《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2020年05月19日
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『新型コロナウイルス』の報道が始まるとともに、すい星のごとくワイドショー界に登場した岡田晴恵先生(白鷗大教授・医学博士・元国立感染症研究所員)。
あれ以来この人の顔を見なかった日がない。
しかもTV各局、どこを映しても呼ばれている。
業界用語で言う「数字を持っている」タレント文化人だ。

あまりの出番の多さに、機嫌の悪い時もあり、不確かな情報を発信してしまったこともあった。
出始めのころは、日本人の新型コロナに対する認識も浅かったため、無用な不安をあおっていると批判されていた。

しかし、解説がわかりやすい、風貌がなじみやすいなど、視聴者の人気は高い。
(フェリシモのコーディネイトも巻き髪も、僕には判定が付かないので、発言の内容だけを検証したい。)

僕がこの人を初めて見たのは、『ホンマでっか!?TV』だった。

知らない人のために『ホンマでっか!?TV』の説明をすると、明石家さんまがMCの番組で、コンセプトは「世の中で国民が話題にしている物や噂のエピソードでホンマでっかなこと」を発信するというもの。


という方向性で、ちょっと変わり者の各界の学者・研究者がゲストで情報を発信するバラエティー番組だ。

僕は個人的にフジテレビは好きではないのだが、この番組は録画してでも見ている。
お気に入りは武田邦彦先生、池田清彦先生、植木理恵先生、中野信子先生などで、著書もかなり持っているし座右の書として読み返してもいる。

参照: 植木理恵著 『ウツになりたいという病』
武田邦彦著 『ウソだらけ間違いだらけの環境問題』

(この項で岡田晴恵氏の敬称を”教授”としようか”博士”にしようか迷ったが、結局『ホンマでっか!?TV』での呼び方である”先生”を採用した。)

岡田晴恵先生がそんな『ホンマでっか!?TV』に初登場したのが1月22日。




収録はもっと前だっただろうから、まだ新型コロナの話題は出ていない。

その後、2月になってから新型コロナが流行すると、専門家の立場でワイドショーに登場し、以後ほとんど出ずっぱりだったと思う。

僕は朝に『羽鳥慎一モーニングショー』を見ている。
仕事がシフト制というの関係で毎朝ではなく半分しか見られないが、以来レギュラー化していた岡田先生の発言はほぼ把握している。

だいたい次のような主張をしていた。

1・感染防止のためには、とにかく『PCR検査』の数を増やさなければならない。
2・そのためには、『発熱外来』を病院以外に設立して、専門にPCR検査をするようにする。
  病院の駐車場とか学校や公共施設に臨時に作ればいい。
3・そこで抽出された『陽性者』は症状によって分別する。
  重症者は病院・集中治療室、軽症者は専門の治療施設、無症状者は借り上げたホテルなどの専門施設に分けて、非感染者と分離隔離をする。
  軽症者は大部屋でいいので、病院ではなく体育館とかアリーナを使えばいい。

要約すればそんなことだったと思う。

つまり早期の『検査』と『隔離』が必要だと訴えていたのだと思う。
それは一貫していたと思うし、岡田晴恵先生とモーニングショーの方針が一致したため続けられたのだろう。

この考え方は『ダイヤモンドプリンセス号』の対応を見ていて、僕が感じた政府の方針の違和感と、こうすべきだと思った方策と同じだ。

参照: 『新型コロナウイルス騒動』の違和感 3)ダイヤモンドプリンセス号

さらに、治療薬が見つかってからは、軽症者には『アビガン』を医院で処方できるようにする、ということが加わった。
これにも同感した。

ただし、毎朝『モーニングショー』を見てたから、テレビ朝日の思想に汚染されて同じ考えに至っているということもあると思う。

さきほどフジテレビはほとんど見ないと書いたが、若いころはフジテレビばかり見ていた。
それが還暦を超、俄然テレビ朝日が多くなったのだ(僕だけ?)。
(日テレも『金曜ロードショー』以外は見てないなあ。)

普通にテレビをつけるとテレビ朝日が映り、「科捜研の女」や「相棒」の再放送を見ている。
以前見た回でも、犯人を覚えてないので問題なく何回でも見れる。

テレビ朝日でないときはTBSが多い(日曜の午前中はずーとTBS)。
ところが、この2局は左翼系らしい。
テレビ朝日はそれこそ朝日新聞系だし、TBSは毎日新聞系で、両紙は左翼系に分けられる。
一方フジテレビは産経新聞系で、日テレは読売新聞系で右翼系になる。

僕らの世代は反政府的思想が根底にあるのは否めない。
(反戦フォークソング世代だ。)

しかし、今の左翼は”大嫌い”だ。
某反日国家も”大嫌い”だ。

一方”ネトウヨ”も”大嫌い”。
ネットではかなり幅を利かしているが、彼らは自分で考える力がないのかと思う。

今回岡田晴恵先生のYoutubeを探した時、岡田晴恵批判の画像が多いことの驚いた。
ほとんど犯罪者扱いの映像だ。
ネトウヨの特徴である。
問題の本質を論ずるのではなく、過去の瑕疵を暴いて有名人をディスることに労を割く。

人を蔑む行為は、発言者自身も貶める。

TVでの岡田先生の発言内容は、感染学者としてはまっとうなものだと思う。
自分は感染学者であるからその専門の立場で発言するので、経済についてはそちらの専門家が意見を述べてほしい、ということは常に言っていた。

その感染症の専門家としての知識の真偽を確かめるべく、急ぎ3冊の著書を読んだ。

『怖くて眠れなくなる感染症』PHP研究所2017年。
『エボラvs人類 終わりなき戦い』PHP研究所〈PHP新書〉、2014年。
『強毒型インフルエンザ』PHP研究所〈PHP新書〉、2011年。

急いで読んだので、今読み返しているのだが、全体的に評価すると、感染学の教科書で学ぶようなことをわかりやすく書いているという感じ。
特に著者の偏見があるようには見えないが、その分独自性に欠けるともいえる。

「強毒性インフルエンザ」も「エボラウイルス病」も感染症対策は同じで、新型コロナウイルスとほとんど重なる。
感染症というのはそういうもので、立ち向かう方法は同じなのだ。
​​​
”新型”と言えど、感染症対策の知識はそのまま使える。
人類は2000年以上感染症と戦ってきたのだ。
TVの解説も躊躇なくそれが使えたわけだ。

ただし、それは「強毒性インフルエンザ(季節性インフルエンザと違う新たな危険なインフルエンザ)」や「エボラウイルス病」の場合の話だ。

「新型コロナウイルス」がまだどの程度の凶暴性かわからなかった時期は、危ない伝染病に対する構えでいいが、一旦そうでないとわかったら速やかに方針を転換すべきだ。

政府も、専門家会議も、岡田先生もそこを間違えている。

指定感染症2類相当に分類したのは、まだ新型コロナの実態がつかめなかったためしかたなかった。
しかし、季節性インフルエンザ並みの危険度と分った今は、5類に組み替えて警報解除するのが正しい。

それを早く決断しないと、ずるずるとやめるきっかけを失い、多くの経済被害者が生まれて、ウイルス被害の何倍もの犠牲者を数えることになるだろう。






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最終更新日  2021年04月02日 05時42分17秒
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