
庭先の岩の隙間に白い花が咲いていた。冬枯れの庭にはどのような花でも貴重である。
種漬け花。棒状の小枝のように上を向き途中で切れたようになっているが実である。
その昔、籾を撒く際、芽出しが良くなるようにと水に漬けるのが農作業の始まりであったが、その頃に咲く花なのでこの名が付けられたらしい。
当時の農業は、度重なる飢饉で蒔く種がなく、高い借り賃を払って籾を確保したらしい。
*
正に、苛斂誅求と飢饉のダブルパンチの歴史の始まりであった。
種籾も食しなければならないひもじい生活の中、この花の種が籾であったらと思ったかも知れない。
これほどまでに遠祖が苦しみぬき、そして今がある。
今日行った家電センターでは、石油ストーブが売り切れであった。悩みの種は違っても、遠祖の苦労を想うにつけ、今までの暖房器具でこの冬を過ごそうかとも想った。
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