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「勉強をするための姿勢」というものがあります。背もたれに深く寄りかからない、筆記用具をそろえる、ペンを持つ反対側の手をそっと添える、必要な物以外を机に置かない、遅刻・欠席をしない、など。そういった基本的な姿勢ができていないと成績はなかなか上がっていきません。上記の姿勢のどれかひとつでも欠けていると勉強の効率は著しく下がります。座る姿勢が良くなった、プラス10点適切な筆記用具が常にそろっている、プラス10点、そんなふうに加算的に成績が伸びるのではありません。適切な姿勢が全てそろったときに100点であり、ひとつでも欠けたら30点か40点くらいまで下がってしまいます。通常授業で口酸っぱく言っていることは、どれかひとつでも欠けてはいけません。全部そろったときに劇的な点数アップが望めるのです。文責:安延伸悟
2018.09.27
講師の雑談を楽しそうに聞く生徒は成績が上がる可能性が高いです。例えば「ここまでは入試に出ないから覚える必要はないけど…」という枕で始めた雑談にどれだけ食いつくか。楽しそうに、あるいは興味深そうに耳を傾ける生徒はその後伸びる可能性が大いにあります。もちろんその雑談を覚えていたからといって入試で使えるわけではありません。しかし、入試に問われるわけではないその知識を嬉々として受け入れ、吸収しようとしている、まさにその姿勢こそが成績を上げるのです。どれだけ知的好奇心があるかということですね。知的好奇心が旺盛な生徒は大いに伸びます。現状のスタートラインは関係ありません。知的好奇心が旺盛だということは自分の知識が増えることを楽しむことができるということです。そして自分の知識が増えるのを楽しむ能力というのは勉強をする上で不可欠の要素です。あるいは保護者の方は子どもが知的好奇心を持てるような声掛けをしてもらいたいと思います。文責:安延伸悟
2017.06.17
勉強できるようになりたければとにかく継続することです。週のうち二日だけはめちゃくちゃ頑張ったけどそれ以外の日は勉強は0時間。そんな勉強では決してできるようにはなりません。それよりも毎日1時間でもいいので継続することです。勉強の王道はとにかく継続することなのです。継続的な勉強は決して裏切りません。文責:安延伸悟
2017.05.28
まずは必要最低限の文房具をそろえること。成績を上げる際には非常に重要になります。きちんと芯がでるシャーペンが数本、ある程度の大きさの消しゴム、赤のボールペンと他2色ほど、黄色かオレンジの蛍光ペン、定規、コンパス。このあたりは必要最低限ですね。特に男子なんかはこれらがきちんとそろっているほうが少数派かもしれません。しかし、こういったところをおろそかにしていると、なかなか成績には結びつきません。書ければなんでもいいじゃないか、と思われるかもしれません。しかしそうではありません。勉強は長時間やるものです。半分壊れたようなシャーペンでは到底そのような長時間勉強に耐えられないでしょう。勉強するとか以前に、シャーペンのほうが気になって集中できません。受験生は特に、これからそのシャーペンとともに長い時を過ごすのです。ともに戦う相棒がそのシャーペンでいいですか?少しこだわってみてもいいかもしれません。1000円前後も出せばかなりいいものが買えるはずです。そんな話を新中3のクラスで話しました。文責:安延伸悟
2017.02.18
人生とはいくつもの選択の連続でひとつを選べばまたひとつの選択を迫られる。そんなふうにして人はいつも何かの選択を迫られています。例えば部活から疲れて帰ってきて、そこから勉強するのかどうか。それもひとつの選択です。そこで何を選択するのか。今日は疲れたからもういいや、と考えるのか、少しでも進めておこう、と考えるのか。選択の連続によって人生が形作られ、その瞬間瞬間の選んだ選択肢によって、その人の生き様というものが作られるのではないか。今日はそんなことを考えました。文責:安延伸悟
2017.02.13
数学が得意になる生徒はどんな生徒でしょうか。それは数学を楽しんでいる生徒です。例えば難しい問題になればなるほど数学には様々な解法があります。中3生は入試対策をしているので言わずもがな。中2生も今は図形の問題をやっているので、複数の解法があることがあります。授業ではみんなが気付けていない、もっと早く解く方法を伝えたりするのですが、その際に、「おぉ、なるほど、すげー」と声をあげる生徒は数学が得意になります。私が「こういった解き方もあるんだけど・・・」と説明を始めた時に、「もうすでにこっちのやり方で答えが出てるからいいじゃん」と言わんばかりの顔をして新たな解法に興味を示さない生徒もいます。前者は数学を楽しんでいます。後者は答えを出すことを目的としています。ある答えを出すためにAの解き方とBの解き方があって、片方の解き方しか知らなければ当然応用できる幅も狭まります。両方知っている方がいいに決まっています。しかし、Aの解き方ができるのだからあえてBの解き方で解く必要がないじゃないか、そんな功利的な考え方でBの解き方を知ろうとしない生徒もいるのです。数学は答えが出ればそれで終わりではありません。よりエレガントな解法はないのか、そんな姿勢が必要なのです。中学の段階から特定の解法のみにこだわり、新たな解法を知ろうとしないならば、もう高校内容などは到底ついていけるものではありません。できる限り数学を楽しめる姿勢を生徒の中に作りたい、そんな話を今日の中2の授業でしました。文責:安延伸悟
2016.12.09
先日、保護者の方から「うちの子は整理整頓ができない」という話を聞きました。部屋にプリント類が積み上がっていて、すぐに物をなくしてしまう、と。しかし、安心してください。これはその子が特別、というわけではなく、中学生の男子ならほとんどの子は整理整頓ができません。お母様方はかつては中学生の女子だったと思います。中学生の女子は多くの生徒がきれいに整理整頓しています。多くのプリント類はきちんとファイルされ、解けなくて質問に行こうと考えているページには付箋が貼られています。お母様方からするとそのような状態が当たり前かと思いますが、中学生の男子はそんなことはありません。私もかつては中学生の男子だったので生徒たちの状態はよく分かります。なんでしょうね、面倒くさいんです。整理整頓に時間を割くくらいなら友達とふざけ合っていたい、そんな思いもあるのかもしれません。お母様方からすると信じられませんよね。しかしそれが中学生男子の現実なのです。中学生くらいになると親に言われたくらいでは整理整頓しようとはなかなかなりません。やはり第三者に言ってもらうのがいいでしょう。塾で私がカバンの中を整理しなさいと伝えると、即座に整理し始めます。今日も中2でカバンの中がぐちゃぐちゃになっている男子にカバンの中を全部出させ、整理させました。カバンの中がぐちゃぐちゃだと頭の中もぐちゃぐちゃになってうまく勉強内容も整理できません。必要なときに必要な教材が準備できないという状態ではスムーズな勉強など到底不可能です。まずは定期的に整理整頓の時間を確保する。そういったところから指導していこうと思います。
2016.11.17
人と同じように授業を受け、人と同じように宿題をやる。まずはそこを目指しましょう。人よりも集中してなかったり人よりも宿題が雑だったらそれはもう成績は低くても仕方ありません。まずは人と同じレベルでできるようにしましょう。それだけで成績が上向く人も多くいると思います。そして人と同じことができるようになれば今度は人よりも頑張ってみましょう。人よりももっと宿題を丁寧にやる、人よりももっと自習に来る、そこまでくれば劇的な成績アップとなるでしょう。人と同じことをしていては現状維持のままです。人よりももっと。そのことを意識してみてください。そうすれば今まで到達できなかったレベルにのぼりつめることができるでしょう。最後に、人のことなんか目もくれずただひたすら自分に目を向けて頑張る、その地点まで到達できればそれはもうすごいことになりますね。もしかしたら中学生には無理かもしれません。難関大学を目指す高3生なんかがそのレベルに達することができるかもしれませんね。まずは「人と同じくらい」、次に「人よりももっと」、そして最後に「人なんか関係なく」、そんなことを意識してみてください。成績に変化が表れるはずです。文責:安延伸悟
2016.11.13
成績を上げるにはある程度の負荷は必要です。自分なりに頑張る、疲れたらすぐに休憩を入れる、分からないところは諦める、そんな勉強をしていても成績は上がりません。成績を上げようと思ったら、今までの自分を大きく変える覚悟が必要です。スポーツでも一緒ですね。負荷をかけると筋肉痛になります。しかしその筋肉痛が癒える頃には筋肉はひとつ成長しています。それを繰り返していくことで強靭な筋肉が生み出されるのです。勉強もそれと同じですよね。もうヘトヘトになるくらいまで頑張る、そうすれば次の日にはまたもう少し頑張れるようになります。それを繰り返していくことで強靭な頭脳が生み出されるのです。自分に負荷をかけましょう。負荷のかけ方が分からなければ創心館の門を叩いてください。自分の限界を超えて頑張るとはどういうことなのか。創心館の生徒はみんなそういったところに挑戦しています。文責:安延伸悟
2016.11.09
成績が伸びる生徒の特徴とはどのようなものでしょうか?様々ありますが、ひとつ授業中の例を挙げたいと思います。成績が伸びる生徒は授業を真剣に聞いています。当たり前だろうと思われますか?これが意外と難しいのです。例えば授業中に先生が「これは覚えなくてはいけません」と言ったときに成績の良い生徒はその場で覚えようと、ボソボソと口を動かしてみたり、ノートを隠して書けるかどうか試したり、とにかくその場で覚えようとします。また板書を写すときに、自分は先に写してしまって、周りの人たちが写すのを待っているときに、下の例題が解けるかどうか試したりしています。みんなを待っている間、決してぼーっとしてはいません。今習った知識が使えるかどうか、早速下の問題で試しているのです。授業を真剣に受けるということは授業時間いっぱいをフルに活用するということです。こういうことをずっと続けていれば長い期間経つと大きな差となって表れます。とにかく成績の良い生徒は一時も時間を無駄にしないのです。明日から早速意識してみてください。
2016.10.01
難問と格闘することは成績アップに重要なことです。特に数学などではどれだけ頭を悩ませるかというのは重要です。頭をさんざん悩ませたうえで、答えが出ればそれは大きな財産となりますし、たとえ答えが出なくとも解答を見た時にその解法が頭に刻まれます。まさに頭の中に引き出しがひとつ増えるといった感じです。逆に分からなければさっと答えを見たほうが良い問題もあります。例えば「ヨーロッパの火薬庫と呼ばれていた半島は?」と聞かれても知ってたら解ける、知らなかったら解けない。さっと答えを見て「あぁバルカン半島か」と暗記するのです。このような問題で頭を悩ませてもただの時間の無駄です。それよりは覚えるほうに時間を費やすべきです。どの問題は粘らなければならないのか。どの問題は答えを見てもいいのか。そういった判別ができるようになると格段に成績は上がります。
2016.08.13
面倒くさがっていては成績は絶対に上がりません。なんでその答えになるのかは分からないが、答えが合っているからそれでいい、そんな勉強の仕方をしていても一向にできるようにはなりません。間違えた問題をしっかり見直すのはもちろんですが、正解した問題もしっかりと見直してください。答えが分からずに「ウ」と書いたものがたまたま正解だったかもしれません。「示準化石」か「示相化石」かしっかりと区別がついていない状態で「示準化石」と書いた答えがたまたま合っていただけかもしれません。今回は「新生代の生物」が出題されたが、次回は「古生代」かもしれないし「中生代」かもしれない。たまたま新生代の生物は書けたが、古生代の生物や中生代の生物も見直ししておこう。そんなふうに考えながら勉強してください。勉強はまずは自分の成績を上げるためにやるものです。誰かにお願いされてやっているものでもありません。自分をごまかさず、丁寧にやりましょう。
2016.07.05
スピードが速いとそれは武器になります。ただ、「スピードが速い」というのと「雑」というのは区別しないといけません。スピードが速いというのは適当にやることとは違います。通常の「丁寧に確実にやる」スピードが速いということです。人と同じことを人の2倍のスピードでできたらその分有利になるのは当然です。人が1時間かかることを同じクオリティで30分でやる。そうすると残りの30分は別のことに充てられます。当然その30分を勉強に充てれば人よりも2倍成長できるということになります。もちろん単純計算できっちり2倍というわけにはいかないでしょうが、それでも遥かに有利になるということは想像に難くありません。ではどうやったらスピードが身に付くのか。それはもう日頃から意識し続けるということにつきます。意識して速くしようと思ってやらなければ速くなるはずもありません。創心館では毎回の小テストでは時間を計ります。極端に遅い生徒は時間切れで不合格になってしまいます。たっぷり時間をかけてその子のペースに合わせるのは必ずしもその子のためになるとは限りません。スピードが遅いことは今後のその子にとって大きなディスアドバンテージになるはずですので、厳しいようですが時間切れで不合格ということにしています。しかしずっとスピードが遅いままという生徒もいません。鍛えれば必ず速くなります。そしてスピードという武器を手に入れればそこからその子は大きく成長してくれるでしょう。長い目で見た指導を今後もしていきたいと思います。
2016.04.29
勉強は「苦行」でしょうか?点数の良い生徒を見るとそうではないように思います。勉強をするのは当たり前、むしろできないことができるようになるのはすごく楽しいことだ。点数の良い生徒はそんなふうに思って勉強しているように感じます。一方で点数があまり良くない生徒は勉強をいやいややっているようです。できれば勉強はやりたくない、できる限り勉強時間は少ないほうがいい、そんなふうに思いながら勉強しているように感じます。気持ちの違いで点数は大きく変わってきます。前向きな気持ちで勉強するのと後ろ向きな気持ちで勉強するのと、脳に定着する度合いも大きく変わってきます。どうせやらなくてはならないのであれば前向きな気持ちで勉強しましょう。
2016.04.08
分からないところがあったら後回しにしてはいけません。毎回の授業で新しい内容を学びます。そしてその新しい内容は前回の授業が理解できているという前提で組み立てられています。もし前回の授業で分からないところがあるまま今回の授業に参加していたら、今回の授業ももしかしたら分からないかもしれません。そうして分からないところが積み重なり苦手科目となってしまいます。特に数学や英語は積み重ねの要素がかなり強い科目です。前回までの授業とのつながりの中で今回の授業があるのですから、以前までの内容はしっかり理解しておく必要があります。ですから分からないところを後回しにしてはいけないのです。毎回の授業後、あるいは次の日、質問に来てください。そして分からないところがない状態にして毎回の授業に臨んでください。そのことを意識するだけで成績は大きく変わってきます。
2016.04.01
宿題や小テストを大切にする生徒は必ず成績が上がります。塾の授業は1回で完結ではありません。1回授業をすれば、その内容を宿題で定着させ、そして定着したかどうかを次の授業の小テストで確認し、できていることが確認できたらその上に積み上げる授業を行います。授業→宿題→小テスト→次の授業。これらは有機的につながっていて、どこかで途切れてしまうとその分、次回以降の授業に弊害が出ます。毎回毎回きっちりと宿題をやり、小テストでも必ず合格する生徒というのはこの一連の授業の流れがうまくかみ合っている生徒です。こうなれば成績が上がらないはずがありません。どんどん知識を積み上げていくことができ、どんどん成長していきます。成績を上げようと思ったらまずはコツコツ目の前のことをすることです。毎回の宿題を丁寧にやる。小テストの勉強をきっちりやる。この基本的なことができるだけでかなりの成績アップが望めるでしょう。
2016.03.31
間違った理由を考えることを習慣にしていると成績は上がってきます。例えば宿題をやります。答え合わせの段階で赤ペンで答えを書くだけの生徒となんで自分は間違えたのかを考える生徒とでは同じ宿題をやったとしても身に付く力は雲泥の差です。なぜ間違えたのか、自分はどういう勘違いをしてたのか、どういうアプローチなら正解にたどり着けるのか。そういったことを考えながら勉強をしている生徒は当然のことながらどんどん力をつけます。なぜ間違えたのかを考えるのはかなりの労力を使います。手っ取り早く赤ペンで答えを書いて宿題を終わらせたいという気持ちもあるでしょう。しかし自分のために勉強をするのならば間違えた理由を考えるのは必須のことです。やらされている勉強と、自らやる勉強と。こういった部分に表れてくるのだと思います。
2016.03.27
隙間時間を利用するのと成績は強い相関関係があります。ご飯ができるまでの10分、この10分を大切にできるか、です。たった10分では何もできないと考えるのか、10分あればあれができるなと考えるのか。その姿勢の差が長い目で見ると大きな差となって表れてきます。勉強が苦手な生徒はたいてい、「勉強とはちゃんと机に向かってするものだ」という思い込みを持っています。だから勉強になかなか気持ちが向かないのです。勉強なんてどこでもできます。それこそ食卓でご飯ができるまでの10分の間にいろんなことができます。1日を丁寧に眺めてみてください。隙間時間はけっこういろんなところにありますよ。
2016.03.24
難しい問題と格闘することは成績アップのために大切なことです。特に数学ではあーでもない、こーでもないと頭をフル回転させることで力がついてきます。入試本番では見たことのないような問題が出題されます。しかし、見たことがないといっても必ず今までの知識で解けるようになっています。あとは頭の中のどの引き出しを開ければいいのか、正しい引き出しを開けることができれば正解まで到達できますし、どの引き出しを開けるのか分からなければその問題は解けません。難問に対峙してあーでもない、こーでもないと頭を悩ませる経験が「どの引き出しを開ければいいのか」の練習になっているのです。確かに答えを見れば簡単です。しかし、難問と必死に格闘した生徒のほうが入試本番では強いのです。
2016.03.22
先生の目を見て授業を受けることは成績アップにつながります。創心館では授業を聞く時間と板書をノートに写す時間とを分けています。授業を聞くときはペンを持たずに授業を聞く。ノートに写すときは先生は一切話さない。そんなふうに聞く時間と書く時間を分けることによって先生の話を聞き洩らさないようにできます。これから先、人の話している内容を的確に理解する力は必須となります。口頭での説明が理解できるという能力を身につければ勉強だけではなく社会に出た後にも役立ちます。会社に入ると板書をしながら教えてくれるということはほぼありません。普通は口頭での指示となるでしょう。その指示を聞き洩らさず、的確に行動できるならば上からの評価は高くなるはずです。まずは目を見て聞く。そしてその人が言っていることを必死で理解しようとする。その姿勢をもってください。板書を写すのはあとから見返すためです。授業後数日経って授業内容を忘れそうなときにもう一度読み返すことによって授業内容を思い出すのです。そのためにノートを取るのです。ノートを取ることは話している内容を理解することとは全く別物です。理解しないことにはノートを見ても全く意味がありません。
2016.03.20
創心館では基本的にはテキストには書き込まないようにと指導しています。というのも、テキストは何度も繰り返すものだからです。一旦書き込んでしまえば二度とそのページは勉強することができません。答えを隠してやると言っても限界があります。チラッとでも答えが見えてしまえば問題を解く効果がなくなります。だから書き込まずにノートにやってもらっています。各教科ノートを用意してテキストはノートに解きましょう。ただし、学校の提出物は別です。学校の提出物は提出期限があります。それまでに仕上げなくてはなりません。もう1回解こうと思ってノートにやってもし2周目を解く時間がなかったら提出できないことになってしまいます。ですので学校の提出物は早急に提出できる状態に仕上げてもらいます。その代り、塾のほうで学校のワーク類をすべてコピーしています。もし繰り返し解きたいならばコピーをお渡しします。ですので、学校の提出物に関してはできるだけ早く書き込んで提出できる状態にしておいてください。繰り返しやる際には塾で保存しているコピーをお渡しします。
2016.03.14
時間を計りながら勉強をすると成績アップへの近道です。今から数学の宿題をするとします。ページ数は2ページです。各ページに20問ほどの計算問題が載っています。まずペンを持つ前にこの1ページを何分で終わらせるのかを決めます。例えば20問なので1問に1分として合計で20分で終わらせる、と決めます。そしてその時間をストップウォッチなどで計るのです。今ではスマホにもストップウォッチがついているでしょう。そういった文明の利器も活用しましょう。この練習をしておけば、集中力を養うこともできますし、ざっと全体を眺めたうえで、自分ならこれを何分で終わらせることができるのかを見積もることができるようになります。そうすればテストで時間切れになってしまい最後の問題まで解けなかったということは避けられます。時間を計って解くことは多くの利点があるのです。成績を上げたいと思うならばまずは時間を計りながら勉強をするということをやってみましょう。
2016.03.06
姿勢を正しくして勉強することは成績アップに必須のことです。姿勢が乱れていては長時間の勉強に耐えられません。成績を上げようと思えば長時間の勉強は避けられません。そしてその長時間の勉強を支えるのが正しい姿勢なのです。成績の良い人の勉強姿を見てください。間違いなく全員が背筋を伸ばして勉強しています。肘をつきながらといった姿勢で長時間耐えられるわけがないのです。TKクラスの自習の様子を後ろから眺めているとよくわかります。綺麗に後姿がそろっています。このような姿勢が彼ら彼女らの集中力を支えているのです。正しい姿勢で勉強することは成績アップのために必須のことです。
2016.03.05
成績をアップさせるのに必要なこととして答え合わせを丁寧にするということが挙げられます。成績が上がるということは力がつくということと同義だと考えていいですが、ただ問題を解くだけでは力はつきません。問題を解いた後に答え合わせをするから力がつくのです。問題を解くだけで自分が書いた答えが合っているのか間違っているのか分からないのでは力がつきようがありません。間違えた問題はどれなのか、それを答え合わせを通して炙り出すのです。そして炙り出された部分をできるようにしてこそ力がつくのです。まずはできる問題とできない問題とに分別する。そしてできない問題をできるようにすることで以前の自分よりも成長していると言えるのです。成績を上げようと思えば答え合わせを丁寧にすることは必須です。
2016.03.02
成績を伸ばそうと思えば授業を大切にしてください。学校の授業でも塾の授業でも、とにかく授業を大切にする。それが成績アップの第一歩です。授業を集中して聞きます。すると授業内容が理解できます。授業内容が理解できると宿題もスムーズに進みます。宿題がスムーズに進むと内容が定着します。内容が定着すると、次の授業も集中して聞けます。こんなふうに良い循環が生まれるのです。成績を上げようと思えばまずは授業を大切にする。それが成績アップの第一歩です。
2015.05.08
目標を明確に持つとやっぱり強いですね。中学生で目標が決まっている、そんな生徒のほうが圧倒的に少数ですが、少ないながらも、しっかりと将来の目標を決めている生徒もいます。そういう生徒は強いです。勉強していてもブレません。自分に必要なことを坦々とこなしています。やれ、定期テストだ、やれ、実力テストだ、そんな一回一回のテストに一喜一憂はしません。常に先を見据えて、坦々と勉強をしています。目標を持ちましょう。簡単には見つからないかもしれません。しかし、見つけようと思わなければ決して見つかりません。常日頃から、自分は何がやりたいのか。そんなことを考え続けながら日々を過ごしましょう。
2015.05.05
勉強をする理由は何でしょうか?それは言うまでもなく、自分が賢くなるためです。賢くなって成績を上げたり、志望校に合格するために勉強をするのです。では、毎回の宿題でそれだけの目的意識を持ってやっているでしょうか?必ずしもそうとは言えないやり方で宿題をする生徒もいます。宿題は範囲が決められます。例えば20ページから23ページまで宿題となったとします。とにかく宿題を終わらせることが目的となっている生徒はそのページ数を埋めればそれでOKだと考えています。極端な話、全部「ウ」にして、記述は飛ばして、赤で答えあわせをして終わり。それでも一応宿題忘れにはなりません。「宿題を一刻も早く終わらせたい」と考えて宿題をしていると、終わらせることが第一目標となってしまい、それこそ上の極端な例に近いような状態になっている生徒もいます。宿題は何のためにするのでしょう?宿題忘れをしたら怒られるから?そうではないですよね。宿題は自分を賢くするためです。できなかったことをできるようにするためです。覚えたことを忘れないように定着させるためです。宿題をやる際には、もう一度「何のために宿題をやるのか」を考えてみましょう。
2014.08.02
成績を上げるために一番必要なものは何でしょうか?分かりやすい授業?質のよい教材?勉強しやすい環境?そんなものはなくても成績は上げられます。あったらあったで便利ですが、なかったらなかったでかまわないものです。成績を上げるのに絶対に必要なもの、それは本人のやる気です。これだけは絶対になくてはなりません。やる気だけはなかったら成績は上がりません。逆に言うならば、やる気さえあったら分かりやすい授業がなくても質のよい教材がなくても勉強しやすい環境がなくても成績は上がります。ではどうやってやる気がでるのでしょう?やる気を出せと言ったからといってやる気はでません。世の母親たちが再三子供に勉強をしろと言っても一向に勉強しないのはこのためです。外部からの圧力でやる気を出させることはできません。やる気というのはその人の内部から湧き上がってくるものなのです。では周りの人は手をこまねいてやる気が出るのを待つしかないのでしょうか?受験には期限があります。志望校の入試日はすでに決定されています。入試日が決定されているならば、そこから逆算して、入試まであと何日、何時間といったことまで決定します。その残された時間の中で志望校の入試に受かる力をつけなくてはならない、生徒の内部から自然とやる気が出るのを待っていたら間に合わない可能性が高くなります。ではどうすればいいのでしょうか?やる気とは個人の内部からしか出てこない、外野が何を言っても無駄だ、でも早くやる気を出して勉強してもらわないと間に合わない、さて、どうしましょう?やる気には2種類あります。どちらも内部から湧き出てくるものという点では同じですが、湧き出る源泉が異なります。一方は焦りからくるやる気です。このままではとんでもない不利益を被る可能性が大きい、ということを現実感を持ってまざまざと感じられるとそこからやる気が湧き出てくることがあります。これは模試などを受けて、とんでもない点数になってしまったときなどに出てくることが多くあります。これはこれで結構爆発的な力を持っています。締め切りが迫った提出物などは凄まじい集中力で終わらせるのに似ています。しかし本当はもっと前もってやる気を持って勉強したいですよね。焦りから冷や汗をかきながら、ヒリヒリした感覚で勉強するのはあまり精神的にもよくありません。もうひとつのやる気の源泉は自分が将来なりたいものが決まるというところです。なりたい職業でなくてもかまいません。行きたい大学や高校が決まればそこからやる気がでてきます。あるいはなりたい自分像というものが見えればそこに向けて努力できるでしょう。同じやる気を出すならこちらのほうが断然いいですよね。創心館では生徒と接する際はコーチングという技術を用いています。その生徒の内部から自然となりたい職業、行きたい学校、なりたい自分像というものを導き出すようにしています。そうすることで生徒たちは圧倒的なやる気を出し、圧倒的な勉強量を稼ぎ出し、圧倒的に成績を上げるのです。創心館の中学生は今回の定期テストで全員得点アップを成し遂げました。それも中途半端な上げ幅ではなく、圧倒的に成績を上げました。それは内部から湧き出るやる気に火を灯したからなのです。
2014.06.07
大学受験生に限った話をしてみます。大学受験と言えば、科目も多岐に渡りますし、かなり早めから準備をし始めるので、長丁場だといえます。そんな大学受験への勉強で陥りやすい罠が、完璧にこだわりすぎるというものです。例えば日本史を勉強したとしましょう。完璧主義の人はとにかく完璧にするまで先に進みたくないのでいつまでたっても旧石器時代をやるということになってしまいます。旧石器時代は完璧だと思っても、テストをしてみるとちらほら穴がある。まだまだ旧石器時代は完璧ではないと思って再び勉強します。しかし日本史は旧石器時代だけではないのです。中世を経て、近代・現代までやらなくてはならないのです。そんなやり方ではいつまでたっても日本史の模試で点数が取れるようにはなりません。旧石器時代のところだけは取れるかもしれませんが・・・。単語を覚えるにしても同じです。完ぺき主義の人は単語帳の最初の100個が完璧になるまで先に進みたがりません。そんなことをしていると遅々として進まない勉強に嫌気が差してしまうでしょう。そうして勉強を投げ出してしまうのです。コツは8割くらい覚えたなと思ったらさっさと先に進んでしまうのです。完璧にしてから先に進むというのはほぼ不可能だということを覚えておきましょう。8割くらいできたら先に進む、そして最後まで行ったらまた最初に戻って繰り返しやるのです。単語帳などは何周繰り返すかが勝負です。一回で完璧になることはありません。どうせ最後まで行ったらまた最初に戻るのですから、初めの1周目は8割ほどの正解率でいいのです。2周目で9割、3周目で9割5分、4周目で9割8分、それくらいのペースでかまわないのです。もうひとつ、完璧主義の人が陥りやすい罠としてなかなか過去問を解かないというものが挙げられます。よく、「今過去問をやっても点数が取れないから」という話を聞きます。では、いつになったら過去問で点数が取れるようになるのでしょう?過去問で点数が取れるということは合格するということですから、そもそも過去問で点数が取れるなら過去問を解く必要はなくなります。そうではなく、過去問を解く理由はできないことを確かめるためなのです。自分はどこが解けないのか?どの単元が弱いのか?そういったことを知るために過去問を解くのです。完璧になって、点数が取れるようになってから過去問を解くということは不可能だということを覚えておきましょう。最初にも述べましたが、大学受験は科目が多岐に渡りますし、長丁場です。数多くある科目それぞれで平均点以上をマークしなくてはなりませんし、一度完璧にしたからといって、時間が経てばすぐに忘れてしまいます。大学受験に関しては、完璧にこだわりすぎると大きな落とし穴が待っています。
2014.06.03
宿題はやらされるものという意識があるうちは成績は上がりません。例えば宿題が「P46~P48」の3ページだとします。ただ漫然とその3ページを解くだけでは成績は一向に上がりません。宿題をやるだけで成績が上がる?そんなのは幻想でしかありません。特に真面目な生徒に多いのですが、3ページを終わらせることが目的となっており、その3ページを使って賢くなろうという視点が欠けている生徒がいます。確かにP46~P48の宿題をやってきた。宿題忘れで怒られる筋合いはありません。しかし、宿題と全く同じ範囲で小テストをしても解けない問題がある。それって宿題をやった意味があるのでしょうか?STEP1 宿題の範囲を解くSTEP2 採点をするSTEP3 間違えた問題を理解して解けるようにするの3段階でいうと、STEP3がすっぽり抜け落ちてしまっているのです。宿題を解いて採点をするまではいわば、「自分が解けない問題は何か?」を焙り出す作業です。「解けない問題はどれか?」を確認するだけなので、STEP1とSTEP2だけでは決して賢くはなりません。その先の「解けなかった問題を解けるようにする」ことで成績は上がるのです。STEP2までをクリアすれば宿題忘れにはなりません。授業の最初の宿題確認でハンコを押してもらえます。しかし、その先のブラテではSTEP3を経てないと点数が取れません。やらされている勉強だとSTEP3まで行くのはなかなか難しいのが現状です。自ら目的意識を持って、できるようになりたい、成績を上げたいという視点を持って勉強をすれば自然とSTEP3の「できなかった問題は何か?」というところに辿り着けるでしょう。なぜ自分はその問題で間違えたのか?どうすれば正解できたのか?次に同じ問題をするときは解けるのか?その視点を持って勉強に取り組んでいけば成績は自然と上がってくるはずです。できなかったことをできるようにする、そのことによってのみ賢くなれるのです。
2014.05.26
文房具をきちんと揃えることと成績は関連があります。もちろん例外もありますが、基本的には筆箱の中に文房具一式がきれいに揃っている生徒は成績が高い傾向にあります。というよりむしろ筆箱の中に赤ペンも入っていない、消しゴムも入っていないという生徒は成績が低い傾向があります。これは勉強に対する意識の差だと思います。文房具をきちんと揃える生徒は勉強にも真摯に向き合うことができます。大切なところには赤線を引き、場合によっては青線を引き、蛍光マーカーで目立たせることもします。そうして勉強に前向きに取り組んでいると自然と成績も上がってきます。赤ペンがない?答え合わせはどうするの?答え合わせなんてしないだって?そんなので成績が上がるわけはありません。消しゴムがない?間違えたところはどうするの?グチャグチャってやって消す?そんなノートを見返したいと思う?勉強に対する姿勢の面で、すでにハンデを抱えています。文房具はきちんと揃えましょう。~ここまで5分~先生方、ブログ更新を頻繁にやってるけど指導のほうは大丈夫?という懸念もあるかと思いますが、実はブログを書くのにそんなに時間はかけていません。理念を語る内容のブログは時間がかかりますが、成績アップシリーズはこちらもプロなのですぐに書き上げることができます。~ここまで7分~すみません、話題がそれました。文房具はきちんと揃えましょうという話でした。ところで、きちんと揃えるの「きちんと」には「必要なものだけ」という意味合いも含まれます。女の子に特に多いのですが、必要以上にいろいろな色を持っていて、ノートをとにかくカラフルにしてしまうという生徒がいます。何の脈絡も規則性もなく、とにかくカラフルにすることだけを目的に色ペンを使う、それもまた成績が下がってしまう傾向にあります。大切なところを後から見てちゃんと分かる、色ペンを使う目的はそこです。もっと細かいことを言うならば、キティーちゃんのシャーペンも私はあまり好きではありません。私も使ったことがあるのですが、上にチェーンでぶら下がってる人形が邪魔で仕方ありません。集中して問題を解くことができません。文房具を「きちんと」揃えるというのは勉強に適した文房具を過不足なく「きちんと」揃えるということなのです。~ここまで10分~ありがとうございました。
2014.05.01
勉強はすればするほど成績が上がります。しかし、成績は勉強時間にきれいに正比例するわけではありません。いうなれば、階段状に成績は伸びていくのです。2時間勉強したら2点アップ、4時間なら4点、6時間なら6点、8時間なら8点アップ、そんなふうに成績は伸びるのではありません。勉強しても勉強してもなかなか成績が上がらない時期があって、ある日突然、ポンッと20点ほど上がる、その後もまた勉強しても勉強しても上がらない、また1ヶ月ほどしてポンッと20点ほど上がる、そんなふうに成績は伸びていくのです。考えてみるとそれは当然の話です。例えば、基礎力のない生徒がいたとします。基礎力がない状態だとどんな問題も解けません。そして少し勉強をやったくらいでは基礎力はつきません。基礎力がつくまで何時間も何時間も勉強するのです。ちょっと基礎力がついてきたかなというぐらいではまだまだ問題は解けません。少々基礎力がついたくらいでは点数に結びつきません。ですので勉強はやっているけど成績は上がらないという状態になります。しかし、まだまだ何時間もずっと勉強を続けます。そしてようやく基礎がしっかりと固まったとします。そこでようやく第1問は全部正解となり、点数がポンッと上がる、そんなふうに成績は上がっていくのです。その後もまた成績が上がらない状態が続きます。発展的な力をつけるには時間がかかるからです。勉強しても勉強してもなかなか点数に結びつかない時期が続きます。それでも諦めずに勉強を続けていると、発展的な問題も解けるようになり、そこでまたポンッと成績が上がります。こんなふうに停滞時期→ポンッと上がる→停滞時期→ポンッと上がる→・・・と成績は階段状に上がっていくのです。勉強ができないという生徒はこの停滞時期に諦めてしまっているのです。人にもよりますが、だいたいみんな1ヶ月くらいは成績が上がりません。やってもやっても点数に結びつかない時期が必ずあります。それでもいつか成績は上がると信じて勉強を続けるのです。そうすれば必ず成績は上がります。「この生徒はもう少しで点数に結びついてくるな」という直前で勉強をやめてしまう生徒がいます。成績が上がらない現状に我慢ができなくなるのです。それは本当にもったいないことです。もう少し勉強していれば点数がポンッと上がり、やれば自分もできるんだと感じることができ、これからも勉強をがんばろうという意欲が出てくる、そんなプラスのスパイラルの直前で勉強をやめてしまっているのです。それほどもったいないことはありません。勉強は、やれば必ずできるようになります。今まで、勉強してもできるようにならないという生徒を見たことはありません。どんな生徒もやれば必ずできるようになります。しかし、できるようになるまでには少し時間がかかるのです。頑張りが点数に反映されるのにはタイムラグがあるのです。その時期を辛抱強く我慢し、勉強を続けることができるかどうかが成績アップするかどうかの分かれ道となるのです。
2014.04.30
成績アップのために必要なこととして「作業速度を上げる」というものがあります。作業速度が速ければ成績も上がってきます。まず作業速度が速ければ人よりも少ない時間で課題をこなすことができます。人よりも少ない時間でできるならば余った時間を別のことにあてることができます。人がまだ課題を解いている時間に自分は別の科目の予習や復習ができるでしょう。人よりも多くのことをこなせば自然と成績も上がってきます。また、試験や入試は制限時間が設けられています。人よりも速いスピードで書いたり計算できたりすれば余った時間で別の問題を解くこともできますし、何より見直しに時間を割くことができます。そこでケアレスミスをひとつでも発見できれば、その分、点数が上がるということになります。作業速度が速ければ、それだけ有利になるのです。もちろん雑にやるのと速いのは違いますのでその点だけは勘違いしないようにしましょう。ところで、作業速度を速くするにはどうすればいいのでしょう。まず一つ目に日頃から意識しておく必要があります。成績の良い生徒は塾に到着するやいなや、授業の教材を取り出し、そして、ブラテの勉強を始めています。その間、5分か10分くらいですが、それでも人よりも差がつきます。これは意識するだけで変えることができます。1分1秒を無駄にしないでおこうと意識しておけば自然とそういった生活習慣が身につくでしょう。次に頭の回転を速くしようと意識することです。創心館では当てられたらできるだけ即座に答えるように指導しています。常に当てられることを想定して、頭をフル回転させておくのです。またブラテも必ず制限時間を設けています。制限時間は作業速度が速い生徒に合わせています。ですから、作業速度が遅い生徒は制限時間に解き切れないということもあります。しかし、そこは作業時間の遅い生徒に合わせるべきではありません。作業時間が遅い生徒がスピードを速くすべきなのです。作業速度を速くする3点目は時間を計るという方法です。日頃、家で宿題をするときなどでも必ず時間を計るようにしましょう。この宿題は30分で終わらせると決めたら、意地でも30分以内に終わらせるようにするのです。ここでもう一度念を押しておきますが、決して雑にするのではありません。高い精度を保ちつつ、さらにスピードを速くするのです。そんなふうに常に緊張感を持って宿題などに取り組むとだんだんとスピードも速くなってくるはずです。そうすれば自然と解く量も増えてくるでしょうし、それに比例して成績もアップしてきます。成績を上げようと思ったら、作業速度を速くすることを意識してください。
2014.04.21
成績アップのために必要なこととして、「答えあわせをこまめにする」というものがあります。最低でも1ページごとに、できれば大問ごとに答えあわせをしてほしいと思います。例えば英語のテキストを例にとりましょう。英語のテキストは「確認問題」→「演習問題A」→「演習問題B」というふうに同じ文法事項ではありますが、だんだんと難しくなっていくように作られています。もし答えあわせをこまめにやらなかったらどうなるでしょう?「確認問題」で間違えたところは「演習問題A」でも同じ間違いをします。また同じように「演習問題B」でも間違いを繰り返してしまいます。ひどい生徒になると「確認問題」でぜんぜん違うやり方をして×ばっかりになり、「演習問題A」でも「演習問題B」でも×ばっかりになるという生徒もいます。「演習問題A」と「演習問題B」を解いた時間は全くの無駄になったといっても過言ではありません。逆にこまめに答えあわせをしていたらどうでしょう?「確認問題」で間違えたところを答えあわせをしてできるようにする。そうすると「演習問題A」では間違いません。ただ「演習問題A」は「確認問題」よりも少し難しいのでまだ間違えるところがでてきます。そこで「演習問題A」をやったあと答えあわせをして間違えたところを確認するのです。そうすれば「演習問題B」では同じような間違いは繰り返しません。しかしやはり「演習問題B」は難しいのでまだ間違えるところもあるでしょう。そして最後に「演習問題B」で間違えたところをできるようにするのです。こういうふうにやっていくと、宿題が終わった後、かなりのことができるようになるでしょう。同じ3ページの宿題でもこまめに答えあわせをするのと答えあわせをしないのとでは雲泥の差ができます。こまめに答えあわせをしなかった生徒はほとんど何も身につけることができなかった一方で、こまめに答えあわせをした生徒はいろんなことを身につけることができるのです。答え合わせはこまめにする。これは成績を上げるうえで鉄則のようなものなのです。
2014.04.18
成績アップのために必要なこととして「カバンの中を整理する」というものがあります。カバンの中が整理されてきれいに整っていれば成績は上がります。逆にぐちゃぐちゃで何ヶ月も前のプリントが入っているというような状況では成績は上がりません。カバンの中がきれいだということはすなわち整理整頓ができているということです。きちんとプリント類を整理していなければカバンの中はきれいになりません。カバンの中がきれいであれば、プリント類などがきれいに整頓できているということです。プリント類が整理できていれば必要なときに必要なプリントをサッと出すことができます。そうして勉強の効率を上げていくことで成績が上がるのです。「これ答えなんだったっけなぁ、あのプリントを見てみよう」と考えたときにサッと出てこないとストレスがたまります。探しているうちに勉強が面倒くさくなってとうとう勉強をほっぽりだしてしまいます。「これ答えなんだったっけなぁ、あのプリントを見てみよう」と考えたときにサッと出てくれば「あぁ、なるほどそういうことか、覚えておこうっと」といって勉強を継続することができます。カバンの中を整理する、するとプリント類を整理する、プリント類が整理できれば勉強がスムーズに進む、そして勉強時間が増え成績も上がるということなのです。成績を上げるためにはカバンの中をきれいに保つことが必要なのです。
2014.04.16
成績アップのために必要なこととして「量をこなす」というものがあります。当たり前といえば当たり前ですね。しかしこの当たり前のことがなかなかできないのです。巷に溢れているお手軽系のテキスト、たとえば「7日で完成!数学ワーク」とか「これだけ覚えろ!英文法」とかいかにも「たったこれだけでできるようになる」ということを謳っているテキストがありますが、そんなテキストで本当の力が身につくはずはありません。また、「7日で完成」するテキストを選ぶ人が7日間勉強を継続できるとも思えません。楽をしようという姿勢が透けて見えます。そんな姿勢で勉強に取り組んだところで本当の力は身につきません。勉強とはもっと泥臭くしんどいものなのです。もちろん「質」も大切です。しかし、勉強をほとんどやっていないような人がいきなり質の良い勉強を始められるでしょうか?質の良い勉強方法が分かるのは泥臭い繰り返しで「量」をこなした人だけです。逆に言うと、「量」をこなしたからこそ、「質」の良い勉強ができるようになるのです。ゴールデンウィークも近づいています。腰を据えて勉強をするチャンスです。創心館はいつものとおり休みなくオープンする予定です。中間テストに向けて「量」をこなしましょう。
2014.04.14
昼寝をするといいよという話を聞いたことがある人も多いと思います。昼寝をすることで頭がすっきりしてその後の勉強が集中できるという話ですが、私個人の意見としては生徒が昼寝をすることには反対です。生徒が昼寝をするときはどんなときでしょう?昼ごはんが終わった5時間目の授業中?それはもってのほかです。よく聞くのが、学校から帰ってきて夕方の時間に昼寝をするというもの。しかし、その時間に昼寝をしてしまうと夜に寝れなくなります。その時間に昼寝をするくらいならその時間は塾に来て自習をして晩ご飯の時間がきたら家に帰って夜は早く寝たほうがいいと思います。最近の生徒は寝る時間がどんどん遅くなっているようです。ゲームは以前からありますが、最近ではスマホを触っていて寝る時間が遅くなるようです。LINEやtwitterやfacebookなど様々なSNSがあります。友だちから連絡があると返信せざるを得ないような空気なのでしょう。やりとりをしているうちに寝るのが遅くなったということなのだと思います。そうして寝るのが遅くなり、でも朝学校に行く時間は同じで、どうしても睡眠不足になってしまう、その睡眠不足を補うために昼寝をするのだったらそれは本末転倒です。頭をすっきりさせるためにする昼寝と睡眠不足を補うための昼寝では意味合いが全く変わってきます。頭をすっきりさせるための昼寝はだいたい15分から20分が目安だと言われています。しかし、睡眠不足を補う昼寝ではそんな短時間で目が覚めません。だらだらと長時間寝てしまって、気づいたら2時間も経ってたということにもなりかねません。そうなるとまた夜に寝れなくなって友達とLINEをして寝不足になって昼寝をするという悪循環に陥ります。その悪循環を断ち切るのは簡単です。昼寝をしなければいいのです。そうすれば必然的に夜は眠たくなりますし、規則正しい生活になります。成長途中の生徒たちはきちんと適切な睡眠時間を確保すべきなのです。睡眠時間を確保することも成績アップのために必要なことなのです。
2014.04.11
学校や塾の授業を受けた後、大切なのが宿題を介した復習です。学んだ知識を定着させるには、どうしても復習することが必要になります。ただし、本当に大切なのはそのタイミングです。学校の授業を受けた後に宿題をずっと放っておいて宿題提出日の前日ギリギリにするというのはよくあることでしょう。上の図はエビングハウスの忘却曲線といいます。ご覧の通り、これは人間がどのくらいの速さで物事を忘れていくかというものです。この実験で行われたことは羅列された3文字の文字列(fgjなど)をどれくらい覚えていられるかというものなので、一概に勉強にあてはめることはできません。学校や塾で学習することは単なる文字列と同じではないからです。しかし、入ってきた情報の失われ方がこのグラフをたどるとすると、最初急降下するのは止む無しとして、できるだけ早い段階でもう一度情報を入れてやる必要がありそうです。学校であれば、同じ教科の授業が週に何回かあるでしょうから構わないかもしれません。しかし、塾に関していうと教科によっては1週間授業があくこともあるかと思います。その教科の宿題(復習)を授業の前日やギリギリに行うというのはどうやらマズイことになりそうです。できれば、その日に。遅くても2日以内には宿題(復習)をしましょう。同じ時間勉強をするとしても、驚くほどの違いが出てきますよ。
2014.04.07
成績アップのために必要なこととして、「隙間時間をうまく使う」というものがあります。人は生活の全てを予定でびっしり詰めることはできません。何かの出来事と出来事の間、例えば学校から帰って晩御飯までの間それがたとえ10分でも20分でも、その時間にテキストを開いて勉強をすることは成績アップのために必要なことです。昨日は日曜日ですが、朝から中3生が自習に来ました。本当は午前中は予定があったそうですが、なんかの拍子に突然午前中の予定がぽっかり空いてしまった。さて、その時間になにをするか。彼女は塾に来て勉強をするという選択をしました。突然目の前に現れた「暇な時間」その時間を勉強に充てる。こうして成績をアップさせていくのです。言い古された言葉ですが、時間は有限です。特に入試はきっちりと期限が定められています。2月10日の私立高校入試、あるいは2月20日の公立高校前期入試、その日までに志望校に届く学力を身につけなければなりません。少しの隙間時間の勉強の積み重ねが後々大きな財産となって自分に力を与えてくれるのです。
2014.04.07
成績アップのために必要なこと、それは「学習姿勢」です。文字通り、勉強するときの姿勢です。勉強しているとき、きちんと右手でシャーペンを持ち、軽く左手を添える(右利きの場合)。背筋は伸ばして、ゆったりイスに腰掛ける。机の面に対して60度くらいの傾きでノートに目を落とす。そんなふうに見るからに美しい学習姿勢をしている生徒で成績の悪い生徒を見たことはありません。逆に、ペンの持ち方がおかしく、斜め横から覗き込むようにして指先を見て、体が常に傾いている生徒はなかなか成績が上がりません。もちろん一般論ですので例外はあるかもしれません。しかし、ほとんどの場合、勉強姿勢が美しいと成績も良いという法則が当てはまります。実は脳はいつもフル回転でいろんなことを処理しています。指先にかかる筆圧、座っているときに腰にかかる上半身の体重、左手を添えていればそんなことはないのに、添えていないがためにずれるプリントの位置。そんなことを無意識のうちに処理しているのです。勉強に適さない姿勢で勉強をしていると脳に勉強以外の余計な負荷がかかります。姿勢が良いならば処理しなくてもいいようなことも姿勢が悪いと処理しなくてはならなくなります。そんなふうに脳に余計なことを考えさせていては勉強の内容もなかなか頭に入ってきません。さらには、長時間の勉強に耐えることができません。勉強には勉強に適した姿勢があるのです。いつもきまった正しい姿勢で勉強をしていればその分、脳が処理する量が減り、その分、勉強の内容を処理する量が増えます。イチロー選手がいつも同じバッティングフォームをしているのと同じ理屈です。同じ姿勢だからこそ、目の前のバッティングに集中できるのでしょう。勉強も同じです。体や脳に負荷がかからないような姿勢を常にキープし続けることで勉強への集中力が増し、ひいては成績アップへとつながるのです。
2014.04.06
ひとつカテゴリーを追加しました。「成績アップのために必要なこと」です。栄えある第1回は「継続すること」です。成績アップのためには「勉強を継続すること」が必要です。今日は気分が乗ってるから20ページも進んだぜ。だけど今日は気分が乗らなかったから全然やらなかったぜ。というのでは成績はなかなか上がりません。月曜日に20ページやって火曜日から日曜日まで何もやらないというのと毎日コンスタントに4ページやるのとでは身につく力に雲泥の差があります。当たり前と言えば当たり前ですね。定期テスト前だけ一気にやって定期テストが終わったら全くやらない。後には何も残りません。定期テストの次の日には全部きれいさっぱり忘れてしまっています。最終目標が入試を突破することならば定期テスト前だけ一気に勉強することは何の意味もありません。その場しのぎで勉強しても何も得られるものはありません。定期テストは良いチャンスです。否が応でも勉強しなくてはという気持ちになります。そしてそれを継続させるのです。定期テスト前にやっていた勉強のやり方を定期テストが終わっても継続させるのです。そうすることで入試まで一気に走り抜けることができるようになります。成績アップのために必要なこと、それは「勉強を継続する」ことなのです。
2014.04.05
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