さと式 子育て(昔ながらの育児法)

おむつなし育児??シンポジウム??



東京でのシンポジウムも近いということで
おむつなし育児についてかきます。

先日は朝日新聞にも「おむつなし育児」の記事が記載され、
朝、パパちゃんに教えてもらって、
まさに出勤前のトイレでそのページだけ読んだわけですが(失礼σ(^_^;))
パパちゃんが私に新聞を渡す際にひとこと、
「別にいいねんけどさぁ、 なんでわざわざ
トイレでコミュニケーションなんやろな(*´д`*)。
ま、別にいいねんけど・・・
」と。

最近は、この手の記事はちょくちょく見かけるようになりましたが
やっぱり新聞記事にするためには、それなりのセンセーショナルさとかインパクトとか
へぇーっとつぶやくような何かをアピールする必要性もいるのかなと感じました。

つまりなんだかわざとらしい感じだなぁという感想をもちました。
取材を受けた方にわざとらしさがあるのではなくて、
記事の書き方がそういう風になってるんだろうと思います。

おむつなし育児についてなんですが、
せっかく三砂先生のチームが「おむつなし育児」研究を進められるのですから
これからも是非是非もっともっとたくさんのフィールドワークを積み重ねていただいて
できれば私たちが暮らすこの国の、日本の
様々な風習・風俗を後生に残せるような研究を進めていただきたいなぁと願います。
もっともっとたくさんのお年寄りからの聞き取りを進めていただいて
地方地方の知恵や風習、道具、言葉をもっともっと私たちに伝えてもらいたいと願います。
現代の若いママにも十分できるという体験談は十分伝わりましたので。。。

私たちにはお年寄りの忘れられた記憶を呼び出し、聞き出すことが難しいので
研究チームの皆さんにはぜひそれを聞き出して、まとめて、伝えてもらいたいと願います。

「おむつなし育児」(←この際呼び方はなんでもいいです♪)を実践するママも
本に頼りきるのではなくて、できれば親や祖母、
いなければ自治会の老人会、近所のお婆ちゃんなどなどに
気軽に聞いて教えを請うてみてもらいたいなぁと思います。
年の功とはたいしたものですよー。
年寄りをばかにすることなかれ。
さすが年寄りviva年寄り!!と感心することたくさんありますので。。。

そして、我が子をお年寄りに触れ合う機会をたくさんもうけて
年寄りとはどういうものかを肌で感じさせてもらいたいなぁと思います。

同年齢のママばかり集まってサークルを開くのもたまにはいいけど
若い子~娘さん~お母さん~お姐さん~お年寄りまで
壁を作らず世代間交流を進めていきたいなぁと思うのです。

育児のみならず
夫婦の問題・子供の反抗期・嫁姑問題・夫の浮気・
更年期障害・sex・老い・家族との死別・介護・冠婚葬祭・近所付き合いetc.
女ばかりでワイワイ猥談もいいだろうし
日常のワンシーンに溶け込んだ家事や労働や銭湯や井戸端のように
すなわち、わざわざ招待状をもらって集まるような会じゃなくて
自然と輪ができ、「まーた女たちってば、しゃべってばっかりで…」と思われる場で
様々な知恵を伝承しあい、情報を交換しあい、
その中で、自分に何が必要か気付き、選び出し、アレンジし、
個人個人で問題を解決していけることに繋がっていけるというような
そういう場が増えてほしいと思います。

私たちはお年寄りから大切な何かを受け継ぐ役割を負っている上に、
子ども達にその大切な何かを伝えていく役割をも負っているのです。
花ちゃんや輝くん、優ちゃんだけを負んぶしてるわけではないのです♪

ということで、
年をとれば耳が遠くなるのは当たり前
年をとれば目が見えにくくなるのは当たり前
年をとれば足腰が弱くなるのは当たり前
年をとれば忘れっぽくなるのは当たり前・・・・
そういう当たり前のことを自然に受け入れてくれる子供が育って欲しいと思います。

ボケ老人とか認知症とか名前をつけず、ただ、「お年寄り」というだけ。
年をとったら誰でもあーなるねんでということを
感覚でわかるような子であって欲しい。
医学的に、科学的に、そうなる仕組みを理解することより、
お年寄りっていうのは、そうゆうものだから、だからお年寄りにはちょっとした思いやりを。
それを実行できる人間になってほしい。

まとまらなくなってきたので、次の日記に続く・・・・





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