波のまにまに

波のまにまに

2006.07.07
XML
カテゴリ: メモリアル



 冗談ばかり言っていたらそれが真実になってしまったというような経験はどなたにも大なり小な

りあるもんですな。それが言葉というものの持つ言霊の不思議さなのでしょう。願いが叶うなんて

ぇ言葉も口偏に十と書きますから口で十遍も唱えればゆめが実現するかもしれません。ともかく元

気な時には病気の事を話題にし病気の時には治ってからの快気祝いの話なんぞをするというこの

矛盾しているような事実はどうしようもありません。ただ言えるのはいつ自分が不測の事態になる

のかとか幸せを掴むとかは図り知ることは出来ないと言うことです。善行を積んでも見返りを当て

にしながらのそれは決していい果実はならないと思うんです。常に周辺のために活動してみる、そ

れがこれからの自分の生き方であろうと考えられます。ゆめを追っかけるのはとても素敵な事です

ね。いくつになっても男女の別なく同じことなんですね。

★『嘘から出た誠』

 嘘をつくのにお困りですねという質問は間違っている。人間誰しも見方を変えれば嘘にも誠にも

なるからなのだ。相対的なもので言の葉に絶対という事は無い。会話の中で絶対ですねという念押

しも虚しく響く。所詮人間のすることだもの。絶対などあるわけがない。最近は神様だって絶対の

約束はしないだろう。貴女はお綺麗ですねと言われても場合によっては素直にうけとるだろうしあ

るときは反発もするだろう。それもこれもみな相対的なものだからなのだ。生活の中で故意に嘘を

つくのは詐欺であるが、善意であっても嘘をついてしまう事もある。嘘がひっくり返って誠になれ

ばそれはプラス思考の賜物であるか、不幸中の幸いかその逆なのである。出来ればハッピーエンド

に話を締めくくりたいものだが生々流転。こればかりは生きている限りそして新でも尚周囲に三代

くらいは語り継がれるかもしれない。言葉はこころして使おう。

☆『磨く後編』

 その2にしようとしたら語彙が変化してしまいそうで後編にしました。さて、なんでも光ればい

いというものでもありませんな。まぶしくては困るものもあるんです。運転中視界に入るものはま

ぶしくてはいけません。安全ミラーは光っていないと用をなしませんしね。車もつや消しの車はあ

まり好まれないようですね。日本では極端なユースドカーは見かけません。ともかく適材適所に磨

きをいれて明るい社会にいたしましょう。

☆『磨く』

 言葉というものは常に何らかのイメージと関連がありこじつけでもなんでも説明できれば関連が

あるとみるのが自然だろうと思われます。例えばこの『磨く』です。普段使われるのは肌を磨く、

靴を磨く、頭を磨くなどがあります。単純に物を磨くのは綺麗になるしそこに美を発見するからで

しょう。清涼感かもしれません。物はそのように機能的な必要から磨くのでありますがそれは精神

性へと繋がって参ります。なんでも磨くどうなるか、イメージしますと鏡なんかは磨くと

いえばくもりやよごれを取りぴかっと光を反射する状態をいうのです。つまり磨くとは何かをうつ

すための作業であります。『こころ』を磨くといえば何を写すのでしょう?心は何処にあるのでし

ょう?取り出しては磨けません。私達の心は頭の中のイメージとしてあります。心イコール心臓と

イメージすれば心は胸にあるのです。ハートのマークがそのシンボルですね。形無きものを磨くと

何が映るのでしょう?そうです。周囲が映るのです。周囲の人の気持が映し出される。だから人を

思いやれる。曇っていてはそれが見えないし気づかない。だからこころは磨くのですね。そして目

は心の窓とも申します。目が曇っているのは心が曇っている証拠でもあります。朝のおはようの挨

拶から始まり夜のお休みまで私達には心を磨く言葉の布が沢山あるのですよ。お金をかけなくて磨

けるのですから大いに試してみましょう。それが潤滑油となり多くのものを発見できたらうれしい

じゃぁありませんか。一日しかない今日がよい日でありますように!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.07.07 18:20:03
コメント(7) | コメントを書く
[メモリアル] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: