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名残りの季節にふさわしい藁灰を焼いてみました。用意したのは、お菓子や海苔の入っていた平らな缶、藁、アルミホイル、ガスコンロ、七輪でも。稲藁を缶に入る長さ、20センチほどに切り、枯葉を取り、薄い塩水に15分ほどつける。塩水を軽く切り、アルミホイルを広げて、藁を10センチ幅ほどひとならべし、四辺をたたんで四角く包む。2~3重になるくらい。これを必要なだけ作り、缶に入れる。重ねても大丈夫。缶の蓋をして中火にかけると、初めに塗料が燃えてにおいもしますが、5分ほどすると燃えきって落ち着きます。今度は白っぽい煙が缶の中からもれてきます。この煙がでなくなったら出来上がり。蒸し焼き完了。15分から20分かかります。写真のようになります。四角い缶を使いましたが、丸缶の場合、蓋に2箇所ほど穴を開けるといいそうです。鉄風炉の灰型の寸法を図り、紙に図を書き、図の上に藁を切っておいていき、灰の上に置きなおせば完成です。裏千家では、二文字押切りか丸灰になります。趣向によって、藁のほか、もみがら、わら縄でも。少し崩れた藁灰は、夜話の茶事で、火鉢・手あぶりにも使えますから大切に。
2005年10月23日
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