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ほぼ1ヶ月ぶりのブログ更新となってしまいました。今日は8月23日、暦の上では暑さもひと段落つく処暑ですが、相変わらず厳しい暑さとなっています。相変わらずというか、今日が今までで一番暑いんじゃ・・・北日本に太平洋高気圧がかかってるということで、35℃の猛暑日を観測した地点が出てきましたね。この暑さで、すっかり参ってしまって、慢性的な夏バテ状態です。さて、この8月も色々なことがありました。特に驚いたのが、お盆直前の、デルジベットのボーカル、ISSEYさん急逝でした。不慮の事故、ということで、最初は何か深いお悩みが・・・と思っていたのですが、帰省先のホテルで転倒事故、ということでした。V系の生ける伝説、とか言われている方ですが、まだ61歳なんですよね。アルフィーとか安全地帯の方より、ずっとお若いのに・・・とても才能に溢れている方なので勿体無いし、なんだか寂しくて1日に数度はデルジを聴いてます。BUCK-TICKおよび、ボーカルの櫻井さんとの親交も深いため、櫻井さんも辛い気持ちでいらっしゃるんだろうな、と思うと私も辛いです。簡単に哀しみから抜け出せるわけはないので、しばらくデルジに浸る日々が続くんでしょうね。デルジベットの代表曲というと、何でしょうね~~BUCK-TICKを通じて知ったので、たくさん曲を知ってるわけじゃないんですが、アングラ味が強いかと思えば、ポップな曲もあったりで幅広いです。印象的なのは、やっぱり櫻井さんとのデュエットもあった『マスカレード』でしょうか・・・80年代~90年代から活躍してるアーティストの方が作る『マスカレード』というタイトルの曲には、ほとんどハズレが無いんですが、デルジのはデカダンな雰囲気が強くてイイ感じ。ISSEYさんと櫻井さんは声質が似てるので、マスカレードのデュエットだと、どのパートがどっち??と最初は思うんだけど、ISSEYさんの声は深みと迫力があって、櫻井さんの声は低音の中にふわっとした、甘く切ない感じがあるので、何回か聴けば聴き分けられます。20世紀 [ デルジベット ]価格:3,260円(税込、送料無料) (2023/8/23時点)楽天で購入なんだか、まだ49日も過ぎていないので、完全にさよならという気分にもなれず・・・いま、BUCK-TICKの曲からISSEYさんに手向けたい曲といえば、ニューアルバム『異空』の中から、『愛のハレム』でしょうかね・・・この世は夢ね 愛のハレム・・・というフレーズが、いまの気分かなと・・・異空 -IZORA- (完全生産限定盤A SHM-CD+Blu-ray) [ BUCK-TICK ]価格:4,595円(税込、送料無料) (2023/8/23時点)楽天で購入人生って儚いね・・・心から哀悼の意を、と最初インスタに書いたけど、その時は自○かもと考えてしまっていたので、あまり色々触れない方がいいと思ったのもあります。徐々に成り行きがわかってきたので、しっかり悲しむことができるというか・・・ただ、最近、60歳前後の突然死が多くないですか?先日も、明石市の副市長という方が、ゴルフ中に虚血性心不全でお亡くなりになりましたよね。60歳。長寿社会の日本では、早世と言っていいと思うんですが・・・なんでこうなるのか、憶測だけで理由を色々考えたけど、・例年にない暑さで身体にダメージが蓄積・コロナに感染歴あり、ないしはワクチンで血栓が出来やすくなっている・飲酒・炎天下の活動等で脱水しやすい状態に等々あると思うのです。気をつけるほか無いですが・・・ただ、先日はBUCK-TICKドラマー、アニイことヤガミ・トールさんが無事、61歳の誕生日を迎えられ、アニ誕ライブもあり大変盛り上がった模様で、明るいニュースに救われました!お誕生日おめでとうございます~~~東京だけなので、なかなか足を運ぶのは難しいですが、古希ライブも楽しみですね。☆★この暑さのせいで、家庭菜園は収穫が薄かったです。ちょっと日が短くなってきた最近、やっと普通に収穫量が増えてきました。苗を注文したつもりが、間違って種を注文してしまったオクラ。ダメもとで蒔いたら、スクスクと育ってくれました。ハイビスカスのような花が咲きます(同じアオイ科)。ポツポツだけど収穫もできて、食卓に・・・夏バテに対抗するほど、実って欲しいな~~
August 23, 2023
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「そんなことは言っていられないわ…それに、ずっと藪中荘に住みたかったから」「なら、そうそうに引っ越してくれれば助かる。空き家にはしておきたくない。早く取り壊して土地を売り払えと、山奥の5番目オンズ(五男坊)がやかましんだ。あそこは先祖伝来の土地だから、どうしたって売りたくねんでな」「昔は地主さんだったんでしょ?」 美雪は尋ねた。「んだ。山奥から聞いだか」「ええ、あたしとこもそうでしたから…」「んだか。だば話は合うな」 老人はカラカラ笑った。「戦争で、命拾いして帰ってこれた思ったら、農地改革だ。あの時はな…。小作で使ってた呑田(どんた)というのが、どううまく潜り込んだのか、小作人から国の小役人に成り上がって、とたんに威張りだしてな。…俺は昔から、あいつによくしてやったつもりだ。対等に扱ってやっていたのに、お上になると人間変わるもんだ。そのうち、呑田は娘の時子に目をつけてな、まんだ小学校さ上がったばりの、おぼこ(少女)だったあれさ、なんぼつきまとったことか、学校への行き帰りも待ち伏せして…9年間だ。婆と交代で送り迎えしたもんだ」「それは…大変でしたね」「そのうち呑田は役所の金を使い込みして、蒸発しおったがの…時子はすっかり心を痛めた。中学を出て直ぐ、ここをいやがって、都会へ出でってまった。茨城で結婚して、孫も出来たが、ここさは帰ってこね。孫にも会えねんだ。俺らは、どったら手をつかってでも、時子を護り通したつもりだったどもよ」 美雪には返す言葉がなく、ただ聞いていた。<つづく>----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 用事があって、街まで出かけてきました。 昼は暖かかったのに、夕方から風が強くなり、雪まで降ってきて、帰りは、すっかり冷え込みました。 今日は、たまたま、街中のデパートが会員招待セールをやっていました。 ところが会員じゃなくても入れるので、店頭のバッグ大売り出しに行き、また1000円バッグを1個、買ってきました。 コロッとして小さな、ダミエのそっくりさんです。 限りなくコピーに近いかもと思ってよく見たら、なんとかバレンチノ、というタグがついていた。 このバッグは、素材が全部PVCで、かっちりとしてて丈夫な感じです。 なんちゃってダミエでも、これはお買い得だったと思います 本物は高すぎて買えないし なによりも、見た目可愛くって気に入りました 今日の1枚は、市庁前にあるヒマラヤシーダーの並木です。 今年は雪をかぶっているところに出会えなかったため、春先の風景となりました。
March 6, 2007
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「そうよ。あたしは全然ダメだったけど、見方はだいたいわかるのよ。ただいまはルールが細かくてね~、それに、技の難易度もやたら高くなってきて選手大丈夫かしら、って思うくらいよ」「確かにそういう所はありますね、人の身体には限界がありますから」「昔は、女子はダブルジャンプができれば、国体とかなら余裕で出られたんだけどね…。みっちゃんはいい線いってたわよ。まずキレイだったし、ちょっとお金持ちのお嬢様だったからバレエとかね、いろいろやってたから仕草も優雅だし、ジャネット・リンばりの笑顔で演技するから、けっこういい線行ったみたい。世界選手権、出られるかもしれないとこまで行ったと思うんだけど、その年にケガしちゃってね、それから成績が落ち始めて引退になったと思うわ」「ケガは大敵ですな、アスリートには……」 宮蔵は呟きながら、都志江の言葉を手帳に書き付けていた。 都志江の話を聞いていると、森本美都子は、何の根拠もなく久保千春を犯人と決めつけて、いつもヒステリックにリンクからたたき出そうとしている人間とは別人のように思えた。「ちょっと前置きが長くなったわね。みっちゃんは、信用金庫の女が犯人だって思うのに、警察が少しも相手してくれない、って言ってるけど」「森本先生は、どうしてそう思うんでしょうか?単に金融機関の人が嫌いだからなんじゃないですか?」 美雪は訊いた。「いえ、あの人は信用金庫と名庭の関係を知ってるから、言うのよ。久保千春って人ね、名庭の女なの」「ははあ……」 宮蔵は小刻みにうなずいた。<つづく>☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへにほんブログ村にほんブログ村へも参加しました・・・よろしくお願いします。おかげさまで、20位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『祝勝会殺人事件』は、。無料メルマガ『まぐまぐ!』 でも配信中です。登録はこちらから:『Kazeのミステリ通信』@kaze_uniでツイートしています。更新は適当です・・・ フォロー宜しくお願いいたします。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日のイラストは、小説の中に名前がチラッと出てきたジャネット・リンでした。 あいかわらず似てないですけどね(^_^;) 1972年札幌オリンピックの銅メダリストなので、1971年生まれの私にはあまり印象がなかったですね~ ただ、リアルタイムでTV観戦した家族は、『転んでも銅メダルだった、やっぱり女の子は愛嬌だよ!!追い詰められたら笑顔で乗り切るんだよ~』とか言っていたと思いますw それだけ銀盤の妖精だったということでしょうね~ ま、笑顔だけじゃないですよね、それまでの間に培った人気というのもありますしね。 イラストのために参考画像を検索すると、アメリカのスケーターらしいポピュラーな魅力がいっぱいの人だな、と思います。 私がフィギュアを観はじめて、最初に強いインパクトを受けたのは旧東ドイツのカタリナ・ビットでしょうね。 そのころは東西冷戦まっただ中だったため、旧共産圏から出場する選手の緊張感は半端なかったです。 国を挙げて支援しているから負けられない、というのもあるでしょうしね・・・ それだけに演技も素晴らしかったと思いますよ。 カタリナ・ビットのカルメンは、いまでも逐一思い出せます。 いまでは、10代の選手のプログラムになることが多いカルメンだけど、大人の選手にもトライして欲しいですね~ これはキチッと物語を理解してツボを押さえれば勝てるプログラムなので・・・ カタリナ・ビットを越えるカルメンを観たいと思ったりしますね。 彼女の2度目のオリンピックから伊藤みどりさんが台頭し始めて、ほぼ互角の戦いになっていたというのも思い出深いです。 あ~、シーズン近づいてきたんでドキドキ(^_^;) レコーダーのHDD空けなくちゃ・・・送料無料!!【DVD】札幌オリンピック/ [TDV-15140]【fsp2124-2m】【fsp2124】価格:4,253円(税込、送料込) 今週に入って、夏がぶり返したかのように蒸し暑い日が続く中、秋バラがポツポツと咲いています。 花は小さいけど、長く咲いてくれます
September 13, 2013
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おととしから去年にかけ、地元紙に載っていた大沢在昌の小説『魔物』が、上・下巻の単行本になっていたのを見つけ、しばらく読んでいました。魔物(上)魔物(下) 新聞小説は、連載の途中から読みはじめました。 中身は怪奇とサスペンスの世界で、「ローカル紙でこういうの載せるんだ~」と、興味深くなり、毎日読んでいました。 最後のころは、連載が終わるのがさみしかったです これは、ロシアから一枚のイコン(キリスト教の聖人を板に描いた聖像画)が、ロシアン・マフィアの手により、北海道に持ち込まれる所から始まります。 イコンに描かれている、カシアンという人は、聖人なのに世界に災いをもたらすと言われていました。 カシアンのイコンを所蔵する、シベリアの教会の司祭は、日本へ仕事に行く友人に、イコンをあずけて、途中で海に沈めてくれるよう頼みます。 司祭は、イコンに描かれているカシアンが、怪物となってイコンから出てきて、村に災害を起こすことを恐れていたのです。 ところが、頼んだ友人の「仕事」は、麻薬を日本に持ち込むことでした 彼は、同行したロシアン・マフィアにアッサリと殺されてイコンを奪われてしまいます。 このとき、イコンの中の魔物カシアンは、イコンを飛び出し、ロシアン・マフィアのイワンコフにとりつき、小樽へ渡ります。 主人公である、麻薬取締官の大塚は、麻薬取引の調査の過程で、カシアンがとりついて超人的な力を持つようになったイワンコフを目の当たりにしたうえ、同僚を殺され、魔物の存在を確信するようになりました。 そして、彼らが仕事に利用するクラブで働くロシアの女の子、ジャンナをアシスタントとして、カシアンを追いつめていく、というお話です。 カシアンは、心に深い怨恨を持った人間の身体を渡り歩いて、最後には、主人公が一番恨んでいる人間に取り憑き、因縁の対決を迎えることになります。 一回、最後まで読んだ話なのに、最初の4分の1くらいがわからなかったので、単行本になったのを買ってきました。 話の中、主人公は「カシアンは、心に恨みを持った人間に取り憑くから、東京では取り憑く人間に事欠かない」ということを、ずっと言っています。 連載中から、(最近は、東京だけに悪が集中してるというわけでもないよね~?)と、思ったりしながら読んでいました。 それでも、全体の話は面白いし、本の装幀も好きです 物語が、小樽から始まるのも良かったです 読み始めて、最初の成り行きが分かったあとも、やっぱりまた最後まで読んじゃいました。 大沢在昌の小説、それも怪奇サスペンスが、地元紙に載ったのがずっと不思議でした。 本の最後で、どの新聞に載ったか見てみると、「北羽新報」「上毛新聞」「南日本新聞(夕刊))」「福井新聞」「新潟日報」「いわき民報」「東愛知新聞」「奈良新聞」「デーリー東北(八戸、岩手県北)」「釧路新聞」と、ローカル紙にばかり載っていました。 こういう事もあるんですねぇ~ 「魔物」が終わったあとも、地元紙の新聞小説はずっと読むようになりました。 イコンの話がある小説は好きなので、もっといろいろ探して読んでみたいです 本日の写真は、銀座コージーコーナーのケーキです。 ゆうべは手抜きして、ケーキとインスタントコーヒーの晩ご飯となりました
February 26, 2008
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