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今思えば、このときの私の丁重な対応振りがSさんの変な勘違いを呼んでしまったのでしょうか...
それに、このツアーは私がまだ中国添乗3回目で、完璧な自信をもっての仕事ではなかったことにも起因するような気がします。
VIPルームを使ってのチェックインは、いつもと様子が違い、色々なセールスマンがうやうやしく名刺を持って営業に来たりすることもあり、ペンギンにもバタバタせずにスマートな業務ぶりが求められます。
機内食はビーフのヒレステーキ、サラダ、栗のタルトのデザート付でした。
さて、上海の空港に着いた私達は、全線随行員の黄さん(以後Kさん)とも無事落ち合い、さっそく観光に向かうことにします。
まさか、ここで早くもSさんの最初の横暴振りが勃発とは...!
『あぁ、VIPルームのチェックインとは、なかなかいいものだなぁ。アシスタントの人も付くし...』と、バスに乗り込もうとすると、大柄の男性(推定年齢60代後半)Sさんが近づいてきて、
「あぁ、疲れたよ」と話しかけます。
「ええ、3時間も同じ姿勢で座っていましたものね。お疲れ様でした!これから市内観光をして、夕方にはホテルにご案内いたしますね!」
とバスに乗り込むと、今度は座席から、
「疲れたんだよ。朝が早かったからな。もう市内観光はいいから、バスをホテルへやってくれ」
!
この旅行は総勢メンバーが20人です。ほかの方もお年を召した方が多いので、全員の方がそういうご希望ならそれでも良いのですが、どうもほかの方は上海が初めてでいわゆる団体旅行でまわる、代表的な観光地を回りたいと楽しみにして来ていらっしゃるようなのです。
そして、このSさんのわがままは、なにも今回に始まったことではないようで、ほかの方は慣れっこみたいな様子。前の座席の方がこっそり「気にしなくていいから」と言います。
会社ではなく地域の会のようで、このSさんもツアーに来たり来なかったり、今回は御自分の好きなしかも慣れた中国ということで参加したみたいでした。
とりあえず、のっけからの観光はパスしたいと言われたことはないので、戸惑いましたが、全線随行Kさん、ローカルガイドのTさんとも相談し他のお客様との兼ね合いを考え、 玉仏寺
と 豫園
を回ることにしました。
豫園は個人的にも大好きな所。お客様も大喜び。特にここで逃してはいけないものは、小龍包の店「南翔饅頭店」です。まだ3回目ですが、いつもは行列していたのに、きょうはうそのようにすいています。
自由行動にしましたが、ばらばらになりかけたお客様に慌てて声をかけると、一瞬でうちのツアーの行列ができました。
次の日、西安へ移動ですが、時間を少しやりくりして今日逃したスポット分を挽回することにします。
ホテルは 上海賓館
です。
夕食はホテルのレストランで。15皿並びました。揚州料理でしたが、お客様の反応は良く、わがままもまだこの程度。まぁいいやという一日でした。
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