とはいえ、京都橘の話はだいぶ長くなったので、これくらいにしておきます。再び口直しとして、格段に進歩した今年のBenefit Concertでの「星条旗よ、永遠なれ」と、アンコールのまたもや「Sing Sing Sing」を、別の撮影者(GForce183さん)の映像で観てみましょう。 「星条旗よ、永遠なれ」は、現地アメリカ人の指揮者の、いわば京都橘のレスポンスの良さを見切ったような細かな指示に、各ポジションがよくついていって、数あるプロアマの演奏の中でも、屈指の出来映えになったのではないかしらん。一方の「Sing Sing Sing」は、これまたここを先途と、「会場の天井も吹き飛べ」というような「猛演奏?」となりました。
最後にもう一つおまけとして、これはローズ・パレードではありませんが、今年春3月に行われた「2018京都さくらパレード」の様子( I LOVE BRASSさんの動画)を見てください。御池通りから寺町商店街を通って四条通までの、いわばノンストップ演奏というより、ノンストップアクションと言うべきパフォーマンス、見ものですよ。10分あたりの「パイレーツ・オブ・カリビアン」を見ていると、何やら海賊船に乗ってどこかへ連れて行かれるような気分に誘われる。どこに連れて行かれるのかは分からない(たぶん本人たちも分からない)けれど、人の波を押しのけ押し分け進んで行く彼女たちを見ていると、少なくとも、とんでもないことには、ならないだろうという気もして来ますね。 それにしても、追っかけの動画撮影者(ほとんど、オッサンですが)の多いこと。吹き出してしまいますが、それがあるからこんな話も出来るんですよね。