全9件 (9件中 1-9件目)
1
自分の都合のための売りたい理由を探そうとしない。紙屑になろうが保有し続けるための理由だけを考えましょう。閑話休題。メイショウサムソンの主戦騎手が乗り替わってから表向きのファンを辞めていました。春の天皇賞の劇的勝利、そして宝塚記念惜敗の後。それまでG1未勝利だったいぶし銀騎手との浪花節コンビが解消され、国際指向の新調教師とエレガントで天才的騎乗スタイルの国際派騎手へ。サムソンの勝利に派手でカッコいい乗り役のガッツポーズは似合わねぇな・・・やはり前任の調教師先生の引退。新調教師管理になって以降も当時の主戦いぶし銀騎手が3戦騎乗し充分な成果も上げましたが新調教師の意向で凱旋門賞挑戦が決まり、浪花節オーナーもあっさり了承。あの辺りが潮目の変わるきっかけだったように思い出します。これからは草場の陰から応援することになります。サムソン、あなたのベストレースはいまだスプリングステークスです。そして競馬観戦暦24年の中で一番感激したのは『日本ダービー(東京優駿)』http://plaza.rakuten.co.jp/star1947/diary/200605300000/
October 28, 2007
コメント(2)
今週は古馬・3歳馬混合で競う秋の天皇賞が東京・府中競馬場でありました。天皇賞は、その名のとおり、JRAにおいては最も伝統と重みがあると考えられているレースの一つでしょう。昨年は、今上天皇と皇后両陛下も即位以来、初めてご覧になりました。天皇賞は、春と秋の年2回行われています。今回の秋開催は、東京・府中競馬場にて2000Mのレース。長い上りの最後の直線。そしてスタート直後の『魔の第2コーナー』。骨っぽいコース設定に加えて、2000Mという距離は競走馬の「総合力」が最も試されます。馬の速さ、タフさ、器用さ、気性、騎手のペース配分・・・「府中の天皇賞」は、人馬一体の総合力が顕著に現れるレースと言えましょう。ちなみに、春開催は京都競馬場にて3200M。こちらは『淀の春天』と呼ばれ、G1平地レースでは最長距離を誇り、スタミナ自慢、駆け引き自慢の人馬が競います。今春、ディープインパクトがとんでもない強さで勝ったことは記憶に新しいところです。それでは秋の府中の天皇賞、騎手のコメントから見た感想です。※netkeiba.com様、記事原文の一部を転載させていただきました。(netkeiba.com) - 10月29日掲載1着 ダイワメジャー(安藤勝己騎手)この馬のペースでレースができたのでよかった。最後は我慢してくれと思いながらの騎乗でしたが、内からスウィフトが来たら、またハミをかみ、グイッと伸びたので「よし」と思った。この馬のペースになれて、力が発揮され、よかった。→ダイワメジャー、名手アンカツさんとのコンビで快勝。G1は約2年半ぶり久々の2勝目。しかし、この馬はこれまで決して順調ではありませんでした。血脈はサンデーサイレンス×ノーザンテーストの黄金則(またサンデーの仔がG1優勝だ)、母が名牝じゃじゃ馬スカーレットブーケ。私もよく覚えています、今のスイープトウショウのような、ちょっと危うくも爆発したら凄いレースをする女傑でした。こんなヒトもうらやむ超・超良血。当然、デビュー前から将来を大望されていましたが折り紙付きの生来のお天気屋。集中力が無いのに、素質と勢いだけで皐月賞を勝ってしまいましたが、その後、ノドの病気を発症して陣営の英断で手術。リハビリの苦労を重ね長い雌伏の時を過ごし、今春からアンカツさんとのコンビで復活。毎日王冠、そしてこの天皇賞と、ペースいかんにかかわらず早め先行、そしてそのままゴールまで押し切り、という横綱相撲が板に付いて来たようですが、まだまだ精神的に幼いようです、ようやくこれからが本格化なのかもしれません。距離適性にしても、有馬の2500Mなら守備範囲でしょう。本来の能力は図抜けて高いのですから、これで勝負根性が付いた日にゃ・・・2着 スウィフトカレント(横山典弘騎手)馬の状態はオールカマーよりもよかったし、理想通りのレースができたんだけど、最後は勝ち馬と脚色が一緒になってしまった。→ああ、ノリさん、先週の菊花賞に続き、またも惜しい半馬身2着。このままですと(いや、もうとっくに、か)「シルバー・コレクター」癖がツイてしまいます。伊勢神宮あたりで厄払いされてはいかがでしょうか(笑)スウィフトも夏以降さらに勢いがあり強くなった感じですね。メジャーとの怒涛の叩き合いは迫力充分でした。こちらもそろそろ本格化なんでしょうか。しかし、彼もまたサンデーの仔だ。母の父は欧州短距離二冠のMachiavellian、つまり大種牡馬Mr.Prospectorにつながる血脈・・・うーーーむ、やはり物凄い血統だ。毎週毎週、大レースの上位に来るのはサンデーの血脈。凄い、の一言で済ますにはあまりに凄いのです。
October 30, 2006
コメント(0)
世界の競馬ファンの皆さん、こんにちは。今週は3歳牡馬優駿クラシックの最後の一冠、菊花賞がありました。何といっても皐月賞、ダービーの春クラシック二冠馬、メイショウサムソンの三冠制覇なるかと、一挙手一投足に注目してご覧になっていた方が多かったでしょう。しかし、さすがはクラシックレース、三冠達成とは簡単なものではなかったのでした・・・それでは騎手のコメントから見た感想です。※netkeiba.com様、記事原文の一部を転載させていただきました。(netkeiba.com) - 10月22日掲載1着 ソングオブウインド(武幸四郎騎手)嬉しいの一言。とにかく折り合いに専念して乗りました。落ち着かせ、自分のリズムで。下り坂まで我慢し、最後は素晴らしい伸び。反応は抜群でした。→武家の弟が大仕事です。天才の弟もやはり天才だったか・・・そういえば、彼のプロ初勝利はいきなり重賞のマイラーズカップでした。最初から凄かったんだっけ。ソングオブウィンドは、当歳セールでは2200万円で購入されました。決してめちゃくちゃに高額というわけではありませんが、父は凱旋門賞2着、日本G1二冠の名馬、さらにその父は欧州四冠馬キングマンボ。エルコンドルパサー×母の父サンデーサイレンス、という泣く子も黙る超良血。距離適性も成長性も抜群、そして血脈が持つ底力も元々あったのか、ややオクテではありましたが大一番で大ブレークしました。ちなみに、エルコンドルパサーにとってはラストクロップ(最終世代)によるクラシック勝利でした。とにかくおめでとうございます。2着 ドリームパスポート(横山典弘騎手)頑張りました。距離の不安もなく、スムーズにレースができました。ワンテンポ遅らせた仕掛け。僕は去年の豊の気持ちがわかったが、まさか、幸四郎がいたとは…。→ノリさん、今年も銀メダルですか・・・特に今年はクビ差でしたからねぇ。ここ4年間で一番惜しい金星逃がしでした。こんなこと言っては不謹慎でしょうか。もし鞍上が乗り慣れた若き高田騎手だったら・・・ドリームパスポートは父フジキセキ。父の父はもちろんサンデー。フジキセキ×トニービンという‘黄金則’の配合です。この組み合わせは万能に走る仔が高い確率で出る。スピード、距離、切れ味・・・確かにこの馬は総合力がありますね。あとは・・・鞍上を誰か決めて、固定したコンビを組ませたほうがいいんじゃないか。いつも騎手がコロコロ変わっちゃって、何だか馬が落ち着かないような気がします。もちろん、ファンの気持ちは高田潤騎手でしょう。3着 アドマイヤメイン(武豊騎手)自分の思い描いていたタイムでのレースはできたんだけどね。昨年のノリちゃんの気持ちを味わった。押し切れると思ったけど。それにしても、その外に幸四郎がいたとは…。→この馬は、サンデーサイレンス×へクタープロテクターという配合。やはり良血ですねー。逃げに徹すると大変渋い走りを見せてくれます。アドマイヤの近藤オーナーもほんとに良い馬をたくさんお持ちで・・・横山典弘騎手と武豊騎手、現役屈指の両騎手の最後のコメントが偶然一致していますね。『僕は去年の豊の気持ちがわかった。』『昨年のノリちゃんの気持ちを味わった。』『まさか、幸四郎がいたとは…。』『それにしても、その外に幸四郎がいたとは…。』つまり、恐るべし武幸四郎、ってことですね。4着 メイショウサムソン(石橋守騎手)予想通りの展開。力は出し切っている。→敗軍の将、多くを語らず。先行集団で横綱相撲をすべく、よく走りました。定年間近の瀬戸口先生も「時計(が早過ぎ)だよ。仕方がない。」「三冠というのはそんなたやすいものではないね」とサバサバされていました。ここ何ヶ月か、石橋騎手はじめサムソン陣営の関係者方々のプレッシャーは相当なものだったでしょう。これからは解き放たれた走りを見せてください。負けてしまったサムソンの松本オーナーは、何と勝ったライバル馬の幸四郎騎手に抱きついてライバル馬の勝利を祝福されたそうです。何というフトコロの深いオーナーだろう。メイショウのファンになってしまいそうだ・・・
October 23, 2006
コメント(0)
こんにちは。9月で競馬観戦暦24年になりました、stareyesです。最近、血統調査も学生時代以来ですが久しぶりに(趣味的に)再開しました。将来セレクトセールで馬主になるための布石として(笑)←かなり本気。ここ10数年のお話ですが、日本に降臨した歴史的大種牡馬サンデーサイレンス。彼によって塗り替えられた競馬血統をアップデートしておかないといけません。サンデーサイレンスの功績は、まさに歴史が変わるくらいの大事件。今後、父系として、また母の父系として、多大な影響が脈々と受け継がれていきます。さて、今週は3歳牝馬G1クラシックの3冠目、秋華賞がありました。私が注目していたのは、何と言っても樫の女王カワカミプリンセス。(何であんだけ強いのに1番人気じゃないんじゃぁ!!)春のオークス時もわずか4戦のキャリアで圧勝だったわけですが、当時の本田騎手のコメントにもありますように、「パドックでイレ込んでいて不安だったが長くいい脚を使ってくれた」・・・私はこのコメントに、カワカミプリンセスの底知れない潜在能力を感じていました。------そして秋華賞。今回は、オークスから約5ヵ月、いわゆる「ぶっつけ」で出走したわけですが馬体重500KG、オトコ馬と見まがうような堂々たる馬格をたたえて登場です。イレ込みも無い・・・すっかり落ち着いて精神的な成長ぶりが判ります。これぞ女王の風格!西浦厩舎のスタッフや故郷の三石の牧場の方々に囲まれ、さぞかし良い夏を過ごしたのでしょう。果たして、レースでは4コーナーで内のサンドリオンと接触し一旦バランスを崩し外に振られながらも怒涛の差し脚を伸ばす!!完璧な騎乗をしたアサヒライジング(オークス3着)の柴田善臣騎手、フサイチパンドラ(オークス2着)の福永祐一騎手、それぞれが観念する程の強さ。5戦5勝。2分の1馬身という着差が無意味と思えるくらいのどうしようもない強さで戴冠です。ちなみに馬券派の皆さんは、何のことはない、春のオークスと同じ上位3頭を買うだけで大儲けでしたネ。いや~、競馬って難しいですネ(笑)本田騎手、もうすぐ48歳になられますが、しかしお若いですね。全治2ヶ月の重傷もまだ完全に癒えぬまま・・・強い強いカワカミプリンセスの良きパートナーとして是非とも彼女の現役最後まで添い遂げていただきたいです。
October 16, 2006
コメント(3)
こんにちは。競馬観戦暦23年、馬券購入暦ゼロを継続していましたが、ついに先日、東京都競馬(大井)で人生初馬券を購入したstareyesです。購入金額は100円、単勝馬券でした(笑)マークシートが難しくて、単勝ぐらいしか買えない・・・さて、G1ではありませんが、この秋大一番前のトライアル戦ということで注目していました「神戸新聞杯」。今年は中京競馬場で行われました。何といっても今年のクラシック二冠馬、メイショウサムソンが出走しますので・・・ご参考:日本ダービー(東京優駿)の感想で、結果ですが・・・メイショウサムソン、休養明けのせいか、右にヨレヨレ、左にフラフラ・・・石橋騎手とのほれぼれするようなあの人馬一体感がまるでない。最終コーナー後の直線では、武豊騎手騎乗のアドマイヤメインにぶちかましてあらら制裁金対象に(^^;鞍上が騎乗停止処分にならなかったのがせめてもの救いだった・・・しかし、やはり馬体が並んでの「勝負根性」は非凡。ダービーの再現よろしく、内々のライバルたちを次々に競り落とすド迫力。しかししかし!!刺客現る!!!大外一気の強襲!!中京の直線はJRAの中ではそれほど長くなく、しかも平坦で大外一気は決まりづらい、という勝手なイメージがあったのですが、ドリームパスポートには関係なかった・・・凄い剛脚です。しかも、ダービー3着後の調教中に骨折して療養していたのですよ、この馬。1985年、秋の天皇賞。『あっと驚くギャロップダイナ』に大外強襲で出し抜かれた皇帝シンボリルドルフのレースが思い出されました。でも、菊の3000Mで、この脚質が同じように炸裂できるのでしょうか?私としては、サムソンが今回一叩きされて、気の悪さが出なくなれば次戦は三冠の可能性濃厚、と思ったのですが・・・やはりあの勝負根性は並みではないです。
September 25, 2006
コメント(3)
こんにちは。いつかは一頭オーナー、そしてアスコット競馬場来賓席で愛馬のレース観戦、という夢を持つstareyesです。今週は3歳優駿の頂点を決める日本ダービーがありました。今回も騎手のコメントから見た感想です。※netkeiba.com様、記事原文の一部を転載させていただきました。(netkeiba.com) - 5月29日掲載1着 メイショウサムソン(石橋守騎手)この馬の力を信じて乗りました。馬もいい意味で落ち着いていた。スローペースでゴチャつくかな? と思いましたが馬の後ろで落ち着いてくれて、ラストは後ろではなくて前だと思い一生懸命追いました。三冠に向けて気を引き締めたいと思います。(瀬戸口勉調教師)段々と馬が力強くなり勝つたびに貫禄が出て、雑草のようなタイプ。石橋君が上手く調教し、全てが上手くいきましたね。→強かった。ホントにオペラハウスの仔は勝負根性がスゴイ。終わってみれば1番人気、皐月賞馬が期待どおりに快勝しクラシック二冠達成。競馬史上初めて、小倉デビューの「雑草」が同世代優駿8000頭の頂点に。能書きはこれくらいにして・・・石橋騎手は、これまで調教でも実戦でもずっとサムソンに騎乗してきています。すべてを知り尽くす愛馬の勝負根性を活かす最良の騎乗で、最後の直線、内で逃げ粘る2着馬を激戦の末競り落とすと、あとのゴールまでの半ハロン(約100m)は手綱を抑えたまま‘優しく’走り抜けました。ご本人のコメントでは、「一生懸命追いました」とありますが、それは違う!なるほど、瀬戸口先生はじめ、松本オーナー、厩舎スタッフからの信頼も厚いわけだ。日本の競馬界最大の大一番、ダービーで1番人気。昨年までの騎手人生22年でG1を勝ったことが無かった騎手が、勝利目前、千載一遇の場面で見せた「馬優先主義」と「人馬一体の妙」。サムソンもその気遣いに応えるかのように、騎手が追うよりもさらに力強く駆けた・・・久しぶりに競馬で泣いた。感動した。2着 アドマイヤメイン(柴田善臣騎手)最後はメイショウの力が抜けていたね。道中の感じではよかったけど馬場がもう少しよかったらな~。→さすが柴田善臣騎手。今週は絶妙のペースでの逃げを披露してくれました。ここのところG1レースでは常に上位に来ています。一時は、あのミホノブルボンやサニーブライアンの再来(逃げ切り勝ち)になるかと思った。ダントツの上位人気でもなく、テン乗りでも、また、連戦連勝の主役馬への騎乗ばかりでなくても人気順位以上の結果に持ってくる。それがまさに騎手の腕です。でも、今回ばかりは、競馬学校同期の石橋騎手に競り落とされたということで、ライバル馬の強さを認めつつも、珍しくかなり悔しがっている感じがします。やはりダービーだからかな?これほどの人がいまだにダービーを勝っていないというのも、不思議です。3着 ドリームパスポート(四位洋文騎手)出たなりでレースをしました。最後は夢を見た。思った通り乗りやすく反応も凄くいい。→「最後は夢を見た」・・・若干33歳で1000勝を達成した四位騎手ほどの人にとってもやはりダービー制覇は夢、なのですね。しかし、この馬、末脚が鋭く切れるタイプでメイショウサムソンと異なる次元で強い。皐月賞でもサムソンをおびやかし、あわや、という場面がありました。好騎乗でそのシーンを演出した若き高田騎手がこのダービーに乗れないとは、どういうことでしょう。若手が少ないチャンスを活かして堂々と結果を残しているのに。結果が残せていないのならともかく。皐月賞10番人気で2着ですよ。それなのに、四位騎手のような「実績上位騎手」に簡単に乗り代わってしまう。あ、いや、四位騎手は間違いなく素晴らしい騎手ですよ。だからこそ、有力馬への騎乗依頼もひっきり無しで、実績も抜群なのですから。それが現競馬界の「定石」であるからこそ、かたや、メイショウサムソンと石橋騎手のように、オーナーと厩舎スタッフ全体が一体となっている『切っても切れないナニワ節関係』が一層際立つんです。
May 30, 2006
コメント(6)
こんにちは。競馬観戦暦23年、馬券購入暦ゼロのstareyesです。今週は3歳牝馬G1クラシック、オークスがありました。今回も騎手のコメントから見た感想です。※netkeiba.com様、記事原文の一部を転載させていただきました。(netkeiba.com) - 5月22日12時45分更新1着 カワカミプリンセス(本田優騎手)パドックでイレ込んでいて不安でした。切れるタイプではなく、長くいい脚を使えるので位置取りはどこでもよかった。テイエムオーシャンの経験も生きた。秋華賞も距離的に自信を持って乗れる。→デビューしてわずか85日目、4戦4勝無敗で見事戴冠。府中の最後の長い直線。馬場の真ん中を力強く鋭く伸びて快勝でした。そうそう、本田騎手&西浦調教師ですか。テイエムオーシャン、良く覚えています。今回も良い馬に巡り合いましたね~。カワカミプリンセス、イレ込んでいても府中の2400で豪快に勝っちゃった。もちろん、騎手の腕もありますが、これはテイエムオーシャン以上に強いと思いますよ。『チョイ悪オヤジじゃないけど、今日は髪赤く染めてみました、イヤ、もともと若いつもりでいるし、オヤジじゃないか』だって(笑)47歳、いぶし銀ジョッキー。まだまだ健在ですね。2着 フサイチパンドラ(福永祐一騎手)先生から“いつもよりイレ込んでいる”と言われていて、それが影響して最後伸びなかったんじゃないかな。でも、レース後はケロッとしていたし、まだこの馬の力は出しきってないんじゃないかな。→さすが、福永騎手。テン乗り(初めて騎乗すること)で気難しいこのウマを見事に御しました。それでも、まだ能力を出し切っていない、本気で走っていない感じがすると言う。さて、秋、一段成長したらどうなるか。3着 アサヒライジング(柴田善臣騎手)左ハミを噛み、変なところで手前を替えていた。力はあるのでそういったあたりが上手くなれば楽しみ。→また、関東のトップ騎手が上位に来ている。毎度さすがです。アサヒライジングも、未完の大器という感じがして秋に向けての成長が楽しみですね。多分、左回りは苦手なんでしょうか。秋は京都で右回りですから、問題ないでしょう。4着 アドマイヤキッス(武豊騎手)取り付いたときには行けると思った。でも、あまり伸びなかった。具合はよかったんだけど…。→うーーむ、また武騎手の上位人気お手ウマが意味不明に飛んじゃいました(^^;4角では、絶好の位置取り・手ごたえに見えましたが・・・1番人気、武騎手で4着。まるで2年前のオークス(ダンスインザムード)を見るようです。馬券派の方々には、嬉しいことなのでしょう。6着 キストゥヘヴン(安藤勝己騎手)いい感じに乗れて折り合いもついたが、最後もモタモタしていた。距離かな~。→名人アンカツさんと桜花賞馬も残念ながら敗退。血統的にはやはり少し短いほうがいいのでしょうか?名人のコメントからは、やはり距離適性の問題ですか。桜花賞のあの剛脚を見ていたら、NHKマイル、という芽もあったのではないでしょうか・・・もしかしたら、ラインクラフトの再来、となっていたかも知れませんね。これで一息入れて、秋にはマイル路線に転じてくるかも。成長力はありそうな血統なので、今後も楽しみです。
May 22, 2006
コメント(4)
こんにちは。競馬ファンのstareyesです。騎手のコメントから見た感想です。(ちなみに馬券は買ったことがありませんw)※netkeiba.com様、記事原文の一部を転載させていただきました。(netkeiba.com) - 5月15日12時6分更新1着 ダンスインザムード(北村宏司騎手)馬の具合もよく、みんなの期待もありプレッシャーはあったんですが嬉しいです。この馬、能力はあるが力を出せなかった。手応えもよく、内も悪くなく伸びてくれました。8年目のGI初タイトル。ずっと下手くそな僕を育ててくれた藤沢和雄調教師に少し恩返しができたかな。→この謙虚さがある限り、北村騎手は今後も厳しくも暖かい良き師の下、ずっと精進しレベルアップして「ウマの気持ち」が判る騎手になっていくのでしょう。有力厩舎の有力馬は、有力なトップ騎手への騎乗依頼が多く、彼のような所属の若手には、かえってなかなか実践での騎乗機会が回ってこない。そんな環境でこれまで謙虚に勉強してきて、厩舎スタッフにも常に感謝しつつ、今回のG1制覇は自分の力で成し遂げたものです。何だか、青年期の岡部(元)騎手を見ているような・・・2着 エアメサイア(武豊騎手)枠の差が出たかな~。今日は内を走る馬が断然有利。勝った馬と枠順が逆だったらな~。→おっ?!武騎手にしては、珍しく弱音が出た?枠とコースのせいにしてる(笑)稀代の名手にこうあっさりと言わせてしまうあたりは、エアメサイアという馬の真の実力が垣間見えて興味深い。でも大外からの剛脚追い込みは迫力充分でしたよ。「マイル馬」に変身したのかな?3着 ディアデラノビア(岩田康誠騎手)ラインクラフトを見ながら競馬をして、道中はリラックスして走れたし、いいところを通ったけど、しかけが少し早かったかな~。でも、改めて強いと思った。→こちらは、岩田騎手の悔しい思いがありありと、のコメント。騎手の強気で前向きな性格が伝わってきますね。「改めてこの馬が強い」と。騎手の腕が良いのは間違い無いし、次に期待ですね。4着 コスモマーベラス(柴田善臣騎手)今日は気持ちよく競馬ができたよ~→こちらは、上の岩田騎手とは正反対の、東のトップ騎手の「ひょうひょうとした」お言葉。うん、面白い(^^)「オレハマッテルゼ」(多分、オーナーが裕次郎ファンだろうw)での安田記念も、ひょうひょうと乗って、ビッグタイトルを取っていっちゃうのかな~?9着 ラインクラフト(福永祐一騎手)負けてしまった。休み明け3走目でいい感じだった。レースもいい位置がとれたが直線で弾けなかった。最近は本質的なものがでてきたのかな。→これまでの実績と最近の調子からも、断然の1番人気でしたが・・・デビュー以来初めての女王の不可解な惨敗。「本質的なもの」?誰よりもラインクラフトを熟知している福永騎手が言う。私は、かつてダイイチルビーやニシノフラワーなんかで、このようなことを言っていた河内(元)騎手のことを記憶していますよ・・・引退・繁殖入り間近なのかな・・・
May 15, 2006
コメント(8)
どうしても書きたかったので書いちゃいます。「競馬」に興味無い方にはすみません。何を隠そう、私は競馬が大好きです。公営ギャンブルには興味なく、馬券は買ったことはないのですが大金持ちになったら馬主になってみたい。そう、あの関口房朗さんや北島三郎さんのような。有馬記念、いかがだったでしょうか?私は、3歳時からずっと橋口先生の「ハーツクライ」をずっと応援してきました。あのディープインパクトをルメール騎手の好騎乗もあって完封。ハーツファンの私は、快哉を叫びました。ディープは、ハーツより1歳年下の、野球に例えれば「超高校級ルーキー」であり、その力は松坂大輔級、といったところ。ルーキーながら、歴戦のベテラン打者もバッタバッタと手玉に取る力も充分ある怪物なんです。それにしてもディープインパクトのファン、あんなに多かったのですね。「英雄」とまで呼ばれ、NHKも特集を組み、社会現象を巻き起こし、新たな競馬ファンまで開拓したとか。うーーん、でも何か奇妙です。日本人って、本来「判官びいき」の国民性なのではなかったのか?なぜ、こんなに完全無欠の強さを誇る怪物が、人気者になるのでしょう?・・・その昔、私が中央競馬にはまったきっかけ。私の故郷は新潟県ですが、中央競馬の新潟競馬場があったこともあり、毎週土日には、新潟放送にて中央競馬中継がありました。そこで、今のディープインパクトに勝るとも劣らない、怪物が現れました。彼は「皇帝」と呼ばれました。彼の名は「シンボリルドルフ」。当時、中学2年生の私にとって、衝撃の連続。完全無欠の美しく破壊的、それでいてクールな勝ちを続けるルドルフに魅入られました。そして、「こんな馬の主になってみたい・・・」と。でも、私がルドルフに入れ込んだ決定打とは、彼が「馬」なのに、多くの競馬ファンを敵に回したこと。考えられますか?ウマなのに、人に憎まれちゃったんですよ。新聞にまで書かれました。強すぎるからキライだ、なんて・・・馬券派の皆さんには、いつも低オッズだし、儲けにならん、と。また、主戦騎手は、岡部幸雄騎手。今年引退されましたが、当時からあくまで馬優先主義で、マスコミ向けにはどちらかと言えば寡黙で口下手なクールな印象の騎手でした。そんな人馬一体の「クールさ」がハナに付いてイヤだ、って人たちも多かったんでしょう。曲がり屋の私は、ずいぶん勝手な無茶なことを言うなあ。相手は馬なんだぞ、と、逆の判官びいき、の心境になっていきました(なんだよ、それw)ま、長くなりましたが、現在の日本と、1984~1985年頃の日本の、社会背景というか、いろいろなバックボーンの違いが、判官びいきと英雄待望論の違いになっているのかな、って、競馬ひとつ取っても興味が尽きないです。
December 25, 2005
コメント(3)
全9件 (9件中 1-9件目)
1