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2019.08.08
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カテゴリ: データ分析
​  米国では、銃乱射事件が頻発していますが、米国CDC(Centers for Disease Control and Prevention:疾病管理予防センター)のサイトにあった「銃器による死亡者数」の州別のデータを見てみました(https://www.cdc.gov/nchs/pressroom/sosmap/firearm_mortality/firearm.htm)。

 ダウンロードしたのは、州別の、銃器による「死亡者数と人口10万人あたりの死亡者数」のデータで、2005年と「2014年から2017年」の5年分です。

 Microsoft Power BI Desktopを利用して、2014年から2017年の4年間のデータについて分析しました。

 米国の
「銃器による死亡者数」は、2014年から2017年にかけて増加しています。2017年は、4万人弱が銃器によって亡くなっています。この中には、自殺も含まれています。

 また、「銃器による死亡者数」と「銃器による人口10万人あたりの死亡者数」には、かなり地域差があることがわかります。





 下の散布図は、横軸が「年間の人口10万人あたりの死亡者数」の4年間平均、縦軸と円の大きさが「年間の死亡者数」の4年間平均です。


 人口比の死亡者数で見ると、アラスカ州が最悪で、ハワイ州が最良のようです。

 死亡者数では、テキサス州やカリフォルニア州、フロリダ州の3州が特に多くなっています。


 危険なイメージもあるニューヨーク州ですが、「銃器による人口10万人あたりの死亡者数」はかなり低くなっています。





▼Power BIのテーブルのリレーションシップによって、日本語の州名を表示

 CDCのサイトからダウンロードしたデータでは、州の名前がアルファベットの略称になっていて、さっぱりわかりませんでした。

 そこで、Wikipediaにあった米国の州名の表(略称、日本語名称などの一覧表)をPower BIに取り込んで、CDCの表とリレーションシップを作成し、CDCのデータの分析に日本語の州名が利用できるようにしています。

【↓グーグルのBIツールによるレポートのURL】
 Power BIの場合、有料プランでしか
レポートを Web公開ができないようなので、グーグルのBIツールで作成したレポートを公開しています。Chromeブラウザ以外だとうまく表示されないかもしれません。IEやEdgeでは、表は見られますが、グラフが表示されないようです。

https://datastudio.google.com/embed/reporting/1ZptM5-k5PS4x0TrRwVtE3bM16NybM-EV/page/Gy9w

※データポータルの動作は、Chrome、Firefox、Safari の各ブラウザでテスト済みです。


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Last updated  2019.11.08 07:55:34
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