蓼科高原日記

蓼科高原日記

2011.01.08
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カテゴリ: 想うんだけど

2011年1月8日(土)

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ペンションサンセットの人気ナンバーワンのお料理「若鶏の赤ワイン煮」。しっかり下ごしらえしてから飲用の上等なフルボディの赤ワインで3時間もつきっきりで煮込み、別途同じ赤ワインで作ったソースをかけて熱々でお出ししています。

写真提供: yuka_chin さん


※※※



カントール


いま、トラン・アン・ユン監督で映画化され公開中の「ノルウェイの森」の原作は言わずと知れた村上春樹の長編小説だけれど、そのなかに(小説の中に)「あなたにとっては、直子は至福のごとき存在かも知れませんが、わたしにとってはただの不器用な女の子に過ぎません。」という言葉が登場する。

うろ覚えなので、多少間違って記憶しているかも知れないけど、その点はご容赦。

これはレイコさんがワタナベ(主人公)に宛てた手紙の一文なのだけれど、なにが言いたいかというと、男性の場合たしかにこのように、つまり愛する女性を「この世界の至福のごとき存在」と感じ、実際にそのように生きることがあるけれど、女性の場合は愛する男性に対してそのような感じ方をすることがあるのだろうかということなのだ。

いささか貧弱な僕の人生体験から言えば、そういうことはないんじゃないか、と感じるのね。女性はそのようにはできていない。それは相違と言うよりは、男性性、女性性の本質的なあり方が異なることによるのではないかって。

だからどうなのよって、いわれても返す言葉はない。

そんなことは考えてもしかたのないことかも知れない。それは発見したり気づいても詮無きことなのかも知れない。すくなくとも男女間の理解が深まるきっかけにすらならないだろう。相違の発見・認識、つまり性差を語ることと性差別とが混同されワンセット(文字通り「ひとつの集合」だ)になっている現状では、それこそ百害あって一利無いのかも知れない。


あ、そうそう、ぼくは「カントールの集合論」・・・ほらすくなくとも高校ではみんな少しは習うでしょ「集合論」って・・・の「集合」が英語では「セット(set)」だと言うことをつい最近知って、すべてが納得いったのだった、恥ずかしながら。w

最初から「セット」と言う概念で教えて欲しかった。「集合」なんて訳語を当てるから「全員集合」みたいな感じで「要素」が一所に集まっていなければならないような気がしてしまうのだ。それがどれほど学習の障害になっているか、未だに気がついていないのだね、たぶん。

この話、というか、僕と数学の本当の出会いについてはまた別の機会にしっかりと書きたいと思う。


それはさておき、歳を重ねれば重ねるほど、男と女は決定的に異なるということに確信を深めている僕なのだ。

集合論的に考えるならば(っていうかむしろ関数だね、これは)「人類=男+女」あるいは「人類=女+男」と考えるよりは、「人類=f(x,y), x=人類(♂), y=人類(♀)」あるいは「人類=f(x,y), x=人類(♀), y=人類(♂)」なんて風に考えたほうが実際的ではないだろうか、なんてことをお馬鹿にも考える僕なのです。

ほんとは集合論の記号、あるいはさらに論理学の記号で表現したほうがより厳密で正確に表眼できるのだけれど、誰にでもわかるものではないので、便宜的にこんな風に書いてみました。(^^ゞ



☆たてしなラヂヲ☆

http://twitter.com/tateshina_radio



※※※



ピラタス蓼科スノーリゾート ではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンしました。

詳しくはHPをご覧下さい: http://www.pilatus.jp/

わたしのペンションのすぐお隣です。

信州蓼科高原方面にいらっしゃることがあれば是非ペンション・サンセットをご利用いただければさいわいです。

パソコン向けHP: http://www.p-sunset.com/

携帯向けHP: http://sunset.rwiths.net/portal/i/tm_i_pln.html







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Last updated  2011.01.09 01:33:31
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