アンダンテ

アンダンテ

2007.03.20
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カテゴリ: 育児
(この日記は 2006年04月10日 に書いたものです。)
続き↓↓


この時点で 3~5分間隔 くらいになっていました。
さすがに痛い。でもまだ合間があるから耐えられるんだけどね。

「遅かったですね」と受付の人に怒られ・・・言い訳する気力もなくw
診察してもらって、 子宮口4cm ということで入院決定。
すぐに2階の病室に移りました。
この頃 19時ちょっと前くらい かな?


助産師さんに案内されて入院着に着替え、ベッドに横になって、お腹の張りをみる機械を取り付けられて、しばらく病室で旦那ちゃんと二人。

ここからは陣痛がどんどん進んでいく
じっと仰向けになんて寝てられない!

1時間くらい、呼吸法をしつつ、 横向きになって定期的に来る陣痛の痛みに耐えている と、さっきの助産師さんが機械を外しにきました。
夕食の時間には遅すぎたので、「まだご飯食べていないなら、ご主人に何か買ってきてもらってください」と言われる・・・う~ん、食べられるかな?

旦那ちゃんが「どのくらいで生まれるか?」と聞いたら、「 今日中にはどうかな~? 」というお答え。
私はこの時点で陣痛がかなり進んでいたので、「 えー!これがもう何時間も続くのーー!?そんなのいやだーー!! 」と内心思っていました(笑)。
ちょうど 20時頃 です。

その後、旦那ちゃんは近くのコンビニに買出しに行くため、私は一人で病室に残され・・・ほんとにもうここからが 陣痛の一番の山 でした!
ひとりぼっちで、しばらく陣痛に耐える。もう1分間隔くらいになっていて、休めない!
「旦那ちゃ~ん、早く帰ってきて~~!」

旦那ちゃんが帰ってきてからは理性が飛びました(笑)。
いきみたい感 が襲ってきたのですね。
いきみたいんだけど、赤ちゃんのため力を入れちゃいけないので、 自分でお下を抑えていました (笑)。
そうすると多少ラクになるのと「まだ出しちゃだめ」という思いで。
そのときは必死でしたが、旦那ちゃんは「何やってるんだろう?」とこのとき思っていたそうです(笑)。

耐えられなくなってきて、一度助産師さんを呼んでもらう。
でも、ちょっと様子をみてもらったら「もう少ししたらまた来ますね」と行ってしまった・・・ 早く出したいよーー!!

21時頃
陣痛の間隔はもうほとんどなくなっていて、終わったと思ったらまたすぐに陣痛の波が来る。
休めないーー(泣)
旦那ちゃんが陣痛に合わせて腰を押してくれるんだけど、それが力いっぱいなので痛い(笑)。
でも陣痛の辛さでそれどころじゃなくて、旦那ちゃんの「フーフー」のサポートむなしく、呼吸法も呼吸が速くなってしまっていました。

この頃はほんとにつらくて、「これがいつまで続くのだろう?」と 時計ばかり見ていました
「もういやだー」「はやくー」「休みたいよー」「気持ち悪いー」とうわごとのように独り言(笑)。
あとは、『痛い』とはちょっと感覚が違うのだけどなんと表現していいのかわからず、「痛い!痛い!」「ア゛ー!」「ワー!」と野獣のように叫んでいて(笑)。
ずっとそばにいてくれる旦那ちゃんと、「 この子も頑張ってるんだ、無事に産んであげなくちゃ 」という思いだけのために耐えていた、という感じでした。

22時頃 、助産師さんが来て、「 陣痛室に移ろうか 」と。
この状況で歩いていけ、と言う・・・ 無理だよ!
なんとか立ち上がったところでまた陣痛の波がきて、耐えられずに座り込んでしまい、その拍子に、「パンッ」と何かはじけて温かいもので下半身がじわっと濡れました。
破水だ! と瞬間わかった。
破水すればそこから出産までもう少し、というのは事前に知っていたので、なんだかすごい嬉しかったんですよ(笑)。
もうすぐ産める! と思って。

結局、破水してしまったので、陣痛室ではなく、 分娩室に直行 することに。
分娩室につれられていって、私だけ入って旦那ちゃんは外でしばらく待たされる。
その間、私は分娩台に上り、助産師さんが分娩の準備をする中、呼吸法をしつつ放置される・・・(笑)。
予定外の破水だったので、まだ準備できていなかったんでしょうね。しかも助産師さん一人だし。

でも、 分娩室に入ってからはけっこうラクだった~~
相変わらず陣痛はつらかったけれど、前より間隔があいたし、もうすぐだという思いもあったし、助産師さんが「 力が入っちゃうのは自然なことだからちゃんと呼吸できていればそれでいいのよ 」って言ってくれてずいぶん気がラクに。

20~30分くらいして旦那ちゃんも呼ばれて入ってきて(白衣に着替えさせられ、ビデオカメラやデジカメ、ペットボトルのお茶を持ってw)、私の頭の横に立つ。
この感じだと11時前(23時前)に生まれると思うよ 」と助産師さんに言われて、「 よし!がんばろう!! 」と気合が入って、旦那ちゃんと目を合わしましたw
22 時半頃

そこからはあっという間。
なんどかいきみ逃しに「ヒーフー」の呼吸をしてから、いよいよ「 いきんでみよう 」に。
必死でいきんでたら、「目を閉じないで。股のほうを見るようにしてね」ということで、旦那ちゃんに肩を起こしてもらって、懇親の力でいきみ続けました。

2回いきむのを何度か繰り返して、「頭が出てきたよ。挟まってる感覚ある?」と言われたけれど、「早く出したい」の一心で、あまりよくわからず(笑)。
もう最後、というところで、看護師さんとドクターが入ってきて、みんなで「もう少しだよ、がんばれ、がんばれ」と言われる(笑)。

もうほんとに出てくるんだな、というのがわかったのは、やっぱり会陰が伸びてきて痛いな、と感じたから。
結局、「パチン」と会陰を切られたのですが、直前に麻酔もしたし、「もうどうにでもして」という感じ(笑)。
それよりも早く産みたかったし、正直、早く終わりたかったのです(笑)。

そして、下がちょっと痛いな、と感じつつ、最後に長くいきんだ後、ツルンと息子誕生~~
でも必死すぎて、出てきた感覚わからず(笑)。
息子もちょっとしてから泣いたしね。

2006年3月1日 22:49 3018g の元気な男の子が誕生しました。

あ~~~終わった~~~~~
それが直後の感想でした(笑)。
感動より何より、一仕事終えた安堵感、開放感。
泣くの忘れちゃったや(笑)

ふと隣の旦那ちゃんを見たら、泣いててびっくりして笑い(笑)。
あとで聞いたら息子の誕生に感動して泣いてたのではなく、今まで私が努力してた姿を思い出して感極まったのだそうです。
ありがとー!!旦那ちゃん!!!

私が下の処理をしてもらっている間、 まだ血がついたままでタオルに包まれた息子を抱っこさせてもらって、 初母乳をあげて 3人で記念撮影
やっと かわいいなぁ、という実感 がこみ上げてきました(笑)。

その後、隣の部屋で1時間半ほど点滴を打ちつつベッドで休んでいました。
その間、家族3人で。
また母乳をあげたり、双方の実家に連絡入れたり、写真撮ったりしながらほのぼのとした時間を過ごして、ちょうど点滴が終わった頃に、部屋に移動して、遅いご飯を食べ、旦那ちゃんは帰って、私は興奮しつつ就寝したのでした。


陣痛がはじまってからは、11~12時間くらいかかっていますが、最初は陣痛かどうかわからなかったし途中までは意外と耐えられたし、入院してからは4時間くらいで産んでしまいました。
今回の出産は、助産師さんと旦那ちゃんに支えられての超安産だったと思います。
ほんと、助産師さんってすごい!
そして何より頑張って生まれてきてくれた息子と、今まで見せたことのない醜態をさらしている私をずっとサポートしてくれてた旦那ちゃんに大感謝!!です。
ありがとーーー!!!


そんな感じの私の初・出産。
直後は、「こんなに大変なことはない。もういやだ」と思っていましたが、我が子を見ると忘れてしまう、というのは本当でした。
産めるんだったら、産めるだけ産みたいわ、と今は思ったりしています(笑)。
まぁ、次はまだ少なくとも2年はないですが。

長々読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
ダラダラ長すぎてごめんなさい。





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最終更新日  2007.03.20 23:31:16
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