2003/02/14
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米国2/14(土)は、El Camino Real(南はSanDiegoから北はSonomaバレーまで続く幹線道路でStanfordエリアの主要道路の1つ。)沿いの とある場所で食事をしてからマウンテンビューの郊外にあるシネプレックス『Century16』に出かけた。
Stanfordエリア周辺に住んでおられる方々のために書くと『Century16』は El CaminoからFreeway101号線に向かってShoreline Blvd.を通り、101を跨ぐ高架を越えてすぐ左手にある。
この日は、バレンタインということもあって『Century16』の正面のエントランスの前はカップルやら若者のグループでごった返していた。

この日は、ここで映画『CHICAGO』(日本語公式サイト: http://www.chicago-jp.com/ )を見ることにした。この映画は、1920年代の退廃したシカゴを舞台にして、スターになること/スターであり続けることを目指す2人の女性(レニー・ゼルウィガーとキャサリン・ゼダ ジョーンズ)の欲と、その女性達の弁護人の立場を利用することで名声と金を手にしようとする男(リチャード・ギア)の欲を描いたミュージカルベースの映画である。
原作はミュージカルの最高傑作として名高く1975年が初舞台という。その完全映画化ということで、前評判だけでなく、既にゴールデングローブ賞3つと、英国アカデミー賞12部門(史上最多)と、米国のアカデミー賞12部門13ノミネート(こちらも史上最多)という鳴り物入りの映画である。
全編を通じてあちこちにミュージカル仕立ての演出が入るところや、女性ということを武器にして したたかに世の中を渡って行こうという女性主人公達の設定は、かつてマドンナが主演した映画『エビータ』にも共通するところがある。

映画の詳細や評判は、上のリンクにあるOfficialサイトに譲ることにして、レニー・ゼルウィガーが演じるロキシーにしろ、キャサリン・ゼダ ジョーンズが演じる貫禄のヴェルマにしろ、リチャード・ギアの弁護士ビリーにしろ、映画全編で翻弄されるマスコミにせよ、各人が思惑・欲をもって行動しているのがありありと分かってなかなか面白い。多分に現在の芸能報道や政治報道にも共通するところが多くて興味深い。。。
一方、キャサリン・ゼダ ジョーンズ他の女性囚人達が繰り広げるダンスはかなりの迫力だった。。。娯楽映画に徹したというだけあって、何かを真剣に考えさせられる内容ではないが、日本ではまず撮れない贅沢さと甘美さと けだるさを備えた映画であることは間違いない。。。
あまりミュージカルが得意でない男性陣も、全編を通して流れる迫力のあるダンスとそのSexyな映像、強力なブラス・サウンドで結構 楽しめてしまうのではないだろうか?
それにしても、どうしてリチャード・ギアというのは、いつまでもああした軽薄な役どころばかり回ってくるのだろう。。。?(^-^;) 今回も設定上は したたかな敏腕弁護士というエリート・キャラではあるが、彼を見ていると およそ深みというものを感じないのである。。。もっとも、そういう演じ方をしているのだとは思うが、『プリティ』シリーズにしても『Autumn in NY』にしても、毎回冷静に見ると単なる女好きキャラの軽薄さが目立ってしまう。。。今回もこの御多分にもれることなく、しっかりとリチャード・ギア節を見せてくれていた。。。(^-^;)
個人的には、そろそろ ぐっと来るリチャード・ギアの重みのある役どころも見てみたいものだ。。。
一方、囚人に便宜を図りつつも、いい相談役の看守ママ・モートン役の、クィーン・ラティファはいい味を出していたなぁ。。。

気になる方は是非、お試しあれ。。。大衆に否応なしに消費される娯楽産業と次々に刺激あるしかけなくてはならない人々の性を伺い知ることができる。。。





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Last updated  2003/05/05 08:45:18 PM
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Re:話題作 映画『CHICAGO』(米国)を(2/14)  
谷尾歩  さん
アカデミー賞授賞式の前にこの映画をみてみたかったので、さっそく行ってみます! (2003/02/18 01:40:52 AM)

Re:Re:話題作 映画『CHICAGO』(米国)を(2/14)  
谷尾歩さんへ ▼ 是非、行ってみて下さい。きっとアカデミー賞での盛り上がりが違ってくるでしょう。<br>しかも、谷尾さんなら『Century16』もご存知かつ<br>アクセス可能では??女性の目から見た感想も教えて<br>下さいね。また! (2003/02/18 05:48:19 PM)

Re:話題作 映画『CHICAGO』(米国)を(2/14)  
ごぶさたです。仕事お忙しいようですね。<br>さすがにアメリカに住んでらっしゃるだけあって、『シカゴ』随分早く観てられたんですね。<br><br>>娯楽映画に徹したというだけあって、何かを真剣に考えさせられる内容ではないが、日本ではまず撮れない贅沢さと甘美さと けだるさを備えた映画であることは間違いない。。。<br><br>確かに、日本(日本人)だとこうはいかないでしょうね。明治以来、日本に西洋文化が定着してきたと言っても、歌い踊ることの根本は日本文化の「ハレ」の部分。自らが参加する祭りでしか、精神の発散をしらなかった日本人。「ケ」の日常の世界ではミュージカルに違和感を感じるのは、根っこの部分は日本人なのでしょうかね。劇場などの特殊な空間でさえも、歌い踊ることに居心地の悪さを感じる人もいるでしょう。<br>そういう意味でも『シカゴ』の構成は受け入れやすいものになっていたと思います。<br><br>しかし、最近の日本の若者は確実にその文化さえも受け入れていくのでしょうね。なぜって、若者の手足は長くなり、そのスタイルは西洋文化を受け入れるスタンバイができつつあるように感じられるからです。「まずは形から入る」ってことは大事ですもんね。<br>あーこんなことを書くとオジサンになったのかなーとつくづく思います。<br><br>ちょっと固い感想になってしまいました。<br> (2003/05/05 08:45:18 PM)

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