「トラソルの鳥籠」

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June 3, 2009

抱いた未来、飛んでった。

カテゴリ：日常

中学時代の恩師が言っていた言葉をふと思い出した。

チャンスっていうのは
自分の真上に浮いてる
風船みたいなもので、
たくさんあれば有る程
つまりはチャンスが
増えるってことで、
それを自分がどれだけ
ジャンプしてその風船を
いくつも掴めるかが大事
なんだという話。

今私の頭上には数えきれてしまう程の風船しか見当たらない。
一体いくつ、自分から掴んだ風船を手放して、もう戻ることのない空へと飛ばしてしまったのだろうか。
私の手元に風船は留まるのだろうか。
全部飛んでいってしまうのではないだろうか。
周りの友達は風船を掴んで幸せそうに笑ってるのに。なんで今私の手には風船がないの?
怖い。怖いよ。
すがりたいのにもうすがりたい人達は境遇が違ってしまった。苦しみから解放されてしまった。
その状況こそが苦しみ。悲しみ。
潰れそうになる。
浮かんでは飛んでいって
浮かんでは割れていく。
また風船を膨らませて私の頭上に浮かべなければならない輪廻。

頑張る。頑張れ自分。
あと少しで風船にきっと届くから。

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