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さて今日は最後に残ったトライバルスタイルについてこれはもともとアメリカのヒッピー文化が生んだスタイルで(アメリカ人が思う)民族色の強いスタイルを指したようですが、今の日本では「ヒッピー」というより「都会的」「オシャレ」な印象の方が強いかな???特徴としては黒×シルバーを基調とした衣装に胸当ての部分がコインで出来た「コインブラ」。そして髪飾りや衣装の装飾として毛糸等を多用すること。先に紹介した「ジプシースタイル」と被る部分もあって衣装だけで明確な区別するのは難しいのですが、こちらは「裾の広がるスカート」にこだわることはなく「パンツスタイル」だったりもします。音楽で分けると明確な違いがあるのですが、これはまた別の機会に♪若者の集う深夜のクラブイベントなどではトライバル系の衣装が好まれるようです。例えば、トライバルスタイルの代表といえばこの2人(ダンサー:E-chan&Milla)さらに・・・こうなってくるとトライバルの進化系として「ネオ・トライバル」と呼ばれたりもします。最近流行の「エロカッコイイ」系ですね。このように東京のベリーダンスシーンではそれぞれのダンサーが個性に合わせて好きなスタイルを取り入れ、それをまた自分流にアレンジして新しいもの創造して・・・とどまることなく進化を続けています。着物をアレンジした和風のベリーダンス衣装なんかも登場したり。ひとりのダンサーがひとつのステージの1部と2部でガラリとイメージを変えて登場することも多く、彼女達のオリジナリティー溢れる「衣装」を楽しむこともまたベリーダンスの見どころのひとつとなっています。
2006.02.17
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昨日の続きで今日はジプシー(ロマ)スタイルの衣装について中東で生まれたベリーダンスは、ジプシーたちによってインドやイベリア半島に伝えられたとも言われており、インド舞踊やスペインのフラメンコと共通する雰囲気を持ったスタイルもあるのです。ジプシースタイルの衣装の特徴は裾の大きく広がるテンヤードスカートと、腰や頭に巻くスカーフのカラフルな色使い。踊りのポイントの一つは広がるスカートを使ってのダイナミックなスカート捌きです。比較的露出が少ないためか、野外でのイベント時に好まれるようです。例えば・・・歌舞伎町広場にて(ダンサー:キャラバンテント)横浜中華街にて(ダンサー:kiki&アフロディア、sali)道行く女の子達からは「カワイー!」という声があがります。女性に人気が高いスタイルかな?ジプシーたちの旅を描いたトニー・ガトリフ監督の映画『ラッチョ・ドローム』を見てベリーダンスをはじめた人は(結構たくさん!)このスタイルのダンスや衣装から入るケースが多いようです。
2006.02.16
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最近、日本でも「ベリーダンス」という言葉くらいは聞いたことのある人が増えてきたように感じます。でも実際生のベリーダンスを見たことのある人はほんの一握り。では「ベリーダンス」とはいったいどんな踊りなのでしょうか?ルーツは諸説あって、実際いまのところ明確な答えは出されていないようなのですが、『古代エジプトで、出産を助ける三人の女神を奉り、繁栄と豊穣を祈って踊られたことがはじまり』という説が有力のようです。現代でもエジプトの結婚式では子孫繁栄を祈って必ず踊られています。詳しい歴史や名前の由来はインターネットで検索すれば色々と出てきますので興味のある方は調べてみてくださいね。さて、「ベリーダンス」とひとことで言っても、実は踊り・衣装・選曲などなど様々な要素によって多種多様なスタイルに分別されます。今日本で人気のあるスタイルは、超大雑把に言うと●オリエンタルスタイル●ジプシー(ロマ)スタイル●トライバルスタイルの3つでしょうか。音楽や振り付けをブログで表現するのは難しいので、いちばん分かりやすい衣装で紹介してみます。まずは「オリエンタルスタイル」発祥であるエジプト・トルコ・レバノンなどアラブ地域のスタイルで最もトラディショナルかつ普遍的に根強い人気のあるものです。オリエンタルスタイルの衣装はこんな感じ(モデル:NICOLE&タブラクワイエサ)ビーズやスパンコールを多用したセクシーできらびやかなものです。オリエンタルスタイルではスカートをつかんで踊ることはないのでタイトなものや、あまり裾の広がらないものが主流です。この続きはまた明日~
2006.02.15
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高田馬場にあるトルコ・レストラン「マルマラ」でベリーダンスのショーを見てきました。ダンサーはオーストラリアでベリーを学び、4年前に帰国したというMARIKOさん。私がベリーダンスのイベント(東京イフティファール)を主催していることを知り、HP経由で突然のメールをくれたとても積極的なダンサーさんです。日本ではどこかのスタジオに所属することもなくひとりでショーやレッスンを企画してがんばっているという彼女。応援したいダンサーがまたひとり増えました。私がダンサーさん達に提供できるリソースのひとつはズバリ「生演奏」。日本ではまだまだベリーダンスはCDやMDで踊るのが圧倒的。でも絶対「ライブ」で踊った方がイイに決まってる。ミュージシャンが奏でる音とダンサーの体の動きがひとつになった時、必ず新しい感動が生まれます。「全てのダンサーに生演奏を!」をモットーにこれからも彼女達を応援し続けます!!!
2006.02.14
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