１２月２３日シロギス爆釣を夢見て・・・ | 「考える」日記

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2006年12月23日

１２月２３日　シロギス爆釣を夢見て・・・

カテゴリ：釣り

ビジネス報告書の基本は結論から。
なので、結論から。

シロギスを釣ってきました。以上。

いやいや、そんなの日記の意味が無いじゃないですか。
ちゃんと書きますよ。忘れないうちに。釣り方をメモしておかないと忘れそうだし。

１２月２３日、天皇誕生日に、前回もお世話になったつり幸本家さんにお邪魔しました。
つり幸本家さんでは、現在、午前中はシロギス、午後はイシモチを出船している。
我が家の料理事情、自由時間制限のため、午前中のシロギスに行きました。
半日釣りとはいえ、家から船宿まで片道ドア２ドアで約１時間、出船から釣り場までの移動片道約１時間、実釣３時間。すべて合計すると家を出てから帰ってくるまで、７時間かかる。これが午前中だと、出船は７時。嫁さんと子供が起きる時間は８時ごろ。つまり、嫁さんと子供は釣りが始まった時間に起きるので、嫁さんと子供の体感している「私の留守時間」は実釣時間と移動時間の合計５時間となる。これが、午後の釣りだと、すべての時間、留守をすることになるので、７時間から８時間留守をすることになる。なので、午後の釣りはなかなかお許しをいただけません。
そんなわけで、イシモチに後ろ髪を引かれつつ、シロギスさんに行きました。

しかし、シロギスには因縁がいくつかあります。思えば、６月、はじめて行った仕立船でのシロギス釣りでは、クラゲの猛攻に遭い９匹しか釣れなかった。また、金田湾での釣りでは、釣れなかったり、一匹だけ連れたりと、基本的にたくさん釣れた事が無い。数つりを楽しむターゲットなのにもかかわらず。そこで、今回は釣り船で沖に出てシロギスの爆釣を堪能しようと考えていました。そう、これまでシロギスのダブルを堪能したことが無い！ダブルで釣りたい！シロギスへのリベンジを目論んでいたのでした。

今回はシロギスが爆釣するという前提で、シロギス２０匹、外道合わせて３０匹の魚を釣るという目標を立てて乗船しました。
前回は出船３０分前に到着して、結構ぎりぎりだったので、今回は張り切って１時間前の６時ごろに着くように出発。
船に乗って、カッパを着るなど身支度を整え、竿など道具の準備をしていた。その頃から腹の調子が悪くなってきた・・・。むむ、大丈夫か？とりあえず、みぞおちの辺りに使い捨てカイロを貼り付けてみる。みぞおち付近にカイロを当てていると血液が温められるので、全身がぽかぽかとしてくるのであります。おなかを温めつつ釣りに挑むことにした。

さて、船長から開始の声がかかりました。
とりあえず、竿一本で仕掛けを投入。おもりが底に着いたり着かなかったりを繰り返す「おもりトントン」状態にして、ジーッと待つ。すると、ブルルッと強いアタリが。いつものクセで合わせを入れると空振り。船長がスピーカーで「あわせちゃダメだよー」と、アドバイス。そう。今日の釣り座は船長の真正面。船長からアドバイスが飛んでくるのだ。これはうれしい。プロである船長の技を教えてもらえるのですから。
船長のアドバイスによると、アタリがあったらゆっくり竿を上げて聞き合わせをするらしい。
どれどれ、またアタリがあった。自分ではゆっくりあげているつもりだが、船長に言わせると早いらしい。じっくり一分以上かけて頭上まで竿を持ってくるような感じらしい。アタリがあったら、ジーッと我慢していると、断続的なアタリが続く。その間にゆーーーーっくり竿を上げていると、竿先がぎゅーッと押さえ込まれて引き込まれる。この引き込みがあったらゆっくりリールをまき始めると、魚の重みが竿先に乗ってくる。どんどん巻き上げるとキスがぶら下がっている。おお、結構でかい。やっと一匹目が釣れた。
このとき、すでに開始から３０分以上。あたりも少ないし、この調子では２０匹は難しいか？

何とか３匹釣ったところでポイント移動。時計を見ると９時２０分。むぅ～。あと１時間半で２０匹、釣れるかなあ。とりあえず、しばしの休憩なので、出船前にかじったパンの残りを食べる。

ポイント移動した後、ぽつぽつと釣り上げ、何とか８匹になった。その後、もう一度ポイント移動があった。ポイント移動中、仕掛けのえさを交換。
ポイントに到着して、投入！この頃には２本竿にして釣っていたのだが、一本を投入し、着底までの間にもう一本も投入する。着底したあとおもりトントンになるように調節して、一本は置き竿に、もう一本は手に持ってアタリを待つ。置き竿のほうは置いてすぐにアタリがあった。「おお、アタリだ」と思ってみていると手持ちのほうにもブルブルとアタリが伝わってくる。とりあえず手持ちを上げると、夢にまで見たダブルだ！おお、これがシロギスのダブルか！船長が写真を取ってくれた。でも、ＷＥＢには乗っていなかった（笑）いったい何のために写真を取っているのだろう（笑）。そして、置き竿もダブル！投入するたびにダブルでキスがかかってくる。うおお！入れ食いだ！これだ！これが夢に見たシロギス爆釣だ！楽しい！だけど、忙しすぎて疲れてきた（笑）

相変わらずアタリはあるが、ダブルではなくなってきた。ぼちぼち入れ食いタイムは終わりかな。時間は１０時半、今のシロギスは・・・、２０匹オーバー！目標達成です！そろそろ終わりだな～。と、余韻に浸りながらポツポツと釣る。

最終的にはシロギス２８匹、トラギス１匹、変なハゼ？カサゴ？ミニカサゴかもしれないのが１匹（リリース）。シロギスの目標は達成したが、外道含めて３０匹には１匹足りなかった。しかし、シロギス爆釣を体験し、落ちギス釣りのコツを教えてもらい、大満足の結果となった。

シロギス_061223

釣ったシロギスは、５匹を船長オススメの湯引きに。３匹を塩焼きにして、晩御飯。
湯引きは皮の歯ごたえと皮目の脂で最高においしい。脂は全然無いが、味わいが濃く非常に美味だった。
塩焼きも普通においしい。脂っ気は全く無いが、身に甘みがある。非常においしい塩焼きだった。
８匹食べても、トラギス含めてあと２１匹。
とりあえず、クリスマスイブに１０匹をフライで食することにして、残りの１１匹を干物に。
今朝、出来上がりを見ると透明感のある非常においしそうな一夜干が出来上がった。
これを正月の間、食べることにしよう。

そんなわけで、釣りが楽しみで一睡もしていなかったため、寝ます。グー。

そして、起きてこの日記を書きました（笑）

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