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2020.01.28
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カテゴリ: 将棋
1月28日(火)

解説:阿部健治郎七段
解説:阿部光瑠六段
聞き手:加藤桃子女流三段
聞き手:飯野愛女流初段

阿部光:「現代の勉強法を一番上手く活用というか環境に適した勉強の仕方を
    しているのが藤井聡太さんなのかな~と・・・柔らかいのかなと」
   「澤田六段は奨励会入会からプロデビューまで早いですね(五年)
    こないだも電話で喋ったばかりなんですけど・・・」
飯野:「阿部先生は澤田先生と親交があると」
   「藤井七段は対局前に棋士室で詰将棋を解いているという情報が」
阿部光:「私の場合、対局前は疲れちゃいますね・・・」

飯野:「棋士の方の手に目がいってしまうことが多いんですけど」
阿部光:「将棋界で焼けてる先生って中川先生しか浮かばないですもん」
飯野:「山登りされてますからね」
阿部光:「ほとんどの方は肌白いですから」

振り駒で藤井七段の先手となりました。
飯野:「戦形は?」
阿部光:「捻らなければ角換わり、矢倉・・・相掛かり」
飯野:「澤田先生はたまに振り飛車を」
阿部光:「3日前の電話では戦形迷われていて・・・マスクは親知らずを抜いて
     腫れてるそうなんですよ」

飯野:「澤田六段の棋風はいかがですか?」
阿部光:「基本的には受けなんですけど、反撃というか攻める力もあるので
    カウンタータイプというんですかね」
   「藤井七段は攻守共に優れていてバランスが良いですよね・・・
    踏み込みも良いですよね、読みの深さと速さもあって」
   「A級とか強い先生は皆、隙っていうのが殆ど無い様な気が・・・」

飯野:「年齢も3つ違って関西と関東で分かれていて、どういった経緯で?(交流を?)」
阿部光:「銀河戦で澤田六段に2回負けて、よかったら教えて下さいって私から」
飯野:「VSの為にどこかで?」
阿部光:「いえネットで」
飯野:「今はそういう時代なんですね」

阿部光:「最近の将棋は序盤で終わっちゃうのも多いので」
飯野:「一手一手・・・」
阿部光:「慎重に・・・6三銀で先後同形ですね」
   「後手は基本的に待っている作戦なので・・・とは言ってもですが」
飯野:「6二金形でしたね」



阿部健:「こういう将棋は都会に住んでないと・・・現場の情報とか聞かないと
    分からない部分があるんですよね」
飯野:「先手の藤井七段の消費時間18分、澤田六段が31分」
阿部健:「意外と後手も時間使っていませんね」
飯野:「序盤の駒組みはノータイムで殆ど進んでいましたので」
阿部健:「現局面は後手に手広い局面なので大事なんですけど・・・」



阿部光:「ここからは私、阿部光瑠と阿部健次郎七段のW解説でお送りします」
阿部健:「この将棋は悪くなったら終わりという・・・」
阿部光:「(後手の)王様がむき出しになってますから」
阿部健:「4五桂の局面で同じ局面は28例あるようですが、先手が勝っている
     イメージですね・・・53手目の4五歩が新手なんですよね」



昼食休憩も入り、長考が続いております。
阿部健:「澤田さんは奨励会の時から体型が変わらないですね」
飯野:「対戦とかはありましたか?」
阿部健:「三段の時、1回」
飯野:「さっき阿部光瑠先生から聞いたんですが、普段からも小食で昼食も準備
    されるため対局室ではあまり注文なさらないそうです」

阿部光瑠六段があまりに澤田六段と親しそうなので
「なんですか、その美味しい立ち位置はっ」
「私、澤田ファンなのに、羨ましすぎますっ」と
加藤桃子女流三段が聞き手のとき、ポンポン言うてはりました(笑)

阿部健:「この戦形はコンピューターをどれだけ使いこなせるかという勝負になって
     くるかと思います」
加藤桃:「私、思いっきりゆとり世代なものですから」
阿部健:「私もそうですよ・・・思うんですけど、勝率一位になって
     タイトルも獲った上でコンピューターソフトを作り出す棋士が現れれば
     その棋士が最強なのかなと・・・」
加藤桃:「両方ですよね?」
阿部健:「アナログとデジタルと」
加藤桃:「盤上表現力とソフト開発と、そんな人・・・」
阿部健:「10年後位に出るんじゃないかと、その時に進化するのでは?」



加藤桃子さんと飯野愛さんの一週間はホノボノ。
癒されるわ・・・
持ち時間3時間の将棋で、対局者は長考合戦と化しております。
阿部光瑠六段の一週間は爆笑ですわ。
「どっかに・・・」ってナンヤネンwwwwwwwwwwwwwwww

局面は最終盤。
解説&聞き手とも無言で真剣に読むような難しさ。
阿部健:「うまく駒を渡さずに詰めろがかけられれば良いんですけど」
加藤桃:「(試しに)とりまっす!」
阿部健:「最後は詰む詰まないを読まないとダメですね」
    「・・・ここも分かんないですね」
加藤桃:「(後手玉は)どこに行くんですかね~7四か7三か取る?」
阿部健:「先手が勝つと思うんですけど・・・私が試されてるわ~」
    「読みきらないと一手も指せないですね、私は」
加藤桃:「(後手玉)いや~これ頓死しそう」
    「詰まなければ後手が勝ちですよね?」

澤田六段が残り20分、藤井七段は残り42分。
この時間の差が響いてくるかも知れないですね・・・

加藤桃:「5七歩は(阿部健先生が)評価値の候補に無かったっておっしゃってて、
     どうするんだろうねって話を」
    「5七歩って藤井七段の方に60%って出てますけど」
阿部光:「(数字)そのままだと」
    「・・・手数かかりますけど詰んでますか?」
    「なんか訳が分からない感じに見える」
    「4五桂は・・・結構、評価値揺れましたね」
    「これ、やっぱり良い勝負ですね。若干先手が勝ちそうです」
加藤桃:「お、7三歩!」
    「おっしゃってましたもんね。5一飛」
阿部光:「ため息が出てきました。いや~どう指すんですかね」

ひたすら検討タイム・・・

阿部光:「5一飛で差が出たかもですね」
阿波健:「・・・意外に駒得で差が出てますが楽勝という感じではなく際どいですね」

87手で終局となりました。
中盤に両対局者とも時間をだいぶ使っていたのが印象的。
藤井七段は先日の畠山八段戦の時と、途中までの同形で逆を持って指していて
後手であっても、今回の先手であっても勝利したんですが
一体、頭の中どないなってはるんでせうね。





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Last updated  2020.02.01 14:59:46
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