Dennis, Arsene & Arsenal

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2018.04.25

ヴェンゲル劇場の終焉　－アーセナル監督として一時代を築いた漢に思いをよせて－

(5)

カテゴリ：アーセナル

(2005年11月2日撮影　ハイバリーにて)

忙しかったのとモチベーションが保てなくなっていたので 1年ぶり の更新です(汗)．
(その間アクセスしていただいた方々，ありがとうございます．m(_ _)m)

じゃあ，何でいまさらアップなのか？

お察しの通りです．

ボス の 退任 (解任？)です！！！！
(ついにその時が来たか・・・

)

昔話から始めますので長くなります．

このブログは 2005年6月 から開始したものですが，

長女が生まれたことがキッカケでした．

赤ちゃんのことをのんびり書こうかなと思って始めたものの

アーセナル とスイーツを中心とした食べ物のブログに

すぐに変貌していってしまいました(苦笑)．

今でこそ，“ Dennis, Arsene & Arsenal ”というブログ名ですが，

初期設定でつけられた名前から後日変更したブログ名は，

“ Sweet Wenger ”という臭過ぎる名前でした(冷汗)．

その頃はちょうど今以上に アーセナル にのめり込んでいた時期で

少しでも新しい情報を欲しくて

Arsenal.com，BBC sport，Daily Mail Footballなどを読み漁り

地球を7回半まわれ！(Little Piggyさん)や

Scumbag(削除されてしまいました)に影響を受けながら

ない英語力をフル回転して，皆さんと情報を共有したくて邦訳してアップしていました．

嫁には家にいる間ずっとPCに向かっていると怒られ，

英語表現が難しかったり，わかりにくかったりした時に

超意訳したらお叱りのコメントをいただいたりしながらも

サッカー好きの方々とネット上で交流するのを楽しませていただきました．

前フリから長くなりました．m(_ _)m

自分はもともとは ベルカンプネ申 の 一神教 だったので，

ネ申がインテルから移籍した1995年からの グーナー で

生まれながらの真正 グーナー からは「お前は グーナー (仮) だ！」と言われそうな グーナー です．

ネ申は加入初年度からインテル時代よりは結果を残しましたが，

1996年にボスが就任してから才能を思う存分発揮できたと思っています．

インテルでくすぶって自信を無くしていた(!?) ネ申のプレーを堪能させてもらったので，

その1点だけでもボスには感謝してもしきれません．

ただ，それだけではなく，ネ申のプレーを見る目的で試合を見ているうちに，

当時のイングランドでは異次元だったボスの展開するフットボールに魅了され，
(マンUには良くつぶされましたが・・・)

やがてネ申 とは関係なく  アーセナル の試合を見るようになりました．

そう， グーナー として少し成長させてもらったような．

FA杯 のタイトルで満足しなければならない近年の成績はとてもツラかったです．

でも，それ以上にボスはツラかったのだと思います．

スタジアム建設により資金が限られる中で主力を放出し続けて

戦力をそろえなければいけない時期があったり・・・．
(本人は苦ではなかった？笑)

全身全霊で情熱を傾けて指導・指揮しても結果が出ない・・・．
(柔軟さに欠け，自分の考えに固執するのがいけなかった？苦笑)

やがて，リスペクトの欠片もない“ WENGER OUT ”のムーブメントが・・・．

全く意味のないことですが，たらればで，

クロエンケ氏ではなくウスマノフ氏が筆頭株主だったなら・・・，

デイビッド・ディーン (デイン)副会長が辞めていなければ・・・，

といろいろ考えてしまいます．

退任発表後数日経ちましたが，いまだに退任が自分の中で消化できず，

今後どうしたら良いか答えが出ていません．

たぶん，これからも グーナー として生きていくと思います．

でも・・・，

クラブ至上主義(!?)の方々からは批判が出るかもしれませんが，

例えば，ルイス・エンリケ氏がコーチになったら

の時のようにクラブを愛せないような気がします．

自分が老害になって，やがて消え，新しい   グーナー が生まれ育つ．

アーセナル は永遠に存在し続ける(と思いたい)．

ロシアマネーやオイルマネーに嫌悪感を抱いた日々．

古き良き(と勝手に思う) アーセナル における  ヴェンゲル劇場 の終焉．

これも自然な時代の流れなのかなと思いつつあります．

お目汚しかもしれませんが，自分の中の整理として今の気持ちを書き殴ってみました．

最後まで読んでいただいた方々，ありがとうございました．m(_ _)m

「  Merci Arsène  」　(Arsenal.com)