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2015年01月27日
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カテゴリ: 模倣犯
これが最後の映画館鑑賞となりました。
この後、DVDでも観てますが、
未だに映画のピースは理解不能です。
しかし、まさか森田監督がこんなに早く逝ってしまわれるとは、
夢にも思っていませんでした。
もしご存命であれば、もう一度中居正広を使ってもらえたかも、
なんて図々しいことも考えたりします。

この次はドラマ「砂の器」の放送当時の感想を。
こちらも重たい作品でしたねぇ・・・。
では。ほとんどピースのことばっかになってますが。
相変わらずネタバレでございます。








「鑑賞4回目」


7月18日、街の方へ出る用事があったので、なんとか時間作って見てきました。うーん、映画館で見るのは最後かな~?
前回とは違うところで見たんですが・・・。実はずっと気になってたけど、やっぱり前に見たとこは画面が暗かったなあ。
色合いが最初のとこと違ってたように思えてしょうがなかったんですね。

さてっと。
いい加減まとめに入らないといけないんでしょうが、とてもじゃないけど自分の中で完結しないよ、この映画は。
肝心のピースのことを、まだつかめないもんなあ、私(~_~;)。
DVDを繰り返し見ても駄目かもしんない・・・(←ちょっと泣き言)。

今回は映画の浩美像も頑張って見るようにしました。
彼自身のことについては原作よりずっと情報量が少なくなってしまったので、俄然津田さんの演技から読み取らないといけない。
もちろん津田さんもそんなことは分かりきっていて、栗橋浩美を表現してくれたことと思います。
原作よりややエキセントリックである反面、家族に対する軽蔑の念や夭逝した姉へのコンプレックスという複雑な感情は一切なし。
じゃあただ犯罪に快楽を覚えるアブナイ奴かといえばそうでもないのね。
見ていると正に「頭の中子供のまま大人になっちゃった奴」という感じがする。
子供の残酷さと、わがままと、我慢の足りなさ。それを抑制することを知らないでここまで来ちゃった。

和明は「ピースは浩美のこと利用しているだけだよ」と言っていたけれど。
よくよく考えてみると、浩美だってピースを利用していただけだよね。
自分自身は、ピースは尊敬できる唯一の友である、なんて信じていたかもしれない。
でも、結局浩美にとってのピースは、自分にできないことや、自分がしくじっちゃったことの後始末を、泣き付けば代わりにやってくれる存在だったわけです。
そこには真の友情は無かったんじゃないだろうか。
だからこそ、本当に浩美のことを考えて、親身になって心配してくれる和明が入ってきた時点で、ピースと浩美の関係は崩れてしまったんだろうな、なんて。
別荘で和明が清原や中村の真似をした時のこと。浩美はピースの反応を気にしてましたよね。
ピースが「はっはっは、似てる似てる」(ちょっとわざとらしかったけどさ^_^;)と言ったら、ほっとしたような顔を見せた。
ピースのために和明をどうこうしよう、じゃなくて、和明のためにピースの態度が気になった。
たぶん、ピースはそれを感じ取ったから、あの後の「どうして僕のレベルに来てくれないんだ」となったんだと思う。

そう考えると、やはりこの別荘での3人のシーンってすっごいキーポイントですよね~。
森田監督がそこを中居クンに任せてくれたのは、ファンとしては嬉しかったりして(^^)。

後はね、もう大画面では当分見れないかも~と、ピースの登場シーンはそりゃもう凝視しちゃってました(^^ゞ。
いまさらだけれど、有馬さんに電話をかけてる時の口調、いいですよねぇ。
TV局にかけてる時や、浩美との会話の時にはない、語尾に息遣いを残す粘っこさ。
セリフにも気をつけていると、すんごく話し方に気を遣っていたんだなあとつくづく思います。
それとこれも今更だけれど、ピースの視線。
観客、つまり見ているこちら側を真っ直ぐ向いた視線ってないんですよ。
普通ドラマや映画では、カメラワークによってそういうシーン、ありますよねぇ。
特に後半、劇中でTVに登場する時でさえ、彼はカメラ目線でコメントすることがない。
スクリーンの中の、更にモニターの中なんていう図においては、普通はあることなのに。
「これは僕のオリジナルです」と告白した時さえ、顔は正面を向いていたけれど目は焦点があっていない。
たった一度だけです。じっと私たちの方を見たのは。言うまでもなく最期のピースサインの時。
TVに出だしてから表情というものを忘れたような感じがしたピースが、あの一瞬だけ真っ向勝負で自分を見せた。

とはいうものの、その見せたかった自分が何なのかはやっぱり分からないのね。
結局ピースはなぜ自爆したのか。自らの死も使命感なんでしょうか? いったいどういう意味を課していたんでしょうか?
ピースが心から欲しかったものって何でしょうね。
「ナゼ人ヲ殺シテハイケナイノ?」という問いの答え?
あの最期の表情には満足感とか安堵感とかを感じたんだけど、その答えは見つかったんでしょうか。
それとも、その答えは赤ちゃんというアイテムを使って、有馬さんに解いてもらおうとしているのでしょうか。

多くの罪を犯したピースを許そうという気持ちは自分の中にはないです。
ましてやいくら中居クンが演じてたからって、いわゆる「ダークヒーロー」なんて風には到底思えない。
それでも一生懸命ピース像を探ろうとするのは、そりゃまあ中居クンファンだからってのは大きいことは認めます。
ただ他にも、分かりそうで分からないことへの好奇心というのはありますね、やっぱり。

「ナゼ人ヲ殺シテハイケナイノ?」ってピースに聞かれたら、
私だったら「自分がやられて嫌なことは人にするんじゃねーよっ」という誰かさんの言葉を投げ返してやりたいけれど・・・。
どうも一笑に付されてしまうような気もするのが、少し怖かったりします。

うーん。大好きな映画じゃないんだけどなー。
「すっごい面白いよ~、おすすめだよ~」と人に言えないのにこれだけ考えてしまう不思議。
あ~、頭がナルトだ~(こんな締めでいいんだろーか・・・)。





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最終更新日  2015年01月27日 20時57分58秒
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