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2020.08.20
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カテゴリ: 将棋
8月20日(木)in福岡大濠公園能楽堂

解説者:藤井猛九段
解説者:村山慈明七段
聞き手:中村桃子女流初段
聞き手:和田あき女流初段

村山:「これだけ封じ手が注目された2日制の対局も珍しいんじゃないんでしょうかね?
    飛車を逃げるか飛車を切るか二者択一・・・」
   「常識的に考えれば2六飛車と逃げて・・・しかし、ここで飛車を切ってしまう手が。
    飛車と銀の交換なんですが」
自分だったら2六飛車ですが、予想は同飛車成との事。
激しい展開になるが期待を込めて見てみたいという村山七段のコメントでした。

対局室である能楽堂へ藤井棋聖が登場すると
カメラのシャッター音が響きます。
爽やかな色目の和服は師匠よりのプレゼントだそうでフレッシュな印象。
和田:「今回は封じ手三通も話題になりましたね」
通常二通ですが、第一局目の時にもう一通をチャリティにという木村王位の発案で
・・・まだ詳細は決まっていないようですが追ってお知らせがあるみたいです。

木村王位は黒いマスクで・・・スポーツ用のもののようです。
村山:「マスクつけて将棋指すのは大変ですからね」
和田:「息上がってきますよね」
特に終盤、フル回転で考えている時は少しでも息が楽なものをと皆さん考えて
いらっしゃいますね。
さて封じ手は8七同飛車成。
村山:「これは、あと何手かはスラスラ進むと思いますね」
和田:「お互いの棋風が出る(展開に)」

村山:「ここからは藤井猛九段とダブル解説でお送りします。この時間から
    ダブル解説って珍しいですよね・・・今日は聞き手に徹して」
藤井:「私が聞き手のほうが良いかな。将棋的にはね」
村山:「そりゃダメですよ・・・相掛かりの将棋はちょっと」
藤井:「望まれたら受けて立つでしょ?」
村山:「後手番の藤井棋聖の指し方はたまに」
藤井:「やるでしょ?私はどっち持ってもやらないからね、シロートだねw」
村山:「この辺(先手玉は6八、銀が6七)銀冠みたいになってますよ」
藤井:「(玉は)ここに居ないと」(2八へ玉をワープwwwwwww)
・・・ワダスは爆笑致しました。

藤井:「しかしね封じ手、やっぱりビックリしましたよね」
村山:「8七同飛車成ですよね」
藤井:「どう?」
村山:「いやー驚きましたよ、まさかという感じでしたよ」
藤井:「昨日の夕方からそんな気配あったけどね、ただホントに指すとはね」
村山:「8七同飛車のような過激なというか決断の手を指す時、2日制だと
    どういう心境なんですか?」
藤井:「封じ手が分岐に差し掛かるのは珍しい。一番困ったのは5択位ある・・・
    でも普通は2六飛車でしょ?十分戦えそうだもんね、あるいは
    2六飛車では自信が無いのか」
村山:「私も調べてきたんですけど、ちょっと後手が面白くない(変化がある)」
藤井:「じゃあ消去法だ」
村山:「かなり微妙なところですかね」

現地の中田八段&豊川七段と中継が繋がりました。
和田:「お二人、早速ですがマスクがお揃いなんですね?」
豊川:「地元のロゴが入った、呼吸しやすいんですよ」
藤井:「どうでした?朝の封じ手開封は」
中田:「時計だけ見てたんですよ、定刻になるまでね。そしたら木村王位に
    見られた気がしてドキっとしましたね。ホントにね~震えましたわ」
藤井:「立会人の仕事も朝のソレが終われば、特にないですね」
中田:「そうですね・・・豊川さんと遊べる感じですね」
藤井:「恒例の”対局者の様子はどうですか?”」
中田:「物凄い迫力ですね、横に座ってられないくらい怖いですね」
藤井:「(木村王位は)カド番だから」
中田:「二人とも怖い。二人とも将棋踏み込んでますよね?お互いガシャーンて
    ぶつかりあっているので」

一日目終了後はコロナ禍もあり、食事会も行われず対局者とは顔を合わせる事も
無かった為、昨夜の対局者の雰囲気などはお二人とも分からないです、と。
食事の話題になり・・・
豊川:「木村さんは皆さんご存じかも知れないですが、勝負が終わったら
    イカとカワハギの肝が食べたいって」
   「局面どうなんすか?これ。藤井さんどっち持ちですか?」
藤井:「今日は専門外だから・・・」
   「玉が薄いのは、不安定なのはヤなんで後手のが良いですね」
同飛車大学がツイッターのトレンドになってましたが、同志社大学のアカウントから
豊川七段のアカウントにコメントついていましたね。
オヤジギャグ万歳w

木村王位のおやつは、なめらかショコラムース+アイスコーヒーです。
苺がのってるのかな?ラズベリーですかね?
藤井棋聖はアイスティーとオレンジジュース。飲み物のみの注文です。
藤井:「さすがデビューして29連勝するだけのことありますね。
    私、そんな連勝続かないんですよ・・・途中で油断するんで。
    舞い上がるんですよ。無敵かと錯覚して調子に乗って連勝止まっちゃうんですよ」
中村桃:「(勝率)7割超えてれば凄く勝たれてる印象ですけども」
藤井:「将棋はゲーム性でね、そんなには一方的に勝てないもんなんですよ」
中村桃:「藤井棋聖は通算で8割4分」
藤井:「それはおかしい・・・」
中村桃:「藤井棋聖、本年度は18勝3敗、8割5分7厘」
うーん、どうかしている数字ですね(笑)

村山:「私も東京に居た時に、羽生研で木村王位に沢山教えて頂いたんですけど
    ”その危ない受けなら何とかなるんじゃないか?”ていう手を良く指されて
    でもやっぱり改めて攻め方を考えると容易じゃ無いな、という」
和田:「木村王位は指す時、ピシッと指されますよね」
村山:「諦められたのかな?っていう手つきは殆ど無いですね」
(現在羽生研は羽生九段、木村王位、松尾八段、青嶋六段になってはるようです)

後手7八銀で読みきりではないでしょうか?との事。
中村桃:「ここまで来たら藤井棋聖は逃がさないですよね?」
80手で投了、藤井棋聖が王位を獲得されました。

<インタビューにて>
~封じ手の辺りはいかがだったでしょうか?~
藤井聡:「少し苦しいのかなと思い、8七銀に2六飛車だと2七歩と打たれて
     早くなってしまうので同飛車で勝負しようかなと」
~その後3三角から5五角と・・・角を打ち合うような展開
 その場面はいかがだったでしょうか?~
藤井聡:「3三角のあとに8六歩から8八歩という攻め筋があるので、こちらにも
     楽しみが出てきた所があるような気がしました」

~本局先手番で相掛かり、飛車先の歩を交換して2五飛車という形は?~
木村:「やってみようと思ってたものでした」
~序盤手ごたえとしては?~
木村:「先手としては良いと思ってませんけど、まずまずのものだったかなと」
   「今日になって5五角と打ったのが、気が変わっちゃって6六角と打つつもりで
    組み立てていたんですけど予定を変更して(5五角を)打ってしまってから
    攻められる展開になって・・・」
~(封じ手の)藤井さんが飛車成と踏み込んできた所、控え室では2六飛が本命と
  考えられていたのですが・・・~
木村:「半分半分だと」

両者とも第二局が印象に残ったといった事をおっしゃっておられました。
今シリーズのターニングポイントだったかも知れないですね。
感想戦はカメラのシャッター音が凄かった・・・
村山:「粘りに定評のある木村王位の粘りをゆるさずに最後まで淀みなく・・・
    非常に強い内容だったと、二冠獲得にふさわしい一局だったのでは」

最年少二冠、最年少八段といった記録も更新されました。
局後解説では・・・
藤井:「八段を名乗るのは難しいかも知れませんね」
中村桃:「タイトルを重ねていくと九段」
藤井:「タイトル3期で九段・・・藤井聡太九段なんていつの話か分からないですよ?
    タイトルを全部失わないといけない」
(タイトルを保持している限りはタイトル名で呼ばれるため)
藤井:「だから”藤井九段”は私(猛)だけでいいやw」
・・・確かに番勝負で藤井二冠から3勝4勝を挙げるのは非常に大変なような。
10年後でも、まだ28歳ですもんね。
この先どうなっていくのか見守るには自分の健康に留意せねばw
あと30年くらいは死ねないなぁ(爆)





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Last updated  2020.10.03 22:35:24
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