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ＫＩＳＡ☆。.::・'゜
いらっしゃいませ☆ 天上界・宇宙など、インスピレーションで絵を描いています。 絵描きの目を通して綴る日々の所感を日記に綴っています。
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2011年01月28日
カテゴリ： カテゴリ未分類
そして二日目は、讃岐入りです。
高松の玉藻城跡を散策しました。
お城にも意味があろうかと・・・
けいこさんが泊まっていた、クレメントホテルに
同じ夜、なんと木村まさ子さんも宿泊していたそうです。
そこから、跡目相続の話題につながり、長男というキーワードがでてきたので・・・
とても言い出しにくかった話題を
私はカミングアウトすることになりました。
実は、この朝
大阪の長男からメールがきました。
長男のことは、ときたま親ばか日記を書いているので
ご存知の方も多いかと思いますが
ロックバンドをやっていて、二年が過ぎ
９月に、卒業ライブを終え
東京の事務所に移籍する予定でした。
たまたま、大阪の事務所の好意で、
１２月に、東京・名古屋・大阪ワンマン・ライブツアーとなったのです。
そして、ラストライブは、親子三人で、大阪に向かうことを
とても楽しみにしていました。
ところが・・・・・
ラストライブの前夜、ボーカルのT君が急逝したとの連絡がありました。
まだまだ２０代
前途洋洋な息子たちの人生に
こんなことがあるなんて
いきなり目の前で、人生が崩れ落ちたようでした。
ライブ開幕の午後７時は T君のお通夜となりました。
昨日と同じ今日がやってくる保障なんてないんだと
思い知った日でした。
とても切ない年末でした。
ですが、
この世に悲しみがひとつ生まれたら
喜びの種を１０倍捲こうと決心しました。
そして、話が戻りますが
長男からのメールには「今日、T君の四十九日だから、行ってくる」と。
なんと、州崎寺コンサートに、出かける寸前でした。
長男に頼まれ、T君のために描いた、鎮魂の絵を急いで額装し、持参しました。
お堀を散策しながら、けいこさんにいきさつを話すことができ
会場で、そっと展示させていただきました。
同じ親として、いまだに胸が裂けるような思いがあります。
ですが、残された側は、一刻も早く心を整理して
なによりも、帰天した者の冥福を祈り
かろやかに天界に見送る勤めがあります。
コンサートの始まりは、鎮魂歌そのものでした。
しばらく、姿勢を正して聴き入っていました。
けいこさんも、さすがにこのときは、涙がでそうで戸惑ったそうでした・・・。
申し訳ない気持ちもありましたが
あまりのシンクロに、これもお導きだと感謝しました。
私たちは藻城のお堀をぐるぐる回って、たくさんのお御霊も連れてきていましたし
きっとこの日の会場は、お寺ですから
参加者さんも、ご先祖様を連れてこられていたことでしょう。
必然の流れでもあったようです。
そしてまた、高知が終ってすぐ、連絡があり
２月１日に、献花式と追悼ライブを行うことが急に決まったといいます。
素晴らしいタイミングでこの絵を持っていくことができます。
２０１１年の描き初めは、この絵でした。
絵のテーマは、HOPE
５人のメンバーが、光に向かって翼を広げています。
一度は、音楽を捨てようかと思ったそうです。
心無いアンチ・ファンもいる世界ですから
「なんで（死んだのが）お前じゃないんだ」とか
嫌がらせのメールもきて
怖くて眠れない夜もあったそうです。
それでなくても苦しいのに エネルギーを振り絞って
「ふざけんな・・・お前たちになにがわかるっていうんだ」と、
抗議の記事をブログ に書いて
「おかん、俺、必死で書いてみた、意味通じるかな、読んでみて」
その日記を見て、私の感情がとうとうが崩れてしまいましたが
闇のエネルギーは、ぴたっとおさまったそうです。
そして奇跡的に、今年に入って、次のボーカルも見つかりました。
残ったメンバーは、T君の分も、精一杯燃焼して
悔いのない人生を生き抜きたいと思ったから、引き寄せたのでしょう。
もちろん、彼らもまだまだ悔しさや悲しみも抱えてはいます。
腹を括ったんだ、といいます。
このままじゃあ、終れない
それが原動力になっているのです。
がんばれむすこたち
どんなときでも 今、今、今ここに生きて
過去を振り返らないで
今しかないんだから
今に集中すれば
過去も未来も浄化できる
痛みすら忘れていられる
光に向かって
どこまでも 光に向かって
翌日は、善通寺参りです。
偶然にも 戒壇めぐりに導かれ、生まれ変わりの儀式へと続きます☆
天のはからいは、まだまだ続きます。。。。
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