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-itarin-

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2020.09.07
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カテゴリ: 将棋
9月7日(月)

解説者:松尾歩八段
解説者:伊藤真吾五段
解説者:黒沢怜生五段
聞き手:加藤桃子女流三段
聞き手:飯野愛女流初段

飯野:「鈴木九段があおがれている扇子なんですが、お弟子さんの・・・」
伊藤:「ちょっと意外な方でしたね」
飯野:「梶浦五段の」
伊藤:「尊敬している棋士とか師匠の扇子を持つことが多いんですよ。例えば藤井棋聖だと
    杉本八段の扇子を持ってるので有名なんですけど鈴木九段は弟子の梶浦六段の」
飯野:「いま六段で、五段当時の(扇子)を」
伊藤:「最近六段になりましたよね」
飯野:「いまお弟子さん、竜王戦でも活躍されてますが」
伊藤:「藤井棋聖は今回も杉本師匠の扇子ですかね」

伊藤:「藤井棋聖はまだ一手も指してないんですが(評価値が)1%上がりましたね。
    人間力でしょうかw」
飯野:(笑)
伊藤:「真面目な話をすると先手番が少し有利なんですね」
飯野:「評価値の話ですねw」

鈴木九段は四間飛車へ。
伊藤:「届きましたね(スタジオからの)私の声が。鈴木九段に。スタジオと連盟、距離が
    ありますけどね。想いが届いて良かったです」
飯野:「鈴木九段はアマチュアの方もお手本にしやすい将棋」
伊藤:「アマチュアの方は鈴木九段の将棋を並べておけば間違いないと思います」
   「プロ棋士でも小さい頃、鈴木九段の振り飛車を見て勉強してましたと、
    振り飛車党の方も沢山います・・・女流棋士は振り飛車多いですよね」
飯野:「(鈴木九段は)銀冠お好きですよね」
伊藤:「・・・普通の人の銀冠より二倍くらい固い。厚いんですよ囲いが厚い」

37手まで進んでいますが、あ、ちなみに藤井棋聖が先手、鈴木九段が後手です。
対局者の長考が続いております。
伊藤:「黒沢さんは鈴木九段と練習将棋指したりとか有りますか?」
黒沢:「奨励会員の時にかなりお世話になっていたんですけども・・・早指しでバシバシと
    教わった思い出がありますね」
他にも研究会を一緒にされたり、鈴木九段の対局の記録係を務められたりしてらしたそうです。
38手目4三銀。
伊藤:「藤井棋聖と対局したことありますか?」
黒沢:「練習でも無いですね」
伊藤:「イメージとして藤井棋聖がこの局面で踏み込むと思いますか?」
黒沢:「ここは仕掛けるイメージありますね」

飯野:「昼食休憩をはさんで56分長考で、(先手)2四歩と指したのですが前例が」
黒沢:「あるんですね?」
飯野:「指している方がなんと!谷川浩司棋聖」
黒沢:「当時棋聖」
飯野:「阿部隆七段(当時)と2000年7月に」
黒沢:「という事は20年前、てことは藤井棋聖は」
飯野:「生まれて・・・」
黒沢:「無いと・・・その時代からあったテーマ。20年の時を経て藤井棋聖が・・・」
黒沢五段によると現状、先手の方が玉が固いので・・・後手の理想的な展開は飛車交換になり
九段目に飛車を打ち込みたいとの事。
持ち時間の差は藤井棋聖の残り時間3時間11分、鈴木九段の残り時間4時間44分。

セクシー松尾八段が解説に登場されヘッドセットの耳がしわわせ。
大盤の駒を動かす手もお美しいです。
現在、藤井棋聖が長考に入っているので松尾八段と加藤女流が
予想手、予想展開を大盤でやってはるのですが
61手目3一竜、40分ほど時間を使ってらしたようです。
松尾:「後手の受け方が急所になってくるかも知れないですね」
   「(63手目)7四歩・・・違和感が無いというか、さすがにソフトと一致してますね」
加藤:「どう対応していくのか」
松尾:「鈴木さんが藤井さんの攻めをいなして反撃のチャンスを窺ってる所ですかねぇ」

伊藤:「7五歩を起点として(先手は)攻めが繋がるんですかね。銀を引くよりないんですね」
松尾:「ここでどうやるんですかね?」
伊藤:「さてこれは実力が問われそうだなぁw」
松尾:(笑)
伊藤:「(先手は)桂馬があればね」継続手があるとの事でしたが・・・
松尾:「(AIは銀の引き場所を)6三銀がベストって。モニターに映ってるので見えちゃう」
伊藤:「こっちの方が良いんですか?!人間は(8三銀)こっちでしょう」

一直線に手を進めると藤井棋聖が勝つ変化が多いとの事。
松尾:「鈴木先生は割と正直で”まいった~”とか言ったりするときあるんですよねw」
   「”こまったね~”みたいなね」
伊藤:「あんまりそういうので嘘言ってるのは聞いたことないですからね」
松尾:「それで嘘っぽくボヤクのを”三味線を弾く”とか言いますけど、そういう感じ
    全くないですね」

最終盤、慎重に慎重を重ねて時間を使う藤井棋聖。
86手目まで進み評価値も差が出ています。
黒沢:「相当、後手が苦しそうですよね」
伊藤:「あの4二竜って飛車をとって角を切っていったじゃないですか、あの辺ちょっと
    驚いたんですけど、ああやるものですか?」
黒沢:「凄い踏み込みでしたよね」
伊藤:「形勢に余裕がありそうだったので、じわじわいくかなと思ってたんですけど・・・」
黒沢:「色々ありそうだったんで、ほんとに。でもこの寄せ見ると、寄ってるんで」
伊藤:「藤井棋聖の中で一番早い勝ちという判断なのですかね」
黒沢:「最短の寄せを目指してる感じがしましたね」
伊藤:「距離感が素晴らしいですよね」
藤井棋聖は6:4を8:2にする力が凄いというコメントが印象的でした。

先手103手で藤井棋聖の勝利。
恐ろしい事に順位戦は1敗しかしていないんですよね。
加藤:「本局振りかえっていかがでしたか?」
伊藤:「2四歩以下の攻めを上手く対応出来ると思ったら上手くいかないな、いかないなと
    ちぐはぐになっていって2三歩を軽視したというのが大きかったみたいですね」
加藤:「穴熊の指し方が勉強になる一局でした」

そっから先の黒沢五段と松尾八段の穏やかな通し解説も癒しみ。
黒沢:「2四歩と仕掛けてから悪そうな局面が無かったですね」
松尾:「優勢から勝勢にもっていくのも早かったですね」
   「(順位戦今後の予定を見て)藤井さんと対戦という事で(誰もが)力が入ると・・・」
   「皆さん実力者で」
黒沢:「(それぞれ)持ち味が」

地味で渋い手も指せれば、派手にスパッといく手もあって
緩急が見事だと解説陣がおっしゃっていました。
第四回戦、藤井棋聖は谷川浩司九段と対局です。





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Last updated  2020.09.17 21:43:19
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