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Banning,CA → サンノゼ走行距離: 422.9 miles 所要時間: 6 hours 30 mins パームスプリングの隣町Banningから10号線をLA市内を横断するような形で通過し、5号線に入った。左にみえるはビバリーヒルズの高台で大きな家がハイウエイそしてハイウエイの右側にみえる家々を見下ろしている。5号線はカリフォルニア州の州都であるサクラメントに通ずるハイウエイで、LA市内を過ぎると景色は長閑になる。北上する5号線の左側にはLos Padres National Forest、そして右側はAngeles National Forestだ。 林を抜けて99号線との分岐点を過ぎたあたりから霧がたちこめてきた。 幻想的な雰囲気を楽しむのもつかの間、危険になってきたので減速せざる得なかった。それでも、どの車も時速60~70マイル(時速100kmぐらい)は出している。霧はすぐに晴れ、西寄りを5号線と平行して伸びているハイウエイ101号線に入るため、5号線と101号線を結ぶ152号線に入った。このとおりは過去何度か通っているが、実に長閑な景色が続くところだ。山道なのでカーブが多いのだが、両脇の山には牛や馬、ヤギがいたりして、なかなか楽しいドライブ道だ。101号線を入るとギルロイという町になる。ニンニクの名産地だ。ときどきぷ~んとにんにくの匂いもする。大きなアウトレットもある。ここから我が家までは50マイル(80km)ほどだ。アメリカ料理を食べ飽きた我々にとってサンノゼは日本に帰ってきたも同じ。日本のチェーン店「リンガーハット」にて、長崎皿うどん、長崎ちゃんぽん、そして餃子を食べて、帰ってきたと実感する。ドライブ旅行・カリフォルニア⇔ニューメキシコ編は無事終了した。総走行距離は、5,500km。車には、いまだにホワイントサンズの砂がついている(笑)。雪、インディアン、砂漠、サボテン、と本当にいろいろな風景を楽しめた旅だった。また、ニューメキシコ州の星はとてもきれいにみえた。東京からカリフォルニアに来たときにも感動したものだったが、やはりニューメキシコは人口も少ない分、車の排気ガスが少ないのだろう。追伸:11日間の旅でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。
2003.01.05
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アビキューの村はサンタフェから約100km北西のところにある。3日目の日記にも書いたが、芸術家オキーフが愛した村として有名になった。アビキュー村までも自力でいくことはできたが、タオス同様、ツアーを利用することにした。値段は高いが日本人ガイドさんがついてくれる「サンタフェ・ジャパン・コネクション」の「アビキュー・ツアー」に参加した。このツアーで素晴らしかったのは、何よりも道中の景色だった。空が青く広い。私が住むカリフォルニアとの違いは何なのだろう。ニューメキシコ州にいると「大地」を踏んでいることを実感する。サンタフェを出発して2時間ほどで、Carlson National Forestに着いた。 この下の絶壁に向かって叫ぶと願い事が叶うという。日本語で叫んでみたが、果たして通じるものなのか。自分の声がこだまして帰ってきた。 オキーフがアビキュー村に移住したことによって村は有名になった。昔から住む村人たちは静かな暮らしを邪魔されたとして歓迎しなかったようだ。今でも残っているオキーフの家の前で観光客がうろうろすることは迷惑らしく、我々はガイドさんの指示どおり車の中から写真を撮った。ランチは、ツアーガイドさんに連れて行ってもらったThe Abiquiu Innのレストランでとった。清潔感があってB&Bのようなこぎれいなホテルでの食事は、なかなか美味しかった。▼キャニオン・ロード沿いにある個性的なギャラリー ツアー終了後時間があったので、サンタフェ・ダウンタウンの外れにあるキャニオン・ロードを散歩した。キャニオン・ロードにはギャラリーが100件近くあり、一日中費やしたい通りであった。実際のところ、値段の問題で買うことができるようなものは私にはなかったのだが・・・。▼キャニオン・ロードからみた夕焼け(色の調整は一切しておりません) サンタフェは、アメリカ人が一度は行ってみたい町ナンバー1に挙がっているそうだ。サンタフェはアメリカらしくないから、とガイドさんが説明してくれたが確かにそうかもしれない。夕食: 中華レストラン"Ten Ten"3005 Cerrillos Rd. Santa Fe, NM 87505(505)438-2727中華のバッフェ(バイキングスタイル)。安くアジア料理を食べたい人向け。宿泊: Santa Fe, New MexicoPark Inn and Suites Santa Fe 2907 Cerrillos Road Santa Fe, NM 87507 (505) 471-3000
2002.12.30
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Page,AZ→Blanding,UTルート: AZ-98(65.6miles)→US-160(31.9miles)→MAIN ST(3.0miles)→US-163(61.6miles)→US-191(29.5miles) 走行距離: 192.8 miles 走行時間: 4 hours 10 mins ▼レイクパウエルにて、"Rainbow Bridge Tour"に参加 レインボー・ブリッジ半日ツアー(8:00-13:00)に参加する。30分前までにWahweap Lodgeにあるボートツアーデスクに行くようツアー会社から言われている。宿泊したBest Westernからは車で約15分の距離だ。Hwy89を下り、ダムにかかっている橋を越え、0.5マイルほど過ぎたところにあるLake Shore Driveを入る。ここは、Glen Canyon National Recreation Areaのゲートになっており、車一台につき10ドル払う。5マイルほどレイクパウエルに沿って突き当たりで進み右に曲がるとWahweap Lodgeホテルの駐車場となる。ツアー費は既にツアー会社に払ってあったので受付でチケットをもらい、ボートに乗り込む。このボートツアーは大変人気があり事前予約をしておかなくてはいけないと聞いていたが、9月にもなると随分と空くようだ。アメリカ人の客がほとんどで外国人とみられる客は我々ふたり以外ではドイツ語を話す家族4名ぐらいしかいなかった。前回のグランドサークルドライブ旅行にて、レイクパウエルを初めてみた。とにかく、美しい。どこから写真を撮っても絵になる。前回は冬だったのでボートツアーに参加しなかったが、景観の素晴らしさは目に焼きついた。 ボートからみる景色もまた素晴らしい。地形が次々と変わっていき、観ていても飽きないのだ。以前、北欧のフィヨルドツアーにも参加したことがあるが、残念ながら景色をあまり覚えていない。今では年齢を重ねたせいか当時よりもこういう”静”の空間を楽しめるようになったようだ。▼レインボー・ブリッジ レインボー・ブリッジの近くでボートを降り、レインボー・ブリッジまでは歩く。レインボー・ブリッジは想像していたよりも大きかった。長い年月をかけて削られていったと思うと、自分の存在が本当に小さく思える。レインボーブリッジを見終わった頃から雨に降られた。帰りのボートでは小雨となり、お天気には恵まれずとも、とても満足したツアーであった。このツアーは絶対オススメ。本来、モニュメントバレー方面に向かう予定であったが、予定を変えてグレンキャニオン・ダムへ向かった。,B>▼グレンキャニオン・ダム(Glen Canyon Dam) コロラド川をせき止めるグレンキャニオン・ダムは、高さ216メートル、幅475メートルで、1956年から1964年にかけて建設された。人造湖レイクパウエルは、17年の年月をかけて海抜3700 feet (1128m) になり満杯になった。米国で2番目に大きい人造湖だ。(一番大きい人造湖は、Lake Mead)2001年の911以降、グレン・キャニオン・ダムの見学ツアーは閉鎖されていたが、私が行ったときには再開されていた。とはいっても、ツアーの出発場所であるカール・ハイデン・ビジターセンターへの手荷物の持ち込みは禁止されており、入口を通る際には金属探知機によるセキュリティチェックを通らなくてはいけない。ツアーが始まる前にも、かなり厳しい口調でツアーから離れてはいけない旨言い渡される。見学しながらも各所にセキュリティガードマンが立っており物々しい雰囲気を感じた。見学ツアーは無料で、所要時間40分だった。フーバーダムには行ったことがあるが、今回のような見学ツアーには参加しなかったので、今回はとてもよい勉強になった。ツアーに関しては、こちら→www.pagelakepowell.org/dam.htmLake Powellを出たのが予定より遅くなり、今晩宿泊予定のBlandingへの途中の観光スポットをみることはできなくなってしまった。とりあえず、今日はモニュメントバレーの近くにあるBlandingに無事着くことだけを考えよう。宿泊:Comfort Inn 711 S. Main St. Blanding, UT 84511 Phone Number (435) 678-3271 Check In Time 3:00 PM Check Out Time 11:00 AM 58.00 (USD). not include a tax of 10%.
2002.09.06
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St.George→Page走行距離: 約155 miles 走行時間: 3 hours ルート: I-15 NORTH→ UT59→ AZ389→US89 朝6時起床、7時には St.GeorgeをPageに向け出発した。Pageはアリゾナ州北部にある町だ。最寄の観光スポットは、人造湖のレイクパウエルとアンテロープである。今日は、アッパー(Upper)とロワー(Lower)のアンテロープをみて、明日、半日レインボーブリッジボートツアーに入る予定だ。両方共人気のあるツアーなので、予めインターネットにて予約を入れておいた。さっそく、ツアー会社から予約の確認が来たのだが、親切にも、St.Georgeからレイクパウエルにあるツアー会社への行き方も丁寧に書いてくれていた。ツアー会社が書いたものによると、「Fredoniaまでの398号線、時速制限が65から50、そして35を通り過ぎたあたりで常にパトカーが張っているから注意しろ」とある。そのとおりに、スピード標識をみながら徐行する。お、パトカーを発見!やはり聞いておいてよかった。せっかくだからパトカーの中にいる警察官に道も訊いてしまえ、とばかりに車を降り、パトカーまで走る。"Excuse me!"と助手席の窓越しから声をかける。しかしながら完全に私を無視する。気が付いていないのか、それとも無視されているのか。もう一度、"Excuse me."と今度は助手席の窓を軽くノックしてみる。・・・そのとき、住民の視線に気がついた。私をみている住人ふたりが微笑みながら、手を横に振っている。そう、そのパトカーにいた警察官は人形だった。やられた・・・。なんで気が付かなかったのだろう。思い込みとはコワイものだ。それにしても、ツアー会社は人形が乗っているパトカーと知っていて冗談で書いたのだろうか、それとも、通常は本当に人間が乗っているのか。気を取り直して、再び出発。無事10時にはツアー会社に到着し、チケットを受け取ることができた。▼Horseshoe Bend アッパー・アンテロープツアーの集合時間までにはまだ時間があったので、ツアー会社から勧められたHorseshoe Bendに行ってみた。Pageから車で10分もかからないで行くことができるHorseshoe Bendはコロラド川だ。絶壁の上からみるHorseshoeがBendされたようにみえる造形、そして色合いに感激する。写真を撮りたくなるのだが、大きすぎてよいアングルがなかなかみつからない。メジャーなスポットではないが、アンテロープツアーに参加されるのであれば、ぜひ寄っていただきたいスポットだ。ただし、パーキングから実際のスポットまでは舗装されていない道を歩くことになるので、暑いときには結構キツイのでご注意を。▼ アッパー・アンテロープツアー参加 アンテロープは、「砂丘が固まってできた砂岩が鉄砲水に侵食されてできたもの」(地球に歩き方より)であり、ナバホ族居留地の中にある。アッパー・アンテロープツアーは、写真家にとってはたまらなく面白いスポットだ。岩と岩の隙間から差し込む光を利用して写真を撮ると、アンテロープ内の岩が幻想的に映し出される。正午ぐらいが一番光の加減がよいと聞いたので、11:30-13:00のツアーに入る。このあたりは夏はかなり暑くなるので、どちらにしても午前中に行った方がよいようだ。ただし、アンテロープ内は涼しい。写真家用のツアーもあるが、かなり時間をかけるので私の腕とカメラでは不釣合いだ。一般用のツアーに参加する。アンテロープツアーを実施している会社はいくつかあるが、ウェブサイトが一番見やすかったCarolene Ekisというツアー会社にする。ガイドが私のデジカメを奪うようにして、光の加減がよいときに絶好のタイミングで写真を撮ってくれる。私自身で撮ってみたが、なかなかガイドのようには仕上がらなかった。▼ロウアー・アンテロープ ロウアー・アンテロープは、名前どおり下に下がって見学する。ナバホがやはり管理しており、入口でツアー料金を払う。風がかなり強くなってきて曇り空だ。雨が降ると水が地下に入ってきて出場所がないのでかなり危険になる。どうしようか迷ったが、とりあえず行くだけ行ってみようということになり中に入る。ガイドは付かず、自分たちで決められたコースをまわるようになっている。狭いところをくぐりぬけたり、階段を上ったりと、まるでフィールドアスレチックのようだ。ロウアー・アンテロープに入っているのは、他数名しかいないようであったが、かなり広いので他の参加者に会うことは1度しかなかった。ここは参加してみないと面白みは伝わらないと思うので、機会があれば、ぜひぜひ足を運んでみてほしい。宿泊: Best Western At Lake PowellAddress: 208 North Lake Powell Boulevard, Page, Arizona, United States, 86040Telephone: 928-645-5988 Toll Free Reservations: 888-794-2888Daily Rate: 59.00 United States Dollars (Daily per room)Tax Information: TAX* 10.38 PERCENT記録:2003年2月9日(日)米国時間記憶を辿って、2002年夏の旅行日記を綴っております。
2002.09.05
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・San Jose, CA → St. George, UT・利用した主な道路:US-101 SOUTH → CA-152 EAST → I-5 SOUTH → CA-46 → CA-99 SOUTH → CA-58 EAST → I-15 NORTH ・走行距離: 654.2 miles ・走行時間: 10 hours 3 mins 例のごとく、朝はバタバタして出かけるのが遅くなった。出発は6時のはずだったが出発は朝10時になった・・・。▼風力発電所 途中、一帯が風力発電所となる。まるで手を振られているような気がしてきて、こちらまで楽しくなる。ラスベガス手前から既に暗くなり始めたが、周りは砂漠のようで暗闇がずっと続く。飽きてきた頃にちょうどよいタイミングでカジノ街のネオンが先の方にみえてきた。この光景はいつみても感動する。ラスベガスの町は通らずに、我々の今日の目的地であるSt.Georgeに向かう。St.Georgeはユタ州の外れにあり、アリゾナ州とネバダ州との州境にある。途中、給油兼休憩は3回ほどし、着いたのは夜の9時であった。<宿泊> COMFORT INN ST GEORGE999 E SKYLINE DR, ST GEORGE UT 84770, 435-628-4271Nightly Rate: Double Occupancy USD 49.50記録:2003年2月8日(土)記憶を辿って、2002年夏の旅行日記を綴っております。
2002.09.04
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