衝動と成り行き系ドール&写真ブログ『こちら(株)高丘エージェンシー』

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2017.12.11
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テーマ: ドール(2318)
​​​​​​​​​こんばんは~。

すいません。

時系列がぐんにゃりしますが,今日の話でいいですか?

今日は例の……

年賀状ロケを敢行しました。

場所は予定通り,小鹿野長留諏訪神社であります。




いやあ…やっぱりこいつ着てもらうの大変でした。

すず「やっぱり今回も時間がかかりましたね…」

みほ「1人20~30分位かかったよね?」

一見シンプルに見えて割と複雑な構造をしています。調整箇所も多く,かなり時間を要しました。

すず「色抜きで選択して若干縮んだみたいですしね…」

みほ「帯大変だった~」

そんなこんなで出発準備だけで2時間を要し,14時半位にやっと現地についたわけです。


そしてここまで準備するのに更に30分ほどを要しました。

この撮り方も予定通りです。

シャロン「にしてもコンちゃんに…え?リモートレリーズ?それにAir1がホットシューについてない?」

色々おかしい感じです。


まず焦点距離…が,こちらは橋の長さが当初予想より短く結局ズームリング上では200mmに満たない感じとなりました。予定なら400ミリくらいやってのけたかったんですが仕方ないです。

ちなみにこれなら80-200が適応可能ですが,調整が固定しやすく三脚使用でレンズ本体の重さが有利に働くコンちゃんを予定通り使いました。またミニ三脚は高丘軍でこそあんまり使いませんが,ドール撮影では一般的に広く使用されるもの。変わったことはありません。

まあこれはいいでしょう。

次からがおかしくなってきます。


ドール撮影でストロボもあるのにリモートレリーズ装着。もちろんシャッターはバルブです。

理由は 絞りをF22と限界いっぱいまで絞った上にND8噛ませているから です。

謎です。

そして更に謎なのが……


Air1がホットシューから離れています。

もちろんこれではシャッターと連動しません。TTLは最初から使わないから,光量調整と発光はできますが通常こんな使い方をすることはありません。

さてなんでこんなことをするのか?

​ただ出来る限り被写界深度を得たかったからです。​

鳥居は一緒に撮りたいんですが,みほすずが小さくなるのもイヤです。となれば回析承知の上で絞りに絞って被写界深度を得たいんです。​なので絞りはF22。本当は絞れるもんならF50とかまで絞ってやりたいんですが仕方ありません。とにかくこれで鳥居を残しながら圧縮効果でみほすずをビックに写すことにしたんです。

ちなみに年賀状用なので現時点で写真を公開することはできませんが,これでも鳥居はパンフォーカスさせることはできません。でも鳥居というものとしてちゃんと背景には残ってくれます。恐らく通常ならボケてまず何なのかわからないと思います。

更にそこへ青フィルター付けたストロボ2灯をみほすずへ直当て,更にもう2灯を後ろから地面に置いて発光させます。これで被写界深度ブーストを狙います。また青フィルター2つを顔に向けることで自然光のWBからみほすずをガッツリ分離しています。もちろんストロボ無しでは自然光ではスローシャッターでもみほすずは暗くなってしまうリスクが高いため,照明としても重要な役割をします。正直,この役目のほうが大きいです。

Air1がホットシューから離れているのはテスト発光ボタンで任意に発光させているからです。平たく言えば一回の露光中に数回焚いています。これで露出5要素に発光回数というオプションを加えることでより広い幅で露出調整を可能にしています。

んで,ND8をつけたのは『フル発光で何度も焚く』か『出力をAir1で絞るか』の二択のうち前者を取ったためなんですが,これが成功だったかどうかはちょっと微妙wwwただ先程のとおり露出調整オプションとして発光回数を加えている都合,つける選択は全て間違いともいい難いという感じです。

ちなみにこの撮り方はだいぶ昔から構想があったんですが,セッティングがあまりにも煩雑なので今までやって来ませんでした。実際,今回も調整にはかなり骨が折れました。構図を作るにもピント合わせるにも苦労が伴います。もうあんまりやりたくないwww

ではこんな妙な撮り方を思いつくキッカケは何だったんだと申しますと……。多分,映画ファンの方ならこの撮り方,別に珍しくないだろうと思ったんではないんでしょうか?

極限の絞りの望遠レンズに限界まで高出力の照明。

これやってたのが……

黒澤明監督

というビックネームであります。

なのでこの撮影法を自分は

アキラマチック

と呼んでおります。

昔,写真やり始めの頃に……

ボケる写真よりパンフォーカスのほうがむずい

と思って,パンフォーカスの話を調べるうちにそんな撮り方をしていたという話を見て似たようなことしてみたい!!と思っていたわけです。

もちろん本物と同じでやるなら 『カツラが炎上するほど』 の人殺す気満々超出力照明とそれでやっと適正露出になる極限絞り望遠レンズという組み合わせ​ を用意する必要があるので当然手が届きません。

なので出来る限りの編成を今回やってみたわけです。うん,これ次やるのはいつかなあ…。よっぽどのことがない限り使わないでしょう。秘技ってレベルじゃないほど箱入りな方法になると思いますw

裏を返すと,これを毎度しかもマルチカム=複数台のカメラでやっていたという黒澤作品の凄さを感じるわけでございます。やっぱりもう一度くらいやらないと本物じゃないのかなあ?

でももう一度やるなら……

​F値22は既にもう価値が無いんですよねえ~。​

A005ならもっと絞れるかなあ?でもどうせF32とかそこらだろうから足りないんだろうなあ~。


結果,予定の年賀状写真を撮ることだけは成功したもののドール写真としてはあまりにも撮り足りない内容となってしまいました。​​

これはもったいない!!この場所のロケーションの良さをとにかくお伝えしたい。

今まで行った場所の中で最も独特な場所の一つです。確かにここは神社にしない選択肢はないな!!と思えるほど。蛇行する川にまるで島のようにポコンと飛び出た場所,空と周囲は針葉樹に隠され地面は苔の緑と枯れ葉そして独特な湿気を帯びた空気に包まれています。

あるのは鳥居と現世を繋ぐ橋,そして賽銭箱がなく壁も剥がれかけている古い境内。これだけです。第一印象でここはすごい…と思いました。こんなロケーション他ではそうそうありません。

いやあ,これはもったいない。なので予定変更。

来週18日もここで撮ります!!

ここはブラックボックス厳禁です。自然光を合わせなければつまらない。魅力的な自然光が来るのは恐らく9~15時までです。ここを狙って…。​レンズはもちろんDレンズと80-200でしょう。この3本以外使う気が起きません。

あんまり広がりすぎてほしくないんですが,誰にも知られていないというのももったいない。ちょうど零細な当ブログで程々に認知していただこうと思います。





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最終更新日  2017.12.11 22:07:37
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