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2024.09.29
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テーマ: 将棋(413)
カテゴリ: 将棋




https://www.youtube.com/watch?v=Y0-176pdqyI

~好きな言葉は?~
佐藤天:「座右の銘みたいなことを考えてきてなくて…軸があるとしたら
     モーツァルトの存在が自分の中では大きい」
    「将棋をやっていく上でツライ瞬間もあるんですけど、そこで
     彼の音楽に癒してもらったり…」

音楽も将棋も”言葉”で構築してる世界では無い、との事。
たぶん感覚的なモノなのかな~?と愚考したりする訳ですが。
”言葉”で表現するには難しいですよね。
とはいえ、天彦九段は言葉での表現力もめちゃくちゃ高い方だと思うんですけど。

~貴族というあだ名に関しては?~
佐藤天:「今となっては親しんでもらえてると思うので、そこは純粋に
     嬉しいですし…最初の頃は照れとか戸惑いがありました」

~ファッションのこだわりは?~
佐藤天:「二十歳頃にアン・ドゥムルメステールていうブランドに出会いまして」
    「自分が好きな要素、中近世のヨーロッパの雰囲気を感じさせる…」
    「ファッションはトレンドを追っていく動きになりがちですが
     彼女のイメージや美学を繰り返し濃縮した華やかなディティールと
     街で着てもおかしくないバランス等が、好きになって」

~先日作曲家デビューされたと~
佐藤天:「30代前半から作曲を習い始めまして…習い始めて半年くらいに
     作った曲で。習っている中島先生に(友人でもありますが)
     編成して頂きホールで演奏を」
    「作曲家の気持ちが想像できた、というか処刑台に上がる感じ?」

…すごい例えがwwwwwwwwwwwwwww
将棋はある程度ノウハウがあるが、音楽は素人なので「これが良い」と
思ってもらえるか、大丈夫なのだろうか?と無の境地に…だそう。




~どのように将棋と出会いましたか~
佐藤天:「通学路に将棋道場があったのが大きい、恵まれていた点です」
    「父や兄の他に、森田将棋という将棋のソフトも最初の先生でした」
    「両親共働きだったので、学童保育に行ってたのですが途中で無くなり
     代わりに将棋道場で遊んでいたというか」

空想のアウトプットが将棋だったと。
相手に勝たないと自分の夢を実現できない、自分と他者との向き合う場だった。
プロを目指すために…小学生時分から厳しい世界ですよね。






<第二編>

https://www.youtube.com/watch?v=eWEZCgbDVGk

~お好きな駒は?~
佐藤天:「飛車ですね…佐々木大地さんも言ってたんですけど
     (玉より)飛車を追いかけてばかりw」
    「自分のイメージの飛車って空中を自由に飛び回る感じ」

~将棋の魅力とは?~
佐藤天:「…音楽の即興演奏みたいに、こっちがこう引いたら君はこう来るね
     みたいに対話的なお互いが表現し合う場として機能すると一番将棋らしさが
     感じられる”名局”になるのかな、と。と同時に勝負でもある」

また第76期(2018年度)名人戦第一局について…佐藤天彦名人(当時)は
負けてしまった局ですが、将棋大賞の名局賞を受賞。
横歩取りのポテンシャルが限界まで引き出せた事に対しファンの心に届いたのでは?と。
A級順位戦の血で血を洗う戦いについても…厳しい精神状態の中で一年間戦わないと
いけないが、極限の最終盤で不思議なシチュエーションが生まれたりする、との事。

佐藤天:「(会社員では)一度社長になったら次、部長に降格はないじゃないですか」
    「いつかは衰えていくんでしょうけど…降格したくないドロドロした気持ちが
     前面に出てて、客観的にみれば一番の見所なので」





<第三篇>

https://www.youtube.com/watch?v=WUl1vmZOEVQ

~18才でプロになられて実際、プロの世界はどうでしたか?~
佐藤天:「濃いですよね、狭い世界なので」
    「…原始的な村に生きてる、人となりが(将棋で)分かっちゃう」
    「勝負に勝つために(精神を)さらけ出すしかない所」

~名人獲得時のお気持ちは?~
佐藤天:「名人が初めてのタイトルでした。それまでもタイトル戦には出ましたが
     羽生さん、渡辺さんに阻まれて、その中で3度目の正直というか」
    「取れる時に取らないと機会がいつ来るか分からないので…」
(当時は羽生vs森内で11年間名人戦を戦っていた羽生世代全盛期)


~トップを走り続ける難しさは?~
佐藤天:「結果を残し続ける難しさですよね。自分の良さ、根底になっている価値観が
     今の今だとAIとか、別なものの影響で崩れ去ったり…もがいていかないと
     いけない点がすごく出てくる」

~振り飛車への転向は?~
佐藤天:「AIが言ってる事をそのまま模倣して定跡を形作る感じになると、どこに
     その人の美学があるのか見えづらくなる」
    「居飛車の世界では自分の価値観を出していくのがどうも難しい上に…
     ピュアに局面を見れてないんじゃないか、と」

名人失冠(第77期2019年・豊島戦)や2023年8月A級順位戦・中村戦などで
バランスがとれなくなった、追いやられて(振り飛車へ)逃げてきたイメージだそう。
大山十五世名人や藤井猛九段の将棋の良さを以前よりも分かったからこそ
指しこなせているのではないか、とのお話しでした。

佐藤天:「(振り飛車については)思った以上の反響を頂いています」





<第四編>

https://www.youtube.com/watch?v=zlSU3nQhWeI

~上は羽生世代、下は藤井聡太竜王名人や伊藤叡王が居る中での将棋界は~
佐藤天:「色んな切り口があると思うんですけど昨今の”観る将文化”…AIの評価値で状況が
     観て分かる、圧倒的なスター(藤井聡太竜王名人)の出現、ネット中継など
     音楽や絵画などの鑑賞に若干将棋も近づいてきたのでは?」

サッカーや野球でも競技性だけを追求しているとファンは
そのチャンネルを魅力と感じてずっと観てくれるのか、どうか。
どこか自分の美意識やこだわりを食い込ませないと一般のファン層は
反応してくれないのでは?…すごい分析と表現力。

~YouTubeチャンネルを開設した動機は?~
佐藤天:「飲み会のノリで…」
元々、天彦九段はXのスペースでラジオ配信的なものをやっていて
武富女流は動画編集などに興味があり、西山さんは将棋のニッチな良さを感じていて
タイミング的にハマった感じみたいです。
一門もそういう撮影理由がないとなかなか集まらないし、との事。

https://www.youtube.com/watch?v=qBqeQNurUp0

衝撃の絵面w


~棋士としての目標は?~
佐藤天:「カオスな今の将棋界ですから…」
AI数学的な部分と美学的な部分を示していける説得力ある結果を…とのお話しでした。
もっと突っ込んでトークされてるので
YouTubeを観て頂いたほうが、もちろんモアベターやで。

自分は天彦九段の動画で「将棋の時間」チャンネルを知ったんやけど
他の棋士の先生方も登場されてるから、今後ゆっくり拝見したいと存じます。













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Last updated  2024.09.29 14:35:42
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