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シナモンとナツメグ

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April 7, 2007
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カテゴリ: その他
確かきっかけはM象がタヒチ在住のことから始まった気がする。常夏の国でときたまダイビングを楽しむM象としては、今回の旅行の目的はあくまで山であり、4月の日本の海に潜るなんて寒すぎる!と思っていたようだが、お父さんと宿の常連のNさんの話を聞くうちに、私もM象もなんだかダイビングをやりたくなってきた。

私はダイビング未経験者である。やろうかなぁと思ったこともあったが、タイミングを逃したり、「コストが高いから」という心配からなかなか手を出せずに来た。しかしもともとは釣りの常連だったNさんが宿のお父さんに勧められてダイビングを始めたのは60を過ぎてから。4年経った今ではインストラクターの資格まで持ち、船舶免許までもってお父さんをサポートしている。年齢を問わず、人をとりこにするダイビングってどんなもんだ?とりあえず水は怖くないし、小学校のころ潜水大好きだったし、やってみるか!と気軽な思いで引き受けてみることにした。

お父さんもインストラクター資格者なので、朝宿で簡単なブリーフィング。お天気が悪かったので回復を待ってから、宿でウエットスーツに着替えて港に向かった。初めてのフィン、初めてのタンク、初めての重りととにかく始めてづくし。しかも急遽ダイビングすることになったため、予備知識がまったく無かった。私知らなかったのよね、ダイビングのジャケットに空気入れられるって。しかもこれで浮力とか調節するって。重りをこんなにたくさんつけるなんてこともまったくノーアイディア。我ながらこんなんでよくもぐってみようと思ったもんだ。

港からフィンをつけた状態でヨチヨチと海に入っていった。まずは顔を水につけて呼吸をする練習。あれ?事前にシュミレートしたのに、どきどきして呼吸がうまくできない。「緊張したら、まず息を全部吐いて、それから酸素を吸うんだよ」といわれたのを思い出して一生懸命吐き出そうとするが、怖くて途中で吸い込みたくなっちゃう。だからなんとも言えず息が苦しい気分だ。

お父さんになだめられながら、今度はその場でもぐってレギュレーターをはずす練習。これもシュミレートどおりに、思い切り息を吸い込んでからレギュレーターを外し、ぶーーーーっと息を吹き込んでから空気を吸い込む。できた!ここからは顔を上げずにそのままお父さんと手をつなぎながら深いところまで進んで行った。呼吸については「普通でいいって言ってたから、普通に呼吸してみよう」と思い、無理に深く吐き出さないようにしたらちょっと安心してきた。

雨が降っていて透明度が低いと言っていたが、初めて海の底を散歩する私には十分壮大な世界が広がっていた。ごく浅いところから小さなお魚がうろちょろし、ちょっと離れたところには石鯛のような大きなお魚も群れている。大きな岩のところにたどり着くと、シャコガイがいたり、珊瑚がついていたりして、思い描いていたようなリトルマーメイドの世界だ。だんだん海のお散歩が楽しくなってきた。

しかし自分で岩につかまってるように言われると、体が思うように動かない。必死に岩にへばりついているところを写真に撮られた。背後を余裕で泳ぐM象と比較してなんとも情けない姿である。

mamiandi1.JPG

並んで写真も撮ったが、実はこの時点で私、M象の存在に気付いていない。まだ岩をつかむのが必死である。しかも水中だとシャッターのタイミングがわからないので、ぶおっと空気を吐き出しているところなのがまた情けない・・・

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だんだん落ち着いてきたので、最初の注意に戻って息を深く吐き出し、肺にいっぱいの酸素を吸い込んでまたゆっくり吐き出して行く。つまり腹式呼吸なのよね。歌の時もヨガの時もおんなじ。そう思ったらゆっくり息がつけるようになってきた。

これまで下ばかり見ていたが、ふと上を見上げてみると水面が自分の身長よりも高いところにある!それに上を見ていると緊張のせいかなんだか息苦しい。また下を向いて深呼吸し、前に進んで行った。

酸素メーターをチェックしたお父さんが、もっと奥に進むよう指示してくれた。どうやら「超初心者の酸素無駄遣い」という第一関門は突破したようだ。開けたところで少し下に沈んでみると、初めての水圧の洗礼を受けた。もちろんここに来るまでもなんどか耳がキーンとして耳抜きはしていたのだが、垂直に水位を落としたのは初めてだったので、ほんの少し下がるだけでこんなに水圧が上がるとは知らなかったのである。つばをごっくんごっくんして耳抜きをしながら、海底にたどり着いた。

水中での耳抜きは面白い。空中と違って、はっきりと「ぴきん」みたいな、鼓膜が裏返った音がするのだ。体が正常に戻るのがわかるのは安心するし、なんだか楽しい。

kumanomi.JPG

底にはイソギンチャクとクマノミがいた。ニモみたいなタイプではなく、もっと大きな日本のクマノミだ。本当にイソギンチャクに隠れるようにして住んでいるんだなぁ。人間4人に囲まれて、「こっちに逃げようかな。あ!こっちにもいる!どうしよう!」とでも言うように、自分の家の中で右往左往している。魚たちにもそれぞれの生活があることを実感した。

mamiandi3.JPG

こっちの写真も撮られた記憶が無いが、ちょっと余裕が出てきたっぽい?

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お父さんと一緒にピースをし始めているところなんて、浮かれすぎである。ていうか、ピースなんて何年振りよ。

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ほんとは体験ダイビングだといけないらしいのだが、お父さんに「1人で泳いで見る?」と聞かれて、挑戦してみた。泳ぎ方がわからなくて手が平泳ぎ状態だったので、まるで幽霊のような写真である。でもこれもまた貴重な体験♪

あっという間に57分が経ち、地上の世界に戻ってきた。水面から上がった瞬間タンクの重さにびっくりし、またよちよちと車のところまで戻ってきた。あぁ、なんて幸せな57分間だったことだろう!

近くにある温泉につかり、フルーツガーデンとかを見学してトロピカルフルーツをたっぷり試食した後、時間が経つにつれて「また潜りたい」という思いが強くなってきた。夕食の時にはまたお父さん達にダイビング談義を聞かせてもらいながら夜遅くまでおしゃべりし、鉄が熱いうちにライセンスを取得して屋久島に戻ってくるぞ!と心に誓ったのであった。






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最終更新日  April 11, 2007 01:27:05 PM
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