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2020.10.09
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カテゴリ: 将棋
10月9日(金)

解説者:飯島栄治七段
解説者:遠山雄亮六段
聞き手:竹部さゆり女流四段
聞き手:飯野愛女流初段

<対局前インタビュー>
豊島:「経験豊富な方ですので難しい戦いになるかと思いますし世間から注目される
    対局になるので良い戦いにしたいと思います」
   「(羽生九段とのタイトル戦は)これで4回目なんですけど、ふとした時に
    信じられないような気持ちに戻ることもあります」
羽生:「(50代になって)自分自身の将棋も変わっていく面もありますし、
    将棋界の戦術も日々変わっていってる実感はあります」
   「(豊島竜王は)安定感がありますし、ここ数年は充実されて
    研究も深いという印象です」

飯野:「20歳差なんですよね、お二人ちょうど」
飯島:「羽生九段が最初にタイトルとったのが竜王なんですよね。第2期だと
    思うんですけど今、第33期だから31年経ってる訳ですよ」
立会は森内俊之九段、立会&新聞解説が野月浩貴八段。
セルリアンタワー能楽堂にいる関係者も多いですね。
佐藤康光会長の姿も映っています。
羽生九段は紺の羽織に薄いグレーの袴、豊島竜王はベージュの羽織にグレーの袴。
飯島:「羽生世代を代表する方々が(カメラフレームの中に)」
飯野:「オールスターですね」

振り駒は協賛・野村ホールディングスの代表の方が担当。
と金が四枚で羽生九段が先手になりました。
矢倉へ誘導するも、豊島竜王は7四歩と急戦調で7三桂と跳ねます。
飯島:「僕ちょっと今日は解説しないでトークをするもんだと思い込んでたんですが」
飯野:「こんなに盛りだくさんな」
飯島:「結構むずかしい将棋ですかね・・・豊島竜王、考えてきてますね。
    夏ぐらいに調子を崩されたとかインタビューでお見受けしましたけど
    戻されましたね。色々対局が多かったりね叡王戦も9局まで戦われましたし」
飯野:「先生、好きな季節はあるんですか?」
飯島:「春から夏はいいんですけど、冬は寒いし・・・」
飯野:「家出たくないな、とか」
飯島:「寒いと体が固まっちゃいますね」
   「渡辺明名人は”冬将軍”って僕と真逆な」
(渡辺名人は竜王戦9連覇、通算11期)

来期の竜王戦2組は藤井聡太二冠と渡辺明名人が居るので、棋士間では1組より
大変なんじゃないか?というお話が出ているそう。
飯野:「今期三番勝負に進んだ丸山九段も2組からですもんね」
飯島:「(1組と2組は)ギリギリの戦いですから・・・1組はマモノが棲んでるって」
午前おやつの速報が入りまして
豊島竜王が安定のフル盛り、羽生九段がプリンアラモード+オレンジジュース。

飯島:「午前中から駒がぶつかりそうな・・・」
飯野:「6四歩の局面なんですが竜王戦4組昇級者決定戦で高見(当時)叡王と
    遠山六段が指されているそうで」
飯島:「じゃあ本人がくるから普通に喋ってもらえばw」
飯野:「色んな変化が聞けそうですね」

飯野:「さぁ先生お待ちしてました!」
   「7九角39分考えて羽生九段が引いた所なんですが、この局面!2年前に!」
遠山:「去年は佐々木大地五段と指しましたね」
   「最近誰も指さないんで終わったかな?と思ったんですが竜王戦で・・・
    驚きましたね」
飯野:「え~早い!」(6五桂を10分考慮で豊島竜王が指されました)
遠山:「おそらく豊島竜王は、かなり対局過多で・・・叡王戦が終わって一息ついた所で
    研究し直して自信を持ってきてるって事でしょうね」
   「・・・え?」(羽生九段が2四歩と応じました)
   「朝から2時間経たない内に驚かされる一局ですね」
   「18手目で銀桂交換?史上最速じゃないですかね?これ2日間持ちますかね」

遠山:「女流棋士だと竹部さんだし、男性棋士だと田村七段なんかがケンカ殺法的な
    指し方でお二人をもってしても、ここまでの凄い早さの展開は無いですよね」
竹部:(笑)
遠山:「超難しいですね、全然形勢が分からない」
   「1日目と思えない解説ですね」
竹部:「結構やれてますよ、お互い。これは流行るんじゃないですか?」
遠山:「(この戦形)ずーっと胃が痛いんですよ」

竹部:「ABEMAの控室が同窓会みたいになってますけどw」
(遠山六段、竹部女流、飯島七段は同年代だそうです)
飯島:「ちょうど羽生竜王の(誕生した)第2期が私たちの原点というか、プロを
    目指す起動した年というか」
竹部:「想像できましたか?あの時の憧れのヒーローが未だに現役でタイトル戦を
    戦っているという」
飯島:「マンガというか映画というか現実味が無い感じがしますね」
   「七冠て他の世界で何に例えたらいいですか?って例えようがないじゃないですか」
   「わかんないですよね。さらに100ですから・・・(苦笑)」
竹部:「国宝級の方であると」
   「全盛期だけでは達成出来ないですね」
大山十五世名人のお話も出ていましたね。
この後の雑談がチョー楽しかったです。

さて前日の検分の様子と前夜祭の映像が流れます。
コロナ禍のためソーシャルディスタンス的な空間の取り方で。
配慮しつつイベントも徐々に開催されるようになるのは、ファンに
とって有難いかもです。
対局者の昼食は豊島竜王が国産牛の網焼き”ステーキ重”温野菜添え。
羽生九段は特選かるめら黒印度カレー。
・・・美味しそうなのは間違いない。

<将棋界の一週間>
なかなか濃密。
10/2(金)朝日杯一次予選 勝又清和vs西尾 明
              勝又清和vs阿部光瑠
              野月浩貴vs藤森哲也
10/3(土)霧島酒造杯女流王将戦三番勝負第1局 西山朋佳vs室谷由紀
10/4(日)将棋日本シリーズJTプロ公式戦 永瀬拓矢vs斎藤慎太郎
10/5(月)王将戦挑戦者決定リーグ 豊島将之vs藤井聡太
10/6(火)王座戦五番勝負第4局 永瀬拓矢vs久保利明
10/7(水)ヒューリック杯棋聖戦二次予選 鈴木大介vs佐々木勇気
10/8(木)順位戦B級1組 永瀬拓矢vs郷田真隆
・・・永瀬拓矢王座のスケジュールが鬼。
ニュースで取り上げられてたのは王将戦ですね。
1分将棋で間違える局面へ持ち込んだ豊島竜王の技術が凄いと思います、との事。
個人的に王座戦第4局の終盤はリアルタイムと録画マイリストで2回観たw

現地の戸辺誠七段と中村桃子女流初段と中継が繋がりました。
今回、対局者の等身大パネルが飾られてます。
前夜祭にファンの撮影用として利用されていたそうで、またパネルの小さい版まで・・・
どんな楽園なの(笑)
竜王戦グッズの手ぬぐいも良いですね、欲しいなぁw

遠山:「兎にも角にも2日制の1日目とは思えない位の変化ばかりですね、困りますね」
   「派手な手が出てきて喋ってる分には楽しい、観てる人も楽しいですけど
    やってる人はたまんないですねw」
   「ほんとにメガトンパンチが入ると終わりなんで・・・対局者は相当
    神経を使う将棋です」
3時のおやつは豊島竜王がフル盛り+アップルジュース、
羽生九段は無花果のタルト+コーヒー。

22手まで進み、先手の羽生九段が1時間以上長考されております。
解説陣も難解だと悩む局面。
飯島:「こっから30手くらい続く将棋でも無さそうな・・・30手くらいは続くか」
遠山:「咄嗟に対応が分からないなぁ」
(ものすごーく大盤で検討中)
遠山:「一個ずつ考えてたら時間経ちますよね」
飯島:「・・・確かにこれは指せないですね」
   「現時点で3通りあるんですか?」
遠山:「踏み外すと負けちゃうから手が出ないですよねぇ」
飯島:「人間将棋でやっちゃいけないやつでしょ(動いてない駒が一杯ある)」
ここらへんのやり取りはオモシロカッタです!

27手目で封じ手となりました。





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Last updated  2020.10.19 23:48:32
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