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オリジナル記事は忘れてしまったのですが、「ダイエットに興味のある女性がお正月に増減した体重の増減は‥‥平均+2Kg」って載ってました。ダイエット、ダイエットと言いながら結局太ってる‥(涙)。気持ち、わかります!!!ダイエット記事ばかりなのもアレなので。今日はこちら ↓カラオケで認知症の進行を遅らせる‥かもうちの施設でもよく音楽療法をしていますが(なんたって常勤の音楽療法士さんんがいます!)コミュニケーションの取れない認知の方でもスラスラ昔の歌を歌われたりします。とても楽しそうに♪大声を出すこともリズムをとることも歌詞を思い出すこともアンチエイジング的には非常にいい!と思います。カラオケ、安上がりだし、いいな~。
2011.01.20
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みなさま、ものすご~くお久しぶりです。「もう、ブログやめたん?」とよく聞かれますが(汗)、なんとなく書かなくなると書けなくなるもんです。年も改まったし、週1回、いや2週に1回‥‥できたら月に1回は更新できたらいいなと思っとります。これからもよろしく~。というわけで(?)。今年の目標、というか毎年の目標の一つは「ダイエット」。さすがに不惑を前にまー体型の変わること、変わること。といいながら、今も芋けんぴ食べながらブログ打ってたりするんですけどね!よく「デザートは別腹」って言いますよね?あれは「気のせい」じゃないのだそうです。1998年に発見された神経ペプチド「オレキシン」という、食欲をコントロールするホルモンは「おいしそ~だな~」と思うだけで(!)分泌され、たとえ満腹であっても、胃を大きくして隙間を作ってくれるんですって。これこそ「別腹」。オイオイ‥おいしそうって思うだけでダメなんだ‥キンモクセイの香りをかぐとオレキシンの分泌が抑制されるという報告もあるそうですがどーなんでしょ~ね~。
2011.01.13
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みなさんも気分が落ち込んだとき、チョコレート食べたいな~と思いますか?わたしは思いま~す。(いつも食べたいだけ?)女性だったら、生理前になると精神的に不安定になってチョコレート食べたくなる人、多いみたいですね。アメリカのカリフォルニア大学の研究でうつ病の人はそうでない人に比べてチョコレートの消費量が多いことがわかったのだそうです。しかもうつの程度の強い人ほどたくさんチョコレートを食べていたのだとか。そういう事実がわかっただけなので、うつになったからチョコレートが食べたいのか、チョコレートをいっぱい食べたからうつになったのかはわからないのですけど。マクロビをしてる方だったら「砂糖が精神的不安定を引き起こす!」とおっしゃいそうですし、漢方的な考え方で言えば「うつになって体が欲しているからチョコレートを自然に食べる」といえそうですね。わーチョコレート食べたくなってきた(笑)。
2010.07.01
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昨日、というか今朝、ライブでワールドカップご覧になりましたか?わたしはもちろん夢の中。朝、ニュースで夜中とは思えないスポーツバーなどの映像をみてびっくりしました。みんな、なんて元気なんでしょう!!!!ワールドカップだけではないのですが、特定のチームに入れ込み応援することはメンタルヘルスの向上に大きく影響するのだそうです。アメリカ・インディアナ大学の研究です。面白いのが、特定の異性の写真を見せて、「デートにこぎつける自信があるか?」と質問したところ、ひいきにしているチームが勝った後はYes!と答える人が多かったのだそうです。今日は日本中イケイケ!?特に、家で一人で応援するより、大きなスタジアムなどでみんなと一緒に応援すると一種の宗教的経験となり、より大きな喜びを感じるといいます。まあ、そうですよね。あの興奮状態!楽しそう~。次の試合でも、同じ興奮、喜びが感じられるといいですね。世界中がワールドカップに熱中するのがちょっとわかったような気がしました。
2010.06.25
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いやあ、久しぶりの更新です。今月はじめようやく学会に行ってきました。日本抗加齢医学会。別名アンチエイジング学会。この学会の特徴は、医者だけじゃなく、歯医者さんも看護師さんも検査技師さんも栄養士さんも一同に会していること。自分の専門外の話がいろいろ聞けてなかなか面白いです。でも今回思ったのは‥。専門分野についてはもー少し詳しく聞きたいっ。常に専門外の人が聴衆にいることが前提なので「漢方とは」とか「光老化とは」なんていう、解説に時間がとられて、議論が深まらないのです‥。‥と思っているのはきっと私だけじゃないのでしょうね。それぞれ分科会というのが発足して眼科は眼科医の会、皮膚科は皮膚科医の会みたいのがあるみたいです。でも全部東京なんですよね~。いいなあ、東京!もうちょっと子どもが成長して「わーい、ママお泊りでいないの♪」って言ってくれる日が来たら東京でもどこでも、勉強しに行ってみたいです。
2010.06.23
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現鳩山政権が「統合医療を推進する」立場を取っていることに、医師会の常任理事が「強く反対」との見解を示しました。「統合医療」って響きはキレイですけど玉石混交ですしね。医師会としては当然の見解かな~。ちょっと笑ってしまったのが「厚労省が、統合医療でなければ『患者中心の医療』でないかのような整理をしている点は非常に問題だ」という発言。確かに、日本人は現状を非難するために未知のもの(去年の夏までの民主党とか?(笑))を素晴らしいものかのように評価する傾向にあると思うので。統合医療ができれば万事解決!みたいに思っている人が多い気はします…。西洋医学以外の医療は非常に興味深いですが、西洋医学に勝る、ということではありません。今まで刀だけ持って戦っていたところに槍を手に入れられたらいいな~ってことです。どっちも上手に使いたい。そう思っている医者が増えてきたから統合医療が脚光を浴びているのだと思います。まあ、鳩山首相は統合医療に「医療費削減を期待している」そうですが、それはどうかな…?
2010.03.16
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先日、往診に来てくださっている歯医者さんに「口腔ケアの重要性」について講演していただきました。お話上手な歯医者さんでわかりやすい良い講演でした。ありがとう、J先生♪以前から言われていることですが、自分の歯が残っている人のほうが入れ歯の人より認知症になりにくいとか、医療費が安いとか。介護度が低いとか、いろんなデータが出ています。なのに、なぜ歯科健診は住民健診じゃないんだろ~?メタボ検診とかいって、ウエストを測るより、ずっと意味があることのような気がします。かくいう私も歯医者さんが苦手で全然検診に行ってませんが…。痛いの、キライ。早く無痛治療がもっと一般的になって欲しいな~。
2010.03.04
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高齢者をたくさん診ていることもあって腰痛患者さんにはいつも悩まされています。整形外科の外来に紹介してもね~痛み止めとコルセット以外に方法ないし。注射も一時的な効果しかないし。医学書読んでも腰痛の治療法はたいして載ってないので(!)最近は民間療法の本を片っ端から読んでます。なんかいい方法ないかな~。ドイツ疼痛会議というところで「背中の痛みには痛み止めより温めるほうが効果が高い」という調査結果が報告されました。一日8時間(!)の温湿布をした群が痛み止めを処方された群、プラセボ群、普通の冷湿布をした群より背部痛の改善率が高かったのだそうです。温湿布群では4人に1人が完全に痛みが消失したのに対し、痛み止め群で消失したのは10人に1人。うう~医者って無力だ…。命には関わらないけどQOLには大きく影響する腰痛。なんとかしたいな~と思う今日この頃です。
2010.02.17
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すっかりご無沙汰しています。もうブログやめちゃおうかな~と思っていたのですが先日同窓会がありまして「ブログチェックしてるよ~」とか言われて、すっかりその気になってNew England Journal of Medicineという著名な医学雑誌があります。そこに「Wii症」という病気が掲載された!んですって。Wii症ってわかります???テレビゲームWiiをしていることによって起きる(笑)疾患の総称です。今までのテレビゲームでは手の使いすぎによる腱鞘炎がほとんどでしたがさすがWii、足を負傷したり、頭を打ったり、骨折したり(!)全身の疾患の報告があるそうです。記事は「だからWiiに気をつけろ」という話ではなく、「新しい娯楽には新しい怪我はつきもの。それよりも、運動に関心を持つ人が増えることが大切。たとえ怪我のリスクがあっても動かずソファに座っているより良いことなのは明らか」なのだそうです。Wii、すごいな~。こんなに話題になるなんて(笑)。
2010.02.15
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毎度、毎度の「お久しぶり」です。スミマセン…。新型インフルエンザのワクチン、あまってるんですねえ。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091227-00000548-san-sociどーせそんなことだと思ってましたヨ…。これだけ流行したら、うつってない人が少ないし、高いしねえ。季節型ワクチンも余ってます、絶対。あんな大騒ぎだったのに~。ところで季節型も新型も簡易検査では「A型」だから、今流行してるのがどっちかわからないじゃん!と思っていましたが一部検体を国立なんちゃらセンターで検査して「定点観察」してるらしいですね。本当に季節型、流行ってないのだそうです。↑と、ワクチンを打ったのにしっかり新型にかかった妹(小児科医)が教えてくれました。お大事に~。来年はもうちょっとブログを書くぞ!と一応心に誓う私でした…。みなさま、良いお年を!
2009.12.28
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今日流れてきた医療ニュースから。「性格と社会心理学」という雑誌(すごい名前だ!)の12月号に掲載された研究報告です。アメリカで5,100人を対象に2-4年間にわたりその友人関係を追跡調査したところ、ある人の「孤独な日」が増えるとその友達の「孤独な日」が増え、するとまた、その友達も「孤独な日」が増える…という風に孤独はコミュニティ全体に拡大することが判明したのだそうです。面白い発見のような気もするし、当たり前のような気もします…。さらに、孤独を感じている人は数年後には友達がいなくなる(!)か、友達を失い続けている可能性が高いんですって。ちなみに女性のほうが孤独を感染しやすいのだそうです。それだけ女性のほうがコミュニティや友達関係に生活の重点を置いてるからでしょうね。というわけで、周りの人を孤独にしないために、友達を大切にしましょう♪
2009.12.11
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ハーブといいつつ、再び東洋ハーブ、漢方の話。わたしは、とある老人施設に往診に行ってるんですが、そこにやっぱり往診に来ている歯医者さんから「漢方薬、処方してもいいですか?」と電話が漢方薬使う歯医者さん、はじめて見た~(失礼)。口の中診てるんだもんね。舌診しまくり(笑)。認知症のあるご老人に漢方を飲んでもらうのは実はすごく大変ですがトライ!どんな効果があるか、楽しみです。
2009.12.09
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新型インフルエンザのワクチンを製造した関係で今年は季節型のワクチンも不足。去年の7-8割しか納入できませんと業者が言うものだから、ものすごいチビチビ打ってたのに。今になって「余ってます」って何~!?もうちょっと計画的に納品してよね。というわけで、まだ打ってない人に「打つ?打つよね!?」と押し売り中…。こんないい加減でいいのか、日本の予防接種行政…
2009.12.04
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ようやく予約の順番が回ってきて図書館で借りることができました。 ↓単純な脳、複雑な「私」脳科学者、池田裕二さんの、母校で行われた講演を本に直したものです。高校生相手の講演がモトなのでとってもわかりやすく、読みやすかったです。いろいろ「へえ~(古い?)」なことがあったのですが特にココロに残ったのはアリの話。秩序乱れぬ働きアリの整列にはでも必ずフラフラ秩序を乱すヤツが混じっていて、サボリがいるってことは一見能率が悪そうだけど結果、そのサボっているアリがフラフラ寄り道しているからこそ新しいエサや良いルートなんかを見つけたりする。だからさぼってるヤツは必ず必要だっていう話。脳の「ゆらぎ」の大切さについてお話された箇所でしたが、人間社会でも会社組織でも同じだな~ってちょっと感動。お勧めです♪単純な脳、複雑な「私」
2009.12.02
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例の事業仕分けで「漢方はサプリメントと一緒だから保険適応にすることない」というスゴイ結論が出たらしく、漢方業界(?)は騒然としています。署名運動のお願いがアッチコッチから…。どーせ、保険適応外すなんてコトはできやしないさ~と私はタカをくくってますが。ナメすぎ?代替医療が見直され、ほとんどの医学部で漢方の授業があり、漢方を使う医者もガンガン増えてるのに、今更、適応外、はないでしょう~。どうなるか、注目!です。
2009.12.01
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本当かどうか、誰か調べて!!!な記事が出たのでご紹介します。季節型インフルエンザのワクチンが新型インフルエンザを予防?メキシコで新型インフルエンザの患者さん60人とそれ以外の患者さん180人に「去年の冬、季節型インフルエンザの予防接種をしましたか?」というアンケートを取ったのだそうです。その結果によると、1.新型インフルエンザにかかった人のほうが 季節型インフルエンザの予防接種率が低かった。2.新型インフルエンザにかかった人のうち 18名が死亡したが、そのいずれも 季節型インフルエンザの予防接種をしていなかった。 (予防接種をした人は死亡例がなかった)のだそうです。本当かな~。対象者数が少なすぎるので何ともいえません。でもこれだけたくさん日本国内にいる感染者にもアンケートしてみてほしい!!!!亡くなった方や重症化した方にも予防接種の有無を聞いてみてほしい!!!!もし季節型で予防効果があるなら何回もワクチン打たなくてもいいものね。新型も季節型も同じキットで診断できるってことは似た部分があるってことですよね~。だったら同じワクチンである程度予防できそうな気もしますがどうなんでしょう?(予防できないから、 ワクチン作ったんじゃ!!!って怒られそうですが)いよいよ新型ワクチンの配布が始まりますが、そこのとこハッキリさせてほしいなと思う興味深い記事でした♪
2009.10.09
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アンチエイジングと関係ありませんが、ちょっとビックリしたので… ↓カンガルーケアで新生児呼吸停止16例カンガルーケアってご存知ですか。生まれたばかりの赤ちゃんをお母さんの胸に抱かせると信頼関係が築かれる…というヤツです。オッパイの出が良くなるという話もありますし、その後の子育てに良い影響があるんだそうです。で、16人の赤ちゃんの息が止まった、と…。何十万人(?)の中の16人ですから少ないといえば少ないですが、胸の上で息が止まったら、と思うとコワイ!カンガルーケアのとき、赤ちゃんうつ伏せですもんね。あれがいけないのかしら。わたしがムスメを産んだときもカンガルーケアしてもらいましたけど、長かった!(笑)寒かったし、早くどけてよ~、部屋に帰りたいよ~と思ってました。なんてつめたい親…。カンガルーケアは良いことだけど、お母さんも病院スタッフも気をつけてね、というお話でした。
2009.09.29
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医師会から「医療従事者専用の新型インフルエンザ情報HPを立ち上げました。IDは×××でパスワードは○○○○です」というファックスが流れてきました。医療従事者限定で、しかもパスワード付だなんてなんか秘密の情報(?)があるのかと思って早速アクセスしてみましたが、……普通でした。今朝のワイドショーのほうが詳しくやってたくらいですインフルエンザ患者用のベッドの空床情報なんかが今後役に立つのだと思いますが(どこの病院に紹介したらいいのか、無駄がなくなる!)まだそのページは「工事中」でした……。学級閉鎖の学校名なんかが記載されてるのでパスワードで保護されているようでした。毎日あの学級閉鎖情報を見るとだんだん学校名が増えていってなんかが迫ってきてる(?)感じがして、ちょっとコワイ。10月上旬が流行のピークだと予想されていましたが本当なのでしょうか?どうやって峠を越えるんでしょうか?ある程度免疫を持ってる人が増えたら、感染が収束するんでしょうか?従来型インフルエンザもそろそろ始まるし、まだまだこれからが大変です!
2009.09.25
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アロマパッチを10日間試した、嚥下障害のおじいさんですが…。ビミョー(笑)。もともと悪かった嚥下機能がアロマパッチを貼る前はものすごーく悪くなってたものが「悪い」に戻った、感じ?一応改善、なのかな。いや、少しは良くなってるんですけど、1枚約110円の価値はないやろ、と思うのです。関西人はコスパにうるさいですよ!ブラックペッパーの香りでいいなら、アロマペンダント↑こーゆーのにアロマオイルを垂らして首から下げてたら十分だと思う…。
2009.09.24
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以前のブログでも取り上げましたが、黒コショウで嚥下改善とうとう購入しました、アロマパッチ!30枚3800円。なかなかのお値段ですフランドルテープとかホクナリンテープみたいにシートに薬(ブラックペッパーオイル?)が染み込んだものが来ると思っていましたが、違いました!お茶パックの薄いやつに本物のペッパーが入ってる?感じです。で、両面テープがついていて洋服に貼るらしい…。これだったら自分でも作れそうだな~普通にブラックペッパーのオイル、襟元につけたほうが安上がりだし。それとも何かものすごい新技術が秘められたパッチなのでしょうか…???とりあえず、「握り飯食わせてくれたら100万やる!!!」と言っているミキサー食のおじいさんに試してみます。嚥下機能が上がって、100万円もらえるように…(ウソです)。
2009.09.15
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出入りの業者にマスクを発注していたら、今日電話があって「マスク、ありません。注文もお受けできません。」だそうです。すごいですね~マスクの売れ行き!マスク業界、ウハウハですね。私自身は、マスクより手洗い、うがいやろ~と思っているんですが、世間体的に、老人施設にマスクがないのはマズイ…かな。インターネットで調べても高いし、今あるストックを大事に使おうかなと思っていたら、また業者から電話があって「ちょっと高いですけど、○○タイプのマスクだったらご用意できます♪」って、商売上手すぎません?ストックしてあるマスクをネットで横流ししたら儲かりそうだな~え?だめ?インフルエンザの騒ぎにまぎれて少しずつ増えているノロウイルスに脅威を感じる今日この頃です…。
2009.09.14
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コンタクトレンズで角膜に傷がついたらしく涙が止まらず今日は近所の眼科に行ってきました。はじめて行った眼科でしたが、噂どおりのサッパリした女医さんでした。噂の出所?それはお友達の薬剤師さん♪よくコメントいただく、抗加齢実践家てるさんの今日の日記に「病院選びの情報、入手可能は2割」という記事が載っていました。確かに、普通の方はどの病院に行ったらいいかわからないんだろうな~と思います。時々、患者さんでも「えっ、その病気でその病院はないやろ~」とツッコミを入れたくなる方がいます。「その病気は、専門の○○病院にかからなアカン!」と説明しますが、患者さんはキョトン。そりゃあそうですよね。専門かどうか、外からはわからないようにできてます(笑)。最近はやりの「名医百選」みたいな雑誌、あれもいけません。完全に宣伝です。前に電話かかってきましたもん。「百万円で、見開き2ページのインタビュー!もちろん、好意的に書きますよ~」って。わたしもビックリしましたけど。じゃあ、どうすれば病院を選べるのか???難しいですね。かかりつけの先生に相談するのが一番かなあ。相談機関があったらいいですけど、そーゆーのもやがて宣伝になりますもんね。難しい問題です!
2009.09.09
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インフルエンザネタばっかりで申し訳ありませんが。少しずつワクチンの接種方法が明らかになってきましたね。新型ワクチン、医療機関を限定どうやって優先順位の高い人であることを証明するのかと思ったら、やっぱり主治医の「証明書」がいるみたいですね。つまり、ワクチンを打つためには、まず主治医に証明書をもらい、その証明書を持って、指定医療機関(ってどこ?)に行って並ばないといけない…。うっ…面倒くさ…。しかもワクチン接種開始は10月下旬の予定。そのころには未感染者数ってどうなんでしょうか。あと、気になるのが旧型(?)インフルエンザのワクチン。あれも11月くらいからなんですけど。例年どおり準備してていいのかしらん。間1週間あけたら、両方打っていいんだと思いますが…。テレビが宣伝するから、あの認知度の低い(笑)肺炎球菌ワクチンも品切れらしいですね。すごいな~。うちの職場でもとうとうインフルエンザ感染者が出たのでいよいよだな、と思います。
2009.09.07
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さっき、小児科医の友達と電話したら「インフルエンザ、うつるのは時間の問題だね~」と言ってました。高齢者医療のわたしの周りはまだ静かですが、小児科では実感として患者さん、増えてるみたいですね。免疫がないってスゴイことですね。本当に簡単にうつっちゃうんだもん。週内にワクチンの優先順位が決まるそうですが、あれって、優先順位が高いか低いか、どうやって証明するんでしょうか?幼児とか妊婦とか誰から見てもわかる場合はいいですけど基礎疾患があるとかないとかは主治医が判断するんでしょうか?む、難しい~。そもそもワクチンはじまるのは10月下旬という噂ですし、その頃にはひととおり感染しちゃってたりして。旧型(?)のワクチンも打たないといけないし、忙しいですね。開業医、ボロ儲け!?(失礼!)
2009.09.04
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ものすご~く久しぶりの更新になってしまいました。すみません。もう辞めようかな~と思ったり、でもせっかくお気に入りに登録してくださってる方がたくさんいらっしゃるのに…と思ったり、揺れ動く休止期間でした。また、ぼちぼち更新しますので、よろしくお願いします。さて。最近テレビなどで「健康天気予報」っていうのをよく見かけませんか?夏の「熱中症」予防とか「喘息」予防とか、「関節痛」予防とか。気候病という言葉もあるように天気と体の調子は密接に関わりあっています。その健康予報に、「片頭痛」予防というのが新しく始まるそうです。神奈川歯科大学附属横浜クリニックの五十嵐久佳教授らの研究により気温が上昇傾向にあって、湿度が高いときに「片頭痛」が起きやすいことがわかったのでそれを利用して予報を出すのだそうです。テルモ健康天気予防面白いですね。面白いけど、「ああ、今日は片頭痛が起きやすい日なんだ」と思うだけで片頭痛が起きそうな気がするのはわたしだけ…なんでしょうか(笑)。
2009.09.03
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とうとう出ましたね。タミフル耐性新型インフルエンザ。(というか、いつまで名前が「新型」?)薬を大量に使う ↓耐性菌、耐性株ができるという、感染症の歴史はいつまでたっても繰り返されるんだなあと思いました。みんなタミフルを処方しながら「こんなにいっぱい飲ませたら 耐性株ができる」と思ってるんです。本当は高齢者とか透析患者とか重篤になる人だけに絞って処方したい。でも、薬があるなら早く飲んで治りたい患者さんの気持ちもある。薬をくれと言われたら、耐性株が増えるからあなたは我慢しろ、なんて言えない。難しいですね。新型インフルエンザが大流行した、大阪の学校の教頭先生のインタビューを読みました。「マスクもアルコール消毒も効果がないとわかっていても 机ひとつひとつをアルコールで拭きました。 マスコミも保護者もそこまで対策してるんだと 思ってくれる。 結局、申し訳ないけど世間体なんです。」というコメントになんと正直な!と感動しました。役所とか公共施設の入口にもいっぱいアルコール消毒液置いてましたもんね。あれも要するに世間体対策、ですよね…。世間はわかってるのかどうか知らないですけど。耐性株が増えるとわかっていても効果がないとわかっていてもやめられない。なんだかとりあえず今日の批判を避けるのに一生懸命で明日、明後日のことが考えられない。そんな感じがします…。
2009.07.03
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施設に入所中の方で食事をあまり召し上がらなくなってきた方がいます。寿命、以外に何か原因があっては、と病院を受診していただいたところ、病院の先生から「胃ろうを早めに作ったら?」と提案していただきました。胃ろうというのは胃に穴をあけてチューブを留置しそこから栄養を流し込む方法のことです。病院のドクターは医師としてとても正しい提案をしてくださったと思います。目の前の患者さんの命を救うことが医者の仕事ですから。でも、胃ろうを作った後の人生まで考えるのが、家庭医の役目。胃ろうを作ることが本当にその方にとって幸せかどうかまで考えたいと思います。(今回は、ご家族とよく相談の上、胃ろうは作らないことになりました。)施設で七夕の準備がはじまっています。92歳のおばあちゃんが短冊に「恋人がほしい」と書いたら、それを見ていた84歳のおじいちゃんが「わたしがなります」と横に書き足してました。いつまでもその気持ちが大切ですよね~。…わたしもがんばろう(?)
2009.06.17
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いつまでも若い気持ちでいる私ですが、最近ちらほら白髪を発見!年齢をひしひしと感じている、今日このごろなので「白髪の仕組みを解明!抗白髪薬の開発を期待」という記事はとても気になりました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090612-00000002-mai-soci遺伝子の損傷と言えば、紫外線を浴びると白髪が増えるというのは以前から知られています。顔は紫外線で黒くなる(シミ!)のに髪は紫外線で白くなるってなんちゅー効率の悪さなんでしょう(笑)。逆だったらよかったのに。一方、東洋医学では髪の黒色=血の余りと考えられています。西洋医学でいう「貧血」とは異なりますが体に栄養を運ぶ「血」が減ってくると白髪が増えてくるのです。「血」はストレスで減りますが、食事でも増やせるとされています。たとえばトリ肉とか、レーズンとか、なまことか。抗白髪薬が開発されるまで、食事でがんばるといたしましょうか。
2009.06.12
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認知症のお年寄りを毎日たくさん診ていますがご高齢になると「死への恐怖」を和らげるためある程度認知症があったほうが幸せなんじゃないかな、と思うことがあります。みんな「認知症になりたくない」と思ってるけど、実は寿命が延びたことで発生した、不安感を和らげるための人間の知恵?ヒトに近いといわれているチンパンジーなどの霊長類はアルツハイマー病にならないんだそうですね。知りませんでした。アルツハイマー病の原因とされる、アミロイド斑は脳内にあるのに、ヒトと違って発症しない。不思議だな~。もとの知能が違うから発症がわからない?ということではなくアミロイド斑そのものの構造が違うのだそうです。アミロイド斑があってもヒトでも発症しない人もいるし、何かもっと神秘的な力が働いているのかもしれませんね。
2009.06.08
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日本でも製薬会社からの医師への接待が規制されるようになって久しいですが、アメリカではボールペンやマグカップを提供するのも禁止になったそうです。そのうち日本もそうなるのかな~。う、さみしい…。ボールペンとか看護婦さんに横流しして感謝されてたのになあ。製薬会社さんがくれるボールペンは最近は薬の名前が印刷されただけの地味~なものが多いですが、以前はキャラクターものも結構多かったです。コニールという降圧剤の、コニールちゃんっていうコアラのシリーズ、好きでした。(あんまりコニール、処方はしてなかったけど。ゴメンナサ~イ)そういえば最近、花粉症の薬に懐かしいハクション大魔王(単純!)が採用されてるんですが、若いドクター、大魔王自体を知ってるのかな?今までで一番印象に残ってるのはバイ○グラのボールペン。ポケットなどにひっかけるフックの部分がニョキッと持ち上がるという、ものすごい下ネタなボールペンでした!すぐ見かけなくなったから、回収されちゃったのかもしれません。話のネタにもう一度お目にかかりたいボールペンです(笑)。
2009.06.05
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↑これ、何かわかりますか?ぬいぐるみなんですけど、モチーフは少し前まで毎日テレビで見ていたアレ、ですよ…、あれ。わかります?答えは新型インフルエンザウイルスです!アメリカで6月11日から発売予定なんだそうです。…誰が買うねん。神戸から「安全宣言」が出るし、街でマスクの人はほとんどいなくなるし、ニュースでも「今日の感染者数は…」っていうのやらなくなりましたが、絶対まだ罹患してる人はいる!と思います。表に出てこなくなっただけで。そんなことでいいのか、日本!飽きっぽすぎるやろ~。日本ではマスク信者が多かったですが、アメリカでは手洗いが重視されたそうですね。「自分が持ってる(かもしれない)ウイルスを他人にうつさない」ためにはマスクが重要だと思いますが、自分がうつらないようにするためにはやっぱり手洗い、うがいだと思います。お友達の薬剤師さんは「マスク、マスクって、手洗いはどうした~!?」って薬局にやってくるお客さんに声を大にして言いたかったそうです(笑)。多くの専門家や医師は夏が終わったらもう一度流行する、と考えています。(そのころには「新型」って言わなくなってるかもしれませんが)わたしもそう思います。
2009.06.04
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インフルエンザ、神戸市から「ひとまず安心宣言」が出ましたね(これから出る?)。本当に日本は異常な過剰反応ぶりでバイ菌のようなニュース報道、マスクはなくなるわ、学校は休みになるわでわけわからないことがいっぱいでしたが、ここまで急速に感染拡大が終息したのは、やっぱり学校を休みにしたことも貢献してるのかなとも(今となっては)思います。休みの1週間は愚痴愚痴言ってましたが(笑)。どちらにしてもまた秋、冬になったら流行するんでしょうね。香港型なのか、豚なのか、その時にはもはや誰も興味ないことかもしれませんけど。
2009.05.29
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今日はよーやく運転免許証の住所変更に行ってきました。警察署で「住所変更の人は隣の交通安全協会へ」と看板が出ていたので安全協会に行ったら、なんとそこでは書類を記入するだけで、その書類を持って警察署に行けっていうんですよ!そんなん、最初から警察署で書類書けばいいんじゃないの!?なんちゅー人件費と労力の無駄!びっくりしました。びっくりしたといえばアメリカの「ソーダ税」。ソーダを飲むと肥満になる、肥満になると病気が増える、だから健康対策としてソーダに課税しよう!と検討されているそうです。コカコーラの値段が12%上がれば消費量は15%減る計算、なんですって。タバコに税金、と同じ論理ですよね。肥満に関連した病気に毎年790億ドルも使っているアメリカとしては病気も減る、税金も増えるで一石二鳥!?まだ検討段階のようですが、うまくいったら日本でも検討されそうですよね。120円で缶ジュースが買える時代はもうすぐ終わる、かも…
2009.04.22
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出入りの業者さんに「先生、お子さんにヒブワクチンって打たれました?」と聞かれました。ヒブワクチン!?聞いたことあるけど、よく知らない…(笑)。「うちの子2歳なんですけど、打ったほうがいいんですかねえ」って聞かれても、小児科のことは、よくわかりません。すみません!さっそく、妹(小児科医)に聞いてみました。ヒブワクチンってインフルエンザ桿菌のワクチンなんですねえ。髄膜炎など重篤な感染症の原因菌なのでワクチン接種が注目されているそうです。(インフルエンザ桿菌と インフルエンザウイルス(冬にはやるやつ)は 別物です、念のため)5歳未満が対象で、うちの子は5歳なので対象外、業者さんのお子さんは対象となります。妹いわく「自分の子供やったら、打つかな~。 う~ん。 何回も打たなアカンし、高いしな~。 でも、年に何回か、 すごい重症の患者さんを受け持って ヒブワクチン打っといてくれたらよかったのにって 思うよ!」ということでした。わかりやすいサイトを発見したので興味がある方は→コチラテレビで報道されたそうで、現在ワクチンは品薄。今申し込んでも7月くらいの接種になるんですって。(妹の勤める地域の中核病院の場合)もうひとつ。そろそろ新しい日本脳炎のワクチンが解禁になるそうですね。こちらは北海道に住んでいない、とくに西日本に住んでいるお子さんは接種したほうがいいと思うので市場に出回るのを待っています。夏までには(蚊が媒介するので)出回ってほしいな~。麻疹と同じで抗体のない(接種してない)人が増えているのでなんか、大流行しそうな気がしません!?
2009.04.03
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暖かくなってきましたね。家の近くの公園で、一本だけ桜が満開なんですが、あれって、桜じゃなくてアーモンドの木?ナゾです。アメリカの脳卒中協会の学会で「ファーストフード店の密着度が高い地域は 低い地域に比べて13%脳卒中のリスクが 高かった」と発表され、論議を呼んでいます。なんとなく、ファーストフード店が多い ↓体に悪そう…(笑) ↓脳卒中が増えるで理解できちゃいそうな理論ですが。ファーストフード店が多いところは実は運動できる公園が少ないから…かも、とか店が多いからって脳卒中の人がファーストフード好きとは限らないとかいろいろ言われてるみたいです。でもまあ、店が多いってことはその地域での消費量が多いから出店するってことですよね。たまに食べるのはオイシイですが、やっぱり健康はまずは食事から。ファーストフードをいっぱい食べるっていうのはやはり健康を損なっているのだなと単純に感心した研究結果でした。
2009.03.19
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相変わらず点滴三昧の日々を送っております。ステロイド点滴9日間コースをしたのですが右耳の聴力は回復せず、「もう1コース!」と言われてしまったのです(涙)。はあ~。話は変わりますが、ダイエットをしている皆さん、運動はどうされてますか?運動だけでは痩せない!でも、痩せやすい体にはなるよ~ともちろん運動を推奨している私ですがこのたび、米国スポーツ医学会(ACSM)からダイエットのための運動療法の指針が新しく発表されました。2001年のガイドラインでは一週間に150-250分の中等度の運動が勧められていたのですが今回「その運動量では 太る予防にはなるけど 減量にはならない」と改正されてしまったのです!ひょえ~。週250分といったら、毎日休まず約40分ですよ。それでも肥満予防にはなっても痩せにはつながらないんですねえ。じゃあ何分すればいいの!?という明確な答えは残念ながらなく、「多ければ多いほうがいい」のだそう。毎日ウォーキングしていても痩せない我が家のメタボくんにもこの発表を教えてあげよう!結局、食事、がんばらないとダメってことですよね…。
2009.03.16
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先週火曜日、突然右耳が聞こえなくなりました(涙)。さすがに「わっ!突発性難聴だ!!!」と自分で診断できたので、すぐ病院に行きました。本当に、「突然」聴力が落ちるんですね~。びっくりしました。早期治療、早期治療と思って病院に行きましたが「結構重症だから毎日点滴して」と言われてしまいました。ステロイド、かなりの量を入れてるので顔、パンパンになってきました…。(小じわも消えましたけど…)おまけに全然回復の兆し、なし!1/3の人しか聴力回復しないとも言われているのでちょっと焦ります。毎日職場の看護婦さんに点滴してもらっていますが今朝出勤したらドラえもんのイラスト付きの点滴セットを用意してくれていました。心が弱っているときはこーゆーの嬉しいですね。
2009.03.09
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わたしはテレビをよく見ます。見てるというか、BGMとしてテレビがないと落ち着かない、かも。子供のためには視聴時間を減らさないと!と思うんですけどねえ。なかなかうまくいきません。そんな私にショッキング(?)な記事が出ました。「幸せでない人はテレビの視聴時間が長い」Social Indicators Research(2008; 89: 565-571)…………。アメリカの研究者が30年にわたり3万人から集めたデータを解析したところ自分は「幸せである」と答えた人は社交や読書に費やす時間が長く「幸せでない」と答えた人は幸せな人より20%テレビの視聴時間が長かった、のだそうです。この研究者の考察がまたすごい(笑)。「テレビは何の準備もなく スイッチを入れるだけで 容易に手に入る娯楽であり幸せだ。 麻薬と同じで 一時的な幸福は手に入るが 長期的には 不幸と後悔を生む」哲学的だと思いません?ちょっと考えさせられちゃいました。
2009.02.23
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わたしが医者になったとき一番最初に教授に言われた言葉があります。「腕のわるい優しい医者になるくらいなら 腕のいいコワイ医者になれ」いい医者というのはまず病気を治してナンボであって当たりが柔らかいとか怒らないとかは二の次なのだ、と。まあ、それはそうなのですけど。先日、臨床医制度を考えるシンポジウムで東大医学部生の考える「いい医者」とはという発表があり、それは「つよい、えらい、うまい」だったのだとか。それを聞かれた医業コンサルタントの方が「背筋が凍った」とコメントされていました。いま、訴訟をかかえる多くの医者が「つよい、えらい、うまい」だからだそうです。西洋医学に限って言えば、治療方針はある程度マニュアル化されています。うまい、下手はあるでしょうけど、やはりそれ以上に大切なのは患者さんとのコミュニケーションだととても感じています。先日お会いした弁護士の方に最近の医療訴訟事情を伺いそれこそ「背筋が凍る」思いがしました。医療従事者としては「ええ~、そんなことで訴えられるの!?」「それって、不可抗力っていうのでは…?」ということばかりだったのです。どんなに「正しい」医療をしていてもそれを患者さんやご家族に理解してもらっていなければそれは「悪い医療」になる時代なんですね。今、新しい研修医を前にしたら先の教授はなんと激励されるのでしょうか。「腕のよし悪しより、まず患者さんやご家族とよく話をする医者になれ」かなあ?腕が良くて優しいお医者さんが、もちろん一番いいのですけどね。
2009.02.17
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某・健康系ベストセラー本のおかげで牛乳の売り上げが激減したそうですが、牛乳と同じくその摂取に賛否両論があるのが「卵」です。わたしは、高脂血症の方には「卵を卵として食べるのは控えたほうがいいですよ。どうせ、いろんな食べ物に卵は入ってますし」と説明していますが、卵こそ健康食、毎日食べたほうがいいとする説もあり正直どーなんだろ~って感じです。Diabetes Careという雑誌に5万7千人を対象に卵と糖尿病の関連について調べた研究結果が載りました。(2009; 32: 295-300)それによると、「毎日1個以上,卵を食べている人は男女とも2型糖尿病になるリスクが58~77%高くなる」のだそうです。この研究は卵だけに注目していてそれ以外の食事についてのコメントがないので本当に卵だけが悪者か!?という気はします。卵を毎日食べるような人は他にも高カロリー、高脂肪食をとる傾向にあるのかもしれません。また、卵さえ控えれば糖尿病になりにくい、ということではないと思います。何事も食べすぎは良くない!ということでしょうかね。
2009.02.16
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わたしは今、当直業務はしていないのですが、当直していたころ、ストレスのタネになっていたのはやはり「コンビニ受診」でした。9時まで待てば外来は開くのに、7時とかに「ちょっと風邪で~」と薬を取りに来る人!仕事の前に待たずに診察してほしい気持ちはわからなくもないですが、ほぼ徹夜でようやく寝入った時にこーんな理由で起こされると本当にイヤになります。(しかも9時から通常業務です、もちろん)救急外来は「救急」の患者さんのものであって普通の外来では決してありません。わたしは内科なので、そうはいっても知れていますが、小児科は本当に大変。「夜間外来?」と思うほど待合室に子供が溢れ、もちろんほとんど緊急性ゼロ。小児科の友人いわく「夕方まで行楽地に行ってて そのあと風邪ひいたとかって 受診する人がめっちゃ多い」統計的にも「救急外来受診者の6割以上はコンビニ受診」と答えた医者の数は小児科がダントツで内科の医者の倍でした。いつも話題になるわりにいっこうに導入されそうじゃない、「夜間外来有料化」。研修医の研修先を制限するより医学部の定員を増やすより、コンビニ受診を減らしてくれたほうが医療崩壊に有効だと思うんですがいかがでしょうか!?しかも、その有料になった分を当直医にあげたら、ニコニコ外来できると思うけどな~。
2009.02.06
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以前、勝間和代さんが「地球上では 光合成のスピードでしか資源は増えない。 だからそのスピードを超えて エネルギーを使ってはいけない。」という主旨の発言をされていてなるほどな~と思いましたが、The Lancetという雑誌に同じような記事が載っていました。(The Lancet 371,1661,2008)「肥満を減らせば、地球温暖化が食い止められる」すごい理論だな~。みなさんはご自分のBMIをご存知ですか?体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)で出る、体格の世界共通指標ですが、BMI判定サイトイギリスの研究者によるとこのBMIが24.5の人に比べて29の人(肥満の人)は、必要なエネルギー量が18%も多いのだそうです。その分たくさん食料が必要だし、その食料を輸送するので燃料が必要だし、ということでみんなが痩せればその分エネルギーがいらないしエネルギーの消費が減れば二酸化炭素排出量も減る、と。なんか風が吹いたら桶屋が儲かるみたいな話ですがこの研究者たちの結論がまたすごい。「移動手段を車から自転車に変えれば 車の分の二酸化炭素も減るし、 人間もダイエットできて必要エネルギーが減る! だからみんなで自転車に乗ろう」って、やっぱり勝間理論!?そのうち温暖化が進んだら「肥満税」とか取られるようになったりして…。
2009.02.05
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みなさま、お久しぶりです。今月からまたぼちぼち更新する予定ですのでよろしくお願いします。鬼の撹乱か、風邪をひいてしまいました。頭はガンガンするし、首筋は痛いし。「おお~これはカッコントウの出番だわ!」と思って飲んだら胃が痛くなるし(涙)。久しぶりに寝込みました…。インフルエンザじゃない!と思うのですがそれを調べる元気もなく、今更タミフルの適応でもない(発症後48時間以内に内服!)のでロキソニンかじって嵐が去るのを待っています。まあ、つい最近までタミフルもリレンザもなしでインフルエンザ治してたんですものねえ。インフルエンザワクチンは賛否両論のようですが、医師のうち91%が自分に接種しています。患者さんに「いただく」機会が多いので自己防衛ともいえます。インフルエンザにかかった患者さんには「仕事を休んで、他の人にうつさないように」と指導しますが、医師のうち64%は仕事を休まず周りにインフルエンザを撒き散らしているのだそうです(笑)。2月の月間天気予防は「暖冬」だそうなのでここで流行は一段落するのでしょうか???…でも今日は寒い!ですよねえ。みなさまもお大事に♪
2009.02.03
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医学用語に限らず専門用語って難しいですよね。昔、医学部の答案に「ふたごの逆子」と書いて「双胎の骨盤位!」と叱られたわたしですが、この前も紹介状を書くのに、「ウオノメ」の専門用語がわからず四苦八苦しました。ウオノメって「鶏目」なんですって。専門用語になると魚から鳥になるのかあ。なんでだろ?よくカルテなんかに登場しますが、「頻回」という言葉も専門用語というか業界(?)でしか使わないんですってね。これはびっくりしました。できるだけ専門用語を使わずスタッフにもご家族にも説明しようと心がけていますが、結構難しいものです。
2009.01.19
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あけましておめでとうございます。みなさまのお正月はいかがでしたか。おとそは飲まれましたか?お屠蘇というのはもともと「領収書」だったのだそうですね。昔は医者や薬屋さんへの支払いは盆と正月の一括払い。いわゆる「掛け」というやつです。で、年末にお金を払うと領収書代わりにお屠蘇をいただいたのだそうです。つまりお屠蘇の必要な人は病気をした人ということで各店工夫を凝らして体にいい生薬を調合したお屠蘇を出していたんですって。お屠蘇なんて、みんな同じだと思ってました~。まだお正月気分が冷めませんが、ぼちぼち始動です。今年もよろしくお願いいたします。
2009.01.05
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「今までの薬より2倍効くヤセ薬」なんか、怖いタイトルだ…(笑)。久しぶりの更新になってしまいました。いろいろと思うところがあって…。すみません。さて、デンマークで新しい抗肥満薬tesofensineの臨床試験が行われ、既存薬(サノレックスのこと?)の2倍の効果が認められたのだそうです。24週間内服してもらったところ平均約10%の体重減少が認められたのだとか。100Kgの人だと-10Kgってことですよね。 Lancet誌2008年11月29日号(オンライン版2008年10月23日号)6か月で10Kg…。そんなにすごいってこともない?(笑)副作用はサノレックスと同じくのどが渇く、便秘になる、ちょっと吐き気がすること。作用機序も同じみたいですね。脳神経末端でのノルアドレナリン、ドパミン、セロトニンの再吸収を抑え食欲抑制と消費カロリーの増大に働くようです。まだ臨床試験中ですが日本にも上陸しますかねえ。治療手段は多いほうがいいですから楽しみといえば楽しみですね。
2008.12.20
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わたしは今まであまり上司に苦労したことはありませんが(上司は私に苦労していたようですが(笑))リーダーシップ能力のない上司を持っている人は心臓疾患になりやすいのだそうです。スゥエーデンで心臓の治療を受けたことがある、3100人の男性についてその後約10年間の追跡調査をしたところ上司が有能であると考えている人に再発が少なく、上司にリーダーシップがない!と考える人に再発や心臓死が多かったのだそうです。面白いなあと思ったのは「その上司に能力があるか」ではなくて、患者本人が「能力があると考えているか」が疾患に影響している点。結局、ダメな上司であったとしても部下がストレスを感じていなければOKってことですよね。反対にほかの人がどんなに「あの上司、ステキ♪」と言っていても、自分にとってストレスだったらダメということです。実際のところ気持ちの持ちようかもしれません。他人の長所にフォーカスできるか短所にフォーカスしてしまうかで自分の寿命や健康が影響されるということなのかも。興味深いです!
2008.12.09
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今朝突然患者さんに「HIVの検査ってできますか!?」と聞かれてびっくりしました。何でも朝の情報番組でHIVの特集をしていて検査するよう呼びかけてたんだとか。(検査はできますが、クリニックでは有料です。保健所に行けばタダです)そうかあ、今日は12月1日、世界エイズデーですものね。あっちこっちでエイズ特集やってますね。先進国でHIV感染者数が増えているのは日本だけ。ちょっと意外ですが、日本人は「自分だけは大丈夫」で検査を受けたり予防したりしないからですって。現に8割の人が検査を受けたことがないのだそうです。わたしも妊娠がなかったら検査してないかも(妊婦は全員検査されます)。わたしが研修医のころはHIV感染の患者さんが珍しかったものですがここ数年は感染者が見つかっても「へえ」って感じ。これが「増えてる」ってことですかねえ。HIVだけではなく、自分の体を守るのは自分!の気持ちを忘れず健康に気をつけたいものですね。◆新しいホームページ、アップしました よかったらご覧いただき、感想など教えてください! メディカルアーバンクリニック◆クリニックで非常勤の医療事務、検査技師、看護師スタッフを募集しています。週に1日から大歓迎。西宮近辺にお住まいの方で興味のある方はHPをご覧ください。◆医療ダイエットに興味のある方は!メルマガ:そうだ!ダイエット外来へ行こう!
2008.12.01
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個人的にかなり衝撃的なニュースだったので‥便秘薬で死者。酸化マグネシウム副作用(中日新聞)酸化マグネシウムといえば便を軟らかくしてくれる便秘薬の定番。わたしもかなり処方しています。日本全国でなんと4500万人が服用している薬だそうです。特に高齢者の場合、便が硬くなって出ない、その硬い便を出すために踏ん張るのも体に良くないなどの理由から飲んでる方、多いんじゃないかしら。今回亡くなった方は「高マグネシウム血症」だったそうですがマグネシウムの血中濃度なんて一般健診には入っていません。病院でも特殊な事情がない限り測らない検査項目です。医者が意識してオーダーしないとわからないということです。これからは酸化マグネシウムを処方している方に定期的にマグネシウム、チェックしないといけませんね。副作用はほとんどない、と思っていただけに衝撃的なニュースでした‥。(きっと多くの医者が叫んだはず!)◆新しいホームページ、アップしました よかったらご覧いただき、感想など教えてください! メディカルアーバンクリニック◆医療ダイエットに興味のある方は!メルマガ:そうだ!ダイエット外来へ行こう!
2008.11.28
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プラセンタってご存知ですか?名前は聞いたことあるかもしれません。よく、美容系のサプリメントや化粧品に入ってますから。プラセンタとは胎盤のことです。おなかのなかで赤ちゃんを育てるすべてを担っている臓器ですから栄養たっぷり!人間以外の動物は、出産したときお母さんが食べちゃうんですよね。血のニオイを隠すためとも言われていますがそれ以上に出産後のお母さんの栄養補給と考えられています。日本人には「へその緒」を残す習慣がありますがあれは、薬があまりない時代に大病をしたときの薬として保管しておいた名残、ともいわれています。そのプラセンタ、更年期障害や疲労回復、美肌に効果があるとのころで多くのクリニックで治療に取り入れられています。確かに効く!人が多いですね。特に肌の変化より体調の変化のほうが比較的早く現れるようです。当院でもたくさんの患者さんが利用されていますが先日気になることを聞きました。別の病院でプラセンタ治療を受けたことがある方にプラセンタの副作用やリスクの話をしたら全然ご存じなかった!びっくりしました。このご時世に説明せずに治療する勇気ある(?)医師がいるなんて~。医療機関で使用されるプラセンタは「ヒト」のもの。理論上、感染症のリスクがゼロではありません。あくまで「理論上」ですけど。そこをご理解いただければとてもいい治療だと思います。もっと詳しくプラセンタについて知りたい方は ⇒「プラセンタ」の項目をご覧くださいアンチエイジング治療はトライ & エラー。きちんと知った上でご自分に合ったものを選んでいただきたいと思います。◆医療ダイエットに興味のある方は!メルマガ:そうだ!ダイエット外来へ行こう!
2008.11.25
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