蓼科高原日記

蓼科高原日記

2011.01.02
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2011年1月2日(日)

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ピラタス蓼科スノーリゾート


※※※



きみはぼくを理解したと言うが、それは違っている。


そうなのだ、ひとがひとを十全に理解することは不可能なのだ。いやそんなことはない、と信じているひとにはこう言うほうがいいかもしれない。ひとがひとを理解することには限界がある、と。

その証拠に、ぼくは14年間にわたってほとんど毎日このブログを書き、かなりの割合で自分自身の内面について深く語ってもいるが、僕自身が読み返してもそれでもなお自分を知ることはできない。

長期間欠かさず読んで下さっている読者の方はすべてを知ってしまったような印象を持たれるかも知れないけれど、じつは知れば知るほど僕の本質から遠ざかっているのかもしれない。

いつのころからか、ひとに理解してもらうことの不可能を受け入れた。というか、そのようであることを受け入れて生きることを決意した。なぜならば、僕が求める十全なる理解とは  僕が望むような形で僕を理解して欲しい というそもそも無理な欲求だからだ。

どんなに多くのひとに見捨てられ、あるいは反感を持たれても、僕は僕自身からは逃げられない。自分の人生からは逃れることはできない。

ということで、ネット予約サイトでトップレベルの評価をいただいているにもかかわらず、ご利用いただいたお客様から望外の高評価をいただいていても、お客様の嗜好を適切にキャッチしているご商売の上手なペンションさんにはまったくかなわない。

だから僕のペンションはいつもお客様で賑わう繁盛ペンションとはいえない。

世の中は、ただ良質なだけではダメでそれに加えて流行るものを好む。あるいは品質はそれなりでも面白いもの流行りものを好む。それが人の世というものだから、間違っているのは僕のほうだと思う。

いまやペンション・サンセットは僕の人生経験の集大成だから、文字通り命懸けで頑張っているけれど、いささかつかれました。なにも考えずに、日々淡々と僕自身のちいさな世界を見渡しながら目の前のことだけをしっかり見据えて生きることに専念しようと思います。

お客様の笑顔さえあればそれでいい、それがよろこびなのだけれど、それだけではペンション・サンセットを続けていくことができない。でも、このジレンマを解決する方法は必ずあるはずだと信じています。

僕のいのちのある限りは、そのことに全身全霊を捧げたいと思います。



☆たてしなラヂヲ☆

http://twitter.com/tateshina_radio



※※※



ピラタス蓼科スノーリゾート ではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンしました。

詳しくはHPをご覧下さい: http://www.pilatus.jp/

わたしのペンションのすぐお隣です。

信州蓼科高原方面にいらっしゃることがあれば是非ペンション・サンセットをご利用いただければさいわいです。

パソコン向けHP: http://www.p-sunset.com/

携帯向けHP: http://sunset.rwiths.net/portal/i/tm_i_pln.html







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Last updated  2011.01.03 00:12:55
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