今日から南樺太(サハリン)に出張なさっている青山さん
その寸暇を割いて書き込んで居られる今日のブログ
テーマーは「シリア」短い文章の中に青山さんの人間愛が溢れていて
思わず「そうですよ」私達もずーと心配していたんですと独り言
私達兄弟姉妹の家族旅行
イラク戦争が一段落して間もない2003年中東へ
「今しかない」と言う弟君の言葉を信じてイラン(ペルセポリス)
ヨルダン(ペトラ)シリア(パルミュラ)
いわゆる中東の3P巡りに出かけました。
「なんでそんな危ないトコへいきたいん」
「遺言書いといてよ」と友人達に罵られたり呆れられたり
でも行ったんです。
ホテルは勿論、飛行機のビジネスクラスもガラッガラッの貸し切り状態
それはそれとして
現地の日本語ガイドさんが売り切れ(戦場の通訳に借り出されて)
ところが
私達の家族旅行はスルーガイドなしで頼みの綱は「現地ガイド」さん
イランでは現地旅行会社の社長の息子さんがイギリスから呼び戻されて
ガイド役を勤めてくれたりて助かりましたが
ヨルダンは日本に短く留学しただけの若きヨルダン青年、
勿論、彼の日本語は超下手、その上ガイドは初めてで
失敗に次ぐ失敗を次から次へとしでかします。
説明はガイドブックを読むのでとっくにバスが通り過ぎた場所の話し
「えっ何処」「さっき過ぎたヤン」
とは言っても憎めないのがアラブ人の青年の素直さ純情さ
朝から晩までバスの中は「あっはは あっはは」の高笑い
オーバーでなく吉本よりも楽しかったし忘れられナインです。
さて本題のシリアは
先代の国王がご存命で国中が活気に溢れていて、
日本との交流も多いのか
ガイドさんも日本人の扱いに手馴れていて手際の良い
それでいてでしゃばらばい好ましい青年でした。
そんなこんなでシリアではスケジュールに無いマリ遺跡や
そこからユーフラティス川の向こうに見えるイラクのテレビ塔なども
丁寧に説明してもらいました。
今回、自称イスラム国に破壊されたシリアのパルミュラ遺跡は
古代に女王が建設した都市国家で中でも「ベル神殿」は
保存状態も良く、東西の建築家さんが絶賛していたそうです。
グループ会社の建築を引き受けてくれている義弟が
ベル神殿の建築様式を図に描いて説明してくれましたが
わたしには「なんのこっちゃ」解りませんでした。
はなしが逸れましたが
青山さんの仰る通り、砂漠のなかで遺跡を守っていた人たち
どうぞ、ご無事でありますように
真知子先生とも昨年からずーと心配していたんです。
だってイラクからユーフラティス川を越えれば次の町は
シリアのパルミュラなんですから~
おもえば
シリアが内戦状態でなければ、自称イスラム国に付け入る隙を
与えなかったでしょうに
青山さんの根っこ中の根っこ
「右だ左だで人を分けるのではなく、立場の違い、思想の違いを
乗り越えて国を守ろう」が身に染みます。
備えを失えば国でも家でも乱れが始る
そこに付けこまれたら大切な子供達の明日がなくなる。
備えあれば憂いなしですものね。
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