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2017.06.02
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こんばんは~。

さて,例のフィルム3本を見ていこうの2日目です。

突然ですが,よくイベントで聞かれることがあります。

「機材ってなんぼするんですか?」
「カメラ始めようとしているけど高くって」

自分の回答はだいたいこうです。

「ストロボは後でいいですから。まず撮れるもん買えれば大丈夫です」
「大丈夫,やる気になれば3万で初められます」
「正直言うと,始めるだけだったらフィルムのほうが安いです」

この3つです。


特に最後の話はF100が手元にあったら絶対にします。

ただだいたいはドン引きされますwww

まあ…そうだよね。

まずみんな持っているのはデジイチなんですからデジイチ買いたくなりますよ。日本人ですから。

それにランニングコストは確かにデジイチのほうが安いです。

でもケチる気になれば業務用400が1本あたり500円で用意できます。これ普通にプロの方使ってますからね?いいフィルムなんです。メッチャいいフィルムです。

それをキタムラに現像出して600円チョイ。工夫はココから。

刷らないでください。CDにしてしまいましょう。

さすれば500円で済みます。これで合計1600円チョイ。割りと高くないです。サバゲーよりも安い。競馬で1600円掛けたら1つのレースあたりの平均より少し高い程度。遊ぶと考えれば高いものではないです。

それに…‥いざデジタルでやって編集とか云々やって時間かかって手間かかってとかあるでしょ。そうじゃなくても写真なんで失敗作は嫌でも出てきます。それでああ~…と頭抱える方も多いはずです。

実はですねえ,フィルムの現像って実は自分たちが頼まなくても若干編集されて出てくるってことご存知ですか?ひょっとすると失敗作がいい塩梅になって返ってくることってのもあるんですよ?

というのも通常使うネガフィルムって現像の仕方の都合上,いざ刷る時スキャンする時に作業するスタッフの目だったりパソコンのプログラムだったりが絶対に絡むんです。

ネガのフィルムって陰画,反転したものなんで一見するとおどろおどろしい感じで返ってくるでしょ?アレを写真にする際,必ず何らかの手が入るんです。イヤでも。特に最近はチェーンのDPE店やネット現像に出されることが多い。作業する人や機械は見えないことが多い。

つまり 作業する人(もしくはプログラム)から見た『いい塩梅』というのが入ってくる もんなんです。一見するとイヤな話に見えますが,自分はこれ大賛成です。悪いことだと思いません。

写真って自分の目だけで見るとダメなことって多い。

自分がTwitterで写真を自動アップする理由でもあります。自分の写真って自分の思い込みや思い入れという極めて邪魔な要素が入るんです。デジタルだと個人で済んでしまう都合上,自分がいいと思ったそんなに良くない写真をずっといいと思い続けてしまうことがあるんです。

いざ写真をそれなりの量撮ってくると,この自分の思い込みがとにかく邪魔になるんです。

フィルムだと少なくともネガならばそれはまずありえません。他人が絶対に見るんで。そこで例えば自分の思ったのと違う写真が帰ってきたら……

「あれ?自分の技術があれだったのかな?」
「設定がダメだったのかな?」

といういい疑問ができてくれるんです。これが楽しみなんです。デジタルだとこれが味わえないんです。失敗したが笑えるようになるんです。笑えなきゃつまらないじゃないですか。

現実なんて嫌なことばかりで失敗したら最悪,存在すら否定されるでしょ?『失敗は経験だ』なんて嘘なんだというのを学ぶのが社会人です。不条理でしょう?

安心してください写真にはそんなのないから!!

写真には不条理なんてありません。それを心ゆく楽しむならばフィルムのほうがいいんです。デジタルだと自分にこもってしまうからね。自分が言うのも何ですが編集なんてなければ無い方がいいw

そしてもうひとつ,デジタルにはないモノがフィルムにはあります。

『リバーサルフィルム』

これです。これに抵抗感を覚える人というのも多いんです。

失敗したら…なんて。リバーサル(ポジフィルム)は陽画と言って現像したらすぐにそのフィルムが写真そのものになります。その分,ネガよりも失敗を許容してくれません。

でも先程の理論から行くと失敗なんてそこまで怖くないでしょ?現像代はネガよりも高くなるし,キタムラだと通常データ化してくれません。そこでトイラボさんとなるわけですが,こちらももちろんお値段高くなります。

でもフィルム自体もネガより基本的に高いんです。ちょっとプレミアムに遊んでみようとなって,その中に楽しいのあったら金もかけたくなるでしょ?これで怖くない。

しかもそもそもとして,人が思うほど失敗するの?という話でもあるんです。

はっきりいいます。 カメラの内蔵露出計(単体露出計でも可)がしっかりしてさえいれば案外失敗しません。構図とかどうこうは別にして…。

というわけで前置き長くなりました。リバーサルフィルムの写真を見ていただきましょう。

・アグファCTプレシーサ

これです。クロス現像する方が多いフィルムですが,今回は普通のリバーサル現像です。

リバーサルの現像には通常のものとクロスプロセスというのが存在します。この話は別の機会にしましょう。

あくまでもリバーサルはいいぞ!するのが主目的ですから。では。






















写りはソフト。色もソフトで落ち着いているけど,なんかこのフィルム自身がお気に入りを決めているような…そんな感覚です。

ヨーロッパの海辺の写真ってこんなイメージありません?

もしもここにDC-8とか写っていたら最高ですね(ォィ

まあそんな話を気軽にできるほど楽しめます。失敗なんぞ気にしません。

実際問題,今回失敗したのは感度が100でシャッタースピード稼げずに結果手ブレしたという程度というのが数枚と言った程度でした。

その他はこの通り笑っております。

さらにもうひと押しするなら…。このフィルムの主戦場って……

トイカメラ(ホルガとか)

なんですねえ。完全に最初から魂ある失敗をカメラに求めている分野です。最初から楽しむこと,笑うこと前提のフィルムなんです。

というわけで……いかがです?フィルムって何も怖くないんですよ。

笑ってください。下手な漫画数十ページよりも心のためになる36枚。あなたも。

明日は最終回。ポートラさんです。でもいつものポートラさんじゃありません。このポートラは……





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最終更新日  2017.06.02 22:21:53
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