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2009年11月16日

今年の菜園は最悪です。

(6)

テーマ：自家菜園旬の野菜(27)

カテゴリ：自然、環境について

取引先の長野の農家さんから
「今年のお天気は過去最悪。夏場もひどかったけど秋も終わって畑を片付けよう
としている今になって、雨が降り続いて片付けもできないのよ」
とのことです。

ここ10年近く、毎年のように天候異変が言われていますが年々その被害が広がり
また修復不能な状態になっているように感じるのは、多分私だけではないと思い
ます。

ずいぶん前に、若手農家さんが
「露地栽培はもう難しいから施設ものに切り替えようと思う」と話ししていましたが
他の農家さんの話を聞くに連れ、その状況はさらに深刻さを増しているようです。

プロの農家が悩んでいるのですから素人の家庭菜園はもっともっとひどい状況です。

我が家が借りている杉並区の区民農園の野菜も、今年は病気と虫にやられっぱなしです。

夏場のキュウリは、最初のうちだけ良かったのですが、夏の最盛期に入ったら
らうどんこ病が出てきて収穫が極端に減り始め、形の悪いキュウリになりました。

野菜も姿かたちの良いものは味も良く、栄養も乗っているものが多いです。

ナスは半身イチョウ病というウィルス性の病気になり、元気クンという土壌改良材で
何とか持ち直したものの、収穫は1/10以下。
ナス大好き人間の私は大層、がっかりしましたよ。

秋作に期待を！と、大根、カブ、ほうれん草、白菜を定植＆撒きました。

しかし、大根と白菜はモザイク病が出て、ほとんど全滅状態。

カブは葉っぱを虫に食い荒らされて光合成が少ないため根が大きくなりません。
この中で、かろうじて良いのがほうれん草。

ほうれん草にはシュウ酸という虫が嫌う成分が含まれているため意外と強いんです。

今年は駄目になった場所にほうれん草を撒きなおそうかな、なんて思う今日この頃です。

ところが、畑は駄目でも屋上のプランタンは順調に育っています。

だって、プランタンは自家製堆肥100％ですから土がほとんど汚染されていないんです。

そろそろ生姜の収穫です。

どんな生姜が出来ているか、今からわくわく、ドキドキ。

葉っぱがすご～く大きいので多分根はそれに合わせて大きいと思うんです。

後日、画像でご紹介します。