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もう先週のことですが、東京国立博物館創立150年記念 特別展『国宝〜東京国立博物館のすべて』https://tohaku150th.jp/この展覧会、チケット取るのがめちゃめちゃ大変で、全期間を4分割にしてチケット販売してたのですが、発売日に即完売。本当は前期の方に見たい作品が集まってたのですが、気がつくのが遅くて(いつもの…)後期のチケットしかとれませんでした。それでも、話題になっていた洛中洛外図屏風(船木本)や酒井抱一の夏秋草図屏風、そして「教科書で見たことある!」な埴輪、土偶など、日本の美術・芸術の粋を集めた作品群には圧倒されました。尾形光琳の風神雷神図屏風は見られなかったのですが(TT)、光琳作の八橋蒔絵螺鈿硯箱のデザインはモダンで見事!葛飾北斎の神奈川沖浪裏も歌川広重の月に雁も菱川師宣の見返り美人図も、前期だったので見られませんでしたが、いいんです(TT)←負け惜しみ…? ↑見返り美人図(複製)それにしても、いくら有名な国宝がズラリならんだとはいえ、なぜあれほど激しいチケット争奪戦が?と思っていたら、理由は第2会場にありました。ずらりと並ぶ数多の国宝の名刀…✨ミュージアムショップには刀剣女子の皆さまが長蛇の列を作っておられました。恐るべし……トーハクはあまり国宝を展示に出さないとか。刀剣には全く知識がなくて、その刀のもつ意味は分からなかったのですが、いずれ劣らぬ輝きでした。特別展会場を出たあと、いわゆる常設展示も見て回ったのですが、そちらの方が見応えがありすぎて、全部見切れず。あんなに広いんですね、トーハク👀10:30のチケットで入館して、出たのは17時近く…今度は空いている時にゆっくり回ってみたいです。 もう特別展のチケットは手に入りませんが、常設展示だけでも見に行く価値は大ありです。上野公園もキレイに紅葉してました(1週間前ですが)。
November 26, 2022
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さて。ムスメが学校でフランス革命の劇を演じたとき、エンディングが出演者全員によるフランス国家斉唱でした(おそらく、レ・ミゼのフィナーレ「民衆の歌」のコーラスのイメージ(^^;))で、フランス国家『ラ・マルセイエーズ』をフランス語で暗記して歌ったのですが(ものすごくカタカナ・カタカナした発音でしたが)。明るく洗練されたメロディーのこの国家。実は、歌詞がめちゃくちゃこわいんですよ・・・「奴らは君らの元に来る君らの子と妻の 喉を掻ききるために!」とか。フランス語のふにゃふにゃ~っとしたおしゃれな発音でイメージがかき消されてますが。でも、レミゼをあらためて観て、その歌詞の意味がわかりました。現在の自由を勝ち取るまでに、たくさんの民衆の血が流された、自由は与えられるものではなく、自分たちで勝ち取り、守り続けるものなのだということを記憶にとどめるための国歌なんですね・・・。歌詞の意味がまさに、レミゼのストーリー。映画観賞後、ムスメとしみじみ、「フランス国歌の意味がわかったね~」と語り合ったのでした。フランス国歌『ラ・マルセイエーズ』進め 祖国の子らよ栄光の日は来た!我らに向かって 暴君の血塗られた旗が 掲げられた血塗られた旗が 掲げられた聞こえるか? 戦場の獰猛な敵兵の咆哮が奴らは君らの元に来る君らの子と妻の 喉を掻ききるために!市民らよ 武器を取れ隊列を組め進め! 進め!敵の汚れた血で我らの畑の畝を満たすまで!
December 26, 2012
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さて、前置きが長くなりました。映画自体の感想ですが。前評判に違わぬ超大作、名作でした。気を緩めるいとまなどないほど密度の高い作品で、上映時間の長さを全く感じませんでした。驚いたのは、全体を通してセリフ部分は一切なく、ミュージカルと同じく歌で綴られていたことでした。演じているのはミュージカル俳優さんではなく、ハリウッドの俳優さんたちなのですが、歌の経験の有無はよく知りませんが、その歌唱力の高いこと。驚きました。ただ、万人向きの映画かと言われると・・・全体を通して歌で綴られるミュージカル形式であること、そして、根本的にキリスト教の価値観をベースとしたストーリーであることを考えると、違和感を持つ人、理解できなくて退屈する人もいるかもしれない、という感じはしました。(実際、映画の観客の中には、退屈してげほごほ、ガーガーと音を立ててたおっさんが・・・メイワク)ムスメは、学校でキリスト教を学習しているし、映画に出てきたような教会の司教さまは身近な存在なので、興味を示した箇所がいくつもあったようです。でも、ムスメが、ストーリーの深さをどれほどまで理解できたのかはよくわかりません。女性が差別され、お金のために身を売ることの屈辱なんて、全くわからなかっただろうと。ただ、「(上映時間は)思っていたより短かった」と言っていたので、最初から最後まで、ちゃんと観ていたのだとは思います。「貧困」というもののイメージは、少しはつかめたのではないかと思います。キリスト教の学習をして、しかもフランス革命に関心があったムスメにとって、この映画は本当にタイムリーでした。私は・・・2時間40分、涙が流れっぱなしの鑑賞となりました(^^;)もう、音楽が流れてきただけで感激。特に、ミュージカルを観た時と違うように感じたのが、大人になったコゼットがよその男に恋をして手元から離れていくことをおそれるジャン・バルジャンの親心。ああ、わかる、わかるわ~~~、子どもが巣立つ寂しさ!!ムスメが巣立っていったら、私も一人だわーーー・・・と。それから、ストーリーの中では悪役のような存在のジャベール警部の心も、わかるようになりました。悪いのは、法を犯したが神の教えを守ったジャン・バルジャンか?神の教えに背くことになろうとも法という秩序を守ろうとしたジャベールか?そして、最終的に生き残りゲームに勝ったのは、詐欺も盗みもいとわない、テルナディエ夫妻のようなこずるい民衆だったのではないか?という点も、考えさせられました。生きるために行う行為に正解も不正解もなく、ただ誰も皆、必死に生きようとしている・・・原作者が意図したのかどうかはわかりませんが、少なくともこの映画作品からはそんなメッセージを受け取りました。時間があれば、もう一度、見に行きたいな。いろいろな見方ができる作品なので。でも・・・やっぱりこの作品は、日本語でもいいから舞台も見るべき、と思います。高いんですけどね~・・・。
December 26, 2012
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映画『レ・ミゼラブル』を、ムスメと見てきました。実は、私とレ・ミゼとのお付き合いは古く、帝劇でミュージカルを1回、そして、わざわざこちらの地元までカンパニーで来てくれたミュージカル・コンサート(歌だけ)を1回、見ています。レミゼが好きだったというわけではなく、レミゼに出ていた某俳優さんが好きだった、というだけなんですが。当時、何度も何度も、その時の思いをブログにしたためようと試みたのですが、あまりの思いの強さに(その俳優さんへの)文章をまとめることができず・・・書いてないんですよね、観劇レポ。いや、どっかに書いたのかな?見つからない・・・。という、某俳優さんへの思いだけで2度も見に行ったレミゼだったのですが、ミュージカル自体の音楽性はとても高く、音楽が耳について離れることはありませんでした。そんな音楽が、最近、TVのCMで繰り返し繰り返し流れてくんですよ~。もう、何が何でも、見に行かなくては!と、決意したわけです。映画『オペラ座の怪人』を、仕事が忙しすぎて見逃してしまった、という後悔もあって。で、何でムスメと一緒に、だったかというと、実はムスメ、学校の文化祭の時に、社会の先生の脚本・演出による「フランス革命」の劇に出たのです。しかし、この劇が・・・。小学生でももっとましなものが・・・と思えるような、本当にやっつけの劇で(ー"ー)というか、有志の出演者を募集したら、10分弱の劇に50人くらい集まっちゃって、収拾がつかなくなった、というべきか。子どもたちも、ベルばらになじみのない世代だし、フランス革命が何なのか、イメージすら持っているのかいないのか?みたいな感じで。ムスメには私から、ミュージカル『レミゼ』のパンフレットを見せて説明してみたりしたのですが、やっぱりぴんと来てない感じでした。根本的に、市民が蜂起して王室を糾弾するに至った”貧富の差”のイメージが全くない・・・。まぁ、こんなに平和な国に、何不自由なく育ったムスメには、暴力に訴えなければならないほどの貧困の怒り、なんて想像もできないようで。ただ、やっつけの劇でも、それらしいものに「取り組んだ」という経験は記憶に残ったみたいだったので、まだ記憶が残っているうちにレミゼを見れば、自分たちが何を劇で演じようとしていたのか理解できるのではないかと思って、連れて行きました。正直、上映時間2時間40分に耐えられるか?!不安でしたが。眠くなったら眠ってもいいか、と。
December 26, 2012
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前のエントリーでどうでもいいことをぐだぐだと書いたのですが。どうでもいい話、パート2。結局、自分へのクリスマスプレゼント、買っちゃいました。また逢おうと竜馬は言った 1992 キャラメルボックス(DVD)注文したら、正式な注文確認メールが送られてくる前に、品物が届いちゃいました・・・。21日の夕方に注文したら、23日のお昼に到着。宝塚アンさん、すごい。ええ、いろんなトラブルを経験しているので、注文確認メールが来なくて「またかぁ・・・」と思っていました。ごめんなさい。さすが宝塚!というわけで、自分へのクリスマスプレゼント間に合いました。そして今日、ムスメが塾へ、オットが散髪へ行っている間、こっそりと見ちゃいましたこの舞台は、以前、CS放送で、上川竜馬版(1995年)を見たことがあります。個人的に、上川さんほど竜馬が似合う人はいない!と思っているので、とてもいい舞台だったんですが。この川原和久竜馬版も、めちゃめちゃよかったです。主役(上川オカモト)も準主役(川原竜馬)も二人ともかっこいい・・・。背が高くて豪放磊落な竜馬の雰囲気、川原さんがぴったり。コメディ俳優っぷりは、『相棒』の伊丹役でも十分に発揮されているとおりだし。でもそれ以上に、劇団史上”最も頼りない登場人物”と評される主人公オカモトを演じる上川さんが、もう、竜馬以上にぴったりで。入団3年目でこんなに存在感があったんだと、改めてびっくりでした。上川さん、TVでは純粋な二枚目のイメージしかないのですが、本当は、本当に素晴らしい根っからの”コメディ俳優”。その本領が120%発揮された、これぞ上川隆也!な舞台でした。二人ともかっこよすぎて、ちょっとずつ見るつもりが120分弱のDVDから目を離せず、一気見してしまいました。ああ~、とても久しぶりの、至福のひととき・・・。惜しむらくは、もう20年も前の映像なので、画像が荒いこと。アナログ仕様ですからね。さてさて。ネットショップの宝塚アンさんは、他にも、演劇集団キャラメルボックスのDVDをたくさん取りそろえてらっしゃることを発見。見に行きたかったのに行けなかった舞台のとか、あれもこれも見てみたい・・・のですが。5000円ちょっとだったから、ぱっと衝動買いできたけど、8000円弱のDVDを何本も・・・買えない(T T)でもなんか、そのうち、やっぱり買ってしまう気がする自分が怖いです。舞台を見に行くより圧倒的に安いから、とか必死に言い訳を考えている・・・(ー"ー;;;)。いやいや、『相棒』に導かれて、キャラメルボックス熱再燃今年は、大震災を初めとして、個人的にも気落ちするようなことが次々と続いたので、最後にささやかな幸せを感じる楽しみ再発見で、うれしいです。イタミン、ありがとう・・・非常に個人的な趣味の話で失礼しました。
December 24, 2011
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久々に、もうめちゃめちゃどうでもいい話なんですが。ちょっと前に、「『相棒』にはまった」という話をブログに書きましたが、去年の暮れ頃からはまり始めて約1年。特にお気に入りの俳優さんが出ているというわけでもなく、ただひたすら、ストーリー構成の緻密さにワクワクし、TV的にはほぼ無名の俳優さんたちが形成する”相棒ワールド”がまるで家族のように身近に感じられてホッとする、という、そういうドラマです。特に”ホッとする”部分なんですが。何がホッとするんだろうな~、と考えてみたんですけど、おそらく、警視庁の刑事さんたちを演じている脇役の人たちは、小劇場系の俳優さんたちなんだろうな、ということに、思い至りました。高校生の頃、演劇部に関わっていたりしたのですが、当時は、第三舞台や夢の遊眠社などの、いわゆる小劇場系の劇団が活発に活動していた時代で、演劇部の友人に劇場に連れて行ってもらったり、私の先輩や同級生もそちらの道に進んでいった人がいたりして、大変、身近な存在でした。本当はシャイで無口だけど、演じることでのみ自分を表現できる、みたいな、いわゆる”芸能人”とは違う演劇人を多く輩出した時代だったと思います。私は、そんな演じることに真剣な”小劇場系”の俳優さんたちが大好きで。はい、何度か話題に出してますが、いまだに「誰のファン?」と問われたら一番に名前の挙がる、俳優の上川隆也さんも、小劇場系劇団キャラメルボックスのご出身。(某CMで「タイヤバックス♪」って歌ってる人(^^;)来年の大河「平清盛」にも平盛国役でご出演)彼のファンになったのも、そこが好きだったからです。『相棒』の重要な脇を占めている刑事役の俳優さんたちは、そんなにおいのする人たちが多いような気がしてました。でね。その中に、デカいしいかつい顔をしてるし、役柄まで熱くてちょっと底意地の悪い役を演じている刑事役の人がいるんですけどね。全然、タイプじゃないんですが、最近、ハタと「あれ~、実はこの人、かっこいいかも?」と思ったんです。で、相棒の番組ブログなんかをのぞいてみたら、その人、脇役なのに結構、熱心な固定ファンがいたりすることに気づいたのです。あ、やっぱり、この人、知る人ぞ知る存在なんだ、と、ちょっとうれしくなって、ネットで調べてみたんですよ。捜査一課 伊丹憲一役の川原和久さん。で、wikipediaで調べてみたら、やっぱり当たりましたこの方も、小劇場系の劇団ショーマのご出身。で、さらに過去の出演作品などをつらつらと見てみてびっくり。演劇集団キャラメルボックスの舞台に何度かゲスト出演してるっ。おおお、あの舞台にもこの舞台にも出てたんだ!!ひょっとして、上川さんと同じ舞台に出てたりして~、と思って、さらによくよく調べてみたら。同じ舞台に出てた、どころの話じゃなくて。共演してる。『また逢おうと竜馬は言った(1992年)』という舞台で。竜馬にあこがれる主人公が上川隆也、そして竜馬役が川原和久。ええー!!!上川さんはまだ『大地の子』でTVにメジャーデビューする前、キャラメルボックスに入団3年目の新人だったころ、だそうで。そんなところで、あっちとこっちがつながるなんて・・・。っていうか、私の気になる俳優さんって、結局、小劇場系なのね・・・と、思わぬところで自分を発見!でした。でね・・・↑のDVDを見つけちゃったんですよね~・・・4800円。自分へのクリスマスプレゼントに買おうかどうしようか、考え中。ああ、見たい・・・けど、高い・・・(ー"ー)年の瀬のお忙しいときに、しょーもない話で失礼しました。
December 21, 2011
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あまり多くは語りませんが・・・やむを得ない事情があり・・・こんなカッコして、お茶会の手伝いをしてきました。帰宅してから写真を撮ったので、着物にしわが・・・私、期待の超若手ですから・・・この年になって、めちゃめちゃ叱られながらのお運びでした(><)(80歳近い生徒さんたちがみんなお手伝いに出ることになったのに、私だけ断るわけにいかなかった、というのが真相・・・もう二度とお手伝いに出ることはないでしょう・・・(汗))ちなみに、着物はこちらで借りました。京都かしいしょう高かった・・・(涙)けど、着つけの先生が「ものはいいお着物よ」とおっしゃってました。
November 25, 2010
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えへへへへ・・・。ここのところ、芸能界では結婚・婚約ラッシュみたいですが。この知らせは、どの人の結婚よりもめでたい~~~♪上川隆也結婚!これまで、お相手としていろんな有名女優さんの名前が浮かんでは消えていきましたが、私は、彼は絶対に無名の方と結婚する!と思ってました。そして、ファンではありますが、早く結婚してほしいなぁ~~~と思っておりました。なんかこう、落ち着いた家庭が似合う人ですから。パパ役がすごく板についてましたから。だから、たとえお相手が19歳年下だろうと、うれしいですよ~~~~~でも、無名の元舞台女優さんときいて、ひょっとしてキャラメルボックスメンバー!?と思ったのですがウチの関係者ではありません、と、キャラメルボックスの関係者の方がブログに書いてらっしゃいました・・・。な~~~んだ・・・(^^;)蛮幽鬼、ヘンリー六世、と大作の舞台が続く上川さん。(ああ・・・見に行きたかった・・・orz)いっそう良い舞台が見られることを期待します~。・・・というわけで、全く個人的な趣味のお話でした(爆)。
December 8, 2009
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・・・とはいっても、2ヶ月ちょっと、計10回の超短期コースですが(^^;)自治体が主催する茶道教室で、10回で4000円。ほとんどお菓子代だけですね~。ムスコが長い間お世話になっていて、ムスメも習い始めて、親が「何も知らないんですぅ~~~」ではシャレにならなくなってきた・・・、というのが始めた動機です(汗)。いや、ホント。私、「袱紗ってなに??」な人ですから。市が所有する日本庭園の中のお茶室で習うのですが、これがまた、緑に囲まれ、静かで凛とした雰囲気のお茶室で、そこに行く、というだけで、心が洗われます。日本人でよかった~~~、みたいな(^^;;;)。茶道というと、とかく、お作法が細かくてうるさくて、敷居の高いイメージですが、やってみると、細かくお作法が決まっているから身分の上下を気にせず、余計な気遣いもなく、対等に人同士が向き合うことができるんだ~・・・ということがわかってきました。お茶の先生も、とってもさばさばとしていらっしゃる。とはいえ、座り方、歩き方から決まりがあるから、大変~~~。ここは右足で踏み越えて、このときは左足から・・・なんて言われても、この年では即応できないのですー(涙)お茶のいただき方は何とか覚えたものの(すぐ忘れそう・・・)袱紗のたたみ方に至った時点で、頭の中が真っ白・・・お隣に座っていらっしゃる経験者の方に、つきっきりで教えていただいても、まだわからんというテイタラク・・・。でも、初心者の方は皆さんそんな感じですし、ものを教わる、というのは久々の経験で、なんとなく、背筋がしゃんとする気分になります。でも、一番の収穫は、そして、ムスコが茶道を続けているのがなぜなのか、とてもよくわかったということかも。小学生のころだったか、「気持ちがすっきりするんだよ」と言っていたのを思い出しました。10回で終わっちゃうのが惜しいなぁ・・・でも、ちゃんと習うほどお金ないし(^^;)着物も持ってないし(^^;;;)上流社会のたしなみであることは、確かです・・・ああ、平民(ーー;)
May 28, 2009
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なぜムスメの夏休みの宿題のチェックが甘くなってしまったかといいますと・・・この日、9月2日(日)は、朝早くから、夫婦そろって毎年恒例のご町内バドミントン大会に参加して、へろへろになっていたからなのでした。オットも私も、学生時代にバドミントンをしていて、それが縁で結婚したようなところもありまして(*ーー*)男女のミックスで出られる試合を見つけては、出場しています。ただ、ここに引っ越してきてから、男女のミックスで出られる試合というのは、これしかなくて、毎年出場しているわけですが、オットは職場でときどき練習しているからいいようなものの、私は、バドミントンをする機会自体がこの大会だけ、という状態。年々、年齢とともに体力は衰える一方なのに、日々の生活は「箸より重いものを持たない」という言い回しよろしく、「キーボードを叩くよりも重い労働をしていない」というていたらく。そんな人間が、毎年、練習もせずにAクラスの試合(経験者は自動的にAクラス)に出るわけですから・・・命がけです。実際、10年ほど前からバドミントンの試合中に心臓が徐細動のような症状を起こすようになり、(そのときは息ができなくなって顔が真っ青に・・・)本当に、「命がけ」の出場なのでした。そんな覚悟をしてでも出場するのは・・・やっぱり好きなんでしょうが・・・(^^;)そんなこんなで出場しましたご町内バドミントン大会。私は命が惜しいので(爆)、ぜ~んぶオットに任せてひたすら逃げまくりました(^^;;;)しか~し。負けず嫌いのオット、年齢も考えずにひたすら走りまくり、飛び込んででんぐり返りまでしてシャトルを拾いまくり、観客の皆さまに感動を与えて(<あきれられているという話も・・・)決勝まで進みました。でも、決勝では惨敗。オットは、ものすごーく悔しがってましたが、何しろ、相手は社会人の県大会で上位クラスで活躍しているような人だったみたいで・・・勝てるわけなかろう(ー"ー)今年も、二人ともケガもなく、倒れることもなく、命を永らえて帰宅したのでした。が。お昼から公民館での打ち上げに呼ばれて、ついビールを飲んじゃって・・・日頃ない疲労の上に、飲めないアルコールを飲んじゃった私。午後は横になったまま起きあがることすらままならず、そのうち、夕方には二日酔いのような症状が。夫婦そろって、全く使い物にならない状態でした。そして翌日・・・足腰の筋肉痛で、パソコンの前に座ることすらままならず。その上、右腕まで筋肉痛に。去年まではなったことがなかったのにぃ~~~!ほとんどシゴトになりませんでした(涙)。トシだ・・・オット、やっぱり悔しかったのか最近、職場でのバドミントンの練習に力が入っているようです。
September 5, 2007
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本日2つめの投降。どうしても書かずにはおられず・・・えへへへ~~~~・・・長くなります。昨日のSMAP×SMAPのビストロSMAPに、上川隆也さんが堀北真希ちゃんとご出演でした7月3日スタートの『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス』に出演されるとのことで、番宣を兼ねてのご出演。「花ざかり~」では、高校の保健室の先生役だそうです・・・ゲイの。もうちょっと役を選ぼうか~・・・と思わなくもないんですが(^^;)楽しそうな役ではありますが、このドラマを私が見るかどうかは不明(ー"ー)さて、ビストロSMAPにご出演の上川さんを見て、あることをしみじみと思いました。変わってないなぁ~・・・でも変わったなぁ。NHK『大地の子』で主役に大抜擢されTVデビューして以来、ずっとほぼすべてのドラマ、トーク番組、バラエティ番組を見つづけてきましたが、すっごくマジメでまっすぐで、TVで自分の話をするのは死ぬほど苦手、というところは、いつまでたっても変わりません。ビストロSMAPでは、「白い影」で共演した中井くんに「どこをとってもさわやか」、「いつでもどこでもさわやか」「さわやかさを崩そうとしても絶対に崩れなかった。酒の席でも崩れなかった」と、「さわやか」攻撃を受けて。初対面の慎吾くんには「さわやかすぎて、イメージダウンです」とまで言われ。それに対して上川さん、「え、じゃ、生き方変えます・・・」と返事したら、「返事の仕方がまじめすぎる~!」と、またちゃかされて。あはは~、初めて出演したトーク番組、NHK「スタジオパークからこんにちは」のときから、なにも変わってないなぁー、と、うれしかったです。あのときも、「大地の子」の共演者、仲代達也さんに「トーク番組に出てもなにもしゃべらないんじゃないかと思って心配だったよ」と言われるほど、かちこちに緊張して冷や汗かき通しな様子でした。彼は最初、当時は小規模だった「演劇集団キャラメルボックス」という劇団の劇団員で(今でも劇団所属)、TVで活躍するようないわゆる「芸能人」志望ではありませんでした。それが、全くの偶然で『大地の子』の主役に抜擢され、その演技が高く評価されるや、瞬く間にTVドラマで引っ張りだこの存在になってしまいました。その変化に一番とまどっていたのが上川さん自身だったんじゃないかと思います。いまだに、「自分は一舞台役者でいたい」という思いが強く、芸能人扱いに違和感があるようです。だから、TVドラマで演技するのは好きでも、トーク番組やバラエティ番組で「芸能人」風にふるまうことがどうしても苦手みたいで。演技派として評価されていますが、本当は不器用な人だなぁ~、と思います。ドラマはともかく、トークやバラエティでは、出演してもどうしても自分の居場所が見つけられない・・・という風で、司会者との受け答えがぎくしゃくしたりして見ているこっちもはらはらでした。まじめすぎる自分を変えなくてはいけない、と焦ってるでしょ、というのが透けて見えたりするときもあって。ところが、去年の大河ドラマ『功名が辻』に1年間出演して、あ、変わった、と気づきました。以前と変わらず、マジメで不器用なのですが、それをそのまま変えずに前に押し出すことで、司会者や共演者につっこみを入れ始めたのです。そうそう、これぞまさしく、知る人ぞ知る上川隆也の「光速つっこみ」。上川さんの、一番自分らしい姿。なにしろ、演劇集団キャラメルボックスはコメディー劇団、彼も元々はコメディーを演じていたのです(そして今でも)。功名が辻の一年で、共演者の方々にいろいろな刺激を受けたそうで、バラエティやトーク番組はもちろん、ドラマの演技でも肩の力が抜けて自分が出せるようになったみたい。ビストロSMAPでは、「さわやかすぎる」という中井くんの猛攻撃に「『白い影』の思い出って一つだけなんですよ。スタッフみんなで僕を崩そう崩そうとしてたでしょ」と応酬。慎吾くん(だったかな?)のとつぜんの「バキューン」というボケを「え?」のひと言で受け流したかと思うと、「事前に打ち合わせしてくれないとー」とつっこみ。それをまねした堀北真希ちゃんの決死の「バキューン」も堂々と「え?」でスルー(真希ちゃん、真っ赤っか・・・)。最後まで、誰の「バキューン」にも応じない、その堂々とした様子が逆に大爆笑でした。もういたるところに、「芸能人」と自分の間にあるギャップを逆手にとったつっこみ満載で、大笑い。あー、バラエティでも自分の居場所を確立したんだなぁ、と安心して見ることができました。あ~・・・やっぱり長くなった。上川さんのことを書くと、どうしても 力が入る~(><)
June 26, 2007
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どういうわけか、あいかわらず、のだめ熱で盛り上がっているオットですが・・・近所の大型浴場に行ったら、オットがポソッと小声で「あっちのほうに、のだめのガチャポンがあったぞ・・・」と。ガチャポン大好きのムスメと二人で見に行ってみると、確かにありました、のだめガチャポン、1回200円。のだめ、千秋、黒木、SオケTシャツ、マングースちゃんの携帯用ストラップと、のだめのピアノカバン型ポシェットの6種類。SオケTシャツには裏軒のお品書きも付いていて、お品書きを開くと、中には裏軒のオヤジさんのドアップが(^^;)「これは、ハズレだよね~」 とムスメと二人で盛り上がったのですが。ガチャポンの機械の中をのぞいてみたら、もう個数が残り少ない・・・すると、ふつふつと「やってみたいなぁ・・・」という気持ちが湧いてきて・・・「さるえちゃん、したいでしょ~。する?していいよ、仕方ないなぁー」と、ムスメに振る私。そしてムスメが1回やってみたら、マングースちゃんが当たりました。だがしかし・・・私が欲しかったのは千秋・・・・・・・・(*ー"ー*)「おかーさんも、やってみよっかなーー??」などとブツブツ言いつつ、もごもごとムスメにたいして自分のやることを正当化し、私も1回。Sオケ&裏軒メニューが出ませんよーに!と祈りながら・・・すると・・・出たっっ!SオケTシャツ!(号泣)やっぱり後ろめたいことをするとろくなことがありません。だがしかし。やっぱり千秋バージョンをあきらめられなかった私。「たぬきち~、キミもほしいでしょ、いいよ、やっても。さるえちゃんだけじゃぁ悪いから、どうぞ~」と、無理やりムスコにも(苦笑)すると、ムスコはのだめちゃんをあてました。うう~・・・次はオットの分か?と思ったのですが、ガチャポンに800円も投入するか?と、ふと正気に戻り・・・辞めました(<600円でも多すぎ・・・)SオケTシャツバージョンを手にして悲しむハハを見かねたか、ムスコとムスメ「いいよ、ボク/僕のと交換してあげる」と(涙)。ムスコなんかは「僕、いらないからいいよ・・・」私・・・(恥)結局、私がのだめをもらい、Sオケはオットのところに行きました。ムスメのマングースちゃんはピアノのお稽古バッグに私ののだめストラップは私の携帯につけました♪でもやっぱり、千秋バージョンか、せめて黒木くんのがほしかった・・・。・・・って。大人を狂わせる何かがある・・・恐るべし、のだめ。
March 19, 2007
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青島広志の世界で一番受けたい授業~モーツァルト生誕250周年というコンサートに行ってきました。あの、最近TVによく出られている青島先生のモーツァルト解説付きコンサートでした。ソプラノ、テノール、バリトンのオペラ歌手3人がモーツァルトやその家族、そして彼を取り巻く人々に扮して、モーツァルトのオペラナンバーやピアノ曲を織り交ぜながらモーツァルトの人生と曲をコメディータッチで紹介する趣向でした。青島先生のトークもおもしろく、ストーリーもわかりやすく、モーツァルトやクラッシック音楽自体にあまり興味がないひとにも興味を持ってもらおうという音楽への「愛」が感じられました。私自身、オペラや歌曲にはあまり興味がなかったのですが、オペラ歌手お三方の歌声があまりにもすばらしくて、ああ、オペラもいいなぁ、と新発見でした。実は私自身、モーツァルトはあまり好きではなかったのですが、このごろの「のだめ効果」もあったりして、モーツァルトに目覚めてきただけに、タイムリーなコンサートでした。・・・ただ。なんとなく違和感が残ったのも事実。舞台から見た観客の態度が、お気に召さなかったのか。はたまた、そういう口調が青島カラーなのか。いや、うちのあたりが田舎なのは十分承知しています。ショパンコンクール1位のピアニストが来ても客席ががらがらなお土地柄なのもわかってます。青島先生のコンサートに来ていた観客が、クラッシックを愛する人たち、というよりは、「TVに出ている有名人を見に来た人たち」が多かったのかもしれません。主催者側が、満席にこだわる青島先生に配慮して、とにかく客を集めまくったような気配も感じられました(開演前から館内放送で「満席」を連呼してましたから)ただ・・・クラッシックが好きで聞きにいった私から見ると、せっかく足を運んだお客さんに向かって、その物言いはちょっと・・・?と思う場面が少なくなく。歌手の方々が歌うときのピアノ演奏はていねいだったのですが、先生のピアノ独奏部分は・・・あまり好きじゃなかったです。いえ、すごかったんですよ、超高速「キラキラ星変奏曲」とか「トルコ行進曲」とか。あの曲をあのスピードで普通は弾けない、みたいな速度で。あれは演出だったのか?だとしたら、単に私がその演出がいやだった、というだけの話ですが。気のせいかな?多分、この前のラファウ・ブレハッチのピアノリサイタルがものすごく良かったから比較しちゃってるのかもしれません。ショパンコンクール1位のピアニストがわざわざポーランドからこんな片田舎にやってきて、客席ががらがらにもかかわらず最高の演奏と最大限のホスピタリティを見せてくれたのと比較すると、あれ?って感じが。きっと、舞台から見た観客の反応が、田舎もんだったんでしょうね。ま、田舎なんですけどね。なにか失礼なことをしてしまったんでしょう。私もコンサートに慣れているわけではないので。今回もムスメが一緒に行きました。前回のブレハッチのピアノリサイタルの時よりは知っている曲が多かったので、そこそこ興味を示していたように見えました。ただ、トークが早口すぎて、せっかくのおもしろいトークをムスメは半分も理解できなかったみたいです。惜しい。ムスメ、会場から出るなりポソッとひと言「つまんなかった」。ムスコぐらいだと楽しめたかもしれないんですが、やはり今回も不参加でした。こっちも、惜しい~。
December 18, 2006
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はぁぁぁ~~~・・・功名が辻がとうとう最終回を迎えてしまいました。ムスコの受験と同時に幕を開けた功名が辻。受験が終わるまでは複雑な気持ちで見ていたものの、毎週、上川「一豊」を見るという至福の一年間はあっという間でした。だいたい、連続ドラマの最終回というのは、舞台演劇のカーテンコールのごとく、オールキャスト手をつないで出演、という、なんとなくわざとらしいパターンになるにもかかわらず、功名が辻の最終回は、回想シーンすべてがなつかしく、最後のシメはこのドラマのプロデューサーが予告していたとおり、幻想的なシーンが続き(ムスメ、「え?え?」と理解不能に陥る)若き日の一豊が千代を負ぶって海岸を歩くという、感動的なシーンで幕を閉じました。さらに、シメの言葉がにくかった。ハッピーエンドかと思いきや、人と人との殺し合いのむなしさを、ドラマ全編で語りつつ、今なお、戦争は続いている、という・・・人間の愚かさを警告するナレーション。時間、空間を一気に拡大させたラスト。大石静という脚本家は、すごい人だと思いました。12月8日の「スタジオパークからこんにちは」に一豊を演じた上川隆也さんが出演していました。ドラマの最終回を迎えるにあたったひと言が「さびしいです」だそうで。充実した収録だったそうです。このドラマで彼の演技が変わったなぁ、と思っていました。何が変わったのかはよくわからなかったのですが。それがこのスタジオパークでのお話でちょっとわかった気がしました。重臣、五藤吉兵衛を演じた武田鉄矢さんに「深刻なシーンは深刻になりすぎてはいけない」と教わったそうです。確かに、上川さんの演技は、熱が入りすぎると深刻すぎて見ていられないときが・・・(^^;)それが軽くなった気がします。そして、そういわれてみると、仲間由紀恵さんも、他の出演者の皆さんも、真剣な演技の中に軽妙さがあふれていて・・・だから、一年間、人の死を乗り越えていかねばならない内容のドラマを私もムスコやまだ小さいムスメまでも見ていられた気がします。戦国時代の物語ながら、重すぎず、かといって現実性を損なわず、脚本と出演者の息がぴったりの大河ドラマでした。一年間、高視聴率を出し続けたのもうなずけます・・・。我が家的に一番の収穫は、この大河を見た息子が、日本史に興味を持ってくれたことかもしれません。しきりと司馬遼太郎の本を図書館から借りてきてました。ただし、読み切ったかどうかは不明(ちょっと大人向けの表現もあるからムスコには難しいかも~)。はぁ、この喪失感は長引きそうです・・・
December 10, 2006
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ずうっと気になっていたこのCD・・・とうとう買ってしまいました♪今日、楽天ブックスから到着。学校から帰ってきたムスメに見せると、ほょょょょぉ~~~q(・o・)p!と喜びの奇声を発してました。CDについているパンフレットには、各曲がコミックのどの場面に出ているのかがわかるように、曲名に合わせてどど~~んとマンガのシーンを掲載。コミックを読みながらこのCDを聞くと、描かれているのがどんな音楽なのかがよくわかるので、ストーリーの理解も深まるかも。一番楽しいのが、のだめが2小節目でまちがえる、モーツァルト2台のピアノのためのソナタ。7秒で終わります(^^;)ムスコは、「のだめの声は入ってないの?」と楽しみにしてましたが、声は入ってませんでした(<そりゃそうだ)このほかに、ちゃんとした演奏バージョンと、千秋のだめ完奏バージョンも入っています。比較するとおもしろいです。ラプソディ・イン・ブルーは、エンディングのピアノバージョンの他に、全曲通しのピアニカバージョンも。ムスメは「ここで、みんなでバイオリンをもちあげてひくんだったよねぇ~」などと、ちゃんとドラマを覚えてました。交響曲などは一部分の楽章しか入ってなかったり、曲の途中でフェードアウトしてしまうのもあるので、一曲通しで聴きたい方には不満かもしれませんが、いろいろな曲の一部分が入っているので、入門編には最適だと思います。ストーリーとリンクしてるので、音楽とシーンがリンクして聞きやすいというのが、最大の魅力です。実は、私もベートーベンやモーツァルト、ブラームスなどのロマン派以前の作曲家の作品は苦手だったのですが、このCDをきっかけに、全曲通しで聞いてみたいなぁと思いました。コミックの原作者、二ノ宮知子さんが何かに書いていたのですが、このコミックを描くにあたっては、「クラッシック音楽に失礼のないように」気をつけたということです。その通り、各曲のイメージを全く損なわずにギャグ化してクラッシックファンの裾野を広げた、類い希なコミックだと思います。それを実写化するにあたっても、制作側、俳優陣が作品の理解に総力を挙げたようで、ドラマの出来も秀逸だと思います。そんなこんなの裏話が、二ノ宮知子さんのブログに載ってました~♪ さて。このCDケースをあけたら、こんなものが出てきました。「ドラマ『のだめカンタービレ』最終回収録エキストラ募集」エキストラ応募券付きだがしかし・・・しめ切りが11月30日でした(ガクッ)しかもサントリーホールだよ・・・万一抽選に当たったとしても、行けない(涙)。
December 6, 2006
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この話題については、ずうっと書いてきませんでした。でも、来週、とうとう最終回を迎えることになってしまいました。私のための覚書として、ちょこっと書いておきます。文章に脈絡ありません。書き殴りで失礼します(^^;)今年の初め、このドラマが始まったころには書きたくて仕方なかったのだけど、ちょうどその頃はムスコの受験本番が始まったばかりのころ。なんとなく、「それどころじゃない」雰囲気もあったりして。その後。ムスコの受験が一段落したころ、書こうと思えば書けたのですが書こうという気持ちが自然になくなっていました。それは、多分、最初のうちは上川隆也を毎週見れる!という興奮でいっぱいだったのが、ドラマが回を重ねるにつれて、「上川隆也出演のドラマ」ではなく、「一豊と千代の物語」になっていったからだと思います。それほどまでに、私の中で、このドラマに出演された俳優さん方が、それぞれの役にぴったりフィットしちゃったんでしょう。始まる前は、金八先生がカツラをかぶっちゃったらどうなるんだ・・・って心配だったのに、しっかり、一豊を支える重臣になってたし(^^;)最初は「山田(トリック)」だ、「ごくせん」だと子供たちがよんでいた仲間由紀恵さんも、今ではすっかり「あ、千代だ」に変わってるし。(でも、出演回数の少なかった一豊の弟、康豊(玉木宏)は「あ、千秋!」(のだめ)と呼ばれ続けてますが(爆))帰省の際に長浜(滋賀県)を通るのですが、ムスメが「よねちゃん(千代の一人娘)が死んじゃったところ」と記憶しちゃったのがちょっと複雑・・・。(一豊が長浜城主になったときに大地震が起きて、一人娘のよねが犠牲になりました)優れた才覚のある妻を持ち、信長、秀吉、家康と歴史上の三傑につかえ、最後に土佐一国の領主となる一豊は、一年間、視聴率をとり続けなければならない大河ドラマにはうってつけの素材だったのではないかと思いますが、それ以上に、出演俳優人の熱演と、イマドキ風にちょっとコミカルに書かれた部分もありながら、全体的には嘘くささを感じさせない脚本で、一年間、一気に見続けられたように思います。このごろの時代劇に出演する俳優さんが限られているせいか、歴史上の妙なつながりに気づいたりもして・・・上川隆也は一豊の主君、信長、秀吉、家康を脅かし続けた毛利家の元就の長男、隆元を、97年の大河「毛利元就」で演じています。「毛利の脅威が」っていう場面になるたびに、「あなた(上川)は昔は毛利家の跡取りだったでしょ~」と、わけのわからぬつっこみを心の中で入れる私・・・(爆)一豊が土佐に入国して制圧しなければならなかった長宗我部氏の家来はのちのち、土佐で「下士」として冷遇されるわけですが、その下士が上士、山内家の圧政に反発して出てきたのが あの坂本竜馬。実は上川隆也はTVデビュー以前の舞台時代から竜馬を演じていて、(TBSの正月時代劇でも竜馬を演じてます)竜馬とは浅からぬご縁がある俳優さんなのです。だから、私の中には竜馬=上川隆也のイメージが焼き付いています。土佐に圧政を敷いた殿様とその圧政に反発して出てきた下級武士が同一人物というのも、なにやらおかしなもので(苦笑)。でも、そのつながりから、ああ、そうか~、と歴史の大きな流れに気づいたりもしました。実は、高知では今でもお年寄りの中にはこの歴史の流れようなものが残っているようで、「坂本竜馬なんてただのおちょうしもんだ」と評価する人もいるとか。反対に、おそらく、長宗我部氏の家来の家系の方には、山内家への恨みみたいなものがまだ残っているんでしょうね。一領具足の首領を虐殺してしまう「種崎浜の悲劇」以降、ドラマは一豊のした仕打ちについて丁寧な配慮をうかがわせる話運びとなっていました(主役を悪人にするわけにはいかないし)。来年の民放の正月ドラマでは、上川"信長"だそうです。「ちょっと違うんじゃない?」というのが、オットと私の共通意見ですが・・・(爆)。なんだか、本当に脈絡のない、単なる「覚書」になってしまいました。すみません~。でも・・・第48回「功名の果て」では、山内家を支える兄弟上川"一豊"と玉木"康豊"がワンショットにうつっている回数が多くて、なんだか幸せでした・・・いいながめだったなぁ(↑結局、書きたかったのはそこ?)「功名が辻」が最終回になると、上川隆也をTVで見られる機会がまたグッと減りますが、でも、一年間、大河ドラマのために出られなかった舞台に戻ってきてくれるのかと思うと、そっちも楽しみです。また、舞台を見に行くぞ~。以上、本当に覚書でしたm(_ _)m
December 3, 2006
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ムスメ・・・じゃなくて私の話題です。ここのところ、ピアノ中毒としか思えないような症状が出ています。一日一回、気が済むまでピアノを弾かないと、一日が終えられない、みたいな。最初は気分転換くらいのつもりで弾いてたんですが・・・気が済むまで、っていうのがくせ者で、30分のつもりが気がつくと、1時間、2時間・・・そのしわ寄せはどこに行くのかというと、家事、なのでした。おかげで、家の中はボロボロ状態に・・・私のピアノ歴を語ると、ひじょ~~~に情けなくなって、穴があったら入りたい、どころか、完全におこもり状態になりそうなのですが・・・あえて言えば、3歳から習っていたのに、最終的に弾けるようになったのが「エリーゼのために」だけだった、というレベル(爆)習っていたころは、「私にはピアノの才能がないのよ!」なんて、勘違いな思いこみをしていたのですが、今考えてみればなんのことはない、単なる練習不足。週1のレッスンに行く直前、1時間だけしか練習してなきゃぁ、ねぇ・・・(だから、ムスメにはちょっとでいいから毎日練習を・・・とこだわってるわけで(^^;))で、2年前は「エリーゼのために」しか弾けなかった私だったのですが、ムスメがピアノを習い始めたのに伴って、私も何十年かぶりに、一人で練習を再開するようになって、早2年。それが最近、1年がかりで気長に仕上げるつもりで手を出したショパンのノクターンop.9-2が、2ヶ月で弾けるようになっちゃったところから中毒症状が・・・。ま、ショパンといってもピンキリで、この曲はどちらかというと初心者向けなのですが、私にとってショパンはピアノの最終目標みたいなもんだったので、案外弾けちゃったことで弾みがついてしまいました・・・ううう(涙)。この勢い、なんとかしないと、年末のこの忙しい時期に弊害ばかり・・・なんだけど、やっぱり弾かないと気が済まない日々。弾かないと確実に弾けなくなるしね・・・。さてどうしたもんか。
December 1, 2006
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2005年ショパンコンクール1位のピアニスト、ラファウ・ブレハッチのリサイタルに行ってきました。諸事情があって、ムスメを連れて行かなければならないことになり、紆余曲折ありましたが。そこはまた別の機会に。今回はブレハッチにとって初の日本ツアーになるそうなのですが、その記念すべき初日がうちの街だったんだそうです。そのせいかもしれませんが、静かな曲が続く前半は、緊張感ととまどいが感じられる固い演奏でした。しかも、演奏曲目はいわゆるよく知られた人気曲とはちがう、難易度の高い曲の数々。ま、ぶっちゃけていうと、素人(私も含めて)にはよく知られていない曲ばかりでした。隣で退屈するムスメが気になったのもあって、前半はなかなか時間が進まず、あー、長いー、失敗したかもー、と思ったのですが。ところが、後半はうってかわった勢いのある素晴らしい演奏に。曲目がマズルカとソナタだったせいもあるのでしょうが、明らかに演奏のノリの良さが変わりました。マズルカなんか、「こんなにステキな曲だったっけ?」と思うほど。終わらないで~・・・と心の中で叫んでました。最後のソナタは感動もので。単純に「ピアノってこんなにすごい音が出るんだ」と感動しました。いや~・・・とてもムスメが発表会の時にひいているものと同じ楽器とは思えない(爆)。ブレハッチのショパンコンクールでの演奏には、一次予選から審査員が次々と涙し始め、その涙は優勝を決めガラコンサートに至るまで続いた、という逸話が残っているそうですが、その逸話がまったく誇張ではないと思えるほど、素晴らしい演奏でした。しかも、すらりとした長身で、端整な顔立ち。控えめで奥ゆかしい物腰。演奏終了後の大喝采にこたえて、アンコール曲も4曲と、ファンサービスもたっぷり・・・。こ、こりは?ヨンさま、ハンカチ王子の資質がそろってるよ・・・。で、ぴ~んときました。これから日本全国をツアーでめぐったら、きっと人気がブレークするな、と。そしたら、うちみたいな田舎にはもう来てくれないだろうな~・・・(悲)。これから、10ヶ所、11公演が予定されているそうです。お好きな方は是非。ところで。このリサイタル、当日券で入りました。5時発売のところ5時45分に窓口に行ったのにまだ残ってて・・・(悲)クラッシックの音楽会なんて、どこもこんなもんなんでしょうか?それともやっぱり・・・お土地柄?(会場は、「○○先生~」と呼び合う、関係業者の方々かと思われる妙齢のご婦人であふれてました)
November 6, 2006
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息子の受験勉強を通して、ずうっと思っていたことがあります。それは、中学受験は精神年齢の成長の速さがものをいうなぁ~・・・ということ。12歳くらいだと、まだまだ成長途中で伸びの個人差が大きい時期。その時点で一列に並べられて能力を比較されるわけですから、成長のゆっくりな子にはもともと不利なようにできているわけですね。でも、逆に、中学受験で伸びなかったからといって、あきらめる必要もないわけです。中学に入ってからぐっと伸びる子、高校に入ってから伸びる子、そして、大学受験期にが~!!っと伸びる子・・・。私個人も、勉強に目覚めたのは中学に入ってからでしたし、高校時代の友人たちは、在学中は赤点ばかりで留年ギリギリの成績ばかりだったのに、一浪して有名国立大学にさらりと入ってしまったようなのがざらざらいました。そして・・・伸びの遅い我が子を見て焦る時に、いつも思い出すエピソードがあります。ある俳優さんの話です。その俳優さんは、大学在学中に演劇に目覚めました。そして、俳優としてやっていきたいと決めたその人は、俳優・仲代達也氏の主催する「無名塾」という有名な(?)難関俳優養成所を受験します。が、結果は見事不合格。その後、この俳優さんはある小劇団に入団し、大学を中退してその劇団で俳優として演劇を続けました。でも、小劇団というのは、興行で生活ができるような収入はありません。彼も演劇活動の傍ら、アルバイトで身を立てていかなければならない生活を、20代後半まで続けました。さてある日。その劇団の稽古場に、ある脚本家が訪れました。そして、この俳優に、今度作製するTVドラマに出てくれないかと話を持ちかけます。実はこの脚本家、このドラマの製作発表まであとわずかなのに、主役の配役だけが決められず、せっぱ詰まって途方に暮れていました。そんなときに、情報誌「ぴあ」でこの劇団の公演予告の記事を見たのだそうです。わずかなスペースに載った記事の、切手大の小さな写真にうつる3人の中の1人。そこにうつっていたその俳優を見ただけで、「この人だ!」とひらめいて、交渉に来たというのです。この俳優、中身もよく確かめずに二つ返事でこの仕事を引き受けました。どうせ端役だろうとおもって。そして、後になって知ったのです。その仕事とは、NHK放送70周年記念番組 日中共同製作 「大地の子」主人公・陸一心役 であることを。この俳優は、約10時間のこのドラマのほぼ全編を中国語でやり通し、その白熱の名演技でTVデビューを果たし、現在も活躍中です。その人とは、現在、NHK大河ドラマ『功名が辻』で山内一豊役をやっている上川隆也 さんです。皮肉にも、上川さんが『大地の子』の中で演じたのは、仲代達也さん演じる男性の息子役でした。収録がすべて終わった後の打ち上げパーティーで、上川さんは仲代さんに「実は以前、無名塾の試験に落ちました」と告白したそうです。すると、あの名優・仲代さんが「僕には見る目がなかった」と上川さんに謝罪したのだそうです。才能を秘めていたとしても、それがいつ開花するかはわからない。花が咲くためには運もタイミングも、そして、あきらめない意志の強さも継続するねばり強さも必要。そんなことを考える時、小学生の息子の成績なんて、良くても悪くても水ものなんだな、と思えるようになりました。幸い入試で志望校に合格をいただいた息子ですが、きっと入学したらしたで苦労するのだろうと思います。でも・・・これからはもっともっと長い目で息子の成長を見守らなければ、とも思いました。上川隆也さんは、TVデビューは28歳、大河の主役級配役の抜擢は40歳だったんですからね。え?何で突然こんな話をって?ただの単なる上川ファンだからです♪しつれいしました~。上川隆也さんとはこんな人→上川隆也HPこんなところにも彼の人生が→広報誌「司法の窓」『功名が辻』もよろしくおねがいします~。
February 10, 2006
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ちょっと前、ピアノの練習を再開したら案外よく覚えていたっていう私自身の話を書きました。そのときに弾けるようになった曲は一度終えて、次の曲の練習にうつること数週間。でもって、仕事も忙しくなったりして、ここのところ1週間くらいピアノを弾いていませんでした。そ~し~た~ら~・・・弾けなくなってるじゃあ~りませんか、最初に弾けるようになってた曲!すらすら弾けるようになるために、ある程度楽譜を暗譜している状態にまで持って行ってるわけですが、曲の途中のある部分からどの音を弾いたらいいのかきれいさっぱり忘れちゃってるんだな、これが。自分でもびっくりしました。前回弾いた時には指が自動的に動くまでになっていたのに、今日は脳の中の「自動運指装置」が壊れちゃった感じ。というか、脳の中のどっかの配線が切れた感じかも。小さい頃に弾いていた曲はちょっと練習すれば思い出して弾けるのに、最近覚えた曲はちょっと練習しないとすぐ忘れるのか・・・あれですね、認知症の高齢者が、自分の若い頃のことはよく覚えているのに、最近のことはさっぱり覚えていない、っていうのと同じことかも。つまりこれは 老化現象 なのね・・・(ToT)娘と連弾の約束を果たすには、私の方が相当がんばらないといけないような気がしてきました。ど~しよ~・・・
September 22, 2005
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「子どもの習い事」のテーマに自分のことを書くのもなんなのですが・・・(でも書く)実は、娘がピアノを習い始めたのが影響したのか、私もピアノを弾きたくなって、練習を再開しました。8月になってから仕事が手薄になって、ちょびっと時間ができたこともあって。・・・っていっても、自分で楽譜を買ってきて、自分で勝手にひいているだけですが。仕事柄、家でじっとして左脳だけを使う毎日を送っていたら、軽いボケが始まっちゃって(ToT)。おしゃべりする時に言葉が出ない・・・。それで、脳を活性化させるためにもいいだろうと思って始めたのでした。実は私は、「この年齢でピアノを習い始めれば絶対音感も身につけられる」という年齢から小6まで、○年間ピアノを習っていました。それなのに、その結果できあがったのが、バイエルに毛が生えた程度しか弾けない私・・・(爆)。それもこれも、ピアノを習っているのが当たり前すぎて練習をしようなどとはつゆほども思わなかった私のなまけ者な性格と、「練習しなさい」とは絶対にひと言もいわなかった母のせい。レッスンに通っていればそれでよいと思っていたのでしょう。○年間、ピアノを辞めたいとかピアノが嫌いだなどとは一回も思ったことがなかったのですが、あきらめの早かった私は、ちょっと練習しても弾けない曲は「弾けない」と思いこんでいたので、練習をすぐにあきらめてしまい、結局練習をしなかったんですね~。息子にも娘にも全く文句を言えない、ハハの情けない過去・・・。ピアノを辞めてから個人的にひいて楽しんではいたのですが、なにしろ、バイエルに毛が生えた程度の腕前。楽譜もド・レ・ミ・ファ・・・なんてかぞえながらしか読めないから、何をひくにも前に進めません。シャープやフラットが二つ以上つこうものなら、それだけで目が譜読みを拒否する。初見で弾ける人が魔法使いに見えます。だから私は、つよ~~~いピアノコンプレックスを持っていました。ずっと。でも、娘のピアノの発表会を見ていて、アレ?と思うことに気づきました。ピアノを楽しむことに重点を置くピアノ教室なので、飛び抜けてレベルの高いお子さんがいなかったのですが、私が低学年の頃に習った曲を高学年のお子さんが弾いていたりして、全体的に私のほうが2~3学年早く曲を習っていることに気づいたのです。あれ~??私、それほど進度が遅れていたワケじゃなかったんだ~・・・この勘違いが、今までずっと「弾けない」と思って自分で自分に課していた限界を取り払ってしまったらしいのです。弾けるのかもしれない・・・こう思い込んで、自分では絶対に弾けっこないと思いこんでいたあこがれの曲を必死で練習してみたら、本当に弾けるようになっちゃった!(でも、こんなすごい曲をひいちゃったよ~、って満足感に浸っていたら、この曲、全音のピアノ名曲100選の「初級編」に収まっておりました・・・やっぱり初級かぁ(爆))不思議なことに、1曲クリアしたら自分のレベルも少し上がったらしく、それまでふーふー言いながら譜読みしていた「バイエルに毛が生えた程度」の曲をするすると弾けるように。このトシで、何かが上達するっていう経験をするとは思ってもいませんでした。40の手習い??「できない」という思いこみはコワイなぁ、とつくづく実感。いかに自分の成長を信じられるか・・・人間の成長ってそんなささいなことで大きな差が出てくるのかもしれません。必死になって練習していた私ですが、ふと気づくと、私が弾いていたら娘も練習をしたがるようになっていました。ふっふっふ・・・意外な副産物。(でも、大人げない私は自分が練習したい時には娘にピアノを明け渡さない・・・娘とピアノを取り合うハハ・・・)私の幼少時の失敗をふまえ、娘には嫌がらない程度に練習を促しています。ピアノ教室で習ってくる曲が少ないので、楽しそうな楽譜を自前で買ってきたのですが、それも娘の心をつかんだ模様。大人になってからもピアノを楽しめる程度にはなってほしいなぁ、ハハのようにはなってほしくないなぁ、と願いを込めて。で、私の目標は?もちろん、ショパンを弾けるようになること♪人生長いから、死ぬまでにはなんとかなるでしょ!(って、実現するのか??)
August 26, 2005
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いつも貴重な「男性のご意見」をいただいておりますmarukin.さんから、ミュージック・バトンがまわってきました~。よそのブログでよく見かけていたので、なにかしら~??と好奇心いっぱいだったのですが、まさかうちにもまわってくるとは!!というわけで、Q&A式でお答えします・・・って、よく考えてみて気がついたのですが・・・最近、音楽を聴いてないよ~(>o.
July 8, 2005
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他の皆さんの日記では塾のテストの結果についてにぎやかなこのごろ・・・。だから、ふまじめな我が家は、今日やってしまったことをこっそり書きます・・・。実は、今日は塾をずる休みさせてしまいました・・・(だから、速報もないのでテストの結果は知りません・・・)。え、何をしたかって?息子つれて、クラッシックのコンサートに行っていたのでした(・・・汗)。実は、こちらに引っ越してきてから一番がっかりだったのが、「本物の文化活動」がほとんどない・来ない、という点。とにかく、舞台上の生もの(コンサートとか演劇とかミュージカルとか)が好きな私にとって、見に行く可能性もないというのは、大変な苦痛でした。が、去年、小澤征爾&新日本交響楽団が広島に行く途中にうちの市に立ち寄ってくれたのです。それを機に、みなさんが「こんなところにも街があったのね」と気づいてくれたのかどうか、今年に入ってから大きな楽団のコンサートが来てくれるようになったのでした。で、6月くらいから宣伝が始まった「BBCフィル&G.ノセダ」。もう行きたくて行きたくて、ここに住んでいたら、もうそんなチャンスはないかもしれない、という渇望感にかられて、夏に早々とチケットを購入してしまったのでした。ちょうど、「子供のためのクラッシックコンサート」のたぐいに毎年参加させていた息子が、クラッシックに興味を持ち始めていたので(↑の小澤征爾が来た時に、リハーサルを小中学生に無料で公開してくれて、息子もそれに参加しました)、来年は1年間、受験勉強一色になるだろうし、中学生になったら親につきあってくれなくなるかもしれないし、これが最後のチャンスかも、と、息子も連れて行くことを決意したのでした。演奏曲はホルストの「惑星」とドボルザークの「新世界より」。どちらもクラッシック曲の中ではわかりやすい曲。何より、「本物に触れてほしい」という気持ちが強かったのでした(それに、小学生くらいの子供にとって、大音響を聞くというだけで、いい体験になるようで)。感想は・・・私は大変に満足でした。久しぶりの本格的なコンサートで、しかも、比較的好きな部類に入る曲。音楽を聴く、というより、音のシャワーを浴びている感じ。音楽を聴いてて涙が出てくる、というのは久しぶりの経験でした。で、息子はというと・・・事前に、「とにかく、走り回るな、騒ぐな、ガタガタするな。退屈だったら寝なさい。これを破ったら、次からは絶対に連れて行かない」と約束して、連れて行きました。そしたら・・・本当にねむっちゃったんです。しかも、本日のメイン、「惑星」の中の「木星」(平原綾香がうたっているJupiterの原曲)で爆睡・・・(これを聞かせたかったのだが・・・)。かなりの大音響だった「土星」でも寝息を立ててお休みになっていて、次の「天王星」の最後の、爆弾が落ちたような大音響で、はっ!と目が覚めてました。笑いをこらえるのに必死だった私・・・。結局、最初と最後の楽章だけしか聞けなかった息子でした。次の「新世界より」は、「おばあちゃんが好きな曲だからね」と言い含めておいたら、なんとか目を開いて聞いていましたが(笑)。まあ、眠れるほど良い演奏だった、ということだし、それはそれで良い経験になっただろうと、親はかってに思ってます。それに、4年生の時に初めてコンサートに連れて行った時と比べたら、比べものにならないほど、マナーがしっかりしていて、成長にびっくりでした(4年生の時なんて、ガタガタのそのそ、大変だった・・・子供のためのコンサート(無料)だったから良かったけど)。というわけで、久しぶりなんだから1年に1回くらいいいじゃない、来年はお受験生を抱えて何もできないだろうし・・・とオットに言い訳を重ねに重ねて行ってしまったコンサート。実は・・・同じ言い訳をしてにとってしまったチケットがあと2枚あるのよね~・・・(その2枚は私一人分だけ)。ぜんぜん、1年に1回じゃないやん・・・(爆)。
November 15, 2004
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