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@かぼちゃ @ Re:久々で忘れていそう(02/23) >うさぎ1455☆さん ボクも半分内容を忘れ…
うさぎ1455☆ @ 久々で忘れていそう こんばんは。このシリーズ、最初の方に読…
あむあむ108 @ Re:初野晴「退出ゲーム」(12/18) はじめまして。 楽しく読みやすい文章に…
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2008/08/19
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カテゴリ: ミステリ

妃は船を沈める
所有者の願い事を3つだけ、かなえてくれる「猿の手」。“妃”と綽名される女と、彼女のまわりに集う男たち。危うく震える不穏な揺り篭に抱かれて、彼らの船はどこへ向かうのだろう。―何を願って眠るのだろう。臨床犯罪学者・火村英生が挑む、倫理と論理が奇妙にねじれた難事件。


今年は有栖川さんの新刊ラッシュの年らしいです。
作家シリーズもこの作品で8作目。時代の流れに合わせて、助教授から准教授へと役職名も変更。
全部読んでいると思いますが、そんなに出ていたとは… 感慨深いですねえ。

今回の作品は中編2編から構成されていますが、有栖川さんいわく「ひとつの長編として読んで欲しい」とのこと。
今回の舞台がボクが住んでいる大阪市のためか、いつもよりも感情移入して読めました!
やはり知っている地名が出てくると嬉しいもんですねw

また帯には「かつてないほどの強敵!」と書かれていますが… それほどでもなかったかなあ。
過去の作品に出てきたキャラで、もっと強烈な犯人がいましたしねえ。
最終的に火村が勝つと分かっているせいで、若干補正がかかっているせいもあるかもしれませんがw


しかしこの作品の何が一番面白かったって、ジェイコブズの『猿の手』に対する火村の解釈なんですよね。
火村にかかると、ホラー小説ですら論理的に解釈されてしまうんですねw





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Last updated  2008/08/20 12:00:27 AM
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