた。
ノーベル平和賞は毎度のことだが政治的色彩が強い。
欧米のキリスト教的価値観と民主主義・資本主義の政治形態が基本の考え方となる。
イスラム教国でありながら、欧米の価値観に沿っているということが認められた。
日本もそちら側の国だから、欧米の価値観・考え方はわかるけど、そうでない考え方も取り入れなければ現代の紛争解決の道は開かないのだが。
40)北朝鮮が党創建70年軍事パレード
軍事パレードで、金正恩と並んでいたのが、中国共産党序列5位の劉雲山。
微妙な順位だが、とりあえず中国の幹部が訪朝したのは、断絶が噂されていた両国の雪解けを窺わせた。
北朝鮮は幹部訪朝の見返りに、核弾道ミサイル実験はしないと約束させられていた。
習近平が訪米した際、オバマと核廃絶を目指すという建前の会談してきたゆえ。
中国幹部の訪朝のお礼かどうか、12月に北朝鮮のガールズバンド「モランボン楽団」の北京講演が約束されて、北京空港に降り立つ美女軍団が報道された。
が、講演前日にドタキャンする事件に。
金正恩が、「北朝鮮は水素爆弾の巨大な爆音を轟かせる強大な核保有国になり得た」という演説をしたことに習近平が立腹、観覧予定の政治局員をランクを下げて次官級にしたことで、今度は金正恩がキレた。
メンツ第一の両国らしい対応合戦だった。
まだにこやかにしていた時の「モランボン楽団」の女子は、金正恩自ら選別したというだけあってなかなかの別嬪ぞろいだった。
日本公演も考えてほしいものだ。
41)トルコで自爆テロ。約100人死亡
トルコは親日国だ。
1882年の「エルトゥルル 号事件」以来、両国は信頼関係で結ばれている。
そして、トルコの宿敵ロシアを、日露戦争で日本が破ったことで、トルコの親日は決定的となった。
と言いながらも、日本人はトルコのことをあまり知らない。
この事件を解説するには、クルド人の説明をしなければならない。
クルド人というのは、トルコとイラク、イラン、シリアの国境にまたがって住む民族だ。
少数民族と呼ばれるが、人口は約3000万人と言われ、ちっとも少数じゃない。
なぜ、色々な国に分裂して住んでいるのかというと、クルド人の住居区域が勝手に国境線を引かれて、ばらばらになってしまったためだ。
第一次世界大戦でオスマン帝国が敗れ、悪名高き「サイクス・ピコ協定」に基づきフランスとイギリスとロシアによって、トルコ・イラク・イラン・シリアなどに分断された。
この中で、トルコが一番多くのクルド人を抱え、約1500万人がいる(トルコの人口は約7500万人)。
独立をめざす「クルディスタン労働者党(PKK)」という武装組織をつくり過激な独立運動を繰り返し、トルコ政府からテロ組織と認定された。
日本のトルコ大使館の前で、乱闘騒ぎを起こしたのもトルコ人とクルド人の喧嘩だ。
それで今回のアンカラでの自爆テロだが、ISがトルコのクルド人を狙って行ったものだった。
現在シリアでISと一番激しく戦っているのはクルド人で、アメリカやフランスは空爆しかしてないが、地上で銃口を突きつけて戦っているのはクルド人なのだ。
ISはその報復でクルド人に向かってテロを仕掛けたとみられている。
一方、そこにISとトルコのつながりも疑われる。
クルドはISと戦っているのだから、アメリカの仲間となるが、トルコもアメリカ組で、しかしトルコとクルドは敵。
敵の敵も敵という関係。
クルドはシリアの中でも差別を受け、敵対しているが、ISと戦うという目的では合致。
さらに、クルドの後ろ盾はロシアという複雑な相関関係があるのだ。
わかるかなあ。
42)アフガン駐米軍、2017年以降も駐留
こういうアメリカの介入戦争の後始末に、日本の自衛隊が使われるのではないかと心配しているのだ。
43)米イージス駆逐艦が南シナ海で中国人工島の12カイリ内航行
太平洋諸国の共通の敵中国に対する、盟主アメリカの恫喝。
中国を市場としかとらえていなかったアメリカが、ようやくその危うさに気が付いた。
オバマの民主党は、歴史的に中国に甘い。
その結果、中国の跳梁を許すことになってしまった。
次の大統領がどちらになるかは判らないが、もう少し学習してほしい。
44)中国「一人っ子政策」廃止
なんでこんな政策を今まで守っていたのだろう。
少子化問題に悩む日本から見れば、あり得ない政策だが、中国人はこれが廃止になっても(と言ってもふたりっ子になるだけだが)あまり嬉しくないようだ。
36年間続けられた制度は、社会に定着してしまった。
一人っ子家族の文化の中で生きてきているので、いまさら他の文化は入れられないらしい。
わがままに育ちがちな一人っ子で作る、中国の個人主義はさらに加速するのだろう。
45)エジプト東部でロシア機が墜落
ISのテロ活動がロシアにも及んだ。
ISの一番の敵クルドの後ろ盾がロシアだからだ。
これを機に、プーチンもIS掃討に本腰を入れ、シリアのIS拠点の空爆を開始した。
ロシア軍の空爆の威力はすさまじく、みるみるISの拠点は破壊されたが、同時に反アサド勢力の自由シリア軍(欧米の支援)も空爆していたと、欧米は非難したが、これは見せかけ。
アメリカのIS攻撃がさっぱり効果がなかったのは、本気でなかったから。
イラク・シリア問題は、この地域の利権争い。
善悪の問題ではない。
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